佐世保は人気ですが◎レッドエヴァンス
カナロア×ディープ×ダンシングブレーヴでTerlingua≒Sir Ivor≒Drone4×5・6ですから、頑強スプリンターというよりはしなやか1300型で、高速小倉は見るからに合っているのでここも好位抜け出し
ちなみにNETKEIBAの北九州記念の血統解説を入稿したばかりですが、ピューロマジック(アジアエクスプレス×ディープインパクト)、ジャスパークローネ(母Kitten's Joy×Storm Cat)、ボンボヤージ(ロードカナロア×ディープインパクト)と、「Storm Catを経由するTerlingua≒Sir Ivorのニアリークロスをもつ馬」が3連勝中なのです
前が速くなりそうなので、これも1400質ですがドイツ牝系○ミルテンベルクのしなやか差しと、外枠だし差しに回りそうな▲リシャールケリーが相手本線
福島最終はえらい人気になってますが◎グッドヴァイブス
母インドリヤはブラジルの芝1000の重賞勝ち馬で産駒に快速リバーラがおり、本馬は父がシュヴァルグランに替ってMorn of Song=Rahyの全きょうだいクロス、これは父の代表産駒メリオーレムと同じ
配合どおりStorm CatとRahyが走ってるようなスプリンターなので、これは芝1200で更にの期待
今日の新馬は福5ロスパレドネス(40口推奨&POG&種牡馬辞典)、たしかにジオグリフのデビュー時よりもパワー寄りのタイプに見えるので、福島1800で好位でうなりそう
NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」ではラジオNIKKEI賞と函館記念を予想していますので、日曜もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当)
http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatophttp://www.keibado.ne.jp
ノルマンディー4次募集のピックは日曜中にはやります
次はラフィアンとユニオン、これも締切をにらみつつその3日前ぐらいにはピックしたいです(ボチボチ目を通してます)
さきたま杯のドローン映像を見ると、巨漢エンペラーワケアが浦和のコーナーで走りにくそうなのがよくわかりますが、シャマルはAureole魂のスマートファルコン産駒ですから内枠だとできればハナまで行きたいところで、Danzig後駆を引いて短距離のダッシュが速いのも強み
たとえばモーニンの産駒が地方の2歳新馬で強いのはDistorted Humor経由でDanzigを引いているのが大きいと思うし、母父Distorted Humorといえばうなりながら逃げ切る二冠馬ナチュラルライズ、Danzig直仔アジュディケーティングはその昔「南関東のサンデーサイレンス」と言われたもんです
スマートファルコン×アグネスデジタルという絵に描いたような晩成血統が7歳時に全盛期を迎えたわけですが、以下のようにゴールドアリュールとAck Ack(Lost Codeの母父)ってまあまあニックスなんで、ゴルア系種牡馬の配合として今後も注目かと…根拠はShoshanna≒Fast Turnの3/4同血クロスですね
●父ゴールドアリュール、母Ack AckのJRA出走馬
●父父ゴールドアリュール、母Ack AckのJRA出走馬
ちなみにレディバードは母としてミリアッドラヴとスティールブルーを産んでおり、ミリアッドラヴは繁殖としても楽しみな血統でした…
パレスマリスの母父Royal Anthemの母父がAck Ackなので、パレスマリス×ゴールドアリュールはダートで成功しそうな予感もありますな
今日の新馬は福島6グラティアム、オーナーズの推奨馬で、先週の東京ダ1400を除外になってこちらに出てきました
母アリアは函館2歳S3着のスプリンターでこちらが強いので、ダ1200デビューで問題ないだろうと…Courtly Deeのクロスをもつナダル産駒ですからトニケンサンバのイメージでもあります
博多は◎カマチョクイン
母がSpecial=Thatchの全きょうだいクロス3×4で、母父はスプリンターのファスリエフで、そこにシニスターですから小回り向きの先行捲り脚質に出たのは順当といえます
ダ1700は[1-1-0-0]、気鋭の吉村誠之がどう乗ってくるかに一票
NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では青函Sを予想していますので、今週もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当)
http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatophttp://www.keibado.ne.jp
おかげさまで今期も好評をいただいております「一口馬主好配合馬ピックアップ」ですが、東京サラブレッドクラブから栗山が9頭、望田が7頭、ダブルピックが2頭で、計14頭ピックしています
またジーワンサラブレッドクラブからは栗山が7頭、望田が7頭、ダブルピックが2頭で、計12頭ピックしています
http://miesque.com/c00109.html
「一口馬主好配合馬ピックアップ(2025~2026)」がスタート
https://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/2109f27c270f7ada2cbcc59b9c1aacbc
「一口好配合ピック」先ほどYGGとローレルから24年産を1頭ずつピックしました(DMMも目を通しましたが、ひとまず様子見ということで)
■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2025)』で栗山求が推奨したフェスティバルヒル(牝2歳)が日曜阪神5Rの新馬戦(芝1600m)を勝ち上がりました。
フェスティバルヒル(牝・父サートゥルナーリア、母ミュージアムヒル)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2023107265/
皐月賞馬ミュージアムマイルの8分の7妹。父がリオンディーズからサートゥルナーリアに替わったが、両馬ともシーザリオを母に持ち、父同士が親子なので4分の3同血の関係にある。父サートゥルナーリアの現時点の代表産駒ファンダム(毎日杯)とコートアリシアン(新潟2歳S-2着、ニュージーランドトロフィー-3着)は、いずれも母方にハーツクライを持っている。本馬もこのパターンに当てはまる。(栗山)
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2023)』で望田潤が推奨したオーケアニス(牝3歳)が土曜阪神2Rの未勝利戦(ダ1800m)を勝ち上がりました。
★シルクホースクラブ
父ロードカナロア
母タイタンクイーン(Tiznow)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022104883/
牝 募集価格:6000万円
名繁殖タイタンクイーンの娘で、兄姉には重賞勝ち馬が4頭、オープン馬が1頭います。この5頭の父馬が全て違うのも凄いの一語。本馬は父がキングカメハメハ系ロードカナロアなので脚元が心配になる配合でもありますが、実馬を見た限りではその心配はなさそう。タイタンクイーンの仔が順調に使い込めればオープン間違いなしということで、この募集価格ですがピックしました。馬もカナロアっぽくはないですが良い出来だろうと。見立てとしては芝ダ兼用の1800型としておきます。(望田)
■日曜阪神12R2勝クラス アウトドライブ(POG・望田)
セキトバイーストがついに重賞を勝ちましたが、以下のように母系にCaerleonをもつデクラレーションオブウォー産駒は牝が異常に走っています
●母系にCaerleonをもつデクラレーションオブウォー産駒(JRA勝ち馬)
●母系にNureyevをもつデクラレーションオブウォー産駒(JRA勝ち馬)
デクラレーションオブウォー産駒といえばNureyevとのニックスが有力で、海外での代表産駒のほとんどがNureyevもちですが、日本だとパワーに振れすぎるからかこちらは専ら牡が走ってます
またデクラ産駒においては、Gone Westの母SecrettameがもつSecretariat+Tom Foolの組み合わせをニアリークロスするのも有効で、Sir IvorやStorm Catとも相性がいいですが、このパターンは牡牝両方走っています
●母系にSir Ivorをもつデクラレーションオブウォー産駒(JRA勝ち馬)
デクラレーションオブウォー産駒全体の傾向として、上がりのかかるレースでしぶとさを発揮するタイプが多く、以下は産駒の芝重賞連対一覧ですが、平均上がり3Fは35.5とかなり遅い
ちなみにリーディング上位種牡馬の芝重賞連対時の平均上がりは、キタサンブラック34.4、ドゥラメンテ34.4、リアルスティール34.4、ロードカナロア34.4、エピファネイア34.6、キズナ34.7、ルーラーシップ34.7、モーリス34.8、ゴールドシップ35.3、でした
昨夜は千喜の9周年イベント「裏千喜」、募集馬見学ツアー民と飲んでましたが、しかしサトノレーヴは完ぺきな運びやっただけに惜しかった
勝ったLazzatはモーリスドゲスト賞(仏G1・芝1300m)につづくG1勝ちで1400m以下は4戦4勝、私去年の香港マイルで◎にしたんですがマイルは少し長いんですかね(^ ^;) 母がMiswaki≒Gone West4×3で自身はGreen Desert3×5、Never Bend肩全開で掻き込みますが日本向きの柔軽さもあります
父TerritoriesはInvincible Spirit産駒のG1マイラーで、母父がMachiavellianで牝系がHelen Streetなので注目してるんですが、代表産駒は本馬LazzatとスプリントC(英G1・芝6F)のRegionalがセン馬、オペラ賞(仏G1・芝2000m)のルジールが牝馬で、Machiavellianの肌やし、こういう種馬はMotivatorのように肌に回っていいと思います
今日の新馬は東5ダーリングハースト(POG)と東6アーガイルショア(一口&POG)、ダーリングハーストはマイルだと取りこぼしそうやし、アーガイルショアはクレーキングと15/16同血ですが芝でおろすんすね
多摩川は▲モンドデラモーレが地力上位ですが血統的にも1400がベストとは思えず、しかもここは前が薄いので、前走をみても1400がピッタリでこれもオープンまでいけそうな◎シンバーシア、そして短距離体型で1400への短縮にいきなり対応できそうな○スマートワイス、カナロア2頭の前残りを狙ってみたいです
ちなみに以下は「2019年以降の東京芝1400戦、オープンと3勝クラス」の種牡馬成績(出走数10以上)で、ロードカナロアはこの条件では高値安定
NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では府中牝馬SとしらさぎSを、競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」では府中牝馬Sを予想していますので、日曜もよろしくお願いします
http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatophttp://www.keibado.ne.jp
水木はセレクトセール上場馬の視察、毎年スタートは「柳ばし」から
良い馬いっぱい見せていただきましたが、注目のイクイノックス産駒についてはそのうち書きます
東サラとジーワンのピック、そして40口&オーナーズの推奨、リストアップは概ね終わっており、週明け月曜にまとめてやります
他のレースはこれから考えますが、NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」と競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」では天保山Sを予想していますので、今週もよろしくお願いします
http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatophttp://www.keibado.ne.jp
■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2025)』で栗山求が推奨したドリームコア(牝2歳)が土曜東京5Rの新馬戦(芝1600m)を勝ち上がりました。
ドリームコア(牝・父キズナ、母ノームコア)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2023107146/
母ノームコアは香港C(G1)、ヴィクトリアマイル(G1)など重賞5勝。その半妹に有馬記念(G1)をはじめG1を4勝したクロノジェネシスがいる。母方にダンジグを持つキズナ産駒はニックスで、ジャスティンミラノ、バスラットレオン、シックスペンス、サンライズジパング、パラレルヴィジョン、エリキングなど多くの活躍馬が出ている。本馬は君子蘭賞(3歳1勝クラス)を好タイムで勝ったルクスジニアと血統構成の16分の15まで同じ。底力と成長力を感じさせる配合構成だ。距離は1600mから2400mまで幅広くこなす。(栗山)
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2024)』と『POG種牡馬別好配合馬リスト(2025)』で栗山求がダブル推奨したサレジオ(牡3歳)が日曜阪神5Rの新馬戦(芝1800m)を勝ち上がりました。
★シルクホースクラブ
父エピファネイア
母サラキア(ディープインパクト)
牡 募集価格:1億円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2023107014/
ひとつ上の全姉(サンタンドレア)を昨年推奨しました。わが国屈指の名牝系であるサロミナ牝系に属し、母サラキアは府中牝馬S(G2)を勝ったほか、有馬記念(G1)とエリザベス女王杯(G1)で2着となっています。母のきょうだいにはサリオス(朝日杯フューチュリティS)、サリエラ(ローズS-2着、ダイヤモンドS-2着)、サフィラ(アルテミスS-2着)など。「父エピファネイア、母サロニカ(本馬の母サラキアの全姉)」という血統(つまり本馬と100%同血)のサラコスティが、6月の京都新馬戦(芝1800m)で2着。上々の内容でした。本馬はそれよりもサイズが大きく、大物感があります。(栗山)
サレジオ(牡・父エピファネイア、母サラキア)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2023107014/
名門サロミナ牝系に属し、母サラキアは府中牝馬S(G2)を勝ったほか、有馬記念(G1)とエリザベス女王杯(G1)で2着となった。母のきょうだいにはサリオス(朝日杯フューチュリティS)、サフィラ(阪神牝馬S)、サリエラ(ローズS-2着、ダイヤモンドS-2着)など。活力に富んだファミリーだ。「エピファネイア×ディープインパクト」はアリストテレス(アメリカJCC)、エピファニー(小倉大賞典)、ヤンキーバローズ(ファルコンS)、オーソクレース(菊花賞-2着)などが出ている。ひとつ上の全姉サンタンドレアは『一口馬主好配合馬ピックアップ』で推奨し、現在2戦未勝利だが、2番仔の本馬は牡に替わり、姉と違って雄大な馬格を誇るので、あらためてこの血統に期待したい。(栗山)
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2023)』で望田潤が推奨したロードレジェロ(牡3歳)が土曜阪神6Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。
★ロードサラブレッドオーナーズ
父フィエールマン
母タカミツサクラ(ヨハネスブルグ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022101263
牡 募集価格:2700万円
母タカミツサクラは5戦[1-2-1-1]で引退しましたが、なかなか好配合のヨハネスブルグ産駒で、無事なら芝短距離であと2つぐらいは勝てた馬でした。産駒のラミアストラーダ(父エピファネイア)もJRA勝ち馬となっていますが、ヨハネスブルグのスプリンターですから長いところの種牡馬を配するのがベターでしょう。本馬の父はステイヤーとしてならしたフィエールマン。父からみてもStorm Cat系のスピード型牝馬との配合は最善手の一つといえ、実馬も両親の特長を上手く受け継いだのではないかと思います。芝中距離の先行型として活躍してくれるでしょう。(望田)
■水曜大井11R東京ダービー2着 クレーキング(一口・望田)
■日曜東京12R2勝クラス ルグランヴァン(一口・望田&栗山、POG・望田)
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今日明日と千歳泊でセレクト上場馬の視察です…先週のクラブ募集馬ツアーにつづいていい馬いっぱい見てきます
2000ギニー馬3頭対決はField of Goldが圧勝、配合については下記で書いているので再掲
日曜のボツ予想~シュネルキンやりたい(・∀・)
https://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/ea33d760f4d9d4ba7303cf8d2735f673
「フィエールマン産駒はひとまず母Storm Cat」という指針のもとロードレジェロをピックしたのですが、母系にStorm Catをもつフィエールマン産駒(既出走)は以下のとおりで、メイショウキンタイやベルチュガタンも勝てそうな感じやしまあまあやないですかね
●母系にStorm Catの血を引くフィエールマン産駒
ポエティックフレアの父Dawn ApproachはClever Trickの血を引くミオスタチン遺伝子型CCで、2歳3月にデビューし7連勝で英2000ギニーを制覇、しかし英ダービーではガツンと引っかかってハナに立ったものの12着最下位
ポエティックフレアも2歳3月にデビュー勝ちし、5戦4勝で英2000ギニーを制したというのは、父と酷似した競走成績といえます
そしてポエティックフレアの初年度産駒もここまで4頭が出走し[1-1-1-1]と好スタートで(しかも馬券に絡んだ3頭の母父はステイゴールド×2とディープインパクト)、この4頭のパドックは全部見ましたが、わりとカッチリした締まりの強い体質のマイラーという印象で、この父系の仕上がり早さ、完成の早さを伝えているのだろうなあ~と思いますね
阪神11R宝塚記念
◎4.プラダリア
○17.レガレイラ
▲12.メイショウタバル
△2.ドゥレッツァ
×1.ベラジオオペラ
×3.ローシャムパーク
×9.ヨーホーレイク
×11.ソールオリエンス
×13.アーバンシック
×15.ロードデルレイ
阪神はこれからどれだけ降っていつ止んで、どこまで馬場が回復するのかが読みきれないが、渋化残りは間違いないだろう。ロードカナロア2騎は2200より2000がベターだから、馬場が渋って時計がかかるのは有難くない。
となると、この休養でトモのビルドアップ顕著で坂路で自己ベストを叩き出したレガレイラの本格化と、宝塚記念を知り尽くしたユタカ=メイショウタバルの逃げと、それを離れた番手で追走するドゥレッツァのイン立ち回り、この3頭で迷うが、大穴ならプラダリアか。ディープインパクト×クロフネといえばレイパパレが重の大阪杯を逃げ切り、ステファノスが大阪杯をイン立ち回りで2着したように、道悪が巧くて小回りがきく血統だ。本馬も道悪実績は十分で、昨年の宝塚は重馬場でベラジオオペラと接戦の4着だった。新進気鋭の高杉吏麒が、ドゥレッツアやベラジオの直後から無欲のイン差し。
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例によってNETKEIBAの全頭血統解説から導入文と1~3着を
今年は開催4日目で好時計&先行有利か
RobertoとHaloの機動力が有力
阪神で行われた近4年(20~23年)を振り返ると、クロノジェネシス、スルーセブンシーズ、レイパパレと母父クロフネが3頭馬券に絡んでいる。他にジャスティンパレス(母母父Red Ransom)とデアリングタクト(父エピファネイア)も3着で、ロベルトの血を引く馬はひとまず有力。またイクイノックスはHalo4×4、クロノジェネシスはHalo5×4、ヒシイグアスはHalo3×5、モズベッロはHalo4×4・5と、Haloのクロス馬がよく走っている。阪神内回りだから、機動力があるに越したことはないということ。今年と同じく3回阪神4日目(開催2週目)に行われたのは22年と21年。22年はタイトルホルダーが番手抜け出しでレースレコードで勝ち、21年はユニコーンライオンが2着に逃げ残っており、時計が速く先行有利が想定されるところ。
メイショウタバル
メイショウカンパクやメイショウタカトラの甥で、ワールドスケールやロンのイトコ。父ゴールドシップはステイゴールドの代表産駒でユーバーレーベンなどの父。ゴールドシップ×フレンチデピュティはプリュムドールと同じ。立ち肩でTom Fool的脚捌きなのは母母父ダンスインザダークの影響も強く、神戸新聞杯では4角で後続を突き放してしまったようにコーナリングはいい。開催4日目の宝塚は前有利だし、ユタカの逃げとなると不気味な存在に。(距離◎スピード◎底力○コース◎)
ベラジオオペラ
エアアンセムやサトノヘリオスの甥。牝祖エアデジャヴーはオークス2着で、エアメサイアやエアシェイディの母でエアスピネルやエアウィンザーの母母。父ロードカナロアは世界の短距離王だが、中距離型の繁殖との間にアーモンドアイやパンサラッサなど中距離のチャンピオンを出している。本馬も母父ハービンジャーなので2000ベストの中距離馬で、この牝系らしく機動力に富み重賞勝ちは全て内回り。地力も増しており、ここも好位抜け出しで安定随一。(距離○スピード◎底力◎コース◎)
ジャスティンパレス
母パレスルーマーは優秀な繁殖で、本馬の他にもベルモントS勝ちパレスマリス(ジャンダルマンタルの父)やアイアンバローズを産んでいる。近親にハリウッドゴールドCのRail Tripなど。母父Royal AnthemはTheatrical産駒で芝10~12FのG1を3勝。持続力に富む野太いストライドはディープインパクトとNureyevのイメージで、大箱向きで坂コース向き。大阪杯や有馬記念を見ても内回りのコーナリングはイマイチで、外伸びバイアスの馬場になってほしい。(距離◎スピード○底力◎コース○)
10R花のみちSが芝マイルで1.32.6、かなり良に近いところまで回復したなかで行われた第66回宝塚記念は、メイショウタバルがベラジオオペラ以下を3馬身突き放す快勝
レースラップ=12.4-11.0-11.4-12.1-12.2-12.2-11.9-11.9-11.8-11.7-12.5、後続が追いつくタイミング、捲るポイントがどこにもナッシングで、まさに武豊会心の逃げ切りでした
開催4日目の宝塚はやっぱり逃げ切りなのかという結果で、導入文で書いたように「クロフネ、Roberto、前残り」ならメイショウタバルしかいなかったんですが(^ ^;)、ちなみに今年は1~3着全てRobertoもちでした
アイドリームドアドリーム牝系で大阪杯連覇、阪神内回りのコーナリングは現役屈指のベラジオオペラが、3角から捲りにかかったんですが並ぶところまでいきませんでしたからね、ベラジオも3~4角で後続を完全に突き放しているんですが
ジャスティンパレスとヨーホーレイクは「大箱坂コース向きの中距離馬」という点で適性は似たものがあり、内回りの大阪杯や宝塚記念や有馬記念ではコーナーでなるべく吹かさず直線に賭けるしか手がなく、いわば3着を拾うケイバに徹するしか活路がない
大阪杯ではヨーホーレイク、宝塚記念ではジャスティンパレス、3着狙いに徹したほうが3着を拾い、コーナーで吹かして勝ちにいったほうが沈むという構図になってます
坂路快走で+10キロのレガレイラはまさにハーツクライのトモパンで、馬体的には過去最高に良かったと思うし、だからこのペースを追走できた、追走してしまったという面もあったかと思うんですが、TTステイヤーという本質は変えようがないので、緩みないペースをこれだけ追走してしまうとステイヤーとしての持ち味が出せなかった
メイショウタバルの配合で面白いのは、父ゴールドシップがノーザンテースト≒The Minstrel4×4で、自身はThe Minstrel≒Nijinsky5×5で、そこにカナダの名血Vice Regentとノーザンアンサーも加わることで、ノーザンテーストの血脈構成、Northern Dancer+Victoria Park(Victoriana~Windfields)の組み合わせを増幅している点
┌Northern Dancer
ノーザンテースト
│┌Victoria Park
││┌Windfields
│└Victoriana
└△
┌Northern Dancer
The Minstrel
│┌Victoria Park
│││┌Windfields
││└Victoriana
└△
└Flaming Page
┌Northern Dancer
Nijinsky
└Flaming Page
┌Northern Dancer
Vice Regent
└△┌Windfields
└Victoriana
┌Northern Dancer
ノーザンアンサー
│┌Windfields
└△
└Reply
Flaming PageはBull Dog=Sir Gallahad3×5、ReplyはBull Dog=Sir Gallahad2×3で、Northern DancerとSir Gallahad=Bull DogとVictoriana~Windfieldsというカナダ有力血脈の組み合わせを活かした配合といえます
カナダ血脈由来のパワー加速とダンスインザダーク+Blushing GroomのTom Fool走法による巡行力に秀でた中距離馬というべきで、宝塚記念は阪神内2200稍、神戸新聞杯は中京2200稍、毎日杯は阪神外1800重、それぞれコース形状は異なりますが、渋った馬場を逃げて4角で突き放して決めてしまうという勝ち方は同じ
ステイゴールド系種牡馬×フレンチデピュティ肌の組み合わせはレインボーライン(父ステイゴールド)、マルシュロレーヌ(父オルフェーヴル)につづく3頭目のG1勝ち、HペースのBCディスタフをうなりながら捲り上げたマルシュロレーヌの巡行力も、ノーザンテーストとフレンチデピュティの組み合わせならではといえるものでしょう
母母母父クリスタルグリッターズもBull Dog=Sir Gallahad5×4・5・6なのでパワー巡行力に一役買っているといえますが、母系にクリスタルグリッターズをもつG1勝ち馬はカルストンライトオ(父ウォーニング)とメイショウタバル(父ゴールドシップ)しかおらず、この2頭の次に賞金が多いメイショウカンパク(京都大賞典)はタバルの伯父で父グラスワンダーですから、Robertoとクリスタルグリッターズも謎のニックスといえるかもですな
血統屋の看板コンテンツ「一口馬主好配合馬ピックアップ」が今年もスタートします
http://miesque.com/c00109.html
まずは6/23正午受付スタートの東サラからですね、これは6/25までにはピックします
次はジーワンで、これも6/25までにはピックします。募集馬見学ツアーに参加して実馬も見てきました。今年もよろしくお願いいたします m(_ _)m
(以下栗山ブログよりコピペ)
毎年恒例の企画「栗山求・望田潤の一口馬主好配合馬ピックアップ」を今年も開始いたします! 今年も最新の知見・テクニックを総動員して走る馬を見つけ出します。全頭評価ではありません。
これまでと同じく、栗山求と望田潤が「これは見込みがありそう」と思った馬を、評価用のブログに取り上げて配合面から論評する、というスタイルです。
多くのクラブが存在するので、募集馬が発表されたクラブから徐々にやっていきます。取り上げたい馬がどうしても見当たらないというクラブはスルーすることもございますのでご了承くださいませ。
よく言えば着々と、悪く言えばダラダラとやっていくロングラン企画ですので、お目当てのクラブの募集が始まったらお入りいただくという形でもまったく問題ありません。もっとも、早く入っても遅く入っても料金は変わりません(見放題で2980円)。
ちなみに、現段階ではまだ推奨馬はございませんので、評価用のブログは白紙状態です。これから募集スタートとともにボチボチ書き込んでいきます。出資候補馬の絞り込みに大きな役割を果たすことができると自負しております。
今年で15年目。毎年右肩上がりにコンテンツ販売数が伸びているのは、ひとえに皆さまのご支援の賜物であり、心より感謝しております。今年もよろしくお願いいたします m(_ _)m
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■ローレルクラブ
■YGGオーナーズクラブ
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※代金のお支払いが済みますとブログはいつでもご覧いただけます。
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※「Yahoo!メール」などのフリーメールをご使用の場合、購入確認メールが自動的に迷惑メールフォルダに仕分けされてしまう場合がございますのでご注意ください。携帯またはスマホをご利用の方は、PC発信メールの受信可否をご確認いただければ幸いです。「ezweb」は相性が悪いので、購買手続きをしたにもかかわらず購買確認メールが届かないという方はご連絡いただけましたら幸いです。IDとパスワードの入力は、コピー&ペーストではうまく行かない場合がございますので、手入力をお勧めいたします。
※クレジットカードをお持ちでない方でも、ネット専用のVisaプリペイドカード「Vプリカ」を利用してお求めいただけます。審査不要でどなたでも作ることができ、クレジットカードと同様にネット上の決済ができるという優れものです。「Vプリカ」はネットでもコンビニでも手続きをすればすぐに買うことができます。
1 Vプリカのアカウントを作る
2 Vプリカを購入し、発行コードを入力する
3 PayPal のアカウントを作る
4 PayPal のアカウントにVプリカのカード情報を登録する
5 血統屋ウェブサイトにおいて PayPal で決済する
このような流れで購買することが可能です。YouTubeなどにもわかりやすいご利用ガイドがございます。ぜひお試しくださいませ。
昨日の募集馬見学ツアーではホットロッドチャーリー初年度産駒の芝馬のような柔さや身のこなしが話題になってましたが、父Oxbowの母TizamazingがTiznowの全妹で、母父Indian CharlieがCaroのラインなので、ザックリいうとUnbridled's Songと似た質感の柔さと表現すればいいのかなあれは
だからArrogate×Tiznowでミスティックロアが出たみたいな、あんな感じの中距離ダート馬が出せれば成功かなと思いますね
平出さんが東京ダービー3着シーソーゲームと血統が似ていると書いてましたが、Tiznow×Indian CharlieってたぶんUnbridled's Song的で、たしかに不良の大井2000が合いそうなイメージなのです
宝塚は2週早めてもけっきょく雨にたたられることとなりましたが、さっき止んでメインまでにどこまで乾いてくるか
準メインの花のみちは母が北米パワー型で重馬場のほうが狙いやすい◎ガイアメンテ、Kingmambo3×3で手先の強い○ベラジオボンド、マイルに短縮が効きそうな▲ファーヴェント、ひとまずこんな印で
NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では宝塚記念を予想していますので、日曜もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当)
http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatophttp://www.keibado.ne.jp