栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

3/26,27の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2022-03-30 15:12:20 | 共有クラブ

■『ディープインパクト好配合リスト(2020)』で栗山求が推奨したシャフリヤール(牡4歳)が日曜ドバイ8Rドバイシーマクラシック(G1・芝2410m)を勝ちました。

◎シャフリヤール(牡・母ドバイマジェスティ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2018105165/
サンデーサラブレッドクラブで募集価格1億2000万円。皐月賞(G1)と大阪杯(G1)を勝ったアルアインの全弟で、その下のダノンマジェスティ(現5戦3勝)、ヒメノカリス(現2戦1勝)も高い素質を示している。母はBCフィリー&メアスプリント(米G1・ダ7f)を制したスピードタイプ。アメリカのG1を制したスピード型の牝馬にディープインパクトを交配するのは成功パターンだが、本馬の3代母Mistic MajestyはRibot系のHis Majestyを父に持ち、Hyperion3×4という重厚な血統構成。その影響か全兄アルアインはスピードだけでなく大レース向きの底力を備えていた。母の父はA.P.Indy系なのでスパッと切れる脚はないものの、ハイペースで展開する芝中距離戦で出番がありそうだ。(栗山)

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)』で望田潤が推奨したピースオブエイト(牡3歳)が土曜阪神11Rの毎日杯(G3・芝1800m)を勝ちました。

★シルクホースクラブ
父スクリーンヒーロー
母トレジャーステイト(Oasis Dream)
牡 募集価格:2500万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019105318/
母トレジャーステイトはジムクラックS(英G2・芝6F)に勝ったApproveの全妹にあたり、自身はダ1400~1600で3勝。Green Desertの系統は欧州の短距離~マイルで有力ですが、ややパワーが勝っているので日本だとダートや洋芝向きになるイメージですかね。Bold Exampleにさかのぼる名門牝系に一流種牡馬が代々配されてきて、繁殖としてもなかなか楽しみな血統です。スクリーンヒーローとの配合はDanzig4×4、ノーザンテースト≒The Minstrel4×5など活力ある父母相似配合になり、早期から動けてパワーと機動力に富むマイラーとして計算できる配合。しなやかさもあるので芝もいけるでしょう。(望田)

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)』で望田潤が推奨したウィルフルネス(牝3歳)が日曜阪神1Rの未勝利戦(ダ1800m)を勝ち上がりました。

★ユニオンオーナーズクラブ
父ジャスタウェイ
母レゾリューション(カリズマティック)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019102460/
牝 募集価格:1400万円
母レゾリューションは快速カルストンライトオの半妹で、自身もJRAで3勝(全てダ1400m)。3代母オオシマスズランの子孫もワンダーサジェスやワンダーヴィーヴァなど短距離の活躍が目立ちます。そしてジャスタウェイ産駒も牝はアウィルアウェイ、エーポス、ラブミーファインなど短いところ向きに出ることも多く、本馬も母方の短距離体型が強いのでそのイメージでいいでしょう。「3/4Northern Dancerクロス」で配合は整っており、身のこなしや歩きもいいので、芝短距離で息長く上級で活躍できるとみました。(望田)

■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2021)』で推奨したカルネアサーダ(牝3歳)が土曜阪神1Rの未勝利戦(ダ1200m)を勝ち上がりました。

カルネアサーダ(牝・父ドレフォン・母ハラペーニョペパー)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019104841/
カラクレナイのイトコで、母ハラペーニョペパーはJRA3勝(全てダ1400)。母母レッドチリペッパーは富士Sと中山牝馬Sの勝ち馬。そこにドレフォンが配されて、UnbridledとGhostzapperとマイニングの北米パワーを十二分に活かした配合になった。これも速攻系の砂マイラーで、3月末に入厩して乗り込まれている。(望田)

■土曜中京11R名鉄杯 ケイアイターコイズ(POG・望田)
■日曜中京9R大寒桜賞 ブラックブロッサム(一口・望田&栗山、POG・望田)
■日曜ドバイ6Rドバイゴールデンシャヒーン2着 レッドルゼル(一口・望田&栗山)



ピースオブエイトは走った両親の父母相似配合で、馬の出来も良く見えたのでまあ外すことはないだろうというピックでしたが、デビュー3連勝で毎日杯を勝つような馬になると思いませんでしたね(^ ^;)

ウィルフルネスはカルストンライトオの姪ですから、アウィルアウェイのようなイメージでピックしたんですが、だんだんジャスタっぽい馬に完成してきたようで、母のスピードで先行し父のスタミナで粘る中距離馬として楽しめそうな



カルネアサーダみたいな配合のドレフォン産駒はダートに振れるだろうとみての指名でしたが、以下のように母系にUnbridledが入るドレフォン産駒はサウジダービー3着コンシリエーレをはじめ高確率で走っており、勝ち鞍は全てダートですね



イクイノックスとブラックブロッサムはともにシルクのピック馬ですが

・母父がマイラー(キングヘイロー、Orpen)
・Haloのクロス
・Worden≒Le Fabuleuxのニアリークロス

という共通点があり、これが大きな推奨理由でもあります





https://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/369ba708674e5d2a9924a042f049b705
上のエントリでも書きましたが、キタサンブラックの凄い底力を活かすにはWorden≒Le Fabuleuxのニアリークロスが有力で、その底力を活かすには母父にマイラーのスピードが入って先行できるほうがいいし、同じ理由でHaloのクロスも有効だろうと

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第52回高松宮記念回顧~涙のG1制覇、信頼の最内強襲

2022-03-29 11:03:53 | 血統予想

中京11R高松宮記念
◎5.レイハリア
○7.レシステンシア
▲17.メイケイエール
△1.サリオス
×2.ナランフレグ
×3.シャインガーネット
×11.クリノガウディー
×14.ダイアトニック
×18.グレナディアガーズ
前売りではレシステンシアが1人気。マッチョになった今は1400がベストだろうが、高松宮でもスプリンターズでも香港でも2着で、血統的にも渋化が残ると四度目の正直なるかといったところ。メイケイエールは桜花賞で悔いのない◎を打ったが、あのしなやかで優雅なフォームは全くスプリンター然としない。父ミッキーアイルのようにマイラーとしての卓越した能力で好走するかもしれないが、でも1200のG1で◎を打つのは悔いが残りそうだ。サリオスはデインヒルの影響が強い肉付きのいい体つきで、たしかにハーツクライには全く似ていない。しかしこういう馬を◎にしていいのかどうか、ハッキリ言ってよくわからない(笑)。わからない馬に◎は打ちたくない。ジャンダルムはひいきの馬だが、パンパンの良でやりたかっただろう。
ロードカナロアの牝駒は、アーモンドは別格として大半がスプリンター。レイハリアの場合は母がマンハッタンカフェ×トニービンだから「父スピード×母スタミナ」だが、いかにもカナロア牝駒というスプリンターで、そこに母方のハイペリオン的な粘着力が加味されたような馬だ。伯母のバウンシーチューンは重のフローラS勝ち。自身もかなり馬場が悪かった雪うさぎを勝っており渋化が残るのはプラス。21年ダノンスマッシュ(父ロードカナロア)、20年モズスーパーフレア(父スパイツタウン)、19年ミスターメロディ(父スキャットダディ)と、ストームキャットの血を引く馬が3連勝中なのも後押し材料になるか。何より今年はモズスーパーフレアもビアンフェもいないから、中京1200でカナロア3騎の先行なら後傾ラップも十分ありうるのでは。前残りを狙ってみたい。わかりやすい血統のわかりやすい道悪巧者のスプリンターに◎。

例によってNEKEIBAの全頭解説から1~3着を

ナランフレグ
インプレスウィナーの半弟で、母母ビューティークロスはJRA4勝(全て芝1200)。ジョージビューティやミヤママーガレットなども近親。ゴールドアリュール×ブライアンズタイムだからダート中距離血統だが、母母のスプリント資質が主に伝わったようで、Robertoとノーザンテーストが強いパワースプリンター。成長力に富む血統でもあり、ここへきて末脚が確実かつ威力を増している。展開や馬場バイアスの味方はほしいが、ここでも侮れない。(距離◎スピード○底力○コース◎)



ロータスランド
BCジュヴェナイルのブロッコやアメリカンオークス招待S(米G1・芝10F)のゴジップガールなどが出る牝系。父Point of Entryはバーディバーディの近親のRoberto系で、マンノウォーS(米G1・芝11F)など北米芝G1を5勝。母父Scat Daddyは早逝した名種牡馬で、ミスターメロディの父でユニコーンライオンの父父。この母父が強いが捌きはRoberto的で急坂はプラス。更に1200に短縮して、いつもの先行押し切りの勝ちパターンに持ち込めるかだ。(距離○スピード○底力○コース◎)



キルロード
ヤマノハヤブサの半弟で、母キルシュワッサーはJRA4勝(1000~1400m)。さかのぼるとBCスプリントのDancing Spreeなどが出る北米牝系。ロードカナロア×サクラバクシンオーはファストフォースやペプチドバンブーと同じ。番手でも勝っておりハナには拘らないが、短距離×短距離×短距離、スピード×スピード×スピードの配合だけに、ちょっと単調な脚質で追っての味はない。この相手に先行押し切りで挑むとなると、他も速いだけに…。(距離◎スピード◎底力○コース○)



3年連続で重馬場で行われることとなった高松宮記念、ジョッキーたちが口をそろえて「外を回っては苦しい」とコメントしており、いわゆる内から乾いていくバイアスだったようです

しかも今年はモズスーパーフレアもビアンフェもいないので、カナロア3騎の先行だと後傾ラップもありうるのではとみたんですが、好発を決めたレシステンシアが正攻法、それをジャンダルムがピッタリ追走したことで、見た目以上に前傾というか息の入らないペースで前崩れに

22年:12.1-10.3-11.0-11.0-11.5-12.4(33.4-34.9)
21年:12.2-10.7-11.2-11.5-11.6-12.0(34.1-35.1)
20年:12.1-10.8-11.3-11.4-11.2-11.9(34.2-34.5)

重馬場で行われたここ3年の高松宮の公式ラップを並べてみましたが、直線まで全く緩まずゴール前がかかっているという、なかなかタフなスプリント戦やったと思います

レシステンシアは1200にもマイルにも対応する1400型で、モズスーパーフレアのようなピュアスプリンターではないですから、このラップで行ってしまっては最後苦しかったというべきで、昨年の高松宮は6~7番手からの差しで自身の前後半は34.7-34.5

メイケイエールはさすがに引っかかる暇もないという感じで追走スムーズ、とはいえ8枠17番はやっぱり不利で「あれ以上内には寄せられませんでした」と池添も悔やんでましたが、外を回して差してきたのはこの馬だけですから、勝っても負けても毎回強烈なインパクトを残してくれます

「阪神のオープンでもこういう形をこなしてくれていたので、自信を持ってインコースへ行きました。宗像先生にはずっとお世話になっていて、恩返しできたと思うと幸せです」(勝利騎手インタビューより)

ナランフレグについてはいつも大外から脚を伸ばしてくるイメージやったんで、この2番枠はむしろ乗りにくいかなとも思ってたんですが、丸田が言うように同じ2番枠のタンザナイトでは馬群を割って突き抜けてるんですよね

イン乾き重馬場の前傾ラップ前崩れ、例によって後方から、今のナランフレグなら馬群を割ってくれると信じてラチ沿いを進み、直線はレシステンシアが失速したところで狭くなりかけるも力強く割って出て、そこが歓喜のゴールでした

インタビューを見てもエピソードを聞いても人柄の良さがにじみ出ている丸田が、苦節16年目にして、師匠の管理馬で成し遂げたG1制覇

号泣インタビューにはもらい泣きした人も多かったでしょうが、ナランフレグとは全29戦中21戦でコンビを組み、ここへきての心身の成長を感じ取っていたがゆえの、主戦だからこその信頼の最内強襲

ロータスランドは重の米子を勝っておりこんな馬場はパワーが活きるようで、父父Dynaformerはナランフレグの母父ブライアンズタイムと7/8同血で、このRoberto×Graustark×Golden Trailのパワーが活きるレースになりましたかね



このペースで前残ったキルロードの頑張りにはビックリで、ロードカナロア×サクラバクシンオーの典型的なスプリンター血統ですが、母母ナミビアがBusanda4×4でパワー豊富で、これも中京のド不良1200を逃げ切っているように道悪が巧い

昨日は昼からずっと外出してたんですが、会う人会う人に「いや~しかしゴールドアリュールが芝1200で勝つんですねえ」

たしかにゴールドアリュール×ブライアンズタイムはエスポワールシチーやタガノゴールドなどが出て当然のダート中距離血統ですが、ナランフレグの場合は、解説にも書いたように母母ビューティークロスが全4勝を芝1000~1200であげており、この影響が強いとみるべきでしょうね

タマモクロスはフォルティノのラインですから、ビューティークロスのような平坦芝向きのスプリンターやマイラーもけっこう出しましたが、そこにゴールドアリュールとブライアンズタイムのパワーを補強して、孫は急坂重馬場のスプリントG1を力強く差し切った

配合的にもNureyevとRoberto経由のNantallah≒Nashuaのクロスに、Nureyev≒ミヤマビューティー3×3ともとれるニアリークロス(Specialとレアリーリーガルの組み合わせ参照)ですからね

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日曜のボツ予想~飽きもせずマゼラン

2022-03-27 10:37:16 | 血統予想

世界のヤハギ、世界のヨシダ
日本馬が大活躍のドバイワールドカップデーでしたが、一番印象に残ったのはパンサラッサがいつものごとく緩みなく逃げようがLife Is Goodがオーバーペースでガンガン逃げようが、みんな当たり前のように離れず追走してポツンにも縦長にもならないことですかね



期待したMidnight BourbonはHペースを追いかけて苦しくなってしまいましたが、Tonalist産駒Country Grammerが勝って、今年もワールドCはA.P.Indyでした

春興は重の中山マイルなら飽きもせずに◎ハーモニーマゼラン、去年も重の春興で2着やったねキミは…





六甲はキズナの娘◎スマートリアン、Storm Bird≒NijinskyなどStorm Catの血を増幅したキズナ黄金配合
Zilzalが入るのでわりとナタ斬れするマイラーで、大箱マイルのオープン特別は[0-2-1-0]と末脚手堅い



大寒桜は◎ブラックブロッサム、新馬勝ったときにいろいろ書きましたが、イクイノックスに似た輪郭の配合で、ここは器で突破してもらいたい

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では高松宮記念とマーチSとミモザ賞を予想していますので、日曜もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当)


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop
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土曜のボツ予想~Seattle Slew的な馬を

2022-03-26 09:30:08 | 血統予想

ちょっとやることがいろいろあって、ボツ予想はドバイワールドCだけで…本業だけじゃなく実家のことがいろいろね…

昨年は母父A.P.IndyのMystic Guideが快勝、Seattle Slew~A.P.Indyのようなストライドで走るダート馬が強いレースです
19~20年連覇のサンダースノーもLomondとSeattle Slewを通じるMy Charmer5×6…そういやこの2頭同じ牝系でもありますな





となると、ライフイズグッドLife Is GoodよりもミッドナイトバーボンMidnight Bourbonだろう…というのが私の見解
母母Catch My FancyはMonique Rene3×2の牝馬クロス、この父父Royal AscotがPokerと3/4同血なので、代々Seattle Slew的な血を増幅した配合といえますね





NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では日経賞と毎日杯と伏竜Sを予想していますので、今週もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当)


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3/19~21の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報&日本の種牡馬父系図大全』発売開始

2022-03-22 14:36:39 | 血統予想
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)』で望田潤が推奨したレガラール(牡3歳)が日曜中山5Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。

★キャロットクラブ
父モーリス
母ディアデラマドレ(キングカメハメハ)
牡 募集価格:5000万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019105303/
モーリス(Northern Dancer5・5×4・5)とキングカメハメハ(Northern Dancer4×4・6)を通じるSadler's Wells≒Nureyey4×5。他にサンデーサイレンス4×3のクロスですが、母母ディアデラノビアのところだけはNorthern Dancerの血が全く入らず、北米南米のアウトサイダー血脈で固められている点が秀逸。全体にパワーと機動力でまとめていて、中山での豪快な捲りが楽しみな中距離馬です。(望田)
■土曜中京8R1勝クラス シテフローラル(ディープ・栗山)
■日曜中山8R2勝クラス アステロイドベルト(一口・栗山)
■月曜中山7R1勝クラス リリーブライト(一口・望田)



まずはお知らせから、平出貴昭さんの新しい電子書籍『日本の種牡馬父系図大全』が発売となりました。
http://miesque.com/c00081.html

(以下栗山ブログより)
日本で本格的なサラブレッドの生産が始まった1907年頃から現在までに日本で供用された種牡馬約3500頭を父系図にまとめた画期的な労作です。

各種牡馬には主な勝ち鞍や供用年も記載し、JBIS-Searchなどのデータベースサイトにもリンク。さらに付録として、1924年以降の中央サイアーランキングや、地方も含めた各種リーディングサイアーのデータもまとめています。

父系図で約50ページ、付録データで約30ページの計約80ページという膨大なデータとなりました。日本の種牡馬の歴史を学ぶのにはお役に立つかと存じます。何時間眺めていても飽きない価値ある一冊であり、ぜひぜひ、オススメです!
http://miesque.com/shopping.html

…………………………………………………………………………
【平出貴昭の本】
★『世界のG1馬父系図1776-2021』
http://miesque.com/c00080.html
★『日本のG1馬父系図1932-2021』
http://miesque.com/c00079.html
★『世界のダービー馬父系図』
http://miesque.com/c00054.html
★『英ダービー馬父系図』
http://miesque.com/c00051.html
★『競馬血統年鑑2021』
http://miesque.com/c00078.html
★『競馬血統年鑑2020』
http://miesque.com/c00072.html
★『競馬血統年鑑2019』
http://miesque.com/c00063.html
★『競馬血統年鑑2018』
http://miesque.com/c00053.html
★『競馬血統年鑑2017』
http://miesque.com/c00046.html
★『競馬血統年鑑2016』
http://miesque.com/c00039.html
★『競馬血統年鑑2015』
http://miesque.com/c00033.html
★『競馬血統年鑑2014』
http://miesque.com/c00027.html
★『競馬血統年鑑2013』
http://miesque.com/c00018.html
…………………………………………………………………………



これまで芝の重賞、オープン、1勝Cを勝ったドレフォン産駒は4頭いますが

ジオグリフ…母アロマティコは秋華賞3着
デシエルト…母アドマイヤセプターはドゥラメンテの全姉で京阪杯2着
カワキタレブリー…母カフジビーナスはJRA1勝(芝1400)
サーマルウインド…母ラフィエスタはアサヒの姉で不出走

いっぽうダートでオープンか1勝Cを勝ったドレフォン産駒は以下の6頭

コンシリエーレ…母ターシャズスターは北米1勝。半姉エスメラルディーナは関東オークス勝ち
セイルオンセイラー…母クリムゾンブーケはJRA1勝(ダ1700)
タイセイドレフォン…母デイトユアドリームはJRA4勝(全てダ)
テーオードレフォン…母エミネントシチーはJRA3勝(全てダ)、兄エスポワールシチー
デシエルト…母アドマイヤセプターはドゥラメンテの全姉で京阪杯2着
ペプチドヤマト…母ペプチドルビーはJRA4勝(芝2勝ダ勝)



けっきょく母が芝馬ならば芝に、ダート馬ならばダートに打ち分けております…ということですかね

今のところJRA勝ち鞍の内訳は芝13勝ダ37勝ですが、北米チャンピオンスプリンターの看板を掲げてのスタッドインですから、そもそもそれぐらいの割合でダート向きの繁殖に付けられている、という部分はあると思うんですよね
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月曜のボツ予想~トライマイベストのクロスでダートに

2022-03-21 10:20:18 | 血統予想

隅田川はHalo3×5・5で中山向きの機動力ある◎レッドロワ、相手が難解ですがW5は1点通過したい





名古屋城はどこかにひねろうかと思いつつもひねれず◎グロリアムンディ、韓国馬事会のフィニステールなんかもそうですが、芝血統だけどトライマイベスト=El Gran Senor≒Carllon Missのクロスでラトロパワーを引いてダートに振れたという配合ですね

というわけで堅いのばっかりですが、堅いからボツ予想になっているのでご容赦を(^ ^;) NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」ではフラワーCとフローラルウォーク賞と熱田特別を、競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」ではフラワーCを予想していますので、月曜もよろしくお願いします


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日曜のボツ予想~オルフェ×Gone Westのピッチ

2022-03-20 10:19:19 | 血統予想

豪ゴールデンスリッパーSはデインヒル3×4のFireburnが勝ちました
20年がFarnan(デインヒル3×4)、21年がStay Inside(デインヒル4×4)、デインヒルクロスの3連覇はさすが修羅の国(^ ^;)
Fireburnの場合は母がSadler's Wells≒Nureyev3×4でそこにNiniskiを合わせてます







摂津は◎リヴェール
前々走猪名川でも◎でしたが、オルフェ×リトルゲルダで阪神内1400ズンドバの小汚いピッチ走法で、阪神内1400ならいつも◎
オルフェ×Gone Westはジャスティン、クリノプレミアム、シャインガーネット、メロディーレーンなどと同じでよく走ってる配合です

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」ではスプリングSと阪神大賞典とスピカSを、競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」ではスプリングSを予想していますので、日曜もよろしくお願いします


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土曜のボツ予想~距離延びてハーツ牡駒

2022-03-19 08:51:02 | 血統予想

パーフェクト種牡馬辞典 2022-2023の誤植につきまして
http://blog.keibado.ne.jp/blog/2022/03/18/01/
修正PDFがアップされていますm(_ _)m 郵送も承っていますのでよろしくお願いいたします

淡路は川田で人気になってますが◎ハーツオブシャカ
ジョルジュサンクやウインブルーローズの下でハローユニコーンの甥
古馬になって、距離延びて、前々で立ち回って勝ってきたハーツクライ牡駒



やることがいろいろあってボツ予想はこんなもんで…NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」ではファルコンSと若葉Sと豊橋Sを、競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」では若葉Sを予想していますので、今週もよろしくお願いします


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3/12,13の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2022-03-15 21:06:17 | 共有クラブ

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)』で栗山求が推奨したストーリア(牝3歳)が日曜中京5Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。

★ロードサラブレッドオーナーズ
父リオンディーズ
母フェリス(ジャングルポケット)
牝 募集価格:2200万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019104124/
チャレンジC(G3)を勝ったロードマイウェイ(父ジャスタウェイ)の半妹で、母フェリスは関東オークス(Jpn2)と新潟2歳S(G3)を勝ったシンメイフジの半妹です。血統表の3代以内に3頭の日本ダービー馬(キングカメハメハ、スペシャルウィーク、ジャングルポケット)がいる血統構成に加え、Nureyev≒Sadle's Wells5・4×4という重厚な4分の3同血クロスを持ちます。一見、スピード不足とも感じられるのですが、リオンディーズ産駒の場合、少々鈍重そうに見える繁殖牝馬の仔でも勝ち上がるシーンがしばしば見られます。種牡馬としての能力が高いのでしょう。現時点で新種牡馬ランキング第5位につけています。牝馬なのでイメージよりも素軽く出ることが予想され、長くいい脚を使えればオークスでの好走も夢ではないでしょう。(栗山)

■日曜中山10R東風S ボンセルヴィーソ(POG・望田)



※今日からまたしばらく帰省してます

ミッキーアイルやキズナなどディープインパクト系種牡馬はフィリーサイアーの傾向、あとゴールドシップやオルフェーヴルもステイゴールド系ながらフィリーサイアー寄り

…ということを先週書いたら、中山牝馬はオルフェーヴル産駒クリノプレミアムが勝ってキズナ産駒アブレイズが2着、フィリーズレビューはミッキーアイル産駒ナムラクレアが2着でキズナ産駒アネゴハダが3着、アネモネもディーマジェスティ産駒クロスマジェスティが勝って、そういやチューリップもミッキーアイル産駒ピンハイが穴をあけてましたが、どれもこれも馬券にできてないのが悲しいのう…



Storm Catを母父にもつ種牡馬は以下のように概ねフィリー寄りで、リアルスティールやダノンキングリーなんかもそんな傾向はあるのかも

隠れ良種牡馬として知られるアポロキングダムがかなりコルト寄りなのは、父系がキングカメハメハと同じKingmamboだからでしょうかね



ちなみにオルフェとゴルシの母父メジロマックイーンもなかなかのフィリーサイアーで、TARGETで産駒の成績を出してみると牡1190万円/牝1420万円=0.84でした

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本日発売『パーフェクト種牡馬辞典2022-2023』

2022-03-14 11:14:33 | お知らせ

今年も発売になりました
よろしくお願いいたします(以下栗山ブログからコピペ)


https://www.amazon.co.jp/dp/4426123100/

本日3/14(月)、栗山求&望田潤監修の『パーフェクト種牡馬辞典2022-2023』(自由国民社)が発売になります。最新の知見を盛り込み、配合&馬券、という二本柱で主要種牡馬を徹底攻略しております。この一冊さえあれば種牡馬に関してオールOK!という自信作です。

種牡馬本は、その種牡馬の特徴のみを解説したものがほとんどです。本書は、栗山と望田が手がけた最初の巻(2012-2013)から「配合」という観点を取り入れた画期的なものであり、旧時代の類書とは一線を画しています。

新種牡馬5頭とランキング上位15頭については、栗山または望田が注目2歳馬を2頭ずつ挙げ、血統表を添えて解説しています。もちろん、馬券の狙い方にも十分なスペースを割いています。毎年同じではなく、最新の知見を取り入れてすべて書き換えています。



恒例の「種牡馬特別鼎談」は、栗山求、望田潤、三輪圭祐(社台スタリオンステーション)が種牡馬界の現状や新種牡馬の評価について活発に意見を交わしました。今年産駒がデビューする新種牡馬については、三輪さんの最新情報、注目の2歳馬のほか、栗山と望田の血統分析などを交え、多角的に考察して丸裸にしています。POGや一口選定対策としても必読です。

グリーンチャンネルでおなじみの辻三蔵さんの産駒調教分析、久保和功さんの馬体分析、素顔の種牡馬たちの姿を垣間見られる美野真一さんの人気コラム「種牡馬ちょっといい話」、新種牡馬については治郎丸敬之さんの「馬体は語る」など、読み応え十分です。

馬券、POG、生産にも応用可能な新時代のハイブリッド種牡馬辞典であり、配合の教科書としてもお使いいただけると思います。お買い上げいただけましたら幸いです m(_ _)m


https://www.amazon.co.jp/dp/4426123100/

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