栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」

2018~19年の「2歳勝ち馬評価」について

2018-05-31 10:26:51 | お知らせ

先ほど「望田潤の3歳勝ち馬評価」5/27ぶんまでを2頭更新しました

例年のごとく最後の1ヶ月は更新が遅延、しかも最後は半ばやっつけになってしまいましたが、5月はいつも多忙で申し訳ないですm(_ _)m

お詫びついでといってはなんですが、今週からJRAでも2歳戦がスタートしますが、毎年提供してきた「2歳勝ち馬評価」、今年はお休みさせていただくことになりますm(_ _)m

現状は他の仕事量が増える一方で、全ての2歳戦のVTRをジックリ見て、勝ち馬の血統表の奥まで掘り返す、この作業時間を毎週とるのが負担になってきたというのが主な理由です

そのかわり新馬戦などで目にとまった2歳馬は、時間があるときにブログに付記しておくようにはしますので…もうちょっとヒマになってきたら来年再来年は復活するかもしれません(笑)

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『英ダービー馬父系図』発売開始

2018-05-30 12:47:31 | お知らせ

(以下栗山ブログよりコピペ)
日本産のディープインパクト産駒Saxon Warriorが出走を予定している2018年の英ダービー。その歴史は1780年にまでさかのぼります。
『覚えておきたい日本の牝系100』(競馬道OnLine新書)の著者である平出貴昭さんが全238回の勝ち馬239頭を父系図にまとめました。
英ダービーの歴史のみならず、欧州の血統史を物語る資料とも言えます。馬名から血統表にもリンク可能です。巻末には勝ち馬一覧も掲載。英ダービーの血統資料としてご活用ください。
全17頁、価格は500円(税込)。「血統屋」サイトから電子書籍でお求めいただけます。
http://miesque.com/c00051.html

※「Yahoo!メール」などのフリーメールをご使用の場合、購入確認メールが自動的に迷惑メールフォルダに仕分けされてしまう場合がございますのでご注意ください。IDとパスワードの入力は、コピー&ペーストではうまく行かない場合がございますので、手入力をお勧めいたします。

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△▼△ 平出貴昭の『競馬血統年鑑2017』 △▼△
http://miesque.com/c00046.html
中央、地方、海外、それぞれの重賞結果を血統面から完全フォロー。
各国別リーディングサイアー表、父系図も完備したデジタル時代の究極の一冊。
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5/26,27の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2018-05-29 09:26:27 | POG

安田記念もNETKEIBAさんで出走全馬の血統解説を書いていますので、ご一読いただければ幸いです


http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=40597


■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2017)キングカメハメハ編』で望田潤が推奨したニッポンテイオー(牡3歳)が日曜京都3Rの未勝利戦(芝2400m)を勝ち上がりました。

○ニッポンテイオー(牡・母シルバートレイン)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015105171/
アオイプリンセスの全弟で、ブラックホーク、ピンクカメオ、カウアイレーンの姪。カウアイレーンとは父キングカメハメハも同じ3/4同血の間柄になる。Nureyev≒Sadler's Wells4×4にRobertoが絡み、全体にパワーと機動力でまとめた配合になっていて、牡のほうが更に走りそうなイメージがあるので取り上げた。皐月賞までOKの長めマイラー。(望田)

■土曜東京10R葉山特別 トゥザクラウン(POG・望田)
■日曜東京9RRむらさき賞 エアウィンザー(POG・望田)

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「ブロードアピールの子孫は馬群を嫌がるところがあるので、意外なほど逃げ先行馬が多いのが面白い」と前に書いたことがあります

ワグネリアンの皐月賞をもう一度見直してみると、4角でキタノコマンドールに捲られて、前に出られてからはこれを抜きかえそうとせず、それでゴール前狭くなったようにも見えます

祐一もレース後に「直線の伸びが案外だった」と首を傾げていましたが、もしかすると馬群の一番外を気分よく走ったほうがいい馬なのかもしれませんね

コーナー加速ナンバーワンのコマンドールに捲られなかったら直線もっと伸びたのかもしれず、だとすると、あの敗戦は大きな経験値として陣営や鞍上にインプットされたのではないかと

ちなみにブロードアピールの子孫の脚質別成績をTARGETで見ると、逃げと捲りの成績がエゲツなくて、後方一気はほとんど決まってないです

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第85回日本ダービー回顧~ダービーを勝つということ

2018-05-27 22:55:11 | 血統予想

東京10R 日本ダービー
◎8.ブラストワンピース
○1.ダノンプレミアム
▲5.キタノコマンドール
△6.ゴーフォザサミット
△10.ステイフーリッシュ
今年の牡馬クラシック戦線はダノンプレミアムが典型だが、有力どころにロベルトやデインヒルのパワーが強い中山向きの先行型機動力型が多い。ダノンはエンジンの違いでここも押し切ってしまうかもしれないが、母がグラスワンダー的な配合でこのパワーも表現されており、東京2400より中山2000のほうが2馬身ぐらいは強い馬だと思う。
◎はブラストワンピース。3連勝の内容はいずれも圧巻で、ナスペリオン的なナタの斬れは東京向き。母父キングカメハメハはモズカッチャンと同じハービンジャー黄金配合。しかも本馬はデインヒル≒エラティスのニアリークロス3×3も持つ。母ツルマルワンピースはトライマイベスト=エルグランセニョールの全きょうだいクロス4×3で現役時は1400mで3勝。昨秋のハービンジャー旋風はまだ記憶に新しいが、ハービンジャー自身も3歳4月にデビューし、古馬になって本格化した遅咲きだった。そんなハービンジャーの産駒が3歳春にある程度完成の域に達しついにダービーを勝つとしたら、母がマイラーでかつこれぐらい強力な父母相似配合ではないかと思うのだ。
ステルヴィオとワグネリアンは東京向きだが2400は微妙。スローになったときの○▲の加速力と、流れたときの△の持続力が相手。

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公式ラップは60.8-24.5-58.3、高速馬場におけるスローの後傾戦で、ジェネラーレウーノ以外の先行勢がみんな残ったレース

ただ上がり3F特化というよりは4Fの競馬になったという感じで、だから逃げたエポカドーロもこれを交わしたワグネリアンもゴール前は失速気味でラスト1Fは12.2、でも後ろから差してきたのもエタリオウだけという、ちょっと摩訶不思議なレースでもありました

ゴーフォザサミットのような持続力の差しでは上がりが速すぎて反応できず、キタノコマンドールのような回転特化の差しではゴール前で脚色が鈍ってしまうという、そんな微妙なゾーンに落とし込んだ戸崎の逃げも巧かったというべきですかね

振り返ると、ワグネリアンに◎を打ったのは東スポ杯だけで、ディープインパクト×キングカメハメハはいろんなタイプが出るオールラウンドな配合ですが、この馬は母母のところにもナスキロ血脈が強い(Ack AckやSecretariat)のでしなやかストライドで走るタイプに出ました



そして短距離の追い込みでならしたブロードアピールの孫で、やや後肢高の体型も半ばマイラーっぽくて、だからずっと大箱1800最強説をとなえてきました

そんなわけで弥生賞と皐月賞のパフォーマンスは概ね想定どおりで、ここは舞台が東京に替わるプラスと距離が更に延びるマイナスで、まあ皐月賞からプラマイゼロの評価かなあ…という無印

皐月賞と同じぐらいスタミナを問われないレースになり、東京に替わったぶんだけパフォーマンスを上げることができたわけですが、なによりもこの前残りにおいて、大外から好位を取りにいった福永祐一の意思が大きかったのは言うまでもない

皐月賞では後方からいって脚を余し気味の5着、そしてダービーでは歴史に残る向正面押し上げで勝ちきったレイデオロ

弥生賞と皐月賞では追い込み届かず、そしてダービーでは出していってかかり気味になるのを必死になだめ、ノリらしからぬ不細工な泥臭い競馬で勝ちにいったワンアンドオンリー

ダービーはテン乗りで簡単に勝てるレースではなく、何度もコンビを組んで酸いも甘いも嚙み分け、「いい負け方」を経験してきた人馬に競馬の女神は微笑む

言い方を変えれば、何度もコンビを組んできて苦楽を共にしてきたから、大一番で最高のレースができる

「福永祐一がガツンと持っていかれる馬や、持っていかれるのを恐れて後方で押さえ込んでしまう馬は、エンジンが凄い証左でもあるので、後に大きなレースを勝つことが多い」というのが昔からの持論です

彼が失敗するのはたいていG1級のエンジンを制御しきれなかったときで、G1級の馬で失敗するので目立ってしまうのですが(^ ^;)、たとえば最終レースで人気馬に乗ったときはそこまでエンジンが凄くないので、ほんとにソツなく上手に乗るんですよね(でないと毎年リーディング上位にランクされるほど勝てません)

ワグネリアンも2歳時は道中うなりすぎるような追走やったんですが、弥生賞後のインタビューで祐一は「折り合い面については進境が見られた」と語っていました

ビッグアーサーやリアルスティールは500キロ超、ジャスタウェイやエピファネイアも480~500キロ近い牡馬で、必ずしも体重がエンジンやパワーと正比例するものではないですが、「祐一は450キロの牡馬ならば」とクレバーさんが言うのも納得

極限の上がり勝負となった新馬戦でヘンリーバローズを差し切った“ハッとする脚”、弥生と皐月で折り合いに関する不安を払しょくし、4番人気の450キロのワグネリアンならば、大一番で意思を持って出していける

おそらくワグネリアンとエポカドーロがこの先2400級の大レースを勝つことはないだろうし(ずっと1800ベストという評価をしてきた私としては、まだそれぐらいは言いきりたい)、そういう意味ではイスラボニータとサトノラーゼンとジェニュインが毎日王冠で叩き合ったようなレースやったとも思います

でもレースが終わってこうやって回顧を書いていると、やっぱり今年のダービーを勝つのはワグネリアンしかいなかったんかなあ…と、そんなふうに思えるのもザ・ダービーなんですね

「ワグネリアンなんてこないよ~」と言ってた人が掌を返し、「祐一おめでとう!」とウイニングランでもらい泣きする、こんなベタが成立するのもダービーだからで、はい私もジンワリ泣きました(笑)

先行3頭が止まらないとカベになってしまうパターンで、ダノンプレミアムとブラストワンピースは直線スペースがあればもう少しやれたかもしれませんが、どちらも今後大きなレースで活躍できる馬やと思うのでね、今日はダービーを勝った人馬を祝福して終わりにしたいです

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日曜のボツ予想~本格化ハーツクライを東京で

2018-05-27 10:28:45 | 血統予想

愛2000ギニーを勝ったRomanisedは単純明快な緊張&緩和の好配合で、3代母Seasonal PickupがNearco4×4、そこにWar Admiral3×4のAllegedとDiscipliner4×4のIndian Ridgeが配されて、Nearcoのクロスを2世代塩漬けにしておいて、満を持してNorthern Dancer3×3のHoly Roman Emperorが投入された





自身は絵に描いたような「3/4Northern Dancerクロス」で、それをFanfreluche≒The Minstrelのニアリークロス3×4でビシッとまとめており、Fanfrelucheはカナダのスーパー名繁殖でノーザンテーストともニアリーですよね

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ダービーというのは一つの節目であり総決算ですから、レース前夜ともなるといろんな人が、鋭い切り口や染み入る語り口で予想を展開しています
ダービーでカッチョイイ予想ができるかどうかは、この一年間走りつづけてきた3歳馬たちとどれぐらい向き合ってきたか、というところと直結すると思うのでね
カッチョよく当てたいレースであり、カッチョよく外したいレースです



土曜の京都芝は外差しがきかず、逃げた馬は[4-0-1-1]、内訳は1人気1着、5人気3着、7人気1着、8人気10着、6人気1着、9人気1着
安土城はStorm Catが強い体型とナスキロ柔い体質で大箱1400ベストと言いつづけてきた◎モズアスコット
前走でルメールがジワリと出していって好位で折り合わせた後だけに、坂井瑠星が好位のインでなだめて乗れれば取りこぼしはないだろうと
マイラーズCでも4角から持ったままで後続を離しにかかったように、Miswaki4×3でHopespringseternal≒Terlingua5×4・4ですから京都外を下るのは巧い馬です

▲アポロノシンザンはバクシンオーにHaloとStorm CatとMr.Prospectorが入って、柔くなりすぎてスプリンターにはならず1400型になったという馬
前がきれいに伸びるフォームだし京都外1400はベストコースの可能性があり、ここは主張すれば外枠のトウショウピストは引いてくれるのでは
○コウエイタケルはPOG推奨馬で、ステイゴールドにDeputy MinisterとBustedとShantung(Barley Corn)が入る黄金配合
1200だと中団ぐらいになってしまうことも多いんですが、1400では好位差しで概ね安定、松山くんがイン好位を取ってしまえば非常に展開有利です



むらさきは欲をいえばもう1Fほしい気はしますが◎ハギノアレスで
Vaguely Nobleと同牝系で4代母はHyperion4・5×4・4、こういうハーツクライが古馬になって後ろが強靭になって、連勝街道に乗って東京芝中距離に出てくれば◎です
東京1800になってパフォーマンス上げそうな○ミッキーグローリーと前走の斬れ味が光った▲コーカス本線で

他のレースはこれから考えますが、「厳選予想 ウマい馬券」では日本ダービーと目黒記念と白百合Sを予想していますので、日曜もよろしくお願いします
ダービーを現場で観ないのは何年ぶりかな、今日はウインズにも出向かず、自宅でセリ関係やクラブ関係の仕事を消化しながら発走を待ちます

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土曜のボツ予想~外枠アキトと夏リスト

2018-05-26 10:24:59 | 血統予想

所用で火曜からひだか町方面に出向いてたんですが、ついでに休養中のガンコに会ってきました(・∀・)
相変わらず無駄肉がつかない体質で、相変わらず大人しい馬です







帰りにちけさんオススメの「柳ばし」へ
千歳で大人気の定食屋さん、看板のメンチカツ美味かったです(・∀・)

欅はこの人気なら◎アキトクレッセントで
1400はベストだし、人気どころがやり合うのを見ながら、ギャラクシーのように外差しできれば面白い
ちなみにこの馬、1~4枠は[1-1-1-8]、6~8枠は[5-0-1-1]、外枠で揉まれなければギャラクシーやクリスマスのように差すケイバでもOKなんですよね(5枠は出走なし)





「今日の春リスト」は京都7◎バレーノロッソ
重賞3勝イタリアンレッドの仔ですが、母はアウトブリードで自己主張が強くないのでわりとノヴェリストっぽい中距離馬
1月京都でシンガリ負け→5月新潟で一変というのはいかにもですが、今日の京都は30℃近い最高気温、ノヴェリストらしいパワーとピッチで走るのでむしろ内回り向きやと思うし、岩田が好位で立ち回りそう
Habitat走法○メールドグラースが京都内2000なら小倉のような捲りでいけそうで相手一番手
ちなみに最新のノヴェリスト産駒月別成績



「厳選予想 ウマい馬券」では葵Sと朱雀Sと葉山特別を予想していますので、今週もよろしくお願いします

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NETKEIBAにて「日本ダービー血統診断」を書いてます

2018-05-22 17:10:51 | 血統予想

NETKEIBA「G1ドキュメント」にて、「日本ダービー血統診断」と題して、出走予定18頭の血統解説を書いていますので、ご一読いただければ幸いです
http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=40524

今年産まれたツァーリーナ18の近影が上野さんから届きました
二冠馬Justifyと同じYarn=Preachの全姉妹クロスです(・∀・)



今日は朝イチの飛行機で帰札、その足でトレーニングセールに顔出してきましたが、知り合いが配合を考えた馬で、「望田潤のPOG好配合リスト」でも取り上げたメジロアリエル16が1000万円で落札されたのでよかったよかった(・∀・)
見てのとおりヤマニンパラダイス≒Green Desertの3/4同血クロス2×3、実馬は配合のイメージどおりで、これぞラトロ肩というゴツゴツした歩様でパドックを周回していましたが、ダートや洋芝向きのスプリンターでしょう
これに併せ馬で楽々先着したプルピットレディ16の動きも目につきましたよ



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5/19,20日の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2018-05-21 14:50:32 | 共有クラブ

『一口馬主好配合馬ピックアップ(2016)』で栗山求が推奨したシングシングシング(牝3歳)が日曜東京1Rの未勝利戦(ダート1400m)を勝ち上がりました。

★グリーンファーム愛馬会
父ヨハネスブルグ
母シンギングセンセーション(コロナドズクエスト)
牝 募集価格:1000万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015109077/
半兄アースゼウス(父 Officer)は兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)4着馬。ダート短距離で4勝を挙げて準オープンに在籍しています。2代母 Court Reception は Weekend Surprise≒コニーノーズ2×2で、本馬はそれを継続する形で Narrate≒Court Reception 4×3です。さらに、Myth≒コロナドズクエスト2×2ですから、かなり野心的な父母相似配合です。サンデーサイレンスが入らないヨハネスブルグ産駒はスプリンターやダート馬に出がちですが、アースゼウスの下ですからおそらくそのようなタイプになるでしょう。5月生まれの牝馬ということで価格は1000万円。安めの設定ながらコツコツ稼いでくれそうな魅力があり、一発の可能性も感じます。(栗山)



『一口馬主好配合馬ピックアップ(2016)』で望田潤が推奨したジャスパーゲラン (牡3歳)が火曜金沢9Rの未勝利戦(ダート1500m)を勝ち上がりました。

★ノルマンディーオーナーズクラブ
父フレンチデピュティ
母レーヴドゲラン(リアルシャダイ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/000a0136ca/
牡 募集価格:1120万円
ハクサンムーンのイトコ。フレンチデピュティ×リアルシャダイはアドマイヤジュピタと同じ。本馬はNorthern Dancer4×6・7、Bold Ruler4×6、Eight Thirty≒Good Example≒War Relic5・6×7・7、Blue Moon≒Nothirdchance4×5などをクロスする父母相似配合になっていて、募集コメントにあるように父フレンチデピュティによく似た体型体質をしているのがポイント。ダートや道悪や洋芝に向いた長めマイラーで稼ぎ場所に困らないタイプで、いかにもこのクラブらしい実用的な馬と言えるでしょう。ちなみにノルマンディーの募集馬でフレンチデピュティの血を引く馬は
ブラゾンドゥリス(5勝現役)
ルールソヴァール(4勝現役)
オルレアンローズ(3勝現役)
シュヴァリエ(3勝)
キャラメルフレンチ(1勝現役)
エーデルメイシュ(1勝現役)
グレイスフルワード(1勝)
ピッツネイル(交流3勝,障害1勝)
グロリアスヴァレー(未勝利)
と、実によく走っています。ルールソヴァールは3年前に栗山さんがピックした馬でもありますが、その全兄はダート王のサウンドトゥルー。ともに岡田スタッドの生産馬です。(望田)



土曜京都9RメルボルンT ドレーク(一口・望田)
土曜東京12R1000万下 キョウワゼノビア(POG・望田)
日曜新潟12湯沢特別 シュエットヌーベル(一口・望田)

シングシングシングが勝ち上がったので「母系にA.P.Indyが入るヨハネスブルグ産駒は出走3頭中2頭が勝ち馬」というツァーリーナ18追い風データを上野さんに送っておいたんですが、これ栗のピックやったんですね(^ ^;)

ジャスパーゲランもドレークもシュエットヌーベルも知り合いが何人も持ってるのでよかったですが、ここで「フレンチデピュティを持つノルマン馬」の最新データを(絶不調と言われる3歳世代でも3頭出走で2頭が勝ち馬)
石塚さんはジャスパーもシュエットも持ってるので、今夜のナスキロ会は祝勝会でもあります(・∀・)

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第79回優駿牝馬回顧~天才少女、眩しすぎる

2018-05-21 09:59:19 | 血統予想

東京11R オークス
◎13.アーモンドアイ
○2.ラッキーライラック
▲6.オールフォーラヴ
△3.マウレア
アーモンドアイは桜花賞の頃よりマイラーっぽい肉付きになってきたようにも見えるし、総合的にみて1800mぐらいがベストだと思うが、折り合いはつく馬だから少なくともハープスターぐらいは斬れるだろう。天才少女が意外に苦しみながら勝つところを観たい。
ラッキーライラックはオルフェ産駒としてはベストに近い配合だとほめてきた。母系にシアトルスルーが入ってオルフェ産駒にしてはストライドで走るほうだから、東京2400でもこれまでと同じレースで同じぐらいのパフォーマンスは出せるはず。
忘れな草のオールフォーラヴはややデキ落ちに見えたが、それだけに厳しい流れを勝ちにいって勝ちきったのは評価できる。奥のある素材なのはたしかだし、和田とも手が合うタイプだけに一角崩しの期待。
マウレアは全姉アユサンほどマイラーっぽい体つきや加速ではないので、クイーンSでHペースを追いかけたら苦しくなってしまった。オークス向きだと言いつづけてきたのでここは馬券にしたい。
サトノワルキューレも奥の深さは感じるが、斬れ味や瞬発力よりも持続力粘着力に長けた血統で、それで出遅れて最後方から差し切りということは、フローラSはちょっと相手が軽かったという見立てもできる。リリーノーブルは牝系が大レースと縁がないので、桜花賞以上がのぞめるかどうか。

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終わってみれば桜花賞上位馬が掲示板を独占し、ここもロードカナロアとルーラーシップとオルフェーヴルの娘が1~3着

今月はダービーやオークスに関する原稿依頼をいくつかいただいたんですが、「新進種牡馬のロードカナロア、オルフェーヴル、ルーラーシップについて、産駒が東京2400でどうなのかを中心に書いてください」というような、同じようなオーダーが多かった

そして原稿を書いてみると、アーモンドアイもラッキーライラックもリリーノーブルも1800~2000mあたりがベストで、レーヌミノルやレッツゴードンキやアユサンのようなプリプリのマイラーではないので、2400mに延びるのはプラスはないがこなせるでしょう、というような、距離適性に関してはつまらない書き方しかできませんでしたね

離して逃げたサヤカチャン以外はいつものスローのオークスで、桜花賞上位馬が1800mのレースをつくって桜花賞を再現したというオークスになりましたが、能力が高くストライドで走れる1800型が上位を形成する年は、桜花賞とオークスは最も直結しやすいでしょうね

アーモンドアイは内の桜花賞2,3着馬を見ながら、出たなりで自然とこのポジションになったという感じで、まあカナロア産駒は気性が穏やかなのもあるんですが、少なくともアーモンドアイとステルヴィオに関していえば1600mより1800mのほうがペース的に追走が楽に見えます(ただどちらも、3歳になってだんだんマイラー側に寄ってきたのかなという肉付きにはなってきている)

直線はアーモンドアイだけが別次元の弾け方をしたのも桜花賞と同じで、しかしこの馬は、あれやっぱりロードカナロアのマイラーかいなというウサギのようなフォームでビュンとトップスピードに乗り、スピードに乗ってからはなるほどNureyevやナスペリオンやというストライドでそれを持続する

アーモンドアイの口取りに外れたネコマチさんたちと競馬場で落ち合い、パドックをかぶりつきで見ながら話した感想は
「リリーはマイラーではないね」「ラッキー仕上げ満点」「マウレアはたしかに淋しく見えるけど、こんな馬やから姉ちゃんより距離はもつ」「オールフォーラヴとレッドサクヤ、あのゴトゴトした前がRibot肩です」「トーホウアルテミスの後ろ、これが未完成ハーツの典型」「ワルキューレの後ろの可動が凄い」「アーモンドは適度に前がラトロで、体質はやっぱり一番」「ロサグラウカは思った以上にバラ一族」

距離適性で甲乙がつけられないのならば牝系でつけるしかないので、未だ重賞未勝利のバプティスタ牝系のリリーノーブルは、ここもラッキーライラックを逆転するのは難しいのではないか、というのが予想のキモでしたが、そういう意味では桜花賞組は強かったというより、リリーノーブルは私が思ったより強かった

Kingmambo父系(ルーラーシップ、キングカメハメハ、エルコンドルパサー)×バプティスタ牝系の組み合わせは100%に近い確率でオープン級が出るニックスで、その根拠は何度か書いてきたので過去エントリを掘ってください

ラッキーライラックは桜花賞で出していって勝ちにいったのは正しい乗り方やと私は書きましたが、あれで勝ったのならともかく負けた後だけに、石橋脩としてはここはリリーノーブルの直後が取れればそれでいいか…という頭だったのだろうし、それで悪くないレースができたと思います

でも姉のラルクや近親のミッキーアイルやテイエムジンソクの勝ったとき負けたときのレースと重ね合わせてみても、フォーティナイナーの父系でステラマドリッドの牝系に属するライラックスアンドレースの仔は、行儀よく好位差しするよりは、パワーとスピードでアメリカンにゴリ押ししたほうが勝ち味がある、とは言えるんじゃないかと

これからもトップクラスで走りつづけるであろうラッキーライラックの競走生活において、この敗戦をどう受け止めどう糧にするか、というオークスだったんじゃないかと思います

マウレアとサトノワルキューレはアーモンドの直後という狙ってたポジションで狙ってた競馬、それでウサギになった瞬間にアッという間に置いていかれた

パドックを見るとアーモンド以外で一番目についたのはワルキューレで、あんなふうに歩ける馬はなかなかいないと思うし、血統的にもまだまだ奥があるはずで先々が楽しみだとレースが終わってからもそう思います

でもやっぱりビュンと一瞬の速い脚で差すタイプではないし、本当にトップクラスに完成するのはもっと前で受けて持続力を活かせるようになったときやと思うし、そんなワルキューレが最後方一気でまとめて差しきってしまったということは、このオークスの結果を見てもフローラSはメンバーが一枚落ちだったというべきかと

オークス後は栗山さんたちと府中で痛飲したんですが、くたびれたオッサン4人が昭和の昔話でひとしきり盛り上がった後、「石塚さんや佐藤ワタルさんみたいな、あれぐらいの世代の若い人は凄い人が多いねえ…」と7杯目のトマトサワーを片手にしみじみ

快晴の競馬場のスタンドから観た2018年オークスは、天才少女がウサギになってNureyevになって弾けて斬れるさまは、くたびれたオッサンにはあまりにも眩しすぎて、思わず目をそらしたら隣でネコマチさんが立ち上がって絶叫してました

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日曜のボツ予想~気温とともにジワジワ上昇ノヴェリスト

2018-05-20 09:06:34 | 血統予想

オペラハウスはサドラー直仔のキングジョージ勝ち馬ですからスタミナとパワーは保証付き、しかし母父が体質の硬さを伝えるHigh Topで(シェリール産駒やジェドゥーザムール一族のような硬さね)、動きが重くて体が硬い産駒も多く出しました
TARGETによるとJRAでの勝ち馬率は30%に満たず、ようするにアベレージより飛距離の種馬やったんですが、この硬肉をNasrullahで柔らかく煮込んであげると、テイエムオペラオーやメイショウサムソンのようにしなやかに全身運動できてスタミナとパワーにも富む大ホームランが出たのです



オペラオーの場合は母母NouraがKey to the KingdomとSir Gaylordを通じるナスキロクロスですでに柔いんですが、和田が追って追って全身がしなる美しいフォームは明らかにBlushing Groom譲りで、行っても差しても、良でも雨でも、府中でも中山でも、いつどこでもどんなときでも全身をしならせストライドを伸ばしてくる名馬でした
しkしBlushing Groomの血を引く馬はなぜか、オペラオーもヤマニンゼファーもサクラローレルもマヤノトップガンも、ラムタラもバゴもファンタスティックライトもバイアモンもクロコルージュも、そしてBlushing Groomの近親アグネスデジタルも、種牡馬としては今一つスピードを伝えにくい傾向があるのが残念ですね

高田城は◎アルパーシャン
キングカメハメハ×サンデーサイレンス×トニービン×ノーザンテーストまでドゥラメンテと同じで、当然のごとくナスペリオン的重厚ストライドが武器
戦歴を見てのとおり、大箱1600~1800でタフな馬場で上がりがかかったときにベストパフォを発揮しています
前走は1200を5回使った後だけに終始かかり気味、しかも直線では狭くなったし、そもそもレース上がりが10.5-11.8では出番なし
新潟芝もかなりタフになってきているので、ここは狙いが立つかと





もう一頭穴で狙いたいのが▲グリトニル、母がAureole5×5・6だけに馬群に入るとアウトな性格で、ここは大外を引いたので手を出してみたくなる
昨年9月の札幌でも大外枠というだけで◎にしてみたんですが、あのときは外から捲りきられて戦意喪失してましたからね



上のように、ノヴェリスト初年度産駒は5月に入りベタ買いプラスにまで成績を上げてきていており(おそらく夏の洋芝はもっと熱い)、土曜も京都でワンツー決めてましたが、京都4は◎ダノンパンサーが面白い
10月京都の新馬でグレイルやストーミーバローズやレイエスプランドルの5着と脚を見せたあと、1~2月はともに5秒以上離される大敗、ここまでの戦歴はノヴェリスト産駒の典型といえるもの
ちなみにノヴェリスト牝駒は全7勝中5勝が1600m以下で、中でも[3-6-0-23]の1400mが最も成績が良く、体型的にもこれぐらいの距離が合いそうなだけに激変があるか



NETKEIBA「ウマい馬券」と競馬道OnLine「BLOOD穴ライズ!」ではオークスと下鴨Sと調布特別を予想していますので、日曜もよろしくお願いします
今日はオークスを観に府中へ、夜は栗山さんたちと一杯やるので回顧は月曜になります

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