栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2021-2022」

3/27,28の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2021-03-30 21:45:07 | POG

■『ディープインパクト好配合リスト(2020)』で栗山求が推奨したシャフリヤール(牡3歳)が土曜阪神11Rの毎日杯(G3・芝1800m)を勝ちました。

◎シャフリヤール(牡・母ドバイマジェスティ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2018105165/
サンデーサラブレッドクラブで募集価格1億2000万円。皐月賞(G1)と大阪杯(G1)を勝ったアルアインの全弟で、その下のダノンマジェスティ(現5戦3勝)、ヒメノカリス(現2戦1勝)も高い素質を示している。母はBCフィリー&メアスプリント(米G1・ダ7f)を制したスピードタイプ。アメリカのG1を制したスピード型の牝馬にディープインパクトを交配するのは成功パターンだが、本馬の3代母Mistic MajestyはRibot系のHis Majestyを父に持ち、Hyperion3×4という重厚な血統構成。その影響か全兄アルアインはスピードだけでなく大レース向きの底力を備えていた。母の父はA.P.Indy系なのでスパッと切れる脚はないものの、ハイペースで展開する芝中距離戦で出番がありそうだ。(栗山)

■『ディープインパクト好配合リスト(2020)』で望田潤が推奨したマンインザミラー(牡3歳)が日曜中京3Rの未勝利戦(ダ1900m)を勝ち上がりました。

○マンインザミラー(牡、母シルヴァースカヤ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2018105066/
シルバーステートやヘンリーバローズの全弟で、愛ダービー2着Sevilleの半弟で、シックスセンスのイトコ。母シルヴァースカヤはロワイヨモン賞(仏G3・芝2400m)とミネルヴ賞(仏G3・芝2500m)勝ち。シルヴァースカヤ仔は能力は高いが、能力が高い馬ほど脚元の問題がつきまとうのもたしか。母父がRoberto系Silver Hawkだから牡のほうが走る配合パターンではある。

■土曜阪神4R障害オープン マイネルオフィール(一口・栗山)
■土曜阪神10R天神橋特別 グランデマーレ(一口・栗山)
■土曜中山11R日経賞3着 ワールドプレミア(ディープ・望田&栗山)
■日曜中山7R1勝クラス シハーブ(一口・望田)
■日曜中山10R春興S フォックスクリーク(ディープ・望田&栗山)
■日曜ドバイ6Rドバイゴールデンシャヒーン2着 レッドルゼル(一口・望田&栗山)
■日曜ドバイ8Rドバイシーマクラシック3着 ラヴズオンリーユー(ディープ・望田&栗山)



世界最高賞金の2歳戦として知られる“豪の朝日杯”ゴールデンスリッパーS(豪G1・芝1200m)、今年はStay Insideが勝ちましたが、血統表を見てのとおりデインヒル4×4、Danzig5×3・5の「3/4Danzigクロス」
ちなみに昨年の勝ち馬Farnanは、同じRedoute's Choice~Not a Single Doubtのラインでデインヒル3×4



豪州のセリ名簿とか見てると「Redoute's ChoiceとFastnet Rock経由のデインヒル4×3にInvincible SpiritからDanzigクロスもういっちょ重ね」みたいな配合がゴロゴロしてます(^ ^;)
さすが短距離王国、Danzig修羅の国という配合で、香港はここからプリプリのデイン尻スプリンターを仕入れて走らせてるわけです
いっぽう欧州ではSadler's Wells3×2のEnableが女王として君臨、そして日本ではついにサンデーサイレンスのクロスから無敗の三冠牝馬が出ました

コメント (1)
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第51回高松宮記念回顧~非サンデーのカナロア、頑強さを増しついに短距離王の座に

2021-03-29 14:51:51 | 血統予想

中京11R 高松宮記念
◎2.レッドアンシェル
○14.ダノンスマッシュ
▲4.モズスーパーフレア
△3.ライトオンキュー
△16.レシステンシア
×17.サウンドキアラ
注8.エイティーンガール
注10.ラウダシオン
中京は昼からけっこう降る予報。昨年と同じかもう少し悪い馬場も想定しておきたい。
出走馬のなかで有力なピュアスプリンターはダノンスマッシュとモズスーパーフレアで、ダノンは非サンデーのカナロア産駒で昨秋はますます頑強になって香港スプリントを差し切ってしまった。今なら道悪もこなしてしまうケースは一考。
モズは母父のパワーも受け道悪もOK、ただここは後続がレシスとセイウンなら競られたり突つかれたりはないだろう。ピュアスプリンターだからこそ前傾ラップでガンガン行くべきだと思うが、中京1200は向正が長いだけに松若がどう逃げるかがまだ読みきれない。
「通常より中京の開催が多いので、タフな馬場になるのを見越して高松宮を目標につくってきた」という昆師のコメントは説得力があるが、じゃあなんでここでノリなんだというのが穴人気にもなっているだけに引っかかる。ここが大勝負ならば、ここまで乗せつづけたのならば、もうラントオンキューは最後までフルキチでいいじゃないか。
重で1400質のレースになればレシステンシアがコパノリチャードする絵は描けるが、馬券はレッドアンシェルから買ってみたい。父マンハッタンカフェはアウトブリードのステイヤーで菊と有馬と春天に勝ったが、産駒はクイーンズリング、エーシンモアオバー、フミノイマージン、ガルボ、シャケトラ、そして昆厩舎のヒルノデイバローなどなど、概ね晩成で息が長い。
レッドアンシェルはトムロルフの薄いクロスの影響で、コロッとしたスプリンター体型で掻き込みの強いピッチ走法で、道悪は鬼だしちょっと前半緩んだほうがピッチでインをすくえるという読みはできる。池添なら北九州のようなイン差しを狙ってきそうで面白い。ライトオンキューの直後から、7歳マンカフェが泥んこになってインを切り裂く。

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父が北米の快速種牡馬Speightstown、母父Belong to MeからはDanzig系の屈強な後駆を引いたモズスーパーフレアは誰が見てもピュアスプリンターで、前後半32.8-34.4で逃げまくって2着に踏ん張った19年スプリンターズがベストレース

ただ昨年の高松宮は重で34.3-34.5でジワッと逃げて寸前で捕まったものの繰り上がり1着、これが伏線となっている気がして、もしかしたら今年も前傾ラップでガンガン行くことはないかも…という話はしていたんですよね

スタートから5完歩でもう1馬身前に出ていただけに、気合もつけられることなくハナに立ったモズ自身のラップは前後半34.1-35.4、まあ難しいところですが、直後をダノンファンタジーが馬ナリで、ラウダシオンがかかり気味で追走するというのは、1200のG1としては速いペースとはいえず、モズのピュアスプリンターとしての資質を全開できたレースとは言えなかったのではないかと

1200のG1だけど1400質のレースになったというのは昨年と同じで、ピュアスプリンターではないクリノガウディーやグランアレグリアが1400馬の末脚で差し込んだように、レシステンシアやインディチャンプは中団から差してきたというべきかと

ゴール前でモズを差して4着となったトゥラヴェスーラは昨年のクリノガウディーぐらい走ったというべきだし、それよりも格上のG1馬が今年は3頭いたわけで、ダノンスマッシュが前後半34.9-34.3、レシステンシアが34.7-34.5、インディチャンプが34.8-34.5、インディチャンプにとっては阪急杯で得た経験値で追走できてひと脚使えるレースでした

レースそのものはG1馬がG1馬の脚を見せて叩き合って見ごたえがあり、やっぱり内外公平なバイアス(つまり内が少し悪いぐらいのバイアス)が一番面白いレースになりやすいですよね

例によってNETKEIBAの全頭血統解説より、リード文と1~3着を

Danzigやテーストの急坂向きパワー優位 最近はStorm Catの血が台頭
最近はフォーティナイナー系が強いレースだが、今年の出走予定馬にはセイウンコウセイしかいない。急坂コースのスプリント戦だから後駆のパワーが重要で、Danzigをもつ馬(モズスーパーフレア、ミッキーアイル、ナックビーナス、ショウナンアンセム、アルビアーノ)とノーザンテーストをもつ馬(ビッグアーサー、レッツゴードンキ、ナックビーナス)の活躍が目立つのは順当といえる。モズスーパーフレア、ミスターメロディ、ダイアトニックと、最近はStorm Catの血の台頭も目につく。

ダノンスマッシュ
母母ハリウッドワイルドキャットは北米G1を3勝しBCマイルのWar Chantを産んだ。ロードカナロア産駒で母系にRobertoとDanzigが入るのはファンタジストと同じ。母はRoberto4×3で、自身はミスプロ4×4。全体に父母のパワーの血を増幅した配合で、サンデーの血が入らないので、古馬になってスプリンターとしての頑強さを増してきた。香港スプリント父子制覇は見事で、今が脂が乗りきっている時期だろう。(距離◎スピード◎底力○コース◎)



レシステンシア
母マラコスタムブラダはフィルベルトレレナ大賞典(亜G1・芝2200m)勝ち馬で、本馬の他にもグラティアスやミッキーブラックを産んでいる。3代母プルマは亜2歳女王。母方にスタミナや底力に富む血が入るので、大レースをHペースでゴリ押しできるダイワメジャー産駒だ。上がりのケイバだとあまり味がないのはアドマイヤマーズやメジャーエンブレムと同じ。阪急杯はレコードで逃げ切ったが、マイラーなので1200だと好位差しになりそうだ。(距離○スピード○底力◎コース◎)



インディチャンプ
アウィルアウェイの3/4兄で、母母トキオリアリティーはリアルインパクトやネオリアリズムなどを産んだ名繁殖。ステイゴールド×キングカメハメハはステイフーリッシュと同じ。母方の影響も強いマイラー体型で、運動神経抜群で現役屈指の俊敏加速を誇る。今が全盛期と言っていい晩成血統で、マイルCSも勝ち馬は強すぎたがレース内容は満点。ただここ2走は1400のHペースで追走に脚を使うのか意外に弾けず。1200への対応に不安が残る内容ではあった。(距離○スピード○底力◎コース◎)



終わってみればStorm CatとDanzigをもつダノンスマッシュが勝ち、ノーザンテーストとDanzigをもつレシステンシアが2着やったわけですが、枠順的にも川田はレシスを前に見ながら馬場のいいところを回って差すというプランが立てやすく実行しやすかったでしょう

ダノンスマッシュの母母Hollywood WildcatはBCジュヴェナイルなどに勝った北米3歳女王でRobertoとMr.Prospectorを通じるBramalea≒Nashua3×3、母父ハードスパンはキングスビショップS(米G1・ダ7F)に勝ったDanzig直仔で、スピニングワイルドキャットはRoberto4×3のクロス



そこにロードカナロアが配されたダノンスマッシュはMr.Prospector4×4となり、Mr.ProspectorとRobertoとNureyevのNashua≒Nantallah的トライアングルをメインに、全体にHollywood Wildcatの血脈構成を増幅し活かした配合といえますかね

スピニングワイルドキャットは輸入されてからこれまで8回のうち6回ロードカナロアが配されており、ケイアイファーム期待の繁殖ですから当然といえば当然なのですが、スピニングワイルドキャットが輸入されたのが2013年、種牡馬入りするカナロアに合いそうな繁殖という目論みも含んでいたのでしょう



シャヒーンで圧巻の逃げ切りを決めた直後に逝ってしまったZenden、その血統表を改めて見ると、父Fed Biz(Northern Dancer≒Icecapade4×3・6)はStorm Cat×Yarnなのでヨハネスブルグみたいなマイラー、母父Sharp Humor(Mr.Prospector3×4)はスウェールS(米G2・ダ7F)に勝ったスピード馬で、母母Livermore LeslieのところだけはNorthern DancerもMr.Prospectorも皆無でCrimson Satan3×3という好配合でした

Storm CatとフォーティナイナーとWoodmanが3列編隊になって、Wild Again的一本気にまかせてガンガン行ったらもう手がつけられない逃げ切りで、このZendenの逃げをもう見れないのは残念と言うしかないのですが、いつも思うのは短距離の国際レースに入ると、レッドルゼルのような日本馬だけがみんなしなやかな差しに見えるんですよね

それぐらい北米や香港や豪州は、Zendenみたいなパワースプリンターが同じレースに何頭もいてガリガリやり合うレースを日常的にやってるわけで、いつも言うように競馬の土壌が違うのだというね

ダノンスマッシュは毎年スプリンターとしての頑強さを増してきて、今年はついに道悪も克服してみごとに勝ちきったわけですが、ダノンスマッシュとかタワーオブロンドンとか、ミスターメロディとかファインニードルとかビッグアーサーとか、非サンデーの頑強短距離王は毎年1頭ぐらい出てるんですがね(ファインニードルは1/8サンデー)

このレベルのピュアスプリンターが5頭ぐらいうなりながらゴリゴリ先行する、そんな高松宮を見てみたいなあ…というのは、サンデー大国、芝中距離大国へのないものねだりなのかもしれません

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日曜のボツ予想~黄金配合!黄金配合!

2021-03-28 10:41:12 | 血統予想

ドバイは2着ばかりでしたが、日本馬頑張りましたね(・∀・)
A.P.Indy的ストライドでスピードに乗りRelaunch的に流れ込むMystic Guideに、ピッチで食い下がるチュウワウィザードは敢闘賞もので、川崎なら戸崎が勝っていたんじゃないかと(・∀・)
しかしドバイワールドは、ベルモント競馬場で好走するようなストライドA.P.Indyが毎年強いです





Mishriffが一転した後方待機で日本馬2頭をまとめてナデ斬ったのは驚きで、ダートで先行し芝で追い込む変幻自在のオールラウンドさはDubai Millenniumらしい
Dubai MillenniumやEl Pradoの芝ダ兼用で脚質自在なオールラウンドぶりは、実にTom Foolらしいといえます

春興は渋った中山マイルですから、ディープ×Unbridled's Songの黄金配合▲ルナシオンよりも母がUrban Sea2×3でダイワメジャー黄金配合の◎ハーモニーマゼランで
重まで悪化ならば手先の強いレジーナドーロが○





ミモザは◎オメガロマンス、ヌーヴォレコルトの全妹でハーツ×Chief's Crownの黄金配合
姉のデビュー当時と似た雰囲気があり、マイルは短いのに能力で間に合ったというデビュー勝ち、ヌーヴォは渋った馬場もこなしました

大寒桜は◎ウィンドリッパー
キセキっぽいストライドで走るルーラー産駒で、あすなろはコーナーで手が動いて置かれ気味になってしまったぶんの負け
この牝系でNureyev≒Fairy King5×3なら渋るのはプラスだし、中京で川田なら逆転可能ではないかと



NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では高松宮記念とマーチSを予想していますので、日曜もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当)


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop
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土曜のボツ予想~世界のモチ肌へ

2021-03-27 10:08:30 | 血統予想

ドバイSCは◎クロノジェネシスのHyperionか、1/4フレンチ斬れの○モーグルか、▲ラヴズオンリーユーはリアルスティールとはタイプが違うとはいえ2400だと3番手の評価で



ドバイターフは◎ヴァンドギャルドはマイラーではなく1800だとずっと書いてきたし、この相手なら世界のモチ肌を証明してもらいたい(・∀・)血統や走りがメイダン1800っぽいグレンフォースをヒモ穴に





伏竜はこれといった馬が見当たらないので、人気ですが武史の◎ゴールドハイアーで
ハービンジャーの肌は緩いので、ヘニーヒューズとかミッキーアイルとか締まりの強いマイルの種が合います

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では日経賞と毎日杯と君子蘭賞とドバイワールドCを予想していますので、今週もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当)


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3/20,21の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2021-03-22 11:29:52 | 共有クラブ

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2019)』で望田潤が推奨したヴィクティファルス(牡3歳)が日曜中山11RのスプリングS(G2・芝1800m)を勝ちました。

★ジーワンサラブレッドクラブ
父ハーツクライ
母ヴィルジニア(Galileo)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2018104948/
牡 募集価格:3600万円
母ヴィルジニアはシルバーステートやヘンリーバローズの半姉にあたり、自身もJRA3勝で、重賞でも差のないケイバになった実力馬。俊敏なピッチ走法はSadler's WellsとMr.ProspectorとRobertoとNiniskiを通じるNantallah≒Nashuaの継続クロスに因るものでしょう。本馬は遅生まれで牡馬にしては小柄ですが、動きはしなやかかつ俊敏で、全体としては母似ですがそこに父のしなやかさが上手くプラスされたイメージです。ちなみに母系にSilver Hawkを持つハーツクライ産駒にはツルマルレオンやグレイルがおり、本馬もあまりハーツクライ産駒らしくなく母譲りの機動力で走るタイプでしょう。ハーツ産駒ですが内回り2000の重賞勝ちを期待したいタイプです。(望田)

■土曜阪神7R1勝クラス カイルアコナ(POG・望田)
■日曜中京12R豊橋特別 ビオグラフィー(一口・栗山)



ヴィクティファルスはツアーで初めて実馬を見たときに「これはヴィルジニア丸出しや(・∀・)Robertoピッチや!」と三輪さんと笑ってたんですが、だから中山内回りを捲り差すのが本来の姿といえ、東京の共同通信で好走したほうが意外で、あれはスローの上がり特化のレースでしたから、ああいうレースならRobertoピッチでも頑張れる

でもハーツクライ×Galileo×Silver Hawk×Niniskiで中距離×中距離×中距離×中距離、母母シルヴァースカヤは芝2400の仏重賞勝ち、しかも5月の遅生まれ、3歳春にこれだけやれるとは思わなかったし(だからPOGでは推奨せず)、昨日のレースやパドックを見てもやっぱりもっと長いところの馬に見えるので、最終形としては日経賞ズンドバに完成するんじゃないかとみてます

よく書いていることですが、母系のデインヒルやRobertoのパワーが発現したハーツクライらしくないハーツクライ産駒、サリオスやタイムフライヤーやワーケアやグラティアスや、グレイルやカテドラルやシャドウディーヴァやツルマルレオンみたいなやつが、早期から中山で捲ったりマイル重賞を勝ったりというのが最近のトレンドですよね

裏を返せば、ヒシイグアスみたいなハーツらしいハーツは3歳春には間に合いにくいということで、リスグラシューやスワーヴリチャードなんかは元値が高いので春クラシックでも好走しましたが、やはり本格化したのは5歳になってからでした(それはハーツクライ自身もそう)





ヴィクティファルスの推奨コメントにも書いたように、トニービンとSilver Hawkはけっこうニックスで、グラスワンダーの代表産駒アーネストリーは母父トニービンだし、ハーツクライ×Silver Hawkも以下のような活躍馬が出ています

●母系にSilver Hawkをもつハーツクライ産駒(牡)


●母系にSilver Hawkをもつハーツクライ産駒(牝)


ニックスの主な根拠はHornbeam≒Amerigoのニアリークロスだろうということも何度も書いてきましたが、そんなわけでハーツクライ×Silver Hawkはこれまでもよく狙っていて、グレイルとシルヴェリオはPOGで、ヴィクティファルスは一口ピックで推奨してます



Silver HawkはRoberto系らしい男馬血統でグラスワンダーもスクリーンヒーローも活躍産駒は牡に偏るんですが、ハーツクライ×Silver Hawkもこうしてみると汗臭い男血統と言っていいバイアスになってますな

アーネストリー(グラスワンダー×トニービン)もスマートオリオン(グラスワンダー×ウイニングチケット)もノーブルマーズ(ジャングルポケット×Silver Hawk)も牡やし、データ数はまだ多くないですがモーリス×トニービンも今のところ牡しか勝ってないんですよね

●母系にトニービンをもつモーリス産駒(牡)


●母系にトニービンをもつモーリス産駒(牝)


ちなみにフサイチホウオー=トールポピー=アヴェンチュラ全きょうだいはHornbeam≒Maledia4×3という似たニアリークロスをもちますが、こちらは牝でも大成功しているので、やっぱりSilver Hawkをくぐると男バイアスに偏るんかなあ…とも



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日曜のボツ予想~重マイルでモチ肌を見直す

2021-03-21 09:45:22 | 血統予想

フローラルウォークは◎フォティノース
ドゥラメンテ牝駒は気性がややこしいのが多い印象で、本馬は萩Sで京都駅まで弁当買いに行ってしまいましたが(^ ^;)、左回りではいちおうちゃんと走ってるし、前走は1400は忙しいというレースぶり



母父Motivator=モチ肌は優秀にちがいないとプッシュしつづけてますが、モチ肌ホースは以下のように道悪巧者が多いんですよね、ヴァンドギャルドもメロディーレーンも巧い



他のレースはこれから考えますが、NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」ではスプリングSと阪神大賞典とスピカSを、競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」では阪神大賞典を予想していますので、日曜もよろしくお願いします


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土曜のボツ予想~スペシャルウィークの行った行った

2021-03-20 09:18:49 | 血統予想

マイネヌーヴェルにロージズインメイ、ゴールドシップと配されたユーバーレーベンの血統表を見ると涙が止まらないので、フラワーCの予想がしばらく手につきませんでした

私はグランパズドリームのダービー2着はギリでリアルタイムで見てますから、やっぱり岡田総帥の馬といえば、時系列順でいうと、グランパズドリーム、マイネルラヴ、コスモバルク、マイネルキッツですかね

グランパズは父カブラヤオーがFairway=Pharos4×4・6、母フサキネンはFairwayとは無縁で、母父ガーサントはSans Souci3×5、母母ケニイモアはSt.Simon=Angelicaの継続クロスで、母方は仏日のアウトサイダー血脈で固められています









マイネルキッツも父チーフベアハートがBold Ruler4×3(Nasrullah5×4・5)、母父サッカーボーイの母ダイナサッシュはNearco4×4・4、いっぽうディクタスやクリムゾンラトラーはNearcoとは無縁で、Nasrullah~Nearco的緊張を仏日のアウトサイダー血脈で緩和したという手法は同じ

逆にコスモバルクは母がテスコボーイ2×4、Princely Gift3×4・5で、そこに5代アウトのザグレブが配されて、総帥の一流馬はこういう緊張→緩和のリズムで生み出された馬が多かったように思いますね

総帥はチーフベアハート産駒が上手で(マイネルレコルトやマイネルラクリマも)、Mill ReefやSecretariatが好きで、ナスキロ柔さやPrincely Gift柔さで走る馬を見抜く眼力に長じていたと思っていますが、そんな相馬観を覆させられたのがサンデーサイレンスだった…というような話はよくされてましたね

「今POGや一口で相馬を語っている人もほとんどが岡田語の影響下にあると言っていいだろうし、その相馬眼で成功をおさめたのはもちろん、それを文化としてファンに還元している、というところを私は何よりも尊敬しています」(望田bot)



武庫川は◎ショウナンパンサー、神奈川新聞でも◎にしましたが、サクラトゥジュールとの叩き合いに競り勝っており現級でも足りる馬
ショウナンカンプ産駒でノーザンテーストとNijinskyをクロスし、母父が非Northern Dancerの中距離型シンボリクリスエスで「3/4Northern Dancerクロス」のオーソドックスな好形ですが、ベンマーシャルの母BelladonnaがAureoleとニアリーなので、Belladonna≒Aureoleの6×7でもあります

┌Donatello
Belladonna
│┌Hyperion
└△
 └Feola
┌Hyperion
Aureole
│┌Donatello
└△
 └Feola

ちなみに母系にAureoleを引くショウナンカンプ産駒、つまりBelladonna≒Aureoleのクロスをもつショウナンカンプ産駒にはラブカンプーやミキノドラマーがいますね
前走は体調も一息だったようですが最内枠で行けず揉まれたおして、直線はもう追わずにゴールしてましたが、こういうAureole魂逆噴射の大敗は全く度外視できます
ここは意外に行く馬が少ないので▲ノルカソルカを行かせて番手でもOK、スペシャルウィークの行った行ったも十分かと

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」ではフラワーCとファルコンSと若葉Sを、競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」ではフラワーCを予想していますので、今週もよろしくお願いします


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3/13,14の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2021-03-15 10:43:26 | 共有クラブ

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2019)』で栗山求が推奨したローウェル(牡3歳)が日曜阪神3Rの未勝利戦(ダ1400m)を勝ち上がりました。

★シルクホースクラブ
父キズナ
母アンティフォナ(Songandaprayer)
牡 募集価格:3000万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2018105470/
アンブロジオ(ファルコンS-4着/父ローズキングダム)の半弟、ラウダシオン(1戦1勝/父リアルインパクト)の4分の3弟。母の父Songandaprayerは2歳時にファウンテンオブユースS(米G1・ダ8.5f)を勝ち、3歳春のケンタッキーダービーでは6ハロン通過1分09秒25という同レース史上最速のペースで逃げまくった快速馬でした。わが国ではサープラスシンガー(函館スプリントS-2着)の父として知られています。父キズナは初年度産駒から函館2歳S(G3)の勝ち馬ビアンフェを出したように、事前の見立てよりもスピード型の産駒が多いという印象です。Songandaprayerを母の父に持つ本馬は1800m以下に適性がありそうです。Songandaprayerの父Unbridled's Songと2代父ディープインパクトが相性良好なのもプラス材料で、これは4分の3兄ラウダシオンにも効果的に作用していると思われます。Storm Cat3×4はスピードを強化するので、2歳の早い時期から仕上がりの早さとスピードを武器に活躍するでしょう。(栗山)

■土曜中京6R1勝クラス ヴァルキュリア(一口・望田&栗山)
■土曜阪神9Rゆきやなぎ賞 レッドジェネシス(ディープ・栗山)
■日曜中京11R金鯱賞3着 ポタジェ(ディープ・栗山)



「Relaunchが入るとだいたい脚質がダラッとするので、前々で流れ込むしかないんですよね」とりろんちさんにもよく言ってるんですが、以下はRelaunchの血を引く重賞勝ち馬の4角順位で、だからといってギベオンが逃げるだろうという発想にはならないのですが(^ ^;)、コントレイルは古馬になってどんな脚質に完成していくのか

ダノンレジェンド(1,1,2,1,2,1,2,1,1)
コントレイル(4,6,4,7,2,5)
ネームヴァリュー(1,1,1,3)
クーリンガー(3,3,1,1,?,?)
ダノンキングリー(3,9,4)
トーヨーリファール(2,2,6)
ワイルドフラッパー(3,3,1)
ミスターメロディ(5,4)
ロンドンタウン(3,1)
ギベオン(1,7)
アポロドルチェ(9)
エイシンバランサー(2)
エイシンビンセンス(2)
ケイアイガード(4)
ストロングタイタン(4)
ダッシングブレイズ(3)
ブラックバースピン(3)
レヴァンテライオン(3)
(クーリンガーの交流重賞勝ちの一部は通過順不明で割愛してます。タゲとNETKEIBAでザックリ調べただけなので抜けや間違いなどありそう…)

空気の読めない大学生「Tom Fool的ピッチ走法なのにコーナリングが下手って面白い」
展開の読めない血統屋「Tom Foolやから逆手前でも内回りを何とか回ってこれるのでは? ドゥラメンテ産駒なら京都駅まで行ってしまうんちゃう(^ ^;)」

デアリングタクトはいかにも叩いて良くなりそうな仕上げではありましたが、香港に向けて課題は残りました



シゲルピンクルビーはSadler's Wells4×3、ノーザンテースト≒The Minstrel5×4、Danzig5×6、Riverman≒Mill Reef5×6などなかなか強力な父母相似配合で、モーリス×High Chaparral×Sinndarという字面よりは完成の早いタイプといえるでしょうが、くりがしらさんによると母系にChief's Crownを引くモーリス産駒はJRAに5頭出走でシゲルピンクルビー、ルークズネクスト、インフィナイトが出ておりよく走っていると

フィリーズレビューを差し切った瞬間に思ったことは「モーリスがついに差して勝ったか」「モーリスやダイワメジャーでも差して重賞勝つんやから、ムーンライトベイが娘に伝えるDarshaan斬れや恐るべし…」

ではつづいて、Darshaanをもつ重賞勝ち馬とその4角順位

ファインニードル(8,6,6,2,3)
タワーオブロンドン(8,7,6,9,7)
サニングデール(11,7,4,6,10)
スマートオーディン(15,9,7,9)
コパノキッキング(4,1,5,13,サウジ?5番手ぐらいから差して勝ったよね)
デンコウアンジュ(7,6,11)
ダノンシャンティ(16,5)
オディール(2)
サイタスリーレッド(1)
シゲルピンクルビー(7)
テリトーリアル(3)
モエレジーニアス(3)

ダイワメジャーの娘でもDarshaanの血が入るとシゲルピンクダイヤやシャレードみたいな脚質になるし、ピンクダイヤやデンコウアンジュが無欲で追い込みに徹したときに激走し、色気を持ってポジションとりにいくと案外なのもDarshaanらしい現象といえます

ファインニードル、タワーオブロンドン、サニングデールのスプリント三傑が1200のG1を斬れで差し切るのも実にDarshaanらしいし、アヴニールセルタンの娘たちもThat's Darshaanという斬れで、みんなルメールが乗ったら後ろでじんわりタメて、ゴール前で最速ラップで差し切るイメージですよね







「Darshaanってなんでそんなに遺伝力強いんすか?」と聞かれたんですが、Darshaanは8戦5勝の仏ダービー馬で、ブサック血脈を駆使したなかなかの名配合で、母がAstronomie3×4、自身はDjeddah≒Arbar≒Tourzima5×3・5と表記できます

北米のワンペース先行で生き残ってきたMan o'War系Relaunch、フランスの斬れ勝負で生き残ってきたMill Reef系Darshaan、ドイツの道悪バラバラで生き残ってきたMonsunのAureole魂、短距離修羅の国で父系を繁栄させつづけるデカ尻デインヒル

サラブレッドの血統は各国で淘汰され選別されて残ってきたわけですが、そういう神髄を日本のレースでもかいま見れるのが競馬の素晴らしいところですね(・∀・)

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日曜のボツ予想~Diktatのパワーマイラー

2021-03-14 09:43:57 | 血統予想

東風は◎サクセッションが2戦2勝の中山マイル&武史騎乗でチャンスでは
母アディクティドはシュヴァルツゴルトレネン(独G3・芝1600m)勝ち馬で、Diktatのパワーマイラーっぽさを伝え、全兄クルーガーも中山芝は[2-0-1-0](ダービー卿と初富士Sに勝ち京成杯3着)、芝道悪は富士S3着と豪G1ドンカスターマイル4着



岡崎はカヌメラビーチはメジロツボネ仔らしくしなやかすぎるぐらいで、重ならひとまず◎メイショウドウドウ○クラシックココアになりますかね

伊良湖は人気ですが◎エイシンバッカス
前走負かしたコウユークロガヨカはその後1勝C-2勝Cを連勝、母はTapitの全妹という良血で必殺のYarn=Peach3×3、かなりスプリンターらしい体つきになってきて走りに力強さも出てきましたが、速いダートのほうがベターやと思います



NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では金鯱賞とフィリーズレビューとアネモネSを予想していますので、日曜もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当)


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop
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土曜のボツ予想~ナカヤマフェスタやゴールドシップを

2021-03-13 09:44:28 | 血統予想

アーモンドアイがエピファネイアの種を一発で受胎したようで



「3/4Northern Dancerクロス」「1/4マイラー」「3/4同血クロス(Sadler's Wells≒Nureyevとトライマイベスト≒ロッタレース)」「エピカメサンデー」、走らないわけがないだろう…ですね(^ ^;)



アクアラインはファーストフォリオはHabitat的前輪駆動なので坂コースで馬場が悪いとどうか…ということで、◎ジュニパーベリー○トキメキ、ミルファームのワンツー十分かと

熊野は道悪長丁場はナカヤマフェスタを買いたくなるので◎ナミブ
○ビーマイオーシャンとハーツ2騎へ



NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では中山牝馬Sと昇竜Sとゆきやなぎ賞を予想していますので、今週もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当)


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