栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

8/29,30の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2015-08-31 16:53:45 | POG

■土曜新潟12R500万下 サザナミ(ディープ・望田&栗山)
■日曜新潟10R朱鷺S ベステゲシェンク(ディープ・栗山)
■日曜小倉12R500万下 ファイヤーロック(POG・望田)

昨夜はすすきのの沖縄料理の店「琉球酒場りっかりっか」で飲んだくれ(名店が多いサンスリービルの2Fです)

沖縄出身の方が「ここいいですよ~」と連れてってくれたんですが、なるほど何食っても美味いしコスパも良し

一口食っちゃいましたが王道のゴーヤチャンプルー、望田が魚肉ハンバーグでつくるやつとはモノが違う(モレイラと○○ぐらい違う)



マスターがサービスで出してくれたジューシー(沖縄風炊き込みご飯)、沖縄では旧正月に食べるものらしいのですが、これメチャンコ美味いやん(・∀・)



沖縄そばのナポリタン、オリオン3杯に泡盛2杯いってエエ感じに酔っぱらった頃合いには、こういうジャンキーな味がたまりません(^ ^;)



繊細とジャンキーが共存しているのが沖縄料理のエエところやと思いますが、また行きたい店です

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日曜の重賞回顧~唸りをあげるゴッホ黄金配合

2015-08-31 09:08:55 | 血統予想

新潟11R 新潟2歳S
◎2.ロードクエスト
○18.ヒプノティスト
▲17.カミノライデン
△15.ルグランフリソン
×14.ペルソナリテ
×16.ウインミレーユ
外回りのマイル戦の新潟2歳Sは、ナスキロ柔い斬れ味を武器とする差し馬から入りやすいレースだ。アルマワイオリ、ウインマーレライ、クールホタルビの“マツリダゴッホ産駒三傑”は、母系に「ボールドルーラーとプリンスキロ」の血を引く共通点がある。ロードクエストも母父に「ボールドルーラーとプリンスキロ」のセクレタリアトが入ってボールドビダー≒セクレタリアトのニアリークロスになるのがポイント。アルマワイオリのように柔らかくストライドを伸ばして斬れるストレッチランナーで、新潟外回りは合っている。ちなみに母父チーフベアハートは新潟2歳Sと相性が良い血で、過去に4頭の産駒が出走し、マイネルメリエンダが10人気6着、マイネルラクリマが10人気2着、マイネルレコルトが1人気1着、マイネルベナードが9人気4着といずれも人気以上の健闘。ヒプノティストとカミノライデンはどちらも母母にミルリーフのクロスがあり、外回り向きの斬れで勝ったのも同じで○▲にマークしたい。

札幌11R キーンランドC
◎5.レッドオーヴァル
○12.オメガヴェンデッタ
▲9.エポワス
△10.ティーハーフ
△11.ローブティサージュ
函館スプリントSのティーハーフは強かったが、インが渋滞して展開的に恵まれた部分があったこともたしかだ。だから渋滞に巻き込まれて全く追えなかったローブティサージュを再度狙う手はあるのだが、母がヘイロー3×4でこの機動力で立ち回るタイプだけに、今のイン伸び馬場ならなおのこと内枠が欲しかった。レッドオーヴァルは前走は外を回らされたぶん届かなかったが、スワンSや阪急杯では内枠からインを捌いて好走しているので、そこは岩田の捌き一つだろう。フルゲートのわりに行く馬が少ない組み合わせで、前走をみると今は1200mが合っていそうなオメガヴェンデッタと、モレイラ騎乗で好位で立ち回ってきそうなエポワス、この◎○▲の三つ巴でいきたい。

--------

「モレイラ凄い」に終始した土日でしたが、モレイラやパートンやルメールやミルコなんかは世界の檜舞台でトップを張ってる乗り役ですから、メジャーリーグで毎年ホームラン40本打ったり20勝したりしてるレベルですから、準決勝でも流して走ってるウサイン・ボルトみたいなレベルですから、そりゃもう明らかに凄いんです

掛け値なしの世界のトップクラスの技量を堪能させてもらいましたが、そもそも日本に来るガイジンは自国で成功をおさめトップクラスに評価されるような人たちばかりですから、しかし全く勝てなかったガイジンも、日本の競馬に上手くフィットできなかったガイジンもいます

モレイラが乗ると、どの馬もスタート直後からハミを噛んで前向きで集中してしかし吹かしすぎることなく鞍上の指示を待って走っていて、日曜は競馬場で打ってましたが、アルバートの素晴らしい返し馬を目の当たりにしただけで、そりゃこれならとりたいポジションをとれて、動きたいところで動けて、タイトな馬群の中でギリギリ一頭ぶんしかないスペースにも突っ込んでいけるだろうと容易に想像できるほどで、しかしそれはたぶん世界のトップクラスの一握りの乗り役しかできないことであって、誰だってモレイラみたいに乗りたいに決まってるんですよ(^ ^;)

でも全盛時の岡部さんもこれに近いことはやってたと思うし、「岡部スロー」なんて言われてましたが、スローペースの番手で引っかかる寸前で馬が集中しているから、ヨーイドンでいち早く反応することができたのです

岡部さんの長期政権に終止符を打ったユタカの「タメてズバッ」は革命的だったし、斬れ味抜群のサンデー産駒の台頭という時流に乗ってもいたし、その後ユタカの真似をする乗り役はいっぱい出てきました

でもしっかりハミをかけて番手で我慢させる岡部流を継承する乗り役がもう少しいたならば、モレイラのやりたい放題にケンカを売れるのはユタカと岩田だけという、こんなうら寂しい状況にまではならなかったのではないかと

新潟芝は内から数頭ぶんをみんな避けて走ってて、外伸び馬場というよりはあの5頭ぶんぐらいが伸びない馬場と言ってよく、だから五頭連峰のアドマイヤコリンみたいにそのギリギリのところを掬ってくる馬がよく好走していて、田辺なら大外に持ち出さずギリギリを突いてくるんじゃないかと思ってましたが、直線はみんなが避けるところを斜めに横切って、レース上がりが11.9-10.6-11.4、各馬がスピードに乗りきる最速ラップのところで持ったままでうなりながら前に追いついてしまうというド圧勝でした

ここまで強いとはさすがに驚きでしたが、登録メンバーを見たときから斬れ味は抜きん出ていると思っていたので、月曜のエントリ「マイラーの反応で、最速ラップを叩き出せ」では「配合的には当然のごとくナスキロ的柔さは有効で、ラフィアンのチーフベアハートがいつも人気以上に好走するのも、ナスキロ的ストライドがモノを言うから」というネタを振っておいたのです

血統については「重賞の見どころ」より再掲

ロードクエスト
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013102679/
近親に目立った活躍馬はいないが、3代母ダイナクレアーは名繁殖サクラクレアー(サクラチトセオーやサクラキャンドルの母)の全妹にあたる。母マツリダワルツはNorthern Dancer4×4とGold Digger≒Bramalea4×4を持ち、そこに強いクロスを持たないマツリダゴッホを配した緊張→緩和のリズムが良い配合。アルマワイオリ、ウインマーレライ、クールホタルビのマツリダゴッホ産駒三傑は母系に「Bold RulerとPrincequillo」の血を引く共通点があり、本馬も母父に「Bold RulerとPrincequillo」のSecretariatが入ってBold Bidder≒Secretariatのニアリークロスになるのがポイント。脚長の体型で、アルマワイオリのように柔らかくストライドを伸ばして斬れるストレッチランナーで、新潟外回りは合っている。距離は1800mがベストだろう。ちなみに母父チーフベアハートは新潟2歳Sと相性が良く、過去に4頭の産駒が出走し10人気6着、10人気2着、1人気1着、9人気4着と健闘している。

細かいところを付け加えると、Ribot6×5、Never Bend≒Cohoes5×6、Good Example≒War Relic6×7・7、Crafty Admiral6×7とマツリダゴッホの母母フローラルマジックの血脈構成をこそばゆいクロスでいじっていて、この牝系はゴッホとナリタトップロードのイメージが強いですがマイルのスピードにもなかなか秀でていて、孫にダンスインザダーク産駒ながらマイルCSで2着したダノンヨーヨーなんかが出てます

一緒にレースを観ていた人が某セールでのマツリダゴッホ産駒の落札にかかわっていて、「あの馬もボルキロ(Bold RulerとPrincequillo)のクロスで柔いので期待してるんですが、Danzigが入ってないんですよね~(アルマワイオリとウインマーレライは母系にDanzigが入る)」「ああそうか、じゃあもうちょっと長いところの馬かもしれませんね」

キーンランドはビュンビュン行く先行馬が不在で、34.0-34.6というのは昨年(34.1-34.9)並のスロー、しかし先行した3頭は同じぐらいの脚色で伸びあぐんでしまい、こうなるとその直後が渋滞するパターンで、先行馬の直後のインという最高のポジションが一転して最悪のポジションになってしまうパターンで、クールホタルビとマジンプロスパーに同じぐらいの脚色で並んで下がってこられると、いかに名手モレイロといえども捌きようがなかった

ウキヨノカゼは最後方から大外を捲って3~4角で15頭をゴボウ抜き、そのときティーハーフやレッドオーヴァルは馬群の中で追い出しを待たされていただけに、あそこでエンジン全開でスピードに乗りきれたのが大きい

「母父フサイチコンコルドだから機動力抜群でレースが上手」とクイーンCの回顧では書きましたが、ダノンカモンやクイーンズバーンを産んだ名繁殖シンコウエンジェル譲りの1400mのスピードと、バランスオブゲームやオースミハルカを出したフサイチコンコルド譲り(バレークイーン譲り)の機動力が武器で、バラゲーもハルカも札幌の重賞での4角でのスピードの乗りが秀逸でしたが、フサイチコンコルドは母父としてもジョーカプチーノやオースミイチバンなどに機動力を伝えています
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2010100975/

1200mのスローで4角の機動力や立ち回り勝負になるとこういう1400mベストの機動力型が浮上することはままあり(ガルボやローブティサージュもこのパターン)、この捲りのタイミングと速さだけでエポワスを封じ込めてしまったTVh杯があまりにも上手くいきすぎた勝ち方だっただけに、同じ手は通用しないんじゃないかと思ったんですが、同じようなスローで同じ手が通用する展開に

このウキヨノカゼの四位とか、土曜のミエノワンダーのユタカとか、ああいうのが捲りで決めてしまうということであって、四位に捲られた人やミエノワンダーに乗ってた人にはそこを噛みしめてほしいと思うし、決めにかかる捲りをもっと見たいです

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日曜のボツ予想~逃げたときは、エピファとアリオンとアラジンにしか負けてない

2015-08-30 09:51:57 | 血統予想

今日は昼から競馬場へ出向きますが、北海道マラソンで15時ぐらいまで交通規制かかってて、自宅から車で西に移動するルートやとまともに引っかかるので去年は往生したので、無難に札幌駅経由で桑園に行きますか…
その後飲みも入ってるので、重賞回顧はたぶん月曜になると思います

五頭連峰はなかなかの好メンバーが揃いましたが、◎ストーンウェアはナスキロ+ミスプロ基調の配合らしく脚長でストライドで走る長めマイラー、外回り向きだとずっと書いてきたので前走は自信の◎でしたが、新潟外マイルなら姪のエクセラントカーヴぐらいは斬れそうでここも◎

朱鷺は夏休み最後の芝短距離戦、ここはマイネルラヴ×Never Bendの◎カオスモスに締めくくってもらいましょうか(母はBold Reason≒Never Bend4×5)
マイネルラヴ産駒としてはベストに近い配合だと書いてきましたが、母からナスキロ柔さも受けていてコチコチのスプリンターでもなく1400mベスト、とはいえマイネルラヴ×ファルブラヴですから外回りの斬れは並で、パラダイスSもオーロCも非の打ち所がないレース運びなのですが東京の良だともうひと斬れ足りない
だから阪神と新潟の内1400mがベストやないかと思うんですが、これまでこの条件を走ったのは一度しかなくそれが昨年の新潟日報賞、トップハンデ58もものかわインの好位で唸る手応えで、岩田もこれはもらったと例のアクションで追い出しにかかったところで痛恨の前カベでしたが、でもやっぱり内1400mがベストやなあ~と確信するに十分な3着でした
○ニシノラッシュはバクシンオーにGreat Nephew(Sister Sarahの牝系)とWordenとAlycidonが入る好配合で、1400mは[2.0.1.0]、ただこの配合やとこれからますます頑強スプリンター体質になってくるようにも思うので、パドックで体重が増えてムキムキしてるかも
▲オリービンはこのメンツでハナは厳しいでしょうが石橋脩なら積極策、まあ馬群に入らなければAureole魂逆噴射にはならないので、昨年3着のように外好位で運べれば…おおあのときも脩やったんかいな
スノードラゴン、マジンプロスパー、ハノハノなどを見てのとおり、アドマイヤコジーンはノーザンテーストの成長力を伝えるので産駒は晩成傾向、となると☆クリノタカラチャン(ノーザンテースト3×5)の勢いは無視できないし展開もまたハマりそう

小倉日経OPは◎バッドボーイ
母ミスキはMiswaki産駒でRaise a Native3×3、そこにマンハッタンカフェですから「中距離×マイラー」で1800~2000の先行脚質になったのは順当
とにかく逃げるとしぶとくて、ハナ切って4角まで先頭だったときは[3.3.0.0]、この2着時の勝ち馬がエピファネイアとレッドアリオンとサトノアラジンですから、○マローブルーの猛追ならば何とか凌いでしまう可能性はあるのでは
小倉芝はA→B先週よりは逃げ切りを狙える条件下、和田とのコンビは[1.1.0.1]でこの連対2回はもちろん逃げ

WAJ第4戦は◎オールステイで
母母は名繁殖プリンセスオリビアでここにVaguely Nobleが入るのでハナ切れないと二束三文でしたが、それだけに番手から3着に踏ん張った前走は進境
ここはまた同型がいますが、大外枠からならまた番手で我慢できそうだし、父Cape Crossなら2000mより1800mのほうがベターではないかと

「No.1予想」では新潟2歳Sを、「馬券総合倶楽部」では新潟2歳SとキーンランドCを予想していますので、日曜もよろしくお願いします

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「一口馬主好配合馬ピックアップ」キャロットから望田が5頭ピック

2015-08-29 22:10:40 | 共有クラブ

おかげさまで今年も好評をいただいております「一口馬主好配合馬ピックアップ」、先ほどキャロットクラブから望田潤が5頭ピックしました(栗山求も近いうちにピックします)




7頭にまで絞り込んだ好配合馬を、もう一度DVDを見直して、そこから更に5頭に絞り込んだわけですが、残りの2頭はしばらく様子見させてもらって、残口があれば追加でピックするかもしれません

募集価格でいうと1000万台が3頭、2000万台が2頭、私見ですが今年はこのあたりの価格帯に好配合馬が多かったように思います(・∀・)

これで現在、ウイン(1)、キャロット(5)、グリーン(2)、東サラ(6)、ラフィアン(3)、ユニオン(3)から計20頭ピックしています

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土曜のボツ予想~軽いダートでナスキロ斬れを

2015-08-29 09:29:27 | 血統予想

BSNはトップハンデでも▲アジアエクスプレスが人気
新潟ダは現在不良、ダートでもナスキロ的ミスプロ的柔さを重視したいところで、Storm CatにCozzeneが入って芝G1を勝つほどのしなやかさがあり、稍重のレパード圧勝、距離は1800mがベストだし、ここは主張すれば行ききれるメンバーで砂さえかぶらなければたしかに押し切り可能
馬券的な狙いは◎フィールザスマートで、ブラックタイドにMr.ProspectorとRivermanとSeattle Slewが入って、コテコテの力馬ではなく細身でしなやかストライドで走る馬
だから東京で斬れる馬ですがマイルは少し忙しく、ダ稍[3.0.1.0]重[0.0.1.0]と馬場が渋ると凡走なし、となるとここはJCD3着ぐらい走れる条件が揃いました
○ダブルスターは先行馬総崩れのジュライでよく踏ん張っていてここは前残り警戒、あとは☆ダノンリバティと△ベルゲンクライの差し

西海は◎ライトファンタジア、Halo≒Drone3×4で母はFair Trialのクロスですから小回りの機動力も十分なタイプで、天敵?のスピリッツミノルがいなければここも通過点でしょう
○ブリュネットはダイワメジャー×Giant's Causewayですからタメても斬れるタイプではなく、同じ4着でも前走の幸の乗り方ではなく前々走の川須の乗り方のほうが正解やと思うので、これが相手本線

千歳は難解ですが、中距離馬のモンドシャルナとジュエルプラネットが鞍上で売れるのならば蛯名◎シンガンで
Sir Gaylord≒Secretariat5×5・5をはじめナスキロ血脈豊富な配合でストレッチランナー説を採ってきましたが、最近はますます肉付きが良くなってパワー加速になってきた感があり(Danzig3×4)、今なら札幌1500mをGreen Desertパワーで先行押し切りの絵も描けます

「No.1予想」ではワールドオールスタージョッキーズ第1戦を、「馬券総合倶楽部」では第1戦と第2戦を予想していますので、今週もよろしくお願いします

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今週の新馬戦…は出走なしよ

2015-08-28 10:17:42 | POG

ジュラシックワールドを観てきましたが、4DXで2時間も映画観たら疲れるかと思ったんですがなかなか楽しめましたよ(・∀・)
ストーリーや構成はまあまあ単純明快ですが、4DXの醍醐味は味わえると思います
競馬もモニター画面だとついつい平面的に観てしまうんですが、そこをモニター内の三次元の世界なのだという意識を持つと、馬の動きとか骨格体質とか、わりと直に観ているのと近い感覚で捉えられるもんです(という気がします)
あと牛亭のハンバーグは200g以上で食いましょう…私はあんまり空腹じゃなかったので一番小さい150gにしたんですが、焼き加減レアで注文できるのは200gからで、やっぱり中が真っ赤っ赤なレアで食わないと、あのハンバーグの醍醐味は味わえないです…

キャロット募集馬は2/3ぐらいチェック済、早くて日曜、遅くとも月曜にはピックできると思いますのでよろしくお願いします(今年は低価格帯に目につく馬が多いような)

今週の新馬戦は推奨馬の出走はなし、こないだ「エンパイアメーカー×フジキセキ」のニックスについて書きましたが、新馬戦の追い切りでタガノキングパワーの映像が流れてて、これがなかなか狙いすました配合で、適性はダ中距離かもですが走りに注目したいですね~

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そろそろ種牡馬ワークフォースについて(3)

2015-08-26 17:41:31 | 配合論

下記エントリ「そろそろ種牡馬ワークフォースについて(2)」で書いたことをおさらいすると、新種牡馬ワークフォースは

・Nureyev≒Sadler's Wells4×2を持つだけに、エルコンドルパサーやキングカメハメハ同様、Northern Dancerクロスを(少なくとも4×4より濃いレベルでは)持たない牝馬との配合のほうが成功しやすいだろう

・エルコンドルパサーより重厚で鈍重な産駒を出すと考えられるので、Specialのクロスはプラスに働くケースが多いだろうし、同じ理由でMr.Prospectorのクロスも有効だろう

今のところワークフォース産駒は22頭が出走し3頭が勝ち上がり、うちグローリーミストは母Northern Dancerクロスなしで自身はNureyev5×4、ゼットフーリは母がNorthern Dancer4×5で自身はNureyev5×4
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013106107/

この2頭はともに母父がジャングルポケットですが(Nureyevクロスもここ経由)、その父トニービンはSpecialと「HyperionとNasrullah」の組み合わせで脈絡しますから、ハーツクライがSpecial持ち牝馬との配合で成功している(ワンアンドオンリー、ヌーヴォレコルト、アドマイヤラクティなど)のと逆の発想で、パワー型に寄りがちなワークフォース産駒に芝向きの斬れを付与する効果はあるのかと

もう一頭の勝ち馬アフターダークは母母エリザベスローズがノーザンテースト×Caro×What a Pleasureですからここが「Northern Dancer+Hyperion+Nasrullah」的な構成

2戦して[0.2.0.0]のダイワダッチェスは母がNorthern Dancerクロスなしで自身はMr.Prospector4×4、2戦して[0.1.1.0]のアドルナメンテは母がNorthern Dancerクロスなしで自身はNureyev5×3、Special血脈のクロスを持つワークフォース産駒はここまで4頭が出走し、2頭が勝ち上がりトータル[2.2.1.3]です(4頭ともNureyevのクロス)

まあクロスによってワークフォースからスピードを出そうとするなら、たぶんSpecialかMr.Prospectorの二択しかないですから、現段階では概ね予想どおりの傾向かなあ…と

そろそろ種牡馬ワークフォースについて(2)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/61ea6ac1bbceb909360501eca1dbe7b8

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「2歳勝ち馬評価」先週ぶんを3頭更新&雑感

2015-08-25 21:26:01 | POG

先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週ぶんを3頭更新しました

キャロットの1歳募集馬の情報が正式に出ましたね~
木曜に「ジュラシックワールド」を観ることになり、4DXってメガネonメガネになるのであんまり好きくないんですが、ファクトリーまで出向くんで牛亭のハンバーグでも食ってきます
となると、水曜は自宅にこもって次のサラブレとUMAJINの原稿を書き上げなければならないので、キャロットの好配合ピックは日~月曜にやり遂げるつもりです(もう血統表チェックはあらかた終わってるので、あとは実馬とのすり合わせですね)

サプルマインドはHabitat経由のSir Gaylordクロスで、このクロスを持つディープ産駒は細身でしなやかな体質とトモの緩さを受け継ぐことが多く、だから外回りの直線でスピードに乗せるのが巧いミルコをもってしてもトップスピードに乗るのに少し手間取るところはありました
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013105480/
しかしスピードに乗ってからの残り300mぐらいからの斬れ味はなかなかのもので、このあたりはアヴニールマルシェやヴァンセンヌ(ともにSir Gaylordのクロス)のデビュー当時と重なるものがあったかなと
Sir Gaylordはナスキロ血脈の中でも最も柔らかい血なのですが、最も柔らかいということは最も非力ということでもあるのです
Sir Gaylord≒Secretariat6×4のティルナノーグも見るからにトモが非力で京都の高速馬場でこその馬でしたが、信濃川ではゲートをポンと出て逃げ切ってしまったのは、+12キロのうち何キロかでも後駆に筋肉がついたからやと思うんですよ(今まではトモが甘い馬特有の、上に飛ぶような出方をしてた)

配合をみる人ならば、エンパイアメーカー×フジキセキにはファーストクロップから注目されていたでしょうが、この組み合わせはGana Facil≒ミルレーサー3×3とImage of Reality≒Marston's Mill3×4のニアリークロスになるのです
先週タガノファサネイトが2歳未勝利戦を勝ち、これでエンパイアメーカー×フジキセキは中央で6頭出走し5頭が勝ち馬となっており(他にドルメロ、ミカエルシチー、ショウナンマラーク、チョウゴキゲン)、まあ芝中距離の大物が出る配合ではないんでしょうが、この確率の高さはさすがというべきかと

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マイラーの反応で、最速ラップを叩き出せ

2015-08-24 15:59:30 | 血統予想

札幌記念はピッチがストライドを封じるレースだと書きましたが、男子100mは今年もストライドがピッチを差し切りでした

今週のメインは新潟2歳S、外回り芝1600mで行われるようになってもうずいぶん経ちますが、2歳のこの時期ですからそれほど道中のペースは上がらないので、中距離馬が斬れ味で差し込むことは十分可能なレース

とはいっても、14年のミュゼスルタンvsアヴニールマルシェ、13年のハープスターvsイスラボニータ、11年のモンストールvsジャスタウェイを見てのとおり、よりマイラーっぽいほうが先着しているというか、血統表中のマイラーの要素がよりONになっているほうが勝っている、という言い方はできるのではないかと

新潟外回りは長くて平坦な直線の残り400~200mで10秒台の高速ラップを刻むことが多く、あのみんな一斉に追い出すところで10秒台前半の際立った加速で抜け出すには、マルカコマチとかFairy Kingとかアドマイヤマックスといったマイラーの影響下にある加速でなければならない

もちろんアヴニールマルシェはキョウエイマーチの、イスラボニータはCozzeneのマイラーっぽい資質も受け継いではいるのですが、そのマイラーっぽさの発現度合いが勝ち馬のほうが高かったというべきかと

モンストールの直後から後を追うように伸びてきたジャスタウェイ、鞍上の祐一は「残り400mから勝ち馬にスッと離されてしまった」とコメントしていた記憶があるんですが、残り200m~ゴールまではかなり詰めてるんですよね

中距離馬の斬れ味でも好走できるレースではあるけれど、勝ちきるとなると残り400~200mでマイラーのような反応や加速が必要である、と

スローになると1400mベスト型が完成度で好走することもあるのですが、それでもニシノラッシュとかフローライゼとかサウンドリアーナとかエーシンブランみたいなタイプが勝つことはないです

脚質的には圧倒的に差し追い込み有利で、過去5年の勝ち馬の4角順位は11,18,15,9,9、2着馬は14,13,11,12,2、マイネルラクリマとかマーブルカテドラルとかコスモセンサーとか、マイネルメリエンダとかダローネガぐらいのオープン級でも先行してしまうと馬券に絡めないのが新潟2歳S

配合的には当然のごとくナスキロ的柔さは有効で、ミュゼスルタン(ラストタイクーンとフレンチデピュティ)もアヴニールマルシェ(AlzaoとフレンチデピュティとDrone)も、ハープスター(AlzaoとSeattle Slew)もイスラボニータ(フジキセキとCozzene)もナスキロクロスの柔らかさを受け継いだ体質ではありました

ラフィアンのチーフベアハートがいつも人気以上に好走するのも、ナスキロ的ストライドがモノを言うから、という見方はできるでしょう

本日18時更新のNETKEIBA「重賞の見どころ」では新潟2歳SとキーンランドCの上位人気馬の血統解説を書いていますので、今週もよろしくお願いします

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8/22,23日の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2015-08-24 10:37:08 | 共有クラブ

■『ディープインパクト好配合馬リスト(2011)』で望田潤が推奨したディサイファ(牡6歳)が日曜札幌11R札幌記念(G2・芝2000m)を勝ちました。

グラスワンダーの近親で、Fall AspenにGraceful Touchとパワーと母系にはスタミナのハイインロー血脈が流れる。母父がSeeking the Goldのラインだけにダートも巧そう。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009102678/

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2014)』で望田潤が推奨したケルフロイデ(牡2歳)が土曜新潟5R新馬戦(芝2000m)を勝ち上がりました。『望田潤のPOG好配合馬リスト(2015)キングカメハメハ編』でも推奨しております。

★キャロットクラブ
父キングカメハメハ
母ケルアモーレ(Monsun)
牡 募集価格:3600万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013105867/
3代母Qui BidはNasrullah≒Royal Charger4×4・4・5とスピードを強く固定していて、母として独オークスと独1000ギニーに勝ったQue Belleや短距離で4勝をあげたダンツシュアーなどを産んでいます。そこにBeau Geniusが配された母母Qelle AmieはBold Ruler4×4、Raise a Native4×4で、そこにNasrullah血脈を全く持たずドイツ血脈で固めたMonsunが配されたのが母ケルアモーレ。完全なるアウトブリードなので強いクロスを持つ種牡馬との配合に打ってつけの繁殖牝馬といえます。本馬の半姉Quadunaはヴェルツィエーレ賞(伊G3・芝2000m)に勝っていますが、その父はNorthern Dancer3×5、Buckpasser4×4を持つDuke of Marmaladeでした。本馬の父キングカメハメハもNorthern Dancerのクロス4×4・6なので、母父Monsunを1/4異系とし、残りの3/4の部分でNorthern DancerやNasrullahをクロスするという、キンカメ産駒としては最も成功しやすくオススメしやすい配合形になりました。自身はナスキロの薄いクロスもあるので、柔らかな体質の芝中距離馬で東京や外回りの2000m前後が活躍の場でしょう。

○ケルフロイデ(牡、母ケルアモーレ)
母母Qelle AmieはBold Ruler4×4、Raise a Native4×4、Nasrullah≒Royal Charger5×5・5・5で、そこにNasrullah血脈を持たずドイツ血脈で固めたMonsunが配されたのが母ケルアモーレ。そこにNorthern Dancer3×5とBuckpasser4×4を持つDuke of Marmaladeが配されたのが本馬の半姉Quaduna(伊G3ヴェルツィエーレ賞勝ち)。父キンカメでもやってることは同じで、Monsunを1/4異系とし残りの3/4の部分でNorthern DancerやNasrullahをクロス。母方のスピード色が濃い体型で早期からマイルで動ける。

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2014)』で望田潤が取り上げたウインムート(牡2歳)が土曜札幌5R新馬戦(芝1500m)を勝ち上がりました。

★ウインレーシングクラブ
父ロージズインメイ
母コスモヴァレンチ(マイネルラヴ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013101442/
牡 募集価格:3800万円
ドリームバレンチノ、マイネショコラーデの全弟で、母コスモヴァレンチは小倉2歳S勝ち馬。ロージズインメイはアウトサイダー血脈が豊富なアウトブリードであまり自己主張が強くなく、だから強いクロスを持つ自己主張の強い牝馬との配合に向いており、たとえばコスモオオゾラの母はNorthern Dancer4×4、Raise a Native4×4です。コスモヴァレンチはNasrullah6・6×4・5(血量にして4×4)のクロスを持つので、この組み合わせは大抵の場合は母のスプリンター資質がONになりやすい配合。体型や体質も母の長所をよく受け継でいるように見えるので、オープン級のスプリンターの期待をかけていいのではないでしょうか。(望田)

■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2015)ハーツクライ編』で望田潤が推奨したペイシャフェリシタ(牝2歳)が土曜札幌2R2歳未勝利戦(芝1800m)を勝ちました。

○ペイシャフェリシタ(牝、母プレザントケイプ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013104606/
叔父にフランスとオーストラリアで重賞に勝ったGatewoodがいる。母プレザントケイプはNorthern Dancer4×4で、母父父Green Desertはワンアンドオンリーの母母サンタムールと3/4同血で、War Admiral+La Troienneの名繁殖Courtly Deeに辿り着く牝系。Sadler's Wellsを通じてSpecialの血も引き、ややパワーと粘着力に寄っている感はあるが、3/4姉のペイシャフェリスのような活躍を見込みたい。

■日曜札幌7R500万下 ヴェネト(ディープ・望田)
■日曜小倉10R西部スポニチ賞 トーセンビクトリー(POG・望田)

ケルフロイデはドイツ血統Monsunの娘でアウトブリードの母にNorthern Dancer4×4・6のキングカメハメハ、ウインムートはNasrullahクロスが強い(6・6×4・5)母に北米アウトサイダー血脈が強いアウトブリードのロージズインメイ、私としては最もオーソドックスかつ確実な狙い(緊張→緩和)でピックした馬たちです

「ハーツクライ×Courtly Dee」は昨年はワキノハガクレとジャストザルーチェ、今年はペイシャフェリシタとPOG書籍でピックしつづけていて、しかしなかなかワンアンドオンリーみたいな馬は出てこずみんなラトロパワー全開のナリタポセイドン型になってしまうので困ったもんです(^ ^;)

ペイシャフェリシタも明らかにパワー型で洋芝小回り1800mズンドバやと思うので、2歳Sに出られれば出てほしいなと

コメント (5)
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