栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

第61回宝塚記念回顧~エヴァーグリーン・ハイペリオン(3)

2020-06-29 11:12:43 | 血統予想

阪神11R 宝塚記念
◎16.クロノジェネシス
○18.ブラストワンピース
▲2.ペルシアンナイト
△5.サートゥルナーリア
×3.グローリーヴェイズ
×14.キセキ
注1.トーセンカンビーナ
注11.ラッキーライラック
クロノジェネシスの母クロノロジストはビーチサンバと同血の間柄で、他にノームコアやハピネスダンサーなども産んでいる名繁殖。この牝系は代々ナスルーラ血脈と北米血脈のクロスを重ねてスピードとパワーを確実に伝えつづけているが、欧州血脈のスタミナや底力には欠けるというべきだ。だからバゴやハービンジャーやメイショウサムソンとの配合で成功したわけで、クロノジェネシスがバゴの代表産駒なのと、ホエールキャプチャがクロフネの代表産駒なのは配合的には全く同じ理屈で説明できる。
宝塚はスタートから1角までが長いので、多頭数だと前傾ラップの持続力勝負になりやすい。最も爆発力があるのがサートゥルナーリアなのは異論を待たないが、最もハイペリオン的な持続力に長けるのはバゴ産駒のクロノジェネシスだろう。いろんな視点からアプローチできるレースだが、血統屋としてはバゴの、ナシュワンのハイペリオンを信用したいと思う。バテたことは一度もない馬だから、ここもゴール版まで踏ん張りつづけるだろう。声を枯らしてテレビの前で応援したい。

例によってNETKEIBAの全頭解説より1~3着馬を

クロノジェネシス
母クロノロジストはビーチサンバと同血の間柄で、本馬の他にもノームコアやハピネスダンサーなどを産んだ名繁殖。母母インディスユニゾンはフサイチエアデールの全妹にあたる。秋華賞は+20キロ、京都記念は+12キロとまさに充実一途。Blushing Groom系らしいオールラウンダーで、Halo5×4で機動力十分。馬場も不問で死角の少なさでは最右翼だろう。大阪杯も勝ちに等しい内容だった。(距離◎スピード○底力◎コース◎)



キセキ
母母ロンドンブリッジは桜花賞2着。ダイワエルシエーロやグレーターロンドンなどを産み繁殖としても優秀だ。体型や走りは父ルーラーシップ似で、強靭な後駆は母方のDanzig譲り。実績どおり大箱向きの中距離馬で、大きなアクションで走るので長距離で13秒台のラップを抜いて走るのは難しい。1800~2200[3-2-4-2]と2000前後を平均ペースで走破するタイプだ。昨年2着の舞台で巻き返したい。(距離○スピード◎底力◎コース○)



モズベッロ
母ハーランズルビーはアルシバイアディーズS(米G1・ダ8.5F)2着で、近親にサンミゲルS(米G3・ダ6F)勝ちPopularがいる。母父ハーランズホリデーはStorm Cat系でダ9Fの北米G1を3勝。ディープブリランテ産駒で母系にStorm Catが入るのはラプタスと同じ。ディープ×Storm Catらしい柔らかストライドの中距離馬で、日経新春杯勝ちなど[3-1-0-1]の京都外回りがベストコース。(距離◎スピード○底力○コース○)



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15時前の猛烈なスコールで瞬時に稍重になった阪神芝は、映像を見ると内側のほうが掘れているし、レースラップは60.0-12.4-61.1ですが離された3着以下は60.0-12.4-63.0ぐらいで走破しているわけで、一言でいうと外差しの消耗戦という結末になりました

サートゥルナーリアが爆発力ナンバーワンなのは誰もが認めるところですが、今日の馬場とペースではそれをフルに発揮することはできなかったし、休み明けで無観客競馬で馬は落ち着き払って道中の折り合いもピタリだったのに伸びあぐねたのは、道中インを走らされたのもありますが、こういう追走で削られるレースだと2200も長かったかもしれないですね

ロードカナロア産駒はフジキセキやフレンチデピュティの肌だと体質がWar Relic≒Eight Thirty的に締まるので短距離やダートに寄りやすいんですが、アーモンドアイやサートゥルナーリアは母がオークス連対馬で、母の資質に父のSecretariat=Syrian Sea的しなやかさをプラスしたような中距離馬として大活躍しています

しなやかさで中距離を走っているだけに、古馬になって頑強さを増してくると3歳時よりはマイル方面に寄ってくるという面があるようにも思えるし、当週の追い切りやフォトパを見ると「今のサートゥルが安田でアーモンドやグランアレグリアとやったら、どんな弾け方するんやろうなあ…」とふと想像してしまうんですよね

キセキはこの馬としては出遅れはマシなほうで、宝塚は1角までのホームストレッチが長いのでゴールドシップみたいに外を押し上げていくのではと思っていたんですが、ユタカはそこから折り合いに専念し、向正でも馬群と少し離れながらゆっくりとポジションを上げていきました

ルーラーシップ譲りのワンペース大跳びで阪神内2200を走破するにはこれがセカンドベストな回答だろう、というストライドロス重視の捲り差しはさすがの一語で、ルーラーの宝塚2着、あのときはオルフェーヴルがインを切り裂いたんでしたよね、あれと重なる2着でもありましたね

他の大敗してしまった馬たちは馬場が合わなかったのもあるでしょうが、大敗してしまったわけですから適性だけの問題でもないだろうし、大敗した理由なんてあんまりあれこれ考えても仕方ないですから

Mahmoud暫定ラップを拝借すると、クロノジェネシスは12.8-10.9-11.9-12.6-12.5-12.4-12.3-11.8-12.0-12.0-12.3、Haloクロス馬らしい無駄のない脚捌きで、可動は大きくないですが手先が強く軸が確りしてブレないフォームで、スタートからゴールまでずっと同じフォームで同じペースで走りつづけたら他はみんなバテてしまった

これぞまさにHyperionという勝ち方やったので、昨年のリスグラシューにつづいてエヴァーグリーンなタイトルでいかせてもらいます

京都記念の上がり3Fが12.4-12.2-12.3、秋華賞が12.0-12.3-12.1、こういう持続戦では他馬を寄せつけないんですが、ストライドでバーンと爆発することはできないので、大阪杯(11.3-11.2-11.7)やエリザベス女王杯(11.5-11.4-11.4)のような上がりのケイバだと他と同じ脚で流れ込むだけなんですよね



Blushing Groomは変幻自在のオールラウンドな名血で、NashwanはそこにBustino(Blandford系最高峰のスタミナライン)やHighlight(Hyperion3×2でウインドインハーヘアの牝祖でもある)のスタミナを重ね、英ダービーやキングジョージなど7戦6勝の名馬

種牡馬としてはちょっとスピード不足に苦しみましたが、そこにHyperion4×4のNureyevと同時に、仏2歳女王Coup de Genieのスピード(Machiavellianの全妹でMr.Prospector×Halo)を入れたのがバゴで、こちらは3歳時に凱旋門賞を勝ちました

クロノジェネシスの母クロノロジストはノームコア(父ハービンジャー)やハピネスダンサー(父メイショウサムソン)なども産んでいる名繁殖で、ビーチサンバやフサイチエアデールと同血(父が同じで母が全姉妹)の間柄で、本馬の他にもノームコアやハピネスダンサーなどを産んだ名繁殖



この大成功した配合を紐解いてみると、母母ラスティックベルがRaise a Native2×3とNasrullah≒Royal Charger3×2で、これが代を経てもスピードが劣化せず伝わりつづけている因のひとつで、そこにサンデーサイレンスが配されたフサイチエアデール=インディスユニゾンはRoyal Charger≒Nasrullah5×4・5

そこにNorthern Dancer≒Icecapade4×3のクロフネが配されたのがフサイチリシャール=ビーチサンバ=クロノロジスト
クロノロジスト自身はそれほど強いクロスを持たないので、Northern Dancerクロスの強いハービンジャーやメイショウサムソンとの配合で成功したのも納得です

クロフネの母ブルーアヴェニューはNasrullah≒Oil Capitol≒Royal Charger≒Nizami4・5×5・5・6・6なので、クロノロジストは全体としてNasrullah&北米血脈を絶妙な緊張→緩和で積み上げてきた配合で、相手種牡馬の持ち味を活かしつつスピードとパワーを確実に伝える繁殖といえます

ただ一つ足りないのが欧州的なスタミナや底力の血で、デインヒル系ハービンジャーやSadler's Wells系メイショウサムソンで成功したのはそういう側面からみても順当といえるかと

このラスティックベル牝系の最近の活躍馬をみても、アドマイヤエイカン(父ハーツクライ)やメイショウフェイク(父メイショウサムソン)やインヘリットデール(父ルーラーシップ)など欧スタミナ型種牡馬が多いのは偶然ではないと思うのです



私がよく言う「クロペリオン」も「Nasrullah+北米血脈で固めたクロフネに対してHyperion的な血を1/4異系的に注入することで大物が出るのだ」というのが論拠で、だからクロフネの代表産駒がホエールキャプチャなのと、バゴの代表産駒がクロノジェネシスなのは同じ文脈で語られるべきなのです

バゴみたいな牝馬にバゴを配してもちっちゃくて遅いバゴが産まれるだけで、Hyperion的なバゴに必要なのはHyperion的粘着力を活かすための先行力機動力を補完してくれる馬格あるスピード型牝馬で、それがクロノジェネシスやったというわけですね

ルーラーシップみたいな牝馬にルーラーシップを配したら大きくて遅くて出遅ればかりかますルーラーシップが産まれるだけで、キセキの母ブリッツフィナーレは不出走ですがグレーターロンドンの全姉にあたり、このオールフォーロンドン牝系のマイラー(だったと思われる)牝馬との配合によって、ルーラーシップやエアグルーヴの重厚なナスペリオンが光り輝いたわけです

バゴやルーラーシップはマイラー牝馬のスピードを借りて先行してHyperionを光り輝かせ、ロードカナロアはオークス連対馬のスタミナを借りてそのスピードを中距離で爆発させる

これも配合論のイロハのイで、サラブレッドの配合とは2000を基軸にした揺り戻しなのです…といういつもの締めで

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日曜のボツ予想~エーピー馬場だが

2020-06-28 10:06:53 | 血統予想

パラダイスは難解ですが、メジャー軍団のなかでは最も配合が良い◎ボンセルヴィーソ(元POG推奨)
1月に淀短に出てきたときは「1200は忙しいやろ~」と思ってたんですが、やむなく差しに回る形で馬群を割ってひと脚使っていて、それまで馬群を怖がるところがあったんですが、好位差しで崩れなくなったのは収穫でした





1Rはベルシャザール×Gone West×Seattle Songでナスキロ柔いドノスティアが逃げ切りましたが、道悪の東京ダートはA.P.Indyということで、日野はダノンファラオやケンシンコウといいケイバをしている3歳馬◎ニュートンテソーロ
ただこのレース、前3走でハナ切った馬が1頭もおらず、東京ダ1600重不[0-3-0-1]の○トーセンヴィータと重のアグネスデジタル産駒▲テイエムグッドマン、このハナ切ったほうが残りそうな

他のレースはこれから考えますが、NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」と競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」では宝塚記念と江の島Sと立待岬特別を予想していますので、日曜もよろしくお願いします


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土曜のボツ予想~速い馬場でHalo捲り

2020-06-26 23:56:11 | 血統予想

社台系の40口やオーナーズの一次募集が締切、セレブリティモデル、ブルックデイル、クィーンアマポーラ、アーバンレジェンド、スキア、ポルトフィーノ、タッチングスピーチ、トゥリフォー、エイグレット、バンゴール、ゲットクローサー、フロールデセレッソ、ストラスベイ、シーオーク、メガクライトなどを推奨しておきました
今年は社台RHで固めるとか、オーナーズ地方から1頭とか、これぐらいの価格帯からとか、いろんなオーダーがありますからね



檜山は◎モンタナドライブ
ユニオンのピック馬ですが、母がHalo3×4で自身はMr.Prospector4×4、母の全兄に小回りの先行でならしたメイショウレガーロ
前走も直線内に潜りながらひと脚使いましたが、速い馬場のローカル1700は捲り差しやすそうに見えるので、あとは展開一つかと

他のレースは明日起きてから考えますが、NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」と競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」ではアハルテケSと湯の川温泉特別と阪神1Rを予想していますので、今週もよろしくお願いします


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6/20,21の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2020-06-22 08:53:38 | POG

土曜阪神7R500万下 アジャストザルート(POG・望田)
日曜函館7R500万下 ベルクワイア(一口・望田&栗山、POG・望田)
日曜東京9R青梅特別 ソルドラード(一口・望田&栗山、POG・望田)
日曜函館10R奥尻特別 レーガノミクス(一口・栗山)
日曜東京11RユニコーンS2着 デュードヴァン(POG・望田)



エンパイアメーカーはIn Reality4×3とBuckpasser5×4(Busanda≒Mr.Busher≒Better Self6・6・6×5・6)を持ち、Unbridledの母母Charediの名血を強力に増幅することでこの父系の最も太い幹となり、Pioneerof the Nile~American Pharoahと代を経ても活力を保ちつづけています

先日紹介した名血名配合のSiskinの父First Defenceは、父がUnbridled's Songで母母がToussaudなのでエンパイアと父系母系が同じで前記したクロスも同じですね



Pioneerof the Nileの代ではFair Trial系×Ribot系のアウトサイダーLord at Warを母父に配して緊張→緩和、そしてAmerican Pharoahの代ではここに新たなスピードを注入しようということで、母LittleprincessemmaはTerlingua≒Chieftainのニアリークロス3×4(Bold Ruler,Princequillo,Sir Gallahad,Pharamond=Sickle)

ミスプロ系最速のスピードを誇るSpeightstownの母がStorm Cat×Chieftainですが、American Pharoah産駒が海外では意外に芝でよく走っているという話を耳にするので、Speightstownも芝ダ兼用のスピードですからこのボルキロ柔いスピードもよく伝えているのでしょう





American Pharoah自身も強いクロスを持たないので、産駒の代でも母に強いクロスが欲しいところで、カフェファラオの母Mary's FolliesはMr.Prospector4×3とBuckpasser5×4・5、特にプレイメイトとHopespringseternalとUncommittedという有能な繁殖を通じるのが繁殖として素晴らしい

UnbridledもMr.ProspectorとBuckpasserの組み合わせで、Wavering MonarchはRaise a NativeとBuckpasserとEight Thirtyの組み合わせなので、カフェファラオの代では2世代いじってこなかったエンパイアメーカーが持つBuckpasserとIn Realityの緊張を「Mr.ProspectorとBuckpasserとIn Reality」の組み合わせのクロスを重ねて再現したというわけで、手順としてはたしかに順当ですよね





あと小技としてCharedi≒Uncommittedのニアリークロス6×5も見逃せず、こうしてみるとUnbridled的組み合わせを再現するにあたって、Wavering Monarchがええ仕事してることが理解できます

Wavering MonarchやUncommittedの血はあまり日本に入ってないのでこのニアリークロスは日本ではなかなかお目にかかれないのですが、Uncommittedと3/4同血のSquanderの直系にはキングヘイローやラシアンルーブルがおり、これらとUnbridledを通じるCharedi≒Squanderのニアリークロスは下記のようになかなか高確率で走っています





「パーフェクト種牡馬辞典」ダンカークは今年も私の担当でしたが、「Squander牝系の血、キングヘイローやラシアンルーブルを持つ繁殖との配合も走ってくるはず」と書いておいたのはそういうわけなのです(今のところJRA出走はナムラジョニーだけで、これが才能を見せながら4戦目に競走中止→抹消となってしまったのは残念)

というわけで、緊張→緩和のリズムにおいても、代々のクロスの選択においても、カフェファラオの配合は見るべきポイントがいくつもありますね

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日曜のボツ予想~早吹かしが合うジャスタ×Monsun

2020-06-21 10:20:19 | 血統予想

米子は◎ダノンチェイサー
母サミターはロックオブジブラルタル産駒の愛1000ギニー馬で、デインヒルとGreen Desertを通じるDanzig3×4
そこにディープインパクトですからミッキーアイルとダノンプレミアムを足して割ったような配合で、Rainbow Questの重厚さもあり上記2頭よりはもっさりしていますがマイル路線期待の一頭には違いない



阪神芝は相変わらず外差しがきかない状況で(土曜は逃げた馬[3-0-1-0])、ここはランスとカナとモズとミラアイが先行集団でしょうが、枠的にそれらの後ろにつけてイン差しできそうなので、みなさん直線は川田に怒鳴られないよう真っすぐ走ってください(^ ^;)

土東3マイネルイリャルギに大量投票と聞いて「レーンは長いところはよく裏切るからなあ…」という話をクレバーさんとしてて、実際今年のデータでみても
1600以下[21-12-10-44]単回値90ぐらい
2000以上[4-10-7-15]単回値25ぐらい(1人気[4-3-3-6]だから1人気でしか勝っていない)
特に東京の長いところだと仕掛けるのや吹かすのがちょっと早く(逆にいうと一気に全開させられるのがすごい)、そこをルメールに目標にされてゴール前キッチリ差されるようなシーンも



東京8芝2400戦で騎乗する◎プルクラは現在2人気、ヴェロックスと同じジャスタウェイ×Monsunで(馬主も同じ金子HD)、母系にChief's Crownが入るヴェロックスと比べてもこちらのほうがよりHyperion的な粘着脚質で、4-4-3-3でそのまま3着というケイバがつづいています
デビュー勝ちがこの東京2400でオセアグレイトとの叩き合いを制しており、ベストコースで早吹かしでHyperionを振り絞れば、○ダノングロワールの追撃を封じ込められるのではないか…という読みでいってみるかと

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」ではユニコーンSと函館スプリントSと青梅特別を予想していますので、日曜もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当)


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土曜のボツ予想~アサクサデンエンっぽい

2020-06-20 10:24:55 | 血統予想

土曜のボツ予想~アサクサデンエンっぽい
相模湖はひねるなら重の東京1400が合いそうな◎ヘイワノツカイ、なんかこの馬アサクサデンエンっぽいんですよね



一口とセリのお仕事がいろいろ重なって、毎日1歳当歳の血統表を山ほど見ていて、ボツ予想にあんまり時間かけられない状況です…今日も仕事しながらなんか思いついたら書きますが、新馬のパドックはちゃんと見ようかなと

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」とでは夏至SとSTV杯と町田特別を予想していますので、今週もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当)


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop
http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html

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「一口好配合ピック」ジーワンから計11頭ピック

2020-06-19 08:12:39 | 共有クラブ

今年もスタートした「一口馬主好配合馬ピックアップ(2020~21)」、昨日ジーワンサラブレッドクラブから栗山が6頭、望田が6頭ピックしました(ダブルピックが1頭で計11頭)
これからラフィアン、ウイン、ユニオンと、締め切りまでに順にピックしていきますので、今期もよろしくお願いいたしますm(_ _)m

栗山求・望田潤の「一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)」
https://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/6e668464efadfe6147953e340773e45a

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栗山求・望田潤の「一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)」

2020-06-17 10:46:35 | 共有クラブ

「血統屋」の看板コンテンツが2020~21年もスタートします
各クラブの募集スタートに合わせ、まずはジーワンからピックしていきますので、今年もよろしくお願いしますm(_ _)m

(以下栗山ブログからコピペ)
毎年恒例の企画「栗山求・望田潤の一口馬主好配合馬ピックアップ」を今年も開始いたします!
現3歳を扱った2018年版ではラウダシオン(NHKマイルC)、レッドベルジュール(デイリー杯2歳S)、リアアメリア(アルテミスS)、スカイグルーヴ(京成杯-2着)、グランデマーレ(2戦2勝)など多くの活躍馬が誕生しました。今年も最新の知見・テクニックを総動員して走る馬を見つけ出します。評価する対象となるクラブは以下のとおり。全頭評価ではありません。

■ジーワンサラブレッドクラブ
■ウインレーシングクラブ
■キャロットクラブ
■京都サラブレッドクラブ
■グリーンファーム愛馬会
■サラブレッドクラブライオン
■シルクホースクラブ
■大樹レーシングクラブ
■ターファイトクラブ
■東京サラブレッドクラブ
■ノルマンディーオーナーズクラブ
■広尾サラブレッド倶楽部
■友駿ホースクラブ
■ユニオンオーナーズクラブ
■ラフィアンターフマンクラブ
■ロードサラブレッドオーナーズ
■ローレルクラブ
■YGGオーナーズクラブ
■ワラウカド

※代金のお支払いが済みますとブログはいつでもご覧いただけます。
http://www.miesque.com/shopping.html
これまでと同じく、栗山求と望田潤が「これは見込みがありそう」と思った馬を、評価用のブログに取り上げて配合面から論評する、というスタイルです。多くのクラブが存在するので、募集馬が発表されたクラブから徐々にやっていきます。取り上げたい馬がどうしても見当たらないというクラブはスルーすることもございますのでご了承くださいませ。現時点でまだ推奨馬はありませんが、徐々に増やしていく予定です。よく言えば着々と、悪く言えばダラダラとやっていくロングラン企画ですので、お目当てのクラブの募集が始まったらお入りいただくという形でもまったく問題ありません。もっとも、早く入っても遅く入っても料金は変わりません。消費税が10%に上昇してもお値段は据え置きの2980円。出資候補馬の絞り込みに大きな役割を果たすことができると自負しております。
毎年右肩上がりにコンテンツ販売数が伸びているのは、ひとえに皆さまのご支援の賜物であり、心より感謝しております。今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
http://www.miesque.com/

※「Yahoo!メール」などのフリーメールをご使用の場合、購入確認メールが自動的に迷惑メールフォルダに仕分けされてしまう場合がございますのでご注意ください。携帯またはスマホをご利用の方は、PC発信メールの受信可否をご確認いただければ幸いです。「ezweb」は相性が悪いので、購買手続きをしたにもかかわらず購買確認メールが届かないという方はご連絡いただけましたら幸いです。IDとパスワードの入力は、コピー&ペーストではうまく行かない場合がございますので、手入力をお勧めいたします。
※クレジットカードをお持ちでない方でも、ネット専用のVisaプリペイドカード「Vプリカ」を利用してお求めいただけます。審査不要でどなたでも作ることができ、クレジットカードと同様にネット上の決済ができるという優れものです。「Vプリカ」はネットでもコンビニでも手続きをすればすぐに買うことができます。

1 Vプリカのアカウントを作る
2 Vプリカを購入し、発行コードを入力する
3 PayPalのアカウントを作る
4 PayPalのアカウントにVプリカのカード情報を登録する
5 血統屋ウェブサイトにおいてPayPalで決済する

このような流れで購買することが可能です。YouTubeなどにもわかりやすいご利用ガイドがございます。ぜひお試しくださいませ。

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6/13,14の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2020-06-15 15:27:01 | POG

『望田潤のPOG好配合馬リスト(2019)』で推奨したホウオウセレシオン(牡3歳)が日曜東京3Rの未勝利戦(ダート1600m)を勝ち上がりました。

ホウオウセレシオン(牡・父キングカメハメハ・母ミスセレンディピティ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2017105573/
母ミスセレンディピティはエストレラスディスタフ大賞典(亜G1・芝2000m)勝ち馬。母父Not for Saleは亜リーディングサイアーでダノンファンタジーの母父。キングカメハメハはNorthern Dancerのクロスが強いので(4×4・6)、南米やドイツのアウトサイダー血脈との配合も成功していて、母方が南米アウトサイダーなキンカメ産駒といえばディアデラマドレ=ディアデルレイ=カウディーリョ。頑強な中距離馬。(望田)

土曜阪神12R1000万下 ダイアナブライト(一口・栗山)
日曜函館10R木古内特別 リョウガ(POG・望田)
日曜東京10R芦ノ湖特別 サトノフウジン(ディープ・栗山)



「モーリスがまたコケた」「ドゥラメンテもアカンのか」まあこの時期は新種牡馬の産駒が注目されるのは仕方ないし、ファンも関係者もあーだこーだ言うのが楽しみのひとつですからね
モーリスはトレーニングセールで一番時計を叩き出したようにやれば仕上がる体質やし、たしかに坂路で動く走法でもあります
でもモーリスが本当に強くなったのは古馬になってからで、それもうなづける血統ですからね
まあ高速馬場の長い直線で抜きん出た最高速度を出す血統や走法ではないので、やっぱり東京マイルよりは中山1800だろうと私は思ってますけどね



ドゥラメンテはアスコルティそのまんまとかスターアイル丸出しみたいな、母方の影響が強い産駒もけっこう目につきますが、パドックの身のこなしはみんないいので、父のように全身運動できる体質はある程度受け継いでいるとみていいかと
ただ芯が入ってこないと全身運動で走りきるのは難しいので、やっぱり若いころはハーツクライやルーラーシップに近い“緩さ”として表現されるだろうし、あとパドックの所作をみても気性的に未熟な馬が多いです

リョウガは欧州を席巻するDubawi×Singspielに飛びついたわけですが、前走芝2000では大敗を喫してしまい、やっぱりこういうのは日本ではダートになってしまうんかなあ…と

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日曜のボツ予想~芦ノ湖を泳ぐシャチ

2020-06-14 10:05:53 | 血統予想

東京はこれからも少し降る予報で、重のままなら◎シャチが今8人気で手を出してみてもいいかなと



リアルインパクト産駒は思ったほどダートは走らないのですが、思ったとおり芝道悪は鬼で、本馬も小倉の重で初勝利をあげており、シャチが泳ぐ言いたいからの◎じゃないですよ(・∀・)



他のレースはこれから考えますが、NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」と競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」ではエプソムCとマーメイドSと阪神12Rを予想していますので、曜もよろしくお願いします


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop
http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html

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