栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

日曜のボツ予想~雨の洋芝でGreen Desert

2024-06-30 06:19:35 | 血統予想

立待岬はまたマンビア仔(スイミーユニバンス)がユタカで差し切りかもですが、アルデバラン肌と同じくマクフィ肌も優秀だろうと言いつづけていて、オウバイドオリは見るからにGreen Desert(母父マクフィの母父)が強いパワースプリンターで、洋芝1200で雨予報なら面白い
…とみる人は多いようで、えらい人気になってますな(^ ^;)



今日はこれから函館競馬場に向かうので、コメント等は書き込めないし対応できないですm(_ _)m
NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」ではラジオNIKKEI賞と北九州記念と巴賞と函館8Rを予想していますので、日曜もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当)


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土曜のボツ予想~ターシャズスターの娘

2024-06-29 09:26:06 | 血統予想

函館4Rプロトアステールは砂の名繁殖ターシャズスターの娘で、エスメラルディーナやコンシリエーレの半妹
In Reality5×4・6で身のこなしもダートっぽいし、この初ダは狙い打ちたいところ



NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」ではTVh杯と北海HCを予想していますので、今週もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当)


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土曜は2鞍、日曜に重賞二つと函館から2鞍で計4鞍予想します
というのも日曜早朝から函館競馬場へ出発し、翌日は青森にわたって火曜の八戸セリも見学して帰札…という弾丸ツアーを敢行するので、コリコリのイカを食らうためにも日曜の函館競馬は負けられない戦なのです

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6/22~26の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2024-06-27 13:16:52 | 共有クラブ

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)』と『望田潤のPOG好配合馬リスト(2021)』で望田潤が推奨したキングズソード(牡4歳)が水曜大井11R帝王賞(Jpn1・ダ2000m)を勝ちました。

★ユニオンオーナーズクラブ
父シニスターミニスター
母キングスベリー(キングヘイロー)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019103943/
牡 募集価格:1800万円
キングズガードの全弟で、母キングスベリーはNorthern Dancer4×4・5とSquander4×4を持ちJRAで3勝をあげました。シニスターミニスターは強いクロスを持たないので、強いクロスを持つ繁殖との配合が成功しやすく、インカンテーションの母はNative Dancer4・5×5、ヤマニンアンプリメの母はTurn-to4×4、マイネルバサラの母はNorthern Dancer3×4です。またSquanderと3/4同血のPast Exampleはインカンテーションの母系にも入るので、シニスター産駒としても信頼度の高い配合といえます。全兄より長いところに向きそうなイメージですが、これも馬の出来はいいので、ダ1800で上級~オープンは計算できるでしょう。(望田)

キングズソード(牡・父シニスターミニスター・母キングスベリー)
キングズガードの全弟で、母キングスベリー(JRA3勝)はNorthern Dancer4×4・5とSquander4×4。シニスターミニスターは強いクロスを持たないので、強いクロスをもつ繁殖との配合が成功しやすい。インカンテーションの母はNative Dancer4・5×5、ヤマニンアンプリメの母はTurn-to4×4だ。全兄より長いところに向きそうなイメージだが、馬の出来はこれもいいです。(望田)

■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2024)』で栗山求が推奨したサトノカルナバル(牡2歳)が土曜東京5Rの新馬戦(芝1400m)を勝ち上がりました。

サトノカルナバル(牡・父キタサンブラック、母リアリサトリス)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022105128/
ジャスティンスカイ(オープンクラス)の全弟。母リアリサトリスはNumber≒Nureyev2×3という大胆な配合構成で、その効果か、出走した7頭の産駒のうち6頭が勝ち上がっている。母の父Numerousは本邦輸入種牡馬ジェイドロバリーの全弟で、日本に輸入されたもう1頭の繁殖牝馬ベルアリュールIIも、アドマイヤリード、アドマイヤベル、ベルクレスタなどの活躍馬を出しており成功している。日本競馬に高い適性を示している。本馬の母方に入るNureyev、Blushing Groomは父との相性が良好。(栗山)

■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2024)』で栗山求が推奨したエリキング(牡2歳)が日曜京都5Rの新馬戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

エリキング(牡・父キズナ、母ヤングスター)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022105099/
躍進した現3歳のキズナ産駒は、ジャスティンミラノ、シックスペンス、ライトバック、サンライズジパングと、母方にDanzigを持つものが目立つ。本馬は2代母の父がデインヒルで、その父がDanzig。母は重厚な欧州血統で構成され、芝2200mの豪G1クイーンズランドオークスを勝った。皐月賞馬ジャスティンミラノの母マーゴットディドと、本馬の母ヤングスターは、近い世代にデインヒル、Darshaan、Northern Dancerが共通しており、配合構成がきわめてよく似ている。また、桜花賞3着馬ライトバックの母インザスポットライトと、ヤングスターは、デインヒル、Darshaan、Sadler's Wellsが共通している。かなりの器だろう。3代母ユーザーフレンドリーは欧州年度代表馬に輝いた女傑。底力あふれる血統構成なのでクラシックで期待できる。

■土曜東京9R清里特別 エストレヤデベレン(一口&POG・望田)
■土曜東京11R江の島S マイネルモーント(一口・栗山)



サトノカルナバルはジャスティンスカイの全弟でダニーデン(父リアルスティール)の3/4弟、母リアリサトリスはNumber≒Nureyevの3/4同血クロス2×3をもつ優秀な繁殖で、特にディープインパクト=ブラックタイドの父系との配合で成功していますが、ウインドインハーヘアとグルームダンサーは血脈構成が似ているのでニックスなんですよね

父系にウインドインハーヘアをもつ馬…出走6484勝馬2522、勝馬率38.9%平均賞金2047万円
母系にグルームダンサーをもつ馬…出走568勝馬211、勝馬率37.1%平均賞金1572万円
父系にウインドインハーヘアをもち母系にグルームダンサーをもつ馬…出走59勝馬36、勝馬率61.0%平均賞金3555万円※下表参照



先週の新馬はエリキングもジョリーレーヌも勝ちっぷりはよかったですが、ジョリーレーヌはモーリス×ロードカナロアでSadler's Wells≒Nureyevの3/4同血クロス4×6

キャロット会報次号のネタと重複しますが、種牡馬ロードカナロアはサートゥルナーリア(母母父Sadler's Wells)やパンサラッサ(母父Montjeu)など、Nureyev≒Sadler's Wellsの3/4同血クロスで大物を出しているだけに、この逆パターンも母父カナロアからみて有効ではないかと

母父ロードカナロアのSadler's Wells≒Nureyevのクロスは、JRAに6頭が出走し3頭が勝ち馬、現役3勝ドットクルー(父ディーマジェスティ)などが出ており、モーリス×カナロア、エピファネイア×カナロア、あとLiable≒Kingmamboのニアリークロスになるナダル×カナロアなんかも面白いのでは

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第65回宝塚記念回顧~エピファのステイヤー、雨の京都を下る

2024-06-24 15:13:03 | 血統予想

京都11R宝塚記念
◎2.ジャスティンパレス
○12.ブローザホーン
▲9.ソールオリエンス
△10.ローシャムパーク
△13.ルージュエヴァイユ
×5.ディープボンド
×7.プラダリア
京都は土曜メインの頃にはもう降り出していたが、これから日曜朝までかなりの雨量で、しかもメインまで降りつづくという予報どおりだと、しっかり重馬場は避けられない状況だろう。京都Dコースはインが荒れてきて、みんなそこを避けて走っているし内回りも外回りも外伸び優勢。このバイアスが道悪になってどうなるかだが、今降っていて滑る馬場だと、むしろ芝のないところのほうが走りやすいかもしれない。
ドウデュースは道悪が大きな割り引きとは思わないが、ピッチで一気に爆発して決めてしまうのが勝ちパターンだから、大回りのタフな馬場でダラダラ流れるレースで本領を発揮できるかどうか。いつでもどこでも同じぐらい強い馬なんていないのだから、ここはドウデュースを買うレースではないということで潔く無印でいってみる。
ジャスティンパレスはヌレイエフ的なナタのストライドでズドーンズドーンと走るので、春秋の天皇賞を見てのとおり大箱がベターには違いない。陣営は馬場が悪すぎるとどうかというニュアンスだが、ヌレイエフだからこなすし我慢するとみた。ディープボンドは京都の下りが上手いのでここもロンスパでくるだろうが、ルメールは好位につけてそれに呼応するスパートでくるはず。
ブローザホーンは生粋のステイヤーなので良の2200では根本的にスピードが足りないが、重馬場で前半ゆっくり入っての後半ロンスパならばTT質でも対応できる。京都外は競走中止を除けば[2-1-0-0]で、エピファ産駒らしく下るのも上手い。
ソールオリエンスは重の皐月賞を大外一気で勝ったが、キャラとしてはストライド系で、大阪杯も中山記念も有馬も内回りで差しにくそうに見える。雨の京都外2200で、ここでいいところがないようでは成長に疑問符を付けざるをえないが、血統的にはむしろ古馬になってからの馬だ。
ルージュエヴァイユは胴も脚も長いジャスタウェイ産駒で器用さは全くないが、コーナリングが悪いからこそ大阪杯もエリ女もコーナー加速できないまま最内を突いて持続力と底力で伸びてきた。雨でもう内も外も同じというバイアスならば、ここもみんなが外に膨れるところをショートカットする手はある。
ベラジオオペラは道悪実績はあるが、アイドリームドアドリーム牝系だから内回りの中距離が鬼で、京都外で長く脚を使うレースではローシャムパークやプラダリアのほうが先着するだろうという読みで。

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例によってNETKEIBAの全頭血統解説から1~3着を

ブローザホーン
デザートスネークの甥で、母オートクレールはJRA4勝(芝ダ1200~1600)。ダイヤモンドS2着ジョーヤマトも近親。母父デュランダルはマイルCSやスプリンターズSの勝ち馬。牝系はスタミナ十分で、母父にスピードが入ってエピファネイア産駒としてもバランスの良い配合になった。2400以上[4-1-1-1]、前走時424キロの小柄なステイヤー。前駆がいい走りのエピファ産駒だから、実績どおり京都外回りも合う。時計や上がりが速いと苦しいので渋ってスローなら。(距離○スピード○底力◎コース◎)



ソールオリエンス
ヴァンドギャルドの3/4同血の弟で、母スキアはフィユドレール賞(仏G3・芝2100m)勝ち馬。英オークス馬Loveも同牝系。母父Motivatorは英ダービー馬でタイトルホルダーの母父でもある。父キタサンブラックは年度代表馬で本馬やイクイノックスを出し成功。重厚で奥深い中距離血統で、クラシック三冠[1-1-1-0]と活躍したが、古馬になっての成長も見込めるはず。未だにコーナリングはイマイチなので、京都外2200で一雨あれば差しやすい状況に。(距離◎スピード○底力◎コース○)



ベラジオオペラ
エアアンセムやサトノヘリオスの甥。牝祖エアデジャヴーはオークス2着で、エアメサイアやエアシェイディの母でエアスピネルやエアウィンザーの母母。父ロードカナロアは世界の短距離王だが、中距離型の繁殖との間にアーモンドアイやパンサラッサなど中距離チャンピオンを出している。本馬も母父ハービンジャーが強い中距離馬で、この牝系らしく機動力に富み重賞勝ちは全て内回り。カナロア産駒だからスピードはここでも上位で、また前残りを目論む。(距離○スピード◎底力◎コース○)



前夜から降りつづいて馬場状態は終日重、京都芝Dコースは連続開催で見た目にインが荒れていて、その荒れたところをみんな避けて走っていて、宝塚においても3~4角であえてインを狙ったカラテ、ヒートオンビート、シュトルーヴェは枕を並べて大敗

典型的な逃げ馬が不在で、ディープボンドかベラジオオペラが逃げるのかと思いきや、川田ルージュエヴァイユが果敢にハナを奪うと12秒台後半にペースダウンし、前後半のラップは61.0-12.9-58.1、ゆっくり入って坂の下りから速くなる後半4Fロンスパに

上の解説でも書いたとおり、428キロのステイヤーのブローザホーンにとって中距離のスピードを要求されるレースになると苦しく、NETKEIBAのMahmoudさんとの対談でも「雨が降ってなおかつ前半スローならば、ステイヤーのブローザホーンにも好走の目が出てくる」と言っていたんですが、まさにそのゾーンのレースになりました

エピファ産駒らしい前駆のいいフォームで京都外を下るのはお手のもの、4角~直線で惰性で勢いがついて、斜めに外に出しながら伸びてくるときの脚は人馬一体で、いつかG1を勝つだろうとは思っていましたが菅原くんおめでとう

「弱い4歳世代」最大の戦犯のように言われていたソールオリエンスですが、あの重馬場の皐月賞を大外一気で勝ってしまったのがね、あれはたとえばテイエムオペラオーの皐月賞の勝ち方なんかと似ていて、中山内回りをコーナリング能力で勝ったレースでは全くなかったわけで、そもそも京成杯で思いっきり膨れてた馬ですからね(^ ^;)

ベラジオオペラとは勝ったり負けたりで何度も鎬を削ってきてまさに同期のライバルですが、けっきょくのところ大箱(宝塚とダービー)ではソールがベラジオに先着しているわけで、ストライドで差すタイプだし、内回りでコーナーで脚を使うよりは外回りで構えて差したほうが味がある馬なんじゃないかと

だから内回りの大阪杯と中山記念と有馬記念で差しにくかったのを「ベラジオオペラに比べると成長していない」と言われてしまうのはちょっとかわいそうやなと、キタサンブラック×Motivatorが成長しないわけがないのでね

ドウデュースについては未だにマイラーなのか中距離馬なのかという議論が持ち上がるわけですが、Mahmoudさんとの対談でもあれこれ語ったように、マイラー質の凄い爆発力を中距離で発揮できる稀有な存在で、そういう馬に友道メソッドでつくりあげられてきたというイメージです

ようは前半はタメるだけタメて、どの区間で爆発させるか、それが中山阪神の内回りだと一気の捲りという形になるわけで、京都外回りならばダービーのように直線爆発の絵でユタカは乗ってたんじゃないかと思います

いずれにしてもハマッたときの爆発力は現役ナンバーワンなのですが、そのゾーンがあまり広くないというね、それが通算[6-1-1-5]という競走成績にも現れているかと

今日ゾーンにハマらなかったのは、川田がスローで逃げたのでうなってしまったこと、うなったところで落ち着かせようとしたが外に菅原・戸崎・武史がいて、周りに馬がいる形でなだめることができなかったこと(ダービーで途中ポツンと1頭になったシーンを思い出します)、なだめているうちに外に出すタイミングを逸し内に行くしかなかったことで、馬群の中でうなってしまうと点火しないのはドバイや秋天と同じでした

パドックを見て「最も良く見えるのは+12キロのベラジオオペラで、次がジャスティンパレス」とコメントしておきましたが、ベラジオは大阪杯より更に筋肉の張りが目立ちまさに充実期、同じような条件下だった京都記念で負けたプラダリアに競り勝ったわけで、この数ヶ月間でもたしかに成長していると思わせるし、阪神内2200ならこの馬が勝ってたかもしれないですね

ジャスティンパレスはフォトパでは余裕残しに見えたんですが、当日のパドックの雰囲気はよかったと思うし、こんなに動けないとはさすがに驚きで、思った以上に道悪が苦手だったのか…と言うしかないですね

ブローザホーンはMixed Marriageと同じPersian Maidに辿り着く牝系で、そこにAssertのスタミナが入ったこのアサーティンの枝からはダイヤモンドS2着ジョーヤマトなどが出ており、重厚なスタミナ牝系のエピファネイア産駒となると重々しすぎるぐらいですが、母オートクレールはデュランダル×フォーティナイナーで1200~1600で4勝をあげたマイラーでした

中距離馬やステイヤーにもスピードが必要なのは言うまでもないことで、特にエピファネイアのような2400超で強かった種牡馬こそ、デアリングハートやケイティーズファーストといったマイラー質の血を「1/4マイラー」の形で取り込んだり、トップデサイル(BCJフィリーズ2着)やオートクレールのようなマイラー質の繁殖と配合しなければならない

いっぽうベラジオオペラの父、世界の短距離王ロードカナロアはというと、代表産駒の母父はMontjeuにスペシャルウィークにハービンジャーで、女傑アーモンドアイの母はエリザベス女王杯のフサイチパンドラ

ロードカナロア×サクラバクシンオーが短距離で大成功しているという事実もあるのですが、エピファネイアにマイラーのスピードを入れ、ロードカナロアに中距離のスタミナを入れる、シンプルでオーソドックスな考え方こそが配合論のイロハのイなのです

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日曜のボツ予想~降りつづく雨

2024-06-23 10:06:03 | 血統予想

京都芝は現在重発表で、これからも降りつづく予報
最近の馬場は水はけがいいので上がるやいなや回復に向かうんですが、止まずに降りつづくとしっかり道悪になるんですよね

函館1Rプレアデスグループはオーナーズの推奨馬ですが、サトノアラジンとミッキーアイルの産駒は牡はダ1800向き、牝は芝短距離向きとセックスバイアスが極端なんですよね
土曜の新馬で人気を裏切ったソロモンも530キロでいかにも力馬っぽくて、全姉メイケイエールたんとは似ても似つかぬ馬やったので(^ ^;)、ウィリアムバローズみたいにダートで出世するのではないかと

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土曜のボツ予想~猛威をふるう嵐猫×ガリンヒル

2024-06-22 09:55:25 | 血統予想

こないだ買い物帰りに久々に鳥源へ…札幌の美唄焼き鳥ではやっぱりここが美味い



セントジェイムズパレスS(英G1・芝8F)はRosallion、コロネーションS(英G1・芝8F)はPorta Fortuna、コモンウェルスC(英G1・芝6F)はInisherin

英ダービーのCity of Troyや仏ダービーのLook de Vegaなどもですが、欧州3歳世代は「ガリンヒルやヌレサドでクドくなってきた繁殖を、Storm Cat系マイラー種牡馬で薄めた」配合が大活躍していますよね





Auguste Rodinは母がSadler's Wells≒Nureyev2×4、Saxon Warriorは母がGalileo×デインヒル、ディープインパクトも英愛では同じような用途で重宝がられているといえます

さっきまで天保山の予想やってましたが、ロードラディウスなんてまさにそんな配合ですな



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6/12~16の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2024-06-20 14:07:47 | 共有クラブ

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2022)』で栗山求が推奨したアンデスビエント(牝3歳)が水曜川崎11Rの関東オークス(Jpn2・ダ2100m)を勝ちました。

★グリーンファーム愛馬会
父ドレフォン
母アンデスクイーン(タートルボウル)
牝 募集価格:4000万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2021105387/
母アンデスクイーンは7年前に当企画で推奨した馬でした。現役時代にエンプレス杯(Jpn2)など3つのダート重賞を制覇。Dyhim Diamond≒アンデスレディー2×3(Night Shift≒ノーザンテースト3×4、Green God≒ペルースポート5×4を併せ持つ)が配合的な核心です。本馬の父ドレフォンは昨年のファーストシーズンサイアーチャンピオン。初年度産駒から皐月賞馬ジオグリフを出しました。同馬の母アロマティコと、アンデスクイーンの母レイナカスターニャは全姉妹なので、後者にドレフォンを交配して誕生した本馬は、ジオグリフとほぼ4分の3同血といっていいでしょう。また、父ドレフォンの直系先祖であるStorm Birdは、本馬の母方にあるNight Shift、ノーザンテーストと配合構成がよく似ているので、Storm Bird≒Night Shift≒ノーザンテースト5×4・5となり、母の配合的核心部分を継続することになります。ジオグリフと配合が似ているとはいえ、母がダート重賞勝ち馬ですから、おそらくダート向きに出る可能性が高いだろうと思います。(栗山)

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2023)』で望田潤が推奨したクレーキング(牡2歳)が土曜東京6Rの新馬戦(ダ1400m)を勝ち上がりました。

★シルクホースクラブ
父ナダル
母クインアマランサス(アグネスタキオン)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022104743/
牡 募集価格:3500万円
母クインアマランサスもピック馬でしたが、キングカメハメハ×アグネスタキオンらしい硬い脚元でダ1800で3勝をあげました。そこに幻のKダービー馬ナダルが配されて、A.P.Indy4×4とLiable≒Kingmamboのニアリークロス3×3のクロス。A.P.Indy的な柔らかさや伸びやかさも受け継いで、大きな馬ですがダートを悠然とストライドで走りそうなイメージです。母より脚元が丈夫そうに見えるのも大型馬だけに好感。ダ1800で母以上の活躍を見込んでいいでしょう。(望田)

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2022)』で望田潤が推奨したウィンターガーデン(牝3歳)が土曜京都2Rの未勝利戦(ダ1800m)を勝ち上がりました。

★キャロットクラブ
父リアルインパクト
母リッチダンサー(Halling)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2021105857
牝 募集価格:3000万円
名繁殖リッチダンサーの娘で、コントラチェック、ムーンクエイク、バウンスシャッセ、フロアクラフトなどの妹。本馬は父がリアルインパクトに替わりましたが、ヴィートマルシェ21同様、父があまり強く自己主張していないぶん、牝系の長所がストレートに表現されたような好マイラーに見えます。配合的にみても、リッチダンサー(Northern Dancer5×3)はアウトブリードの種牡馬と合うので、リアルインパクトでもおかしなところはありません。本格化は古馬になってからかもですが、桜花賞路線に乗ってほしい素材です。(望田)

■土曜東京9R三浦特別 カニキュル(POG・栗山)
■土曜京都10R保津峡S ブラックブロッサム(一口・望田&栗山、POG・望田)

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1月に「パーフェクト種牡馬辞典(2024~25)」の枠組みが概ね決まったとき、巻頭の新種牡馬枠4頭にナダルが入らないと知ってビックリしたんですが、たしかに初年度産駒の頭数順だと5番目になってしまうんですよね…

そのぶん血統屋の一口ピック(2023)では4頭、POG書籍でも3頭、あと競馬道OnLineの「新種牡馬厳選POG好配合馬リスト」でも3頭ナダル産駒を取り上げております(ファーストシーズン予想も○)



Soignee(Dashing Blade)
├スタセリタ(Monsun)…仏オークスほか、ソウルスターリングやシェーングランツの母、スターズオンアースの母母
├Salicorne(Agaron)
│└Sauterne(Kingman)ムーランドロンシャン賞-仏G1
└Speralita(Frankel)
 ├Noble Truth(Kingman)ジャージーS-英G3、②ジャンリュクラガルデール賞-仏G1
 └Sparkling Plenty(Kingman)仏オークス-仏G1

仏オークスはSparkling Plenty、上のようにSoigneeの娘とKingmanがニックスなのはもちろん偶然ではなくて、Soigneeの父Dashing Bladeの母父がSharpen UpなのでもれなくSharpen Upのクロスになります



何度も書いてますが、Kingman産駒は名牝Rafha(Mixed Marriage≒Sunset Gun4×4)の血を活かした配合が成功しており(Kingman自身がMixed Marriage6×6)、Persian KingはKris=Diesis4×4、ElmalkaはSharpen Up5×3、SauterneはSharpen Up5×5、KinrossはSharpen Up5×3、シュネルマイスターはKris4×5ですね

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「ラッ血対談」がNETKEIBAにて復活しました

2024-06-19 18:56:22 | 血統予想

【宝塚記念予想】ドウデュースvsジャスティンパレス 京都2200mでの優劣を徹底検証/Mahmoud×望田潤(前編)


https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=54972(前編)
https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=54977(後編)
以前サラブレ誌上で連載していた「ラッ血対談」がNETKEIBAにて復活しました(・∀・)例によって校長が7割ぐらいしゃべくりたおしてますが(実際のZOOM収録でも8割ぐらいしゃべってます)、使えそうなところだけでもまあまあの尺になってますので、ぜひご一読ください

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「一口好配合ピック」ジーワンから計17頭ピック

2024-06-19 15:49:37 | 共有クラブ

今期もスタートした「一口馬主好配合馬ピックアップ」、ジーワンサラブレッドクラブから栗山が11頭、望田が9頭、ダブルピックが3頭なので、計17頭ピックしております。よろしくお願いします
「一口馬主好配合馬ピックアップ(2024~2025)」がスタート
https://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/45ec6c6634cd3a48c26a5bf34c3a7758

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日曜のボツ予想~ジャーマンスープレックスが炸裂

2024-06-16 10:11:38 | 血統予想

種牡馬ナダルについては下記エントリでも記したように、キングカメハメハ系との配合で生じるLiable≒Kingmamboのニアリークロスが成功するかどうかがまずポイントと考えていて、昨日クレーキングがいきなり新馬勝ちで、試合開始3分でジャーマンスープレックスホールドが炸裂しました(・∀・)
https://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/624eee08dd813582bafba29272b96e69



先週新馬勝ちのヒデノブルースカイはBound≒Nureyevの3/4同血クロス4×4、クレーキングの2着パースウェイドもBound≒Nureyev4×4、今のところ母系にNureyevをもつナダル産駒は3頭出走して[2-1-0-0]で、Nureyevをもつナダル産駒にしか負けていない



クレーキングは一口ピック馬でもありますが、配合診断においても「ナダルはダート狙いならひとまずキンカメ系、特に小さなカナロア肌とか合うと思いますよ」と言ってきただけにこの勝利は納得なのです

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」ではマーメイドSとUHB杯と東京12Rを予想していますので、日曜もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当)


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