おかげさまで本年も好評をいただいている「一口馬主好配合馬ピックアップ(2016)」、昨日栗山と望田がキャロットクラブから6頭ずつ(ダブル推奨が2頭いるので計10頭)ピック、また栗山がグリーンファーム愛馬会から1頭ピックしました
これで現在ウインから3頭、キャロットから10頭(ダブル推奨2)、グリーンから2頭、ジーワンから9頭、東サラから6頭(ダブル推奨1)、ユニオンから5頭、ラフィアンから3頭、ロードから4頭ピックしています
http://miesque.com/c00037.html
今年のキャロットはディープとキンカメから1頭ずつ、あとは募集価格2000万前後のこそばゆいのを4頭ピックしました(・∀・)
もう一頭、これはすぐには埋まらないだろうというのを保留中で、配合はなかなか面白いんですがちょっと緩さが気になるのでしばし様子見しようかなと
■『ディープインパクト好配合リスト(2012)』で栗山求が推奨したタイセイドリーム(牡6歳)が土曜新潟8R新潟ジャンプS(J・G3・芝3250m)を勝ちました。
○タイセイドリーム(牡・母モアザンベスト)
母は芝短距離で4勝を挙げた。父は基本的にこうしたタイプと相性がよく、ニックスの関係にあるRahyが入るのも好ましい。「ディープ×Giant's Causeway」といえばグロット賞(仏G3・芝1600m)を勝ったBeauty Parlourと同じ。それに比べると本馬はスピード方面に傾いた配合構成だ。手堅く走り、なおかつ大レースでも信頼できる。(栗山)
■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2016)キングカメハメハ編』で望田潤が推奨したヴァナヘイム(牡2歳)が日曜小倉5Rの新馬戦(芝1800m)を勝ち上がりました。
○ヴァナヘイム(牡、母グルヴェイグ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2014105907/
ドゥラメンテ=アドマイヤセプター(キングカメハメハ×サンデーサイレンス×エアグルーヴ)と7/8同血で、ルーラーシップ(キングカメハメハ×エアグルーヴ)と3/4同血。キングカメハメハ×エアグルーヴはHornbeam≒パロクサイドのニアリークロスになり、そこにSpecialとMill Reefも絡んでナスペリオン的な野太い斬れを表現する。(望田)
■『ディープインパクト好配合リスト(2015)』で望田潤と栗山求がダブル推奨したアフェクテューズ(牡3歳)が土曜新潟6R3歳未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。
◎アフェクテューズ(牡・母オールウェイズウィリング)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013100321/
全姉ショウナンアデラは昨年◎推奨。母オールウェイズウィリングは Anabaa(Treve やクイーンズリングの母父)の姪で、Northern Dancer4×4、Sir Gaylord5×5、Searching≒Better Self6×6など密な父母相似配合。母父Elusive QualityはRossini(サトノクラウンの母父)の3/4兄でGone West系ながら底力も秘める。Gone Westが強いマイラー体型だが、大型でパワー体質で非力さは微塵も感じない。(望田)
◎アフェクテューズ(牡・母オールウェイズウィリング)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013100321/
阪神ジュベナイルフィリーズを制して2歳牝馬チャンピオンに輝いたショウナンアデラの全弟。同馬に続いて2年連続の指名となる。2代母Always Loyalは仏1000ギニーの勝ち馬、3代母Balbonellaはロベールパパン賞の勝ち馬と、代々フランスの大レースを制してきた名牝系。Always Loyalの半兄Anabaaは全欧チャンピオンスプリンターで、Goldikovaの父としても知られている。Anabaaの半兄Key of Luckは本邦輸入種牡馬アラムシャーの父。活力のあるファミリーだ。本馬の母オールェイズウィリングは父と相性のいいMr.ProspectorとNureyevの組み合わせに加え、Vaguely Nobleを持っている。Alzao≒Touch of Greatness3×3もおもしろい。姉は脚部不安に悩まされているが、弟にはこの懸念がないことを祈りたい。(栗山)
■土曜札幌8R500万下 マイネルプロンプト(一口・望田&栗山)
■土曜小倉11R釜山S グレナディアーズ(一口・栗山)
小倉の新馬はPOG推奨の2頭の馬連だけ買ってましたが、ヴァナヘイムはたしかにまだ緩いけれど身のこなしはパドックでも一頭だけ別次元で、しかし字面の血統のイメージほど重厚雄大なストライドではなく、第一印象はラブリーデイをしなやかにしたイメージかな(これなら小倉でおろしたのもわりと納得)
アスタークライも向正では馬群を気にしてましたが、バラけてからはいいフォームで伸びていて、しかしその2馬身前を“しなやかラブリーデイ”が馬ナリで駆け抜けてました
新潟11R 新潟2歳S
◎13.クイントゥープル
○3.イブキ
▲14.マイネルバールマン
☆9.サンライズソア
△6.アンジュシャルマン
△10.ヴゼットジョリー
今年はロードクエストのように抜けた馬がおらず、混戦模様でなかなか難しいが、これだけ人気がないのならば◎で振り回してみたい。拙著「パーフェクト種牡馬辞典」のPOGコーナーで推奨したように、アイルハヴアナザー産駒としてはなかなかの好配合馬。父の母父アーチと母母母父イージーゴアのA級米血を活かした配合になっているのがポイントで、パワーで走るマイラーだから新潟外回りの斬れ味勝負向きとはいえない部分はあるのだが、ワンターンで直線が長いマイル戦の新潟2歳Sは年末の大一番や来春のクラシックにもつながる舞台だから、パワーマイラーとしての資質や奥行きに期待してみたい。イブキは好走は間違いないと思うが、この牝系はコンスタントに上級が出るわりに重賞に一つのカベがあるだけに、ここでアッサリ突き抜けるかどうか。マイネルバールマンはカーリアンとシアトルスルーとセクレタリアトのナスキロ柔さで走るマイラーだから、内1400→外1600でプラスアルファはあるはず。
--------
60.7-33.6というレースラップは新潟2歳Sとしても中だるみ気味と言ってよく、今日の馬場でこれぐらい緩めば、上がり32秒でバキューンと突き抜ける馬が出てほしかった
そういう意味ではやはり今年はロードクエスト級は不在だったけれど、これまで新潟2歳で上がり32秒台を叩き出したのはロードクエスト、ハープスター、モンストール、ジャスタウェイ、シンメイフジの5頭だけですから、32.9で追い込んだ岩部オーバースペックはそれなりに評価したい
ローエングリン×サンデーサイレンスはHalo4×3のクロスになり、ローエングリン自身はMill Reef5×3でわりとしなやかさ柔らかさで走るタイプで(ローエングリンが血統も体質も中距離なのにマイルが主戦場となったのは、多分に一本気な気性に因る)、だからローエングリン×サンデーサイレンスという組み合わせはちょっと柔らかさしなやかさが勝ちすぎた配合というべきで、それ以外の部分でパワーの要素を補うことで成功しやすい、という話はロゴタイプがクラシック路線で活躍している頃によく書いてました
ロゴタイプは自身がSadler's Wells≒Nureyev4×4、ゴットフリートは母母がBuckpasser3×3にBusanda≒Striking=Mr.Busher5・5×5・5、Haloのクロス以外のところでこういうことをやって、体質を“締める”必要がある
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2010103783/
ヴゼットジョリーの場合は、母母父Saumarez(凱旋門賞)が
Nasrullah4×4
All Moonshine≒Hyperion6・7×3・6・7
Tudor Minstrel5×4
と「HyperionとNasrullahとFair Trial」の組み合わせをクロスしていて、これがSadler's Wellsの母母Specialと脈絡するので、ようするにSadler's Wellsとフェンジーを通じるNorthern DancerのクロスとSpecial≒Saumarezのニアリークロスになっているので、ロゴタイプほど鮮やかなクロスではないですがやってることは似ています
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2014105655/
ヴゼットジョリーは抜群に俊敏なわけでも美しくストライドが伸びるわけでもなく、しかし牝馬にしては馬格があってHyperion的な頑強さや粘り強さを兼ね備えているのが最大の長所でしょう
半姉ベルルミエールもスウェプトオーヴァーボード産駒の短距離型なんですが、1200mの快速馬というよりも1400mで粘り強いというタイプ、その母フレンチビキニもサンデー牝駒ながら専ら粘着力で走ってるようなダートの逃げ馬だったし、フレンチビキニの全姉フレンチアイディアも小倉芝2000mを上がり36秒台の好位差しで勝つような馬で、そうしたSaumarez譲りの粘着力こそがこのフェンジーの牝系の持ち味でしょう
だから同じく祐一のお手馬だったジェルミナル、ブエナビスタ世代の名関脇であれもなかなかHyperion的な脚質でしたが、あんなイメージの牝馬かなと
ちなみにフェンジー牝系の馬はJRAで7頭が16勝をあげていますが、それを脚質別にみると
逃げ先行[12-10-6-44]
差し追い込み[4-4-3-75]
ベルルミエールの阪神牝馬2着が通過順3-2、NZT3着が2-3-3、フレンチアイディアの忘れな草2着は4-6-6-1、フレンチビキニの4勝目は東京ダ1600mを逃げ切り
だからSaumarezのハイインローを絞り出すような意識で、祐一が乗れるかどうかが今後のポイントでしょう…と、
ここまで書いて競馬ブックを買いに行ったら、「持続力がセールスポイントで、ある程度の位置から流れ込む競馬が合っている」というレース後の談話が載ってました
イブキは道中は好位のインで、直線で追い出しながら斜めに外に持ち出すという昨年のロードクエストのようなコース取りで、でも追ってからロードクエストほどは弾けなかった…というのはちょっと酷ですが、近親にミリオンディスクやモノポールやリクエストソングやエルカミーノやワイドサファイアやヴァーゲンザイルやハッピーリクエストなどが出るこの牝系は、やっぱり芝良の重賞を勝ちきるには少し爆発力が足りないところがあるのです
土曜のナスペリ会でも「猛烈なピッチ走法のアピールバイオは福島1800なら◎やけど、超スローなら新潟外マイルでも見せ場があるかも」という話はしていたんですが、パワーと機動力特化の配合で、前肢が出ないピッチ走法で、でも能力は見せた
アイルハヴアナザー産駒のクイントゥープルは上がり11.3-10.6-11.7の斬れ味勝負では反応できなかったというべきで、実際10.6のところで見た目に置かれてしまいましたが、そこからゴールまでジワジワ盛り返してはいて、これもAlthea≒Easy Goerのパワーが活きる舞台ならば見直せる馬やと思いました
マイネルバールマンは本来内1400より外1600のほうが合っている馬やと思いますが、今日は前にカベをつくれず、ちょっと気分よく行かせすぎた感はありましたかね
キーンランドの回顧は後ほど「雑感」で…木曜からずっと痛飲がつづいているので今日は休肝日、これからキャロットのDVDを観ます
WASJ第3戦は洋芝1200[2-0-0-0]のGreen Desert系○イッテツと、クロペリオン牝馬らしい粘り腰がある▲オウケンビリーヴも有力でしょうが、ここは◎クロムレックをちょっと狙ってみたい
ブレイクランアウトとは父Smart Strikeと母母キューが共通する3/4同血の間柄ですが、キューの芝向きのナスキロ柔いストライドで走ったブレイクとはタイプが違って、こちらは母方のRobertoやフレンチデピュティのパワーが強いとデビュー当初から書いてきました
弟グランシルクにしても妹クードラパンにしても、東京でストライドで斬れるというよりは中山でピッチで捲る脚質で、それこそがルシルクが伝えるもの
母方のパワーで走るスプリンターということはハッキリしましたが、一方で芝1200mは走ったことがないわけで、ここはビュンビュン逃げそうな馬がいないし、番おじが前々で運べば面白い
WASJ第4戦は◎ルグランパントル
栗子と隅田川で◎にしたときにも書きましたが、マツリダゴッホ×フサイチコンコルドの配合どおりの機動力型で小回り1800の捲りが本領、前走は1500が少し忙しくて捲りきれませんでしたが内容は良かった
昨年のWASJ最終戦はターナーがお手本のような捲りを決めて拍手喝采、ここはカナダのごついオバチャンの捲りが見たいのう(・∀・)
○メイクアップはいつも書くように母母父Vaguely Nobleなので、前走のように馬群に入ったままだとあんまりよろしくない
ここは幸い外枠を引けたので、高知の永森大智の捲りが見たいのう(・∀・)
鳥栖は◎ホットファイヤー
小倉芝は外伸びで時計も上がりもかかるのであまり速い脚は必要なく、だから中距離はハービンジャー産駒のダラッとした捲り差しが面白いように届きます
先週日曜から今週土曜まで、小倉芝1800m以上に出たハービンジャー産駒は[4-2-1-2]、単回値274複回値173ですから人気でも逆らいにくい
ちなみに勝った4頭の上がり3Fは35.4、36.3、35.3、35.3、35.3ならホットファイヤーでも出せそうですね
小倉日経OPも俊敏な機動力は要らない、11.8-11.8-11.8-11.8-12.0のダラッとしたロンスパ戦を押し切れる持続力、ということで考えると◎ウインフルブルーム○テイエムイナズマに
「No.1予想」では新潟2歳Sを、「厳選予想 ウマい馬券」では新潟2歳SとキーンランドCを予想していますので、日曜もよろしくお願いします
昨夜は「第1回札幌ナスペリ会」と題して、プロフェッショナルなホースマン二人と、じゃこキャベツ炒めが美味い店で飲んだくれてましたが、今日も客人が内外から来るのでこれから競馬場へ…重賞回顧は月曜になると思います
千歳は◎ホクラニミサ
ディーマジェスティの全姉でディープインパクト×ブライアンズタイム、「ディープインパクト×Robertoは本当にアンチニックスなのだろうか?」ってな話を、来月発売のサラブレ「ラッ血対談」(今回は趣を異にしてIK×血統屋の「血統×血統対談」)でやってますが、母系にRobertoの血を引くディープインパクト産駒は、これまでJRAに131頭が出走し73頭が勝ち馬となっています
これを牡牝で分けてみると
牡:出走68頭、勝ち馬48頭、2勝以上31頭、オープン馬=ディーマジェスティ、ステファノス、サトノラーゼン、マウントロブソン、モンドインテロ、ゼーヴェント、シャイニングレイ、ポルトドートウィユ、ニューダイナスティ
牝:出走63頭、勝ち馬24頭、2勝以上9頭、オープン馬=ディープジュエリー
このように勝ち馬率においても2勝馬率においてもオープン馬率においても、極端なセックスバイアスが認められるのは動かしがたい事実
そもそもRoberto系というのはブライアンズタイムもリアルシャダイも、シンボリクリスエスも掻き込み親父も、圧倒的に牡駒のほうが走る男性的な父系なのです
だから小柄で細身でしなやかな体質をよく伝え、斬れ味のある牝馬がよく走るディープインパクト産駒のそれも牝においては、Roberto系の特長である男性的なパワーが良型で表現されにくいので成功しにくい、という見方はできるかと
というわけで、ディープ×Robertoの牝馬なのに2勝してクラシックロードに乗りかけたという時点で、ホクラニミサの全弟の大成功は約束されていたのだ…という後付け(・∀・)
そんなホクラニミサですが、母がRoberto×Sadler's Wellsのパワーを強く伝えるのでディープ牝駒にしては斬れ味は並で、昨暮の中京戦のように時計や上がりがかかったときに好走するマイラーで、半分Roberto的な走法なので小回りもきくタイプで、中山内1800mのデイジー賞でハツガツオを差し切ったときが上がり12.1-12.2
札幌1500特有の緩みないペースで流れてゴール前が12秒かかるようならば、蛯名ダンスとともにインから捲り差せるのではないか…という予想で
ちょっと多忙なのでボツ予想はこの一つで m(__)m 今日は競馬見ながら、日曜の重賞予想とキャロット募集馬のチェックをすすめたい
「No.1予想」ではワールドオールスタージョッキーズ第2戦を、「厳選予想 ウマい馬券」ではワールドオールスタージョッキーズの第1戦と第2戦を予想していますので、今週もよろしくお願いします
昨夜はステラでシンゴジラ見て、それから一度行ってみたかったホクレンビルの「四文屋」へ
味噌ラーメンの名店「一粒庵」の向かいにある焼とん屋で、リーマンたちで連夜大賑わいですが、串はだいたい100円、生ビール350円、ホエー豚の希少部位多数、一言でいうとコスパ高しという店です
その後24に戻って2人加わって二軒目、4人でシンゴジラの感想をあれこれ小一時間語り合ったほどには面白い映画でした
面白い映画って、だいたい最初の5分ぐらいで(あ、これたぶん面白い)ってくるものがありますよね…返し馬におろすときの最初の一完歩の身のこなしで「おおおっ!」っとくるようなやつが(・∀・)
今週の新馬は日曜小倉にPOG推奨のアスタークライとヴァナヘイムが出るので楽しみで、追い切りを見た感じではアスターは母親似のパワー加速、ヴァナはキンカメ×エアグルーヴらしいしなやか加速、どちらも狙いどおりではあります
あと今週の「モレイラ×Danzig」は土曜5Rコロラトゥーレ(母母父デインヒル)だけでした
週末は月刊誌の原稿と来札客がいくつも重なってて、キャロット募集馬は昨日20番まで見たんですがアップは月曜になりそう…ボツ予想も少なめになるかもです
先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週ぶんを3頭更新しました~
◆そら(香港の帝王やから)そう(Danzig神)よ
ちょっと前に「モレイラはDanzigっぽい馬(パワーと機動力に富むタイプ)と手が合うんじゃないか」と書いたんですが、JRAでDanzigを持つ馬に騎乗したときの成績を出してみたら
[6-3-2-2]
手が合う、というレベルではなく神でした(ちなみにモレイラの先週までのJRA通算は[16-14-7-18])
オセアニア産馬が主力の香港とシンガポールで名をあげた男ですから、そりゃデインヒルやGreen Desertを乗りこなすのはお手のもので、たとえばフルーキーとかキャンベルジュニアとかメラグラーナとか、ほらみんな手が合いそうなイメージでしょ(・∀・)
ちなみに[6-3-2-2]の着外2頭はハタノアデール(父ハービンジャー)とジュエルプラネット(母父Dansili)で、このままだとDansiliだけはマジックマンのマジックが通用しないDanzig系ということになり、ハービンジャー産駒は必死こいて頑張りましょう(^ ^;)
◆ダ1700m以上反省会
某誌で「この秋期待の好配合馬をあげる」というザックリした企画をやることになり、ひとまず今年NETKEIBAやブログで◎を打った馬をTARGETで抽出してみたんですが、全[86-67-56-337]連対率28%で単回値103複回値86、3歳500万下芝が[13-6-7-19]単回値174複回値113、酷いのがダ1700m以上で[2-4-5-31]連対率14%単回値24複回値58(^ ^;)、近いうちに反省会をやります…
石川ワタルさんは二度ほど酒席を一緒にさせてもらったぐらいですが、競馬通信社に入ったばかりの小汚い若造にも、あの人懐っこい笑顔で接してくれる人でした…合掌
石川ワタルさん死去~栗山求の血統BLOG
http://kuriyama.miesque.com/?eid=2097
--------
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2015)』で栗山求が推奨したレッドアンシェル(牡2歳)が土曜札幌5R新馬戦(芝1500m)を勝ち上がりました。
★東京サラブレッドクラブ
父マンハッタンカフェ
母スタイルリスティック(母の父Storm Cat)
牡 募集価格:2800万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2014105982/
3年前に推奨した全兄レッドラウディーは、542kgを記録した巨漢馬だったため脚もとの負担が大きく、高い能力を持ちながらそれを発揮しきれませんでした(最高成績は2着)。本馬は現時点で402kgと小柄で、競馬を使うころには450kgぐらいでしょうか。これなら楽しみです。父マンハッタンカフェはStorm Catと相性がよく、この組み合わせからショウナンマイティ、マッハヴェロシティ、アンシェルブルー、トレンドハンター、エーシンミズーリといった活躍馬が出ています。母スタイルリスティックはNathaniel(キングジョージ6世&クイーンエリザベスS)、Great Heavens(愛オークス)、Playful Act(フィリーズマイル)などの半姉にあたる超良血。トレンドハンターの母ロイヤルペルラ、エーシンミズーリの母セントルイスガールの配合構成に酷似しているので大きな期待が掛けられます。芝向きの中距離タイプでしょう。(栗山)
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2015)』で望田潤が推奨したディバインコード(牡2歳)が日曜新潟1R未勝利戦(芝1400m)を勝ち上がりました。
★ノルマンディーオーナーズクラブ
父マツリダゴッホ
母ツーデイズノーチス(ヘクタープロテクター)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2014104286/
牡 募集価格:1320万円
母ツーデイズノーチスはアネモネSを制して牝馬クラシックロードを歩み、古馬になってからも1000万下で堅実に走りました。そこにマツリダゴッホが配された本馬は、Halo≒Drone3×5、Never Bend5×5、Raise a Native6×5、Flower Bowl≒Intriguing6×5と父母相似配合になりました。競走能力を見せた両親の父母相似配合ですから、比較的間違いの少ない配合といえます。ちなみにマツリダゴッホ×ヘクタープロテクターの組み合わせは、8頭がデビューしクールホタルビなど4頭が勝ち上がり。わりとナスキロ柔さを感じさせる体質で、外回りの1800~2000mでジワッと脚を使うストライド走法のイメージで、上級の出世は計算できる馬でしょう。(望田)
■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2015)重賞勝ち馬の弟妹編』で推奨したハヤブサレディゴー(牝3歳)が土曜札幌4R未勝利戦(ダ1000m)を勝ち上がりました。
★ハヤブサレディゴー(牝、父サウスヴィグラス)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013104145/
ラブミーチャンの全妹で、ダブルスターやハニーバニーの半妹。母母ラストヒットは東北優駿や北日本オークスに勝ち、中央入り後もエルムS4着などダートでオープンを張った。母ダッシングハニーはNorthern Dancer3×4、Buckpasser4×4、Flower Bowl≒Your Hostess4×5、My Babu≒Ambiorix6×5、密な父母相似配合でダートの隠れ名繁殖。サウスヴィグラスは強いクロスを持たないので、こういうクロスのうるさい繁殖と合う。(望田)
■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2015)ハーツクライ編』で推奨したバンダムザブラッド(牡3歳)が日曜新潟6R未勝利戦(芝2400m)を勝ち上がりました。
◎バンダムザブラッド(牡、母キングズラヴ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013103085/
これもSex Appealにさかのぼる牝系なのでBusanda≒Mr.Busherの継続クロス(6×6・7)。母はNorthern Dancer4×4、自身はHalo3×4、代々の配合は活力がある。母系にNureyevとMr.Prospectorも入るので、ハーツクライの早期完成型のお手本のような配合だ。一方で全兄ロマンシングピサが2戦とも大敗で引退というのが気になるが、つづけて外す配合ではないだろう…ということで。
■土曜小倉10R小郡特別 ビットレート(一口・栗山)
■日曜札幌8R500万下 ウインアキレア(一口・栗山)
ツーデイズノーチスはヘクタープロテクターの肌という限界はあるでしょうが、その母母ベルシェリー(豪州の名馬ボーザムの母でもある)がDonatello≒Donatellaの3/4同血クロス4×4、全体の配合形がよくて繁殖としてもなかなか評価してます
ディバインコードは1400のHペースでもうなりながら走ってしまう気性がポイントでしょうが、Never Bendクロスのマツリダゴッホですから夏馬っぽい配合でもあり、この時期に一つ勝ててひとまずよかったよかった(・∀・)
2着つづきのハヤブサレディゴーもやっと勝ちましたが、母ダッシングハニーはNorthern Dancer3×4、Buckpasser4×4、Flower Bowl≒Your Hostess4×5とグランド牧場のお家芸というべき父母相似配合で、ダート王国の屋台骨を支える名繁殖
バンダムザブラッドの初芝はちょっと手を出してみたい気はあったんですが、自宅で3場の新馬を観てから競馬場へ向かったので、移動中にレースは終わってました…
今までなんでダートばっかり走ってたんや~、とも言いたくなりますが(^ ^;)、でもたしかにダートを使いたくなるようなパワー体質で、このパワーは主に牝祖Star Appeal(Busanda≒Mr.Busher2×3)から受け継いだと考えられ、だから夏になって体調も上がっていたのかもですね
メイショウオオゼキ(西武スポニチでビリ人気3着)が毎年夏に突然大駆けを見せるのも、母のEasy GoerとCourtly Dee譲りのラトロ硬肉が酷暑でほぐれるのだろう…としか説明がつかない
先週「やっぱりクロマサコはタレンティドガール経由が一番走るのう~」と書いたらグラミスキャッスルが快勝、「やっぱりコスモヴァレンチ仔は夏に走るのう~」と書いたらウインアキレアが快勝、やっぱり母は大事です
キャロットの一口ピックは今週中に、金曜までにやります
札幌11R 札幌記念
◎5.ロジチャリス
○14.レッドリヴェール
▲15.モーリス
△1.ヌーヴォレコルト
△2.レインボーライン
×7.ヤマカツエース
×11.スーパームーン
注9.ヒットザターゲット
注13.ネオリアリズム
モーリスは距離適性的にはアグネスデジタルなんかと近いイメージで、小回りなら2000mは守備範囲だ。ただ札幌は午後からまた降る予報で、あまりノメるような馬場だと紛れや狂いがないとは言えないか。ロジチャリスは母系にレッドゴッドとアリシドンが入る「ダイワメジャー黄金配合」。母はダンジグとロベルトを持つのでグラスワンダーのような掻き込みの強い走りは本来小回り向き。雨のNHKマイルCでアッと言わせたピンクカメオに重のキャピタルSを逃げ切ったシベリアンホークと近親に道悪巧者がおり、父ダイワメジャーでこの走法なら本馬も道悪は巧いはず(稍重では[2-0-0-1])。近走の内容ならば2000mもOKとみる。ネオリアリズムはルメールだと折り合いがつきやすいので押さえたいが、道悪で怖いのはステイゴールド2騎とスーパームーンか。
小倉11R 北九州記念
◎12.ジャストドゥイング
○13.ラヴァーズポイント
▲5.ベルカント
△4.ベルルミエール
△6.メイショウライナー
×7.マイネルエテルネル
×8.オウノミチ
注9.バクシンテイオー
注11.プリンセスムーン
ジャストドゥイングの母ストラテジーは揉まれ弱くて全4勝中3勝が逃げ切り。4勝目だけは16頭立ての大外枠から差して勝っており、産駒のオールパーパスや弟のハイプレッシャーも馬群を嫌がるところが見られる。本馬もここ2走が番手からの流れ込みで、葵Sは直線外に出してから伸びて差し切り。芙蓉Sは各馬インを大きく開けて回ったところに突っ込んでの差し切りで、外側に(芙蓉は内側に)馬がいないと気分よく伸びるところにこの牝系特有の性格が見てとれる。小倉芝は外差しがきくし、この枠なら好位外から差す形になるとみて◎で狙いたい。ベルカントが行くにしても控えるにしてもラチを頼りたいだけにチャンスはあると思う。
--------
モーリスが勝つとしたら4角でうなりながら捲ってしまうはずで、逆にいうと馬場や距離などが原因で捲り不発に終わってしまうならば、穴は前の組だろう…という読みでの◎○やったんですが、ロジチャリスは終始後方のまま、馬群を嫌がるレッドリヴェールはヤマカツエースに捲られてダウン
<小倉大賞典は◎ネオリアリズム。中山金杯はガツンと引っかかったのが敗因とハッキリしているし、ここもそれほど引っ張る馬は見当たりませんが、○マイネルフロストが62秒で逃げてるのに後続が何馬身も離されるアホみたいなレースにはならないでしょうから、今度は1800で折り合えるほうに賭けたいし、折り合ったときの脚はオープン級>
<中山金杯は◎ネオリアリズム。素質はオープン級ですが引っかかるので出世が遅れ、こういう馬を御しながら折り合いを教えていく手腕はルメールや戸崎が最右翼で、両者を起用することでメリハリをつけて差せるようになりついにオープン入り。トキオリアリティーの仔ですから長いところよりは1800mぐらいが合っているようにも見えるし、父中距離×母スプリンターですから本来は中山向きの血統でもあり、スローを折り合えればここでも爆発力は一枚上>
折り合えば重賞を勝てると力説してきたネオリアリズムですが、戸崎でさえガツンと持っていかれるほど勝ち気な性格が出世を妨げていて、小倉大賞典の岩田も折り合いをつけるのに四苦八苦、ティータンが乗った前走函館記念はスタート後からハミを噛みっぱなし
しかしいつも言うように、オープンレベルのレースで引っかかるような馬は、引っかかるだけの脚を持っているということ
こういうタイプをなだめながら乗る技術はミルコよりルメールが上だといつも書いてますが、ネオリアリズムとのコンビでも後方でなだめてビュンと末脚を使わせてこれまで2戦2勝、今日の勝利で3戦3勝となりました(もう一人、テン乗りでネオリアリズムを御した最強ジョッキーがいますが)
そんな折り合いの名手をもってしても馬群の中で我慢させるのはなかなか大変なようで、「出走メンバーを見て逃げることを思いついた」とコメントしていますが、「モーリスはマイル向きの瞬発力があるので、そのあたりも考えたペースで運びました」というあたりがさすが
配合はトキオリアリティーの仔というだけでほめちぎれるもので、何度もほめちぎってきたので過去の記述から抜粋
<トキオリアリティーは「3/4米,1/4欧」の配合形ですから、相手種牡馬は「3/4欧,1/4米」か「1/2欧,1/2米」であることが好ましく、だからエルコンドルパサーでもキングカメハメハでもディープインパクトでもネオユニヴァースでもステイゴールドでもいいんですが、米血主体のフジキセキやダンスインザダークだと少し評価を下げたい…というのがこれまでの産駒の評価>(15/5/18)
<父MeadowlakeがBlue Moon≒Nothirdchance2×3、母父In RealityがWar Relic3×3、自身はEight Thirty≒War Relic4×5・5、そして母母What Will BeがHyperion5×4で1/4異系、この「3/4米,1/4欧」の配合は何度見ても素晴らしい(・∀・)>(14/5/17)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1994109536/
モーリスは雨中の返し馬でもノメってはいなかったし、スタートしてしばらくは一番外だったので安田記念のように行きたがりかけたんですが、我慢させて何とか前にカベをつくって折り合ったのはさすが
でもゴール前はいつものうなりをあげる脚ではなかったわけですから、私はアグネスデジタルと似た距離適性だろうと書いてきましたが、レースラップが前後半59.9-61.8、2000mでこれぐらい持続力も問われるペースだと1600mほどは弾けない、という2着だったかと
7R(ココファンタジア)では芝1800mを通過順2-2-1-1、9R(アドマイヤキズナ)では芝2000mを7-7-4-3で勝ったミルコですが、通ったコースはともに内から3~4頭目で、ここより内は走りたくないという意図が見て取れました(10R芝1800mは行った行ったでしたが、どちらも内4頭ぶんぐらいは開けて走っていた)
内2~3頭ぶんが伸びない馬場で、ラチを頼るベルカントをどうエスコートするか、前走アイビスSDではラチを頼ることなく、その代わり逃げるネロと併せ馬で叩き合うことで競り勝った
だからミルコはハナに行く気は毛頭なかったようで、8枠2頭が行くのを横目に早々とその外に持ち出して3番手、直線先頭に立ったジャストドゥイングと併せて叩き合うというのはプランどおりだったでしょう
ただジャストドゥイングが馬場の悪いところを走ったために直線反応が悪く、これがゴール寸前までもう少し頑張ってくれれば…というのは一つ誤算だったかも
ベルカントを外から差し切ったバクシンテイオーは、サクラバクシンオー×サンデーサイレンス×Deputy Minister×Mr.Prospectorという累代で、母母ライフアウトゼアの産駒にダート王カネヒキリが出る牝系
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009106056/
バクシンオー産駒で母系にサンデーサイレンスとMr.Prospectorが入るパターンにはゴーイングパワー、ダンスアミーガ、シェルビー、マッキーバクシンなどがいますが、いわば柔×柔×柔の配合で芝スプリンターとしてはちょっと緩慢で1400~1600mあたりにズレやすい配合でもあり、バクシンテイオーもスワンS4着など1400mにも実績があります
一方で重賞レベルの芝1200m戦では少し速力不足なところはあって、芝1200mで1分7秒台の高速決着では15年北九州6着(自身の走破タイム1.08.1)、15年シルクロード5着(同1.08.2)、14年セントウル7着(同1.07.9)、今日は1.08.5で走破したらベルカントを差してしまったわけですが、「時計一つかかる外伸び馬場」というのは考えてみればベストパフォーマンスを出せる条件でした
あとコメント欄で「エルムSの回顧を忘れてるんちゃうんかい!」というツッコミがありましたが、すっかり忘れてたので勝ち馬について簡単に触れておきます(^ ^;)
通算[23-4-1-6]、逃げたときは[16-1-0-0]の名馬スマートファルコン、リッカルドの母キョウエイハツラツはそのスマートファルコンの半姉にあたり、母母ケイシュウハーブの父ミシシッピアンはスタミナと底力と気難しく馬群を嫌う気性を伝えるVaguely Noble~Aureoleのライン
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011101738/
私がよく「ハナ切らないと能力半減、差すにしても馬群に入らず外々を回すしかないAureole魂」と言ってるやつですが、ミシシッピアンを父や母父に持つ馬も、マーブルチーフとかリワードタイラントとかビゼンイコマとか、揉まれず先行すればしぶといタイプが多かった
リッカルドも逃げたときは1戦1勝で、外番手で揉まれず先行抜け出すのが好走パターンなのはわかってたんですが、外にモンドクラッセとショウナンアポロンとクリノスターオーがいるだけにそんな形になるとは想像できませんでした
通過順が6-6-6-2ですからやっぱり行けなかったのですが、2角ですでに外に出せたのが大きかったし、ジェベルムーサの捲りに呼応して外々を押し上げていったのもよかった
これで6~9月は[2-1-2-1]、フサイチリシャール×オペラハウスでNever Bend≒Bold Reason≒Francis S.5・6×5、このラトロパワーを感じさせる体質なのでわりと夏馬なのかもしれません
┌Nasrullah
Never Bend
└△
│┌○
││└La Troienne
└△┌Blue Larkspur
└△
┌Royal Charger
Francis S.
└△┌Blue Larkspur
└△
└La Troienne
ちなみに母父オペラハウスは全連対率10.6%、6~9月が11.5%、11~2月が9.2%、オペラハウスの硬肉は夏場のほうがほぐれやすい、という側面もあるのかと
クローバー賞は◎トラストは全兄ウインオスカーに似たマイラー体型で、ウインオスカーの秋明菊賞(アットザシーサイドの2着)ぐらい走ればいけそうなメンツでもあり、ここも勝って2歳Sで総帥が雄叫びをあげるほうがまた盛り上がるでしょう(・∀・)
道悪なら私も○ユアスイスイが相手やと思いますが、道営の☆ビービーアルボーレはAureoleの薄いクロスで、芝適性はありそうなので4角先頭なら
小樽は難解ですが、▲ヴァッフシュテルケの前走は超Hペースを好位から追いかけて僅差3着、突然の激走でしたが内容はなかなか評価できるもので、おそらく揉まれなかったのがよかったんでしょうがここも8枠なので同じ競馬はできる
村上は◎ワンブレスアウェイ
ダービーデーに返し馬を見ていて、なかなか柔らかいキャンターをする馬やなあと、距離はもうちょい欲しいけど戸崎なら差すやろうと思ったら2着でしたが、ここは距離延長がプラス
阿賀野川は☆ウインスペクトルの逃げなら上がりの速い競馬になりそうで、内回り向きだと書いてきて内回り小回りではよく◎を打ってきた◎ジェネラルゴジップと○エイシンハドソン、これに▲シャクンタラーを絡めて…内回りで自在に立ち回れるタイプだけに田辺がどう乗ってくるか楽しみ
小倉の特別はこれから考えますが、「No.1予想」では札幌記念を、「厳選予想 ウマい馬券」では札幌記念と北九州記念を予想していますので、日曜もよろしくお願いします
モーリスは距離適性的にはアグネスデジタルと近いと書いてきたし、札幌記念はG1級マイラーがうなりをあげるレースでもありますが、今は陽が射しているものの札幌はこれからまた降る予報で、富良野特別ぐらい悪くなると格で決まるかどうか…という印でいってみました~
今日も昼から競馬場へ出向くので、重賞回顧は明日になります