「白鵬の柔らかさは本当に独特で言葉で表現しづらい。単に柔らかいだけではなく、その中に芯がある」(二子山親方=元大関雅山)
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=5015
これ白鵬をサンデーサイレンスに、二子山親方を岡田総帥に置き換えても違和感ゼロですが(^ ^;)、どんな分野でも頂点の頂点を極めるようなアスリートというのは、だいたい似たような褒め言葉で語られるものなのですな~
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過去4年のレパードS連対馬8頭のうち、11年のボレアス(母父フレンチデピュティ)とタカオノボル(母父Touch Gold)、10年のミラクルレジェンド(母父Awesome Again)とグリッターウイング(父クロフネ)、そして09年のスーニ(父Soto)と、5頭がDeputy Ministerの血を引いています
そもそも12年はDeputy Minister持ちが一頭も出走しておらず、つまりDeputy Minister持ちが出てくれば必ず連対するのがレパードSで、もっと言えばDeputy Minister持ちがいるレパードSでDeputy Ministerを持たないにもかかわらず連対したのは(ややこし)、大王トランセンドだけなのです
そしてこの5頭、さすがにダートでオープンを張るだけあってDeputy Ministerのツボ、Bunty Lawless5×3とLadder≒Parade Girl6×4・5を押さえた配合をしていて
┌Fair Play
┌○
Ladder
└Panoply
Good Example
│ ┌Fair Play
│┌○
└Parade Girl
└Panoply
ボレアス…母がフレンチデピュティとDamascusを経由するEight Thirty≒Good Example≒Speed Boat5・6×8
タカオノボル…KrisとDeputy MinisterとBetter Selfを通じるWar Relic≒Good Example≒Eight Thirtyの薄いクロス
ミラクルレジェンド…Marston's MillとAwesome Againを通じるEight Thirty≒War Relic≒Good Example7・7・7×7・8(フジキセキ×Deputy Ministerの黄金配合)
スーニ…Deputy MinisterとDamascusとIn RealityとPatelinとDixieland Bandを通じるGood Example≒Eight Thirty≒War Relic=Speed Boatのクロス計8本
スーニなんて血統表を掘れば掘るほどあちこちからEight ThirtyやWar Relicが出土してきてビックリしますが、ようするにDeputy Ministerの血を引いてダートでオープン張ってレパードSで連対するぐらいの馬になると、Deputy MinisterのGood ExampleにEight ThirtyやWar Relicをちゃんと合わせている、ということですな~
今年の登録馬でDeputy Minister持ちは、アドマイヤイバマ(父クロフネ)、インカンテーション(父シニスターミニスターの母父The Prime Minister)、ドコフクカゼ(母父フレンチデピュティ)、ハイパーチャージ(母父フレンチデピュティ)、モリトリュウコ(父シニスターミニスターの母父The Prime Minister)の5頭
トランセンド級不在ならばこのなかから勝ち馬が出そうな気はしますが、あとはGood Exampleをうまいこといじくってて、ダートでオープン級と言える配合をしているのはどれなのか、ま~まだ月曜ですから、みなさんヒマを見て血統表を一生懸命掘ってみてください
私も木曜の「血統クリニック」まで、ねじり鉢巻きにスコップで、手作業であちこち掘り返しますよ~(・∀・)