栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2019-2020」

競馬道OnLine「BLOOD穴ライズ!」、NETKEIBA「ウマい馬券」12/1,2

2018-11-30 18:18:52 | 血統予想

3月に発売された『パーフェクト種牡馬辞典 2018-2019』(自由国民社)の関連企画として、同書の編集を担当した競馬道OnLineのサイトにて、「栗山求、望田潤 今週のBLOOD穴ライズ!」という新コーナーがスタートしています
12/1,2は望田潤の担当。よろしければご覧ください(前夜18時公開です)


http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」も通常どおり、1日3Rアップします


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop

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11/24,25の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2018-11-27 17:58:59 | POG

『ディープインパクト好配合リスト(2018)』で望田潤と栗山求がダブル推奨したウーリリ(牡2歳)が日曜京都5Rの新馬戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

ウーリリ(牡・母ウィキウィキ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104415/
マカヒキ、ウリウリ、エンドレスノットの全弟。ディープ×フレンチデピュティはJRAに36頭が出走しショウナンパンドラやカミノタサハラなど28頭が勝ち馬となっており、高率かつ長打も出る配合だ。本馬は兄姉よりちょっと生れが遅くなったが、母系にBold Ladが入り、ディープ産駒としては牡のほうが走る配合なのでピックしておきたい。(望田)

◎ウーリリ(牡・母ウィキウィキ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104415/
マカヒキ(日本ダービー、ニエル賞、弥生賞)、ウリウリ(京都牝馬S、CBC賞)の全弟。「ディープ×フレンチデピュティ」はニックスで、本馬の全きょうだい以外に、ショウナンパンドラ、カミノタサハラ、アンジュデジール、ボレアスといった重賞勝ち馬を出している。母にサザンヘイローが入るパターンはサトノダイヤモンドと同じ。馬のデキが良ければ兄姉と同様の活躍が期待できる。(栗山)

『一口馬主好配合馬ピックアップ(2017)』で望田潤と栗山求がダブル推奨し、『ディープインパクト好配合リスト(2018)』で望田潤が推奨したレッドベルディエス(牝2歳)が土曜東京2Rの未勝利戦(芝1600m)を勝ち上がりました。

★東京サラブレッドクラブ
父ディープインパクト
母レッドファンタジア(Unbridled's Song)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104671/
牝 募集価格:4200万円
ディープインパクト×Unbridled's SongはダノンプラチナやサイレントソニックなどJRA出走7頭全て勝ち上がり。またディープインパクト×アジアンミーティア(Unbridled's Songの全妹)の組み合わせもJRAに6頭が出走しダコールやブランボヌールなど4頭が勝ち馬となっています。またディープインパクトとStorm Catの組み合わせは他の部分でパワーの血を補わないと非力になりすぎるところもあるので、その点で3代母Phone Chatter(BCジュヴェナイルフィリーズ)が持つMr.Busher≒Busanda4×4や、UnbridledとCaroとStorm Catを通じてWar Relic≒Eight Thirtyのニアリークロスがあるのは好感。ダノンプラチナのイメージやディープ×Storm Catのイメージと重なる大箱向きマイラーで、450キロぐらいまで成長すれば桜花賞路線で楽しめそうです。(望田)
【8月2日追記】
「ディープインパクト×Unbridled's Song」の組み合わせは、出走した7頭すべてが勝ち上がり、そのうちの1頭ダノンプラチナは朝日杯フューチュリティS(G1)を制して2歳牡馬チャンピオンとなりました。Unbridled Songの全妹アジアンミーティアもディープインパクトと相性が良く、新潟大賞典(G3)を勝ったダコール、その3/4同血でキーンランドC(G3)、函館2歳S(G3)を勝ったブランボヌールが出現しています。母レッドファンタジアはインランジェリー(米G1スピンスターSなど重賞3勝)の3/4妹で、2代母Cat ChatはナッソーカウンティS(米G2・ダ7f)を勝ち、3代母Phone ChatterはブリーダーズCジュヴェナイル(米G1・ダ8.5f)を制して米2歳牝馬チャンピオンに選ばれた名牝。きわめて質の高いファミリーに属しています。2歳戦から活躍が期待できる好マイラーでしょう。(栗山)

レッドベルディエス(牝・母レッドファンタジア)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104671/
全姉レッドベルローズは期間内2勝(フェアリーS3着)。3代母Phone ChatterはBCジュヴェナイルフィリーズに勝った北米2歳女王。全姉より生れが1ヶ月以上遅いが、馬の出来は見劣らない。ディープインパクト×Unbridled's Song(アジアンミーティア)の組み合わせはJRAに19頭が出走し、ダノンプラチナ、ダコール、ブランボヌールなど15頭が勝ち馬とハイアベレージ。(望田)

『ディープインパクト好配合リスト(2018)』で望田潤が推奨したサトノルークス(牡2歳)が土曜京都4Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

★サトノルークス(牡・母リッスン)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104659/
タッチングスピーチやムーヴザワールドの全弟で、当書籍ではおなじみディープ×リッスン。リッスンはフィリーズマイル(英G1・芝8F)に勝ち、リッスンの全姉SequoyahはモイグレアスタッドS(愛G1・芝7F)に勝ち英愛2000ギニーのHenrythenavigatorを産んだ。ピカピカの良血で代々の配合も良いが、母父がSadler's Wellsそのものというのが完成の遅さや高速馬場適性の低さにつながっている感はある。血統そのものは素晴らしいとほめるしかないが。(望田)

土曜京都11RラジオNIKKEI杯京都2歳S3着 ワールドプレミア(ディープ・望田&栗山)
土曜京都12R1000万下 エントシャイデン(ディープ・望田)
日曜東京8Rオリエンタル賞 サトノキングダム(ディープ・栗山)
土曜京都9R白菊賞 ラヴズオンリーユー(ディープ・望田&栗山)

明日帰札しますが、ちょっと多忙なのでコメントはまた別の機会に…
昨夜は浅草の名店「冨味屋」で第○会ナスキロ会、MahmoudさんがJC出走馬の全頭ラップを配布してスタート、23時までワイワイ飲んで語ってといういつものナスキロ会でした(・∀・)みなさまお疲れさまでした

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「重賞レース血統診断」チャンピオンズC、ステイヤーズS、チャレンジC

2018-11-26 09:17:19 | 血統予想

NETKEIBAさんにて「重賞レース血統診断」と題して、基本的にはG1は全出走予定馬、G2G3は上位人気が予想される5頭の血統解説を書いています(毎週日曜夜更新)


https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=41820

今週はチャンピオンズC、ステイヤーズS、チャレンジCを書いていますので、よろしければご一読ください。よろしくお願いします

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第38回ジャパンC回顧~Specialな3/4同血クロスの破壊力(2)

2018-11-26 08:38:38 | 血統予想

東京11R ジャパンC
◎9.シュヴァルグラン
○3.サトノダイヤモンド
▲1.アーモンドアイ
△11.スワーヴリチャード
×4.サトノクラウン
注8.キセキ
注10.ガンコ
キセキの逃げは前半速いというより全体に緩みがない。一瞬の速い脚はないが持続力あるストライドを活かそうという鞍上の意識を感じる。JCは牝馬の斬れが強いレースだが、17年や14年のように緩みないペースで流れると男馬が上位独占しており、シュヴァルグランにジャスタウェイとトニービンの血を引く馬が連対している。ここも川田がトニービンのゾーンのレースにするとみて印を決めた。
スワーヴの巻き返しももちろん期待しているが、この馬はピラミマの仔だから2000ベストというのが私の考え。2400なら◎シュヴァルグランでいくのが一番筋が通っている。サトノダイヤモンドはフランス遠征以降では今回の追い切りが一番よく見えるが、持続戦の穴はサトノクラウンとガンコに決まっている。

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例によって1~3着の血統については、NETKEIBAの全頭血統解説より再掲します

アーモンドアイ
母フサイチパンドラはエリザベス女王杯勝ち。3代母Sex AppealはEl Gran Senorやトライマイベストを産んだ名繁殖。本馬はトライマイベスト≒ロッタレースの3/4同血クロス5×2を持ち、父のしなやかさと母のパワーを足して割ったような体質がとにかく絶妙だ。だんだんマイラーっぽい肉付きになってきたようにも見え、ベスト距離は1800~2000mだろうが、京都内回りよりは東京のほうが間違いなく差しやすい。JCは牝馬が強いレースでもある。(距離○スピード◎底力○コース◎)

キセキ
母母ロンドンブリッジはファンタジーSに勝ち桜花賞2着。繁殖としてもダイワエルシエーロやグレーターロンドンなどを産み優秀。天皇賞と毎日王冠では積極策で3着に踏ん張ってみせた。これで東京と外回りでは[3-1-3-1]で、父ルーラーシップ似の長手体型と重厚ストライドは大箱向き。距離が2400mに延びるのは歓迎だし、ここもあまりペースを緩めず、後続に脚を使わせる先行でいきたい。(距離◎スピード○底力○コース◎)

スワーヴリチャード
バンドワゴンの下で、母父Unbridled's Songはトーホウジャッカルやダノンプラチナの母父。ハーツの男馬らしい成長曲線を辿り、早期から素質を見せつつ古馬になって本格化。後駆がパンとして先行したり早めにスパートできるようになった。「父スタミナ×母スピード」だから先行前受けが理想。母母キャリアコレクションはBCJフィリーズ2着のマイラーで、2400mもOKだがベストは2000mとみる。(距離○スピード○底力◎コース◎)

毎日王冠から復活したキセキと川田のコンビは、走るたびにお互いの理解を深め合ってきて、秋天の逃げも素晴らしかったけれど、ここでもっと凄い逃げが見られるんじゃないか…という期待は膨らむ一方でした

キセキの持ち味を全開させるようなレースを川田がつくりあげるとすれば、同じような持ち味の馬たち、トニービンの血を引く男馬たちの持続力がモノを言うようなゾーンのレースになるのでは…というところが私の着地点

それだけにクレバーさんや石塚さんがミッキースワローの追い切りを絶賛していたのは気持ち悪かったし、案の定パドックでも凄い体で周回していたので、トニービン馬券に追加したくて仕方なかったのですが前日予想で無印なので自重しました(^ ^;)

2着がルーラーシップ、3着4着がハーツクライ、5着が母父ジャングルポケット、魂の逃げでトニービンの男馬がHyperionを振り絞れるゾーンに持ち込んで、トニービンが2~5着を独占したのに、それらを寄せつけず驚異的な時計で2400mを駆け抜けていった天才少女

「トニービンのゾーンのレース」と書きましたが、ゴール前でHyperionを振り絞るようなレースになればなるほど、ポジションが前にいるほうが先着するのは当然です

またこれだけ時計が速いと追走能力で振り落とされていくので、12Fが最も得意という馬は4角でHyperionを振り絞れるポジションにいられないし、追走で疲弊してしまうという面もあったでしょう

だから2400ベストの馬よりも、秋華賞や秋天や大阪杯で勝ち負けできる2000>2400の馬のゾーンのレースでもあったかと(私もシュヴァルグランがスーパークリークに見えました…)

いずれにしても血統屋が血統で予想しうる範ちゅうのレースというのは、ふつうの常識の範ちゅうのG1ということですから、「なのにの名馬」はいつだって、そのゾーンを超越して歴史に名を刻んでいく

アーモンドアイの配合については何度も書いてきたし、先週ステルヴィオがマイルCSを勝ったときと同じような話にもなるのですが、発売中の『サラブレ』12月号でも「キングカメハメハ系の配合のセオリーとは~アーモンドアイとステルヴィオのド鉄板配合を見よ!」と題して書かせてもらってます

第35回マイルCS回顧~Specialな3/4同血クロスの破壊力
https://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/0f1cd7962dcd18462f5b72f9b5f5e0dd








というわけで簡単にまとめると

・アーモンドアイはトライマイベスト≒ロッタレースの3/4同血クロス5×2
・レディブラッサムはSecretariat=Syrian Seaの全きょうだいクロス3×4
・キングカメハメハもロードカナロアもアーモンドアイも、血統表の3/4でNorthern Dancerの血をクロスし、1/4だけはNorthern Dancerの血が入らない「3/4Northern Dancerクロス」

┌Northern Dancer
トライマイベスト
└Sex Appeal

 ┌Northern Dancer
┌○
ロッタレース
└Sex Appeal

「全きょうだいクロスと3/4同血クロス」「緊張と緩和」、配合史的視点で語るのならば、これで必要十分であり満点です

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競馬道OnLine「BLOOD穴ライズ!」、NETKEIBA「ウマい馬券」11/24,25

2018-11-24 08:42:51 | 血統予想

昨夜は馬主さんとミーティング後、高田馬場「はちまん」へ
予約必須の人気店ですが、焼鳥も刺身もさすがに美味い(・∀・)



3月に発売された『パーフェクト種牡馬辞典 2018-2019』(自由国民社)の関連企画として、同書の編集を担当した競馬道OnLineのサイトにて、「栗山求、望田潤 今週のBLOOD穴ライズ!」という新コーナーがスタートしています
11/24,25は栗山求の担当。よろしければご覧ください(前夜18時公開です)


http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」は通常どおり、1日3Rアップします(京都2歳Sとカトレア賞と京都12Rの予想を入稿済)

http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop

昨日から東京入りしておりますが、いろいろ多忙でボツ予想はお休みということて…

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「一口好配合ピック」ロードから計4頭ピック

2018-11-22 10:59:45 | 共有クラブ

おかげさまで本年も好評をいただいている「一口馬主好配合馬ピックアップ(2018)」、昨日ロードサラブレッドオーナーズから栗山が2頭、望田が3頭、ダブルピックが1頭いますので計4頭ピックしました。よろしくお願いいたします

現在シルク(19)、キャロット(16)、東サラ(7)、ジーワン(6)、ウイン(4)、ロード(4)、グリーン(3)、ユニオン(3)、ラフィアン(3)、ニューワールド(2)、ノルマンディー(1)、友駿(1)から計69頭ピックしています
http://www.miesque.com/c00052.html

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11/17,18の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2018-11-21 14:16:02 | POG

『望田潤のPOG好配合馬リスト(2018)』で推奨したケイアイターコイズ(牡2歳)が土曜東京4Rの新馬戦(ダート1400m)を勝ち上がりました。

ケイアイターコイズ(牡・父キンシャサノキセキ・母ケイアイデイジー)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016100546/
母ケイアイデイジーは葵SなどPOG期間3勝。半兄クインズマラクータも新馬勝ち。叔母クインズサリナはフェニックス賞に勝ちファンタジー4着。フジキセキ×Deputy MinisterでクロスがIn Reality5×5だからダートに寄るかもしれないが、2歳早期から短距離で全開のバックボーンは十分すぎる。(望田)

『望田潤のPOG好配合馬リスト(2018)』で推奨したアクアミラビリス(牝2歳)が土曜東京5Rの新馬戦(芝1600m)を勝ち上がりました。

アクアミラビリス(牝・父ヴィクトワールピサ・母アクアリング)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104899/
クイーンズリングの3/4妹で、モンドバーグの全妹で、仏1000ギニーTorrestrellaの姪。全兄は大井で連勝して再転入も、アクアリングは魅力的な配合の繁殖だし、Riverman4×3だからヴィクトワールピサの牝ならもっと走るだろうという読みで。モンドバーグよりクイーンズリングをイメージしてます。

『一口馬主好配合馬ピックアップ(2017)』で望田潤と栗山求がダブル推奨したレッドルゼル(牡2歳)が土曜京都1Rの未勝利戦(ダート1400m)を勝ち上がりました。

★東京サラブレッドクラブ
父ロードカナロア
母フレンチノワール(フレンチデピュティ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016105188/
牡 募集価格:2000万円
母フレンチノワールはサウンドトゥルーと同じフレンチデピュティ×フジキセキの砂黄金配合で、準オープンまで出世したダート馬。そこにロードカナロアが配されてNureyev5×5とIn Reality5×6のクロスですから、カナロア産駒にしてはわりと締まりの強い体質です。前捌きなどちょっとゴトゴトしているぐらいで、あまり優雅なストライドで走れるタイプではないでしょうが、そのぶんダートOKのパワーも兼備しており、短距離馬向きの筋肉をつけてくる安田隆厩舎にも合ったタイプとみました。芝ダ兼用1400mベストという私の見立てが正しければ、稼ぎ場所には困らない馬でしょう。(望田)
【8月2日追記】
母フレンチノワールは現役時代にダートで4勝。「フレンチデピュティ×フジキセキ」という組み合わせなのでDeputy Ministerとフジキセキのニックスを持っており、繁殖牝馬としても期待できます。「ロードカナロア+フレンチデピュティ+サンデーサイレンス+Nureyev」という配合構成はレッドシャーロット(2戦1勝)とよく似ています。現時点でSpecial牝系とロードカナロアは抜群の相性なので、Nureyevを持つ点はとくに強調できます。母の父フレンチデピュティの影響を感じさせる筋肉量豊富な馬体はスプリンター~マイラーとして大きな期待を抱かせます。牡馬で2000万円ならお買い得といえるのではないでしょうか。(栗山)

『ディープインパクト好配合リスト(2018)』で望田潤と栗山求がダブル推奨したサトノジェネシス(牡2歳)が土曜東京3Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。

◎サトノジェネシス(牡・母マルペンサ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104853/
サトノダイヤモンドの全弟。母マルペンサはR.V.マンシリャ大賞典(亜G1・芝2000m)、フィルベルトレレナ大賞典(亜G1・ダ2000m)などの勝ち馬で、血統表の3/4でHaloとNorthern DancerとNatalma~Almahmoudのラインのクロスを強力に重ねている。兄ほど伸びのある体型ではないが、むしろHalo的機動力で皐月賞を捲りやすくなったという見方もできる。引きつづき推奨したい。(望田)

◎サトノジェネシス(牡・母マルペンサ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104853/
セレクトセール当歳で落札価格2億8000万円。サトノダイヤモンドの全弟にあたる良血で、本馬を出産後まもなく母マルペンサは死んでしまったので、サトノダイヤモンドの全弟はこの馬しかいない。母は南米アルゼンチンで芝・ダートを問わず活躍し、2000mのG1を3勝(芝1勝、ダート2勝)した名牝。いかにもディープインパクトと相性が良さそうな配合構成で、名繁殖牝馬ハルーワスウィート(ヴィルシーナとヴィブロスの母)と似ているだけでなく、ジェンティルドンナの母の父ベルトリーニと同じ「ダンジグ×アリダー」のLureを抱えている。母方にDanzig、Alydar、Northern Dancerのクロスを持つディープ産駒は、全兄サトノダイヤモンドのほかにドナウブルーとジェンティルドンナの姉妹、ミッキーアイルなどが出ている。あとは気性面だけ。(栗山)

土曜京都10R比叡S グローブシアター(POG・望田)
土曜京都11RアンドロメダS ドレッドノータス(一口・栗山&POG・望田)

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ケイアイターコイズは懇意にさせてもらってる新冠橋本牧場さんの生産馬で、「2歳のケイアイデイジー、めちゃんこPOG向きの血統ですがどうなんすか」「育成場の評判いいすよ!山内先生も気に入ってるようで」ということでリスト入り
これでケイアイギャラリーの子孫は新馬戦[5-2-0-2]、モレイラの人気馬を差し返しての単勝2170円は美味でしたです(・∀・)





牝祖サラトガワールドはComely Nell≒Mark-Ye Wellの3/4同血クロス3×3が光り、他の枝からもミキノドラマーなどが出ていて、Bull Lea的曲飛とコロッした短距離体型とパワー体質を脈々と伝えつづけています
この世代はキンシャサノキセキ×クロフネのシングルアップとケイアイターコイズをPOGと一口で推奨しましたが、シングルアップは次走モレイラで兵庫ジュニアグランプリに挑むそうで、これもダ短距離とみての推奨ですから注目したいです



2歳は好配合のヴィクトワールピサ牝駒が多く当たり年だろうと予言してきましたが、アクアミラビリスはクイーンズリングの下で母がRiverman4×3、これも実に配合のイメージどおりの牝馬で、ミルコが超スローの番手で我慢させて我慢させて
「もう我慢できない…あたしはRiverman娘よ! お願いミルコ先生…トレヴみたいに斬れさせて!」追い出したら10.6-11.1でビュンときましたね(・∀・)





レッドルゼルはデビュー戦はHペースで競って共倒れでしたが、Secretariat≒Sir Gaylordのクロスを持つカナロア産駒で前駆がいい走りですから、次京都芝1400なら勝てるでしょうと一口持ってるウンポさんに言ってたんですよね
母がフジキセキ×フレンチデピュティなのでダート適性も高かったということでしょうが、ただこのぶっちぎりにしても4角持ったままで後続を突き放しにかかっており、やっぱり京都の下りが合う走りではあると思うのでね、次はできれば京都芝外1400で見てみたいなと

サトノジェネシスはサトノダイヤモンドよりHalo的で皐月賞向きとみてるんですが、東京でもエンジンのかかりが遅いように見えるのは、多分に気性的なものというか、ちょっとおっとりしすぎてる気はするのでそのあたりがこれから変わってくるのかどうか、ですかね

さて京都を後にして今日から名古屋入り、移動中にロードのピックは完成させます…もう4~5頭に絞ってはいるんですよね

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「重賞レース血統診断」ジャパンC、京阪杯、京都2歳S

2018-11-19 22:11:28 | 血統予想

NETKEIBAさんにて「重賞レース血統診断」と題して、基本的にはG1は全出走予定馬、G2G3は上位人気が予想される5頭の血統解説を書いています(毎週日曜夜更新)

https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=41754

今週はジャパンC、京阪杯、京都2歳Sを書いていますので、よろしければご一読ください。よろしくお願いします

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第35回マイルCS回顧~Specialな3/4同血クロスの破壊力

2018-11-19 17:16:21 | 血統予想

京都11R マイルCS
◎8.モズアスコット
○13.レッドアヴァンセ
▲11.ジャンダルム
△1.ステルヴィオ
△15.アエロリット
×18.ケイアイノーテック
今年のマイルCSは何が逃げるにしてもペースは落ち着きそうだが、モズアスコットはスタートはそんなに悪いほうではないし、ルメールはおそらくロジクライの直後で折り合いをつけるのではないか。ミスワキ4×3のクロスを持ち、母方のナスキロ柔さで走る大箱向きマイラーで、京都外回りは[1-3-0-0]だがベストコースの一つ。非サンデーのマイル王が春秋連覇とみた。ディープ産駒ではサーゲイロードをクロスしている2頭を京都向きとみてピック。

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「マイルG1は1分31秒台になるとStorm Catの高速巡行能力が光るが、33秒までかかると昨年同様ハービンジャーのゾーンになる。今年は時計一つかかってる感じやから良だと32秒台では」
「逃げ馬が一頭もいないのがややこしいが、アルアインは一頭になると気を抜くので、番手から直線で逃げ馬に並びかける形が理想。となると、ムーアかクリスチャンがテン乗りでどんな逃げを打つのか?」
週中はこんな話をあちこちでしてました

京都芝は今週からCコースに替わって明らかにバイアスが変わり、日曜は芝レースは計7鞍ありましたが、10Rテーオービクトリー(2人気1着)、9Rスマートセラヴィー(5人気3着)、7Rゴールドハット(6人気2着)、6Rシュガリートリーツ(2人気1着)、5Rカフジジュピター(2人気1着)、3Rギルマ(6人気3着)と、4角でラチ沿いにいた馬が必ず馬券に絡みました

7Rの芝外1600m戦がけっこう流れて前後半47.0-46.7、これでも差し追い込みは届かず4角5番手内の馬たちが上位を占めたのですが、500万下で1.33.7だからマイルCSはやはり32秒台の真ん中ぐらいかなと、アルアインとペルシアンナイトは33秒台でないと苦しいとみていたのでもちろん完消しのままで(^ ^;)

パドックではステルヴィオとモズアスコットがよく見えたし、返し馬でもステルヴィオがグンバツで、このあたりは競馬場にいるとなかなかブログのコメント欄に実況できないんですが、ラインでは各所に「ステルヴィオの出来が素晴らしい」とだけ入れておきました

レースはアルアインが好発を決めるも、外のムーアを見ながら「行ってくれ」と言わんばかり、そしてステルヴィオのビュイックが明らかに意思を持って出していき、アルアインの直後につけたのがまず目に入りました

47.1-46.2で1.33.3、7Rと比較してもスローのわりに上がりも超速ではなく、16着ぐらいまで横一線でゴールインしたのも頷けますが、それだけになおさら先行の利と内々の利が大きいレースになったかと

アエロリットは近親のミッキーアイルや父と牝系が同じテイエムジンソクと似たゴリ押し先行脚質で、安田記念を見てのとおり前傾ラップのパワー勝負に持ち込んだほうがパフォーマンスが上がるタイプ

だからここも、ミッキーアイルが逃げ切った16年のようなペースを刻むならば勝ち負けかと思っていましたが、世界一のジョッキーでもアエロのキャラや脚質を理解してキッパリ逃げるというのは、テン乗りでは難しかったということでしょうなあ…

「一昨年46.1-47.0で逃げ切ったミッキーアイル、あんたネオリアリズムに乗ってて直線ガシガシやっとったやろ? あれの親戚やから。同じようなゴリ押し脚質やから」と誰かムーアに教えてあげればよかったのにね(^ ^;)

モズアスコットは外を回らざるをえなかった時点で勝ち負けまでは難しかったかもしれませんが、4角の不利もけっこう大きかったし今日のところはノーカンでいいかと

7Rがカナロア産駒の叩き合いになったこと(1着3着5着)、そしてハービンジャー産駒が土日の京都芝で軒並み好走したこと(2-3-3-2)、このあたりから京都外マイルがカナロア産駒に向いたコースであることや、時計一つかかって昨秋ほどではないにしてもハービンジャー馬場になっている、というジャッジもできたかもしれませんが、朝から競馬場にいてもそのへんの馬場読みはけっこう難しかった

1~3着の血統については、例によってNETKEIBAの全頭血統解説より再掲します

ステルヴィオ
クランエンブレムの甥でタカオルビーのイトコ。母ラルケットはクイーンC3着。4代母スイートコンコルドはシンボリルドルフの全妹にあたる。母は1600~1800mベストだったが、本馬も最も斬れるのは1800mか。コーナー加速に難のあるタイプだから大箱がベター。つまり毎日王冠はベストコースだったが、まずまず期待どおりの斬れ味は見せた。ここも上がり3F1位はこの馬か。(距離○スピード◎底力○コース◎)



ペルシアンナイト
ゴールドアリュールやゴールスキーの甥でソロルのイトコ。3代母Reluctant GuestはビヴァリーヒルズH(米G1・芝9F)勝ち。ディアドラやモズカッチャンと同じく、母系にNureyevとNijinskyが入るハービンジャー黄金配合だ。ミルコは1800mベストと言っているが血統的にもピュアマイラーではなく、安田記念のようにマイルで高速決着になると苦しい。昨年のような時計かかる馬場が希望。(距離○スピード○底力◎コース○)



アルアイン
母ドバイマジェスティはBCフィリー&メアスプリント(米G1・ダ7F)勝ち馬。母が北米血統のパワースプリンターで、ディープ産駒にしては斬れ味は並だが先行手堅い。このあたりはリアルインパクトと似たイメージで、こちらのほうが伸びのある体型だが、最近はよりマイラーっぽい肉付きにはなってきた。大箱の高速馬場だと斬れ負けすることが多いので、そこを川田がどう乗ってくるか。(距離○スピード○底力○コース○)



ステルヴィオの4代母スイートコンコルドは最強馬シンボリルドルフの全姉にあたり、そこにトウショウボーイが配されて生まれたファーストクラスは、今でいうとオルフェーヴルの全妹にキングカメハメハつけたぐらいの良血ですかね

写真はGKさんから送られてきたものでスイートコンコルドとファーストクラスのツーショット、これで見ても腰や脚の付き方がおかしいのがわかりますが、不出走のまま繁殖入りすると、サンデーサイレンスとの間にアズサユミ(1勝)、ラストタイクーンとの間にタカオサクセス(2勝)などを産み、アズサユミはオープン馬のクランエンブレムを、タカオサクセスはアイビスサマーダッシュ2着のタカオルビーを産んでいます



このファーストクラスを1億1845万円(当時の牝馬の最高価格)で落としたのがミルジョージでブイブイ言わせてた中村和夫さん(長男はケイアイファームの中村伊三美さん)で、そのファーストクラスの孫娘ラルケットにケイアイファームの至宝ロードカナロアが配されて、2018年のマイルCS勝ち馬が生まれたわけです

私が初めて競馬場でレースを見たのはルドルフが勝った春天で、競馬にハマりはじめた頃はトウショウボーイの産駒が大活躍していて、血統をかじり出したのはミルジョージがノーザンテーストの牙城を崩してリーディングになった頃かな、ファルブラヴが中山のJCを勝ったのなんてつい最近のようにも思える

ステルヴィオがG1を勝つときには渾身の◎で、こういう昔話を垂れ流しながら回顧を書きたかったなあ…と改めて血統表を見ながら

ちょうど発売中の『サラブレ』12月号では「キングカメハメハ系の配合のセオリーとは~アーモンドアイとステルヴィオのド鉄板配合を見よ!」と題して書かせてもらってますが、アーモンドアイはトライマイベスト≒ロッタレースの3/4同血クロス5×2、ステルヴィオはNureyev≒Fairy Kingの3/4同血クロス5×3

Northern Dancer
トライマイベスト
Sex Appeal

 ┌Northern Dancer
┌○
ロッタレース
Sex Appeal

Northern Dancer
Nureyev
Special

Northern Dancer
Fairy King
└△
 └Special

「全きょうだいクロスや3/4同血クロスをふつうのクロスよりも評価するのは、全きょうだいクロスや3/4同血クロスができるぐらい子孫が繁栄している名繁殖の血を、成功した組み合わせによってクロスしているからなのだ」というのが笠理論の根幹の一つ

だからアーモンドアイとステルヴィオが、カナロア初年度産駒のツートップに君臨しているのは極めて順当なのです

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日曜のボツ予想~ヘニーキセキ、短縮で本領

2018-11-18 09:49:43 | 血統予想

比叡Sのパドックを見ていたら「望田さんですよね、ブログいつも読んでます」とスーツ姿の方に声をかけられ「何か出資されてるんですか?」「40口とジーワンです。すいませんが写真いっしょに撮ってもらっていいですか」
というわけで近くにいた方にお願いして撮ってもらったら、その方も「私はキャロットです。これからグローブシアターが走ります!」
「おおそれは楽しみですね!応援してます」と言いつつ馬券はメイショウキトラから買ったんですがおめでとうございました(笑)



霜月はヘニーキセキの砂黄金配合◎ドンフォルティス、距離適性的にはモーニンと同じようなもんでしょうから、この短縮は素直に乗ってみます

衣笠は◎テーオービクトリー、母父デヒアらしい前駆のいい走りで京都外回り得意の長めマイラー
堀川でも◎にしたんですが、道中12秒台ゼロの緩みないペースで流れたので直線半ばで脚がなくなってしまい、この馬は根がマイラーですから1800だと道中もっと息が入らないと苦しい
ここは少頭数でスローが確定的なので、上がりだけのケイバになればハーツクライ産駒やルーラーシップ産駒よりこちらだろうと





京都7はもちろんパドックを見てからですが、牝系からHabitat的後駆を引いたトラインが京都の良で15倍つくならスルーはできない

土湯温泉は血統どおり大箱向きのルナステラが1人気になるならば、前走直線で立て直すロスがあった◎レッドイリーゼと小回り1800堅実○ルエヴェルロールあたりで組んでみたいですかね

今日も競馬場で新馬まではパドックかぶりつき、さっきザッと血統表チェックしたところカフジジュピター(ディープ×Unbridled's Song×Storm Cat)、スカーフェイス(ハーツ×スプリングサンダー)、ウォーターリベルテ(好配合のキンシャサ産駒で、新馬[3-1-0-3]のストレイトフロムテキサス仔)なんかが目につきました





NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」と競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」ではマイルCSと赤松賞と秋明菊賞を予想していますので、日曜もよろしくお願いします


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