栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

血統とは関係ないですが

2011-03-30 23:47:20 | 血統予想

ドリームジャーニーは有馬記念は重め残りで動けずでしたが、あのときは「週刊競馬ブック」のPhotoパドックの時点で重くみえました

抜群のピッチ走法で有馬と宝塚を制した“内回りの帝王”

古馬になってから、中山と阪神の内回りで馬体重が430キロを切ったときは(4.1.0.1)

昨年の大阪杯は434キロで3着と取りこぼしてしまい大波乱、一昨年は428キロでディープスカイをアッサリ捲りきりました

当日アバラがうっすら浮き出て420キロ台なら有力ですが、Photoパドックの比較でいうと有馬のときよりは腹の線は締まってみえます

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久々にキンカメのネタでも

2011-03-30 17:25:41 | 血統予想

さっきキンカメ産駒のデータをとってみたら、今は東京芝より中山芝のほうが成績が良いんですね~

東京【36.34.26.216】
中山【30.23.18.149】
京都芝内【17.24.21.157】
京都芝外【19.16.15.99】
阪神芝内【9.12.9.105】
阪神芝外【24.17.19.131】

しかしこれを重賞に限定すると

東京【3.4.0.21】
中山【1.2.4.15】
京都芝内【1.0.0.5】
京都芝外【3.1.3.15】
阪神芝内【0.0.1.4】
阪神芝外【6.4.4.20】

トップクラスほどストレッチランナーの傾向がより強いとはいえるでしょう

「ビュッとこない感じで、もう少し瞬発力が欲しいね。それに、もう少し前で競馬しほうがいいのかも」

これはベルシャザールのアンカツさんのコメントですが、たしかにこの馬はワンペース型で、オルフェーブルに並ぶ間もなく交わされてからもジワジワと詰めてはいました

ホープフルS勝ちが2番手押し切りで上がり3F11.7-11.5-11.7で、こういうラップで頑張る馬なのでしょう

これはキンカメ産駒全般に概ね当てはまることで、やはり女王Miesqueのハイインローは「長く脚を使える」特長として代を経ても伝わっていることがわかります

ローズキングダムはJCでもダービーでも、1位入線馬に完全に交わされながらもゴール前ではまた差を詰めていました

トゥザグローリーは折り合いがスムーズになり、前受けできるようになって本格化しました

ルーラーシップはHornbeam≒パロクサイドの大跳びナタ斬れを受け、早めに外に持ち出してエンジンを吹かせて押し切るのが勝ちパターン

アパパネの場合は母系にHyperionが薄い(Northern Dancerを通じて一本だけ)ので、この3頭ほどはHyperionらしさが感じられないのですが、それでもベストとはいえない東京2400mでビッシリ叩き合って一歩も引かない頑張りをみせたのはやはりハイインロー的というべきで、許容範囲を超えてからの頑張りこそがHyperionの真骨頂なのです

キンカメ産駒が活躍し出したときは、「長い直線を好むのはラストタイクーンのナスキロ的斬れを受け継いでいるからではないか」と書いていたんですが、エンジンのかかりは遅いがスピードに乗ると長く持続できるというMiesque的ハイインロー的持続力は、長い直線のほうが活きやすいということなのでしょう

またトゥザグローリーとルーラーシップが4歳秋から古馬になって成長著しいところをみているように、成長力に富むというのもHyperionの特長です

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セラフィックロンプのような持続力

2011-03-29 22:43:35 | POG

昨秋は紅葉を見たので、春は桜の時期に合わせて京都入りを計画してたんですが、まああんまり花見気分でもないので今回は見送ろうということに…

NETKEIBA「プレミアサービス」「競馬総合チャンネル」では、「POGレース分析」と題して新馬未勝利戦勝ち馬の血統解説と評価をしています
今週(木曜公開)の一部を抜粋します

--------

●トレンドハンター(牝)
父マンハッタンカフェ、母ロイヤルペルラ(その父ブライアンズタイム)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008100618/
3/26阪神・フラワーC(芝1800m良)1分47秒9(1馬身1/4)
 Lady's Secret(米年度代表馬)やビリーヴが出るGreat Lady M.にさかのぼる牝系。マンハッタンカフェ×ブライアンズタイムですからRibot6×5のクロスになりますが、このようにRibot系のクロスを持つマンカフェ産駒にはゲシュタルト、マンハッタンスカイ、セラフィックロンプなどがいます、この馬も鋭く斬れるというよりは持続力に長けた脚質で、セラフィックロンプなんかとイメージは近いですね。今日は淀みないペースで上がりがかかって持続力で抜け出してきましたが、たとえば阪神なら外1600mで差すよりは内2000mで捲って強い馬で、桜花賞よりはオークス向きでしょう。
B:芝ダ2000~2400

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バクシンオーとノーザンテーストと「Hyperion+Tracery」「Hyperion+Donatello」

2011-03-29 14:19:59 | 配合論

馬好きさんから質問がありましたが、「バクシンオー黄金配合」について、この際ちゃんとまとめておこうということで…

「一流のスプリンターは俊敏さだけでなくパワーや頑健さも兼備しているもので、バクシンオーの持つ最も頑健な血はノーザンテーストですから、バクシンオーのスプリント能力を引き出すためには、テーストの頑健さを引き出す配合をして、ちょっと体質が硬いぐらいに出す必要がある」と、下記のエントリで書きました

ノーザンテーストはLady Angela3×2ですが、そのLady Angelaの主要血脈構成は以下のようになっています

┌Hyperion
Lady Angela
│ ┌Tracery
│┌Abbots Trace
└Sister Sarah
 │┌Swynford
 └Sarita
  │┌Desmond
  └Molly Desmond
   └Pretty Polly

このLady Angelaの血脈構成と脈絡する血としては、Alibhai(Hyperion×Trecery)やAureole,Alicydon(HyperionとDonatelloの組み合わせ)があげられます(SaritaとDonatelloはSwynford,Desmond,そして名牝Pretty Pollyが共通)

┌Hyperion
Alibhai
│┌Tracery
└Teresina

  ┌Swynford
 ┌Blandford
┌Blenheim
││ ┌Desmond
││┌Charles o'Malley
│└Malva
Donatello
└Delleana
 └Duccia di Buoninsegna
  └Dutch Mary
   └Pretty Polly

またノーザンテーストの母父Victoria Parkの父Chop Chopは典型的なカナダ血脈で、血脈構成がNijinskyやThe MinstrelやStorm Birdの母と酷似しています(Gallant Fox~Sir Gallahad,Buchan~Sunstar,そして多くのUltimus~Commando~Dominoの血)

   ┌Sir Gallahad
  ┌Gallant Fox
 ┌Flares
┌Chop Chop
││ ┌Sunstar
││┌Buchan
│└Sceptical
Victoria Park

そしてバクシンオーの一流スプリンターは、母系に「Hyperion+Traceyry」や「Hyperion+Donatello」やNijinskyを持つことにより、ノーザンテーストの頑健さを受け継いでいることが多いのです

Hyperion+Tracery…シーイズトウショウ(Alibhai)、ダッシャーゴーゴー(Alibhai)、カノヤザクラ(Run Honey)、サンダルフォン(Alibhai)、ヘッドライナー(Alibhai)、
Hyperion+Donatello…ショウナンカンプ(ベンマーシャルの母Belladonna)、シーイズトウショウ(ニゾンの牝祖Queen of Light)
Nijinsky……ショウナンカンプ、シーイズトウショウ、サンダルフォン、スプリングソング

特にショウナンカンプの場合は、母母父タケシバオーの母父ヤシママンナに入るクラックマンナンがMolly Desmondの3/4弟で、このSarita≒ヤシママンナ≒Donatelloの関係や、そこにHyperion系が配されたLady Angela≒タケシバオー≒Belladonnaの関係が重要なキーとなっています

 ┌Blandford
┌プリメロ
ヤシママンナ
└第参マンナ
 │  ┌Desmond
 │ ┌Lomond
 │┌クラックマンナン
 ││└Pretty Polly
 └マンナ

またシーイズトウショウの場合は母父トウショウフリートがソシアルバターフライ3×3で、ソシアルバターフライの父Your HostはFlower Bowlと3/4同血でAlibhaiとBlenheimの組み合わせです

ショウナンカンプとシーイズトウショウの母系には現代において有力とされるスピードの血はほとんど入らず、やっていることといえば、タケシバオーやベンマーシャルやトウショウフリートという地味な血を使ってLady Angelaの血を猛烈に増幅しているだけです

ショウナンカンプ
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1998102595/
シーイズトウショウ
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2000102386/

下記エントリで、「バクシンオー×サンデーは柔らかすぎてマイラーになりやすいが、バクシンオー×ブライアンズタイムはパワーをが出るのでスプリンターになりやすい」と書きましたが、ブライアンズタイムにはNijinskyと脈絡する米血パワーはもちろん、AlibhaiとBleinheimのFlower Bowlも入るのです

┌Alibhai
Flower Bowl
│ ┌Blenheim
│┌Mahmoud
└Boudoir

ダッシャーゴーゴーがミスプロにナスキロにHaloと母系に柔軽いスピードばかりを持ちながらグニャグニャマイラーにならなかったのは、頑健で重々しいKey to the Mintが母母父にドンと鎮座しているからですが、それでもやっぱりショウナンカンプやシーイズトウショウと比較するとLady Angelaの増幅が弱いという印象は否めず、高松宮やスプリンターズの予想のときにはいつもそこが引っかかるんですよね…この配合ではショウナンカンプやシーイズトウショウと同列には扱えないなあと…

バクシンオーとノーザンテーストと「Hyperion+Tracery」
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/6d01cbd0ea16bfa00ae3345678b94d24

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貯まっていたレスをまとめて

2011-03-28 23:29:35 | 配合論

「はなのき賞を勝ったメモリアルイヤーの母、アーバンクイーンに似合う種馬は?」

アーバンクイーンはバクシンオー産駒でテスコボーイ3×4、Princely Gift4×4・5で、Ambiorix≒My Babuのクロスもあって柔らかすぎるぐらいです
コスモバルクの母イセノトウショウ(テスコボーイ2×4、Princely Gift3×4・5)を思い起こさせます
ここにザグレブ付ければバルクの出来上がりですが(^ ^;)、ゴールドアリュールもザグレブもNureyevを持っているのが一つポイントで、NureyevとテスコボーイはNasrullahとHyperionで脈絡するのです
…で、硬くて頑健なNureyev持ち種牡馬となると、まず浮かぶのはジャンポケかな?
クイーンスプマンテの母はユタカオー×テーストですからバクシンオーと同じ配合でもあります
またこのうるさいクロスを受け止められる5代アウトな種牡馬…という意味ではフジキセキとか(→ダイタクリーヴァ的発想)
他ではテスコボーイ4×3のオイスターチケットがクロフネとの配合でブラックシェル・ダブルティンパニーを出していますが、あまり強いクロスを持たず、頑健で硬いぐらいの体質で、Nureyevを持っていればなおよし…というのが漠然と浮かんだイメージですかね~
具体的にいろんな種牡馬とシミュレートしてみたわけではないですが、血統表をみて思い浮かんだのはそんなところです

「マクリーンはハートライン上におけるインブリードや息子と娘を経由するインブリードの方が単なるインブリードより効果が高いと論じていますが、望田さんはどうお考えですか?」

これについては顕著に有効かどうか、データを自分でとったわけでもないので、参考程度にとどめています

「AWならワイルドラッシュはサンデーサイレンス並の種馬じゃないですかね?」

どうですかね~、トランセンドはワイルドラッシュ産駒のなかでも突出した存在だし突出した好配合ですから、少なくともこれを基準にするのはどうかなあと思います

「現2歳馬のサクラバクシンオー産駒の母ダンスフォージョーイ(ダーレー生産)が個人的には気になっていまして。。。POGネタなので差支えない程度でお願いできないでしょうか?」

これはパッと見イイんじゃないですかね~
Lady AngelaとDahliaがHyperionとTraceryとPretty Pollyで脈絡するし、Nijinskyもあるしで、「バクシンオー黄金配合」といっていいんじゃないかと思いますよ~
私も今年のPOGネタにメモっときます(^ ^;)

 

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サンデー×Lyphardにみる“ハイインロー”の偉大さ(14)~前受けで頑張れないディープ産駒に当惑

2011-03-28 11:35:27 | 血統予想

阪神11R 高松宮記念
◎2.ショウナンアルバ
○4.キンシャサノキセキ
▲5.ジョーカプチーノ
△13.ダッシャーゴーゴー
×14.エーシンフォワード
×15.ワンカラット
注8.サンカルロ
◎は乗り難しいので成績が安定しないが、テレビュー福島賞やスワンSでみせた破壊力はG1級。ガツンと引っかかるということはそれだけ加速力が凄いということでもある。父父アワエンブレムは名牝パーソナルエンスンの仔で、ウッドマンのように凄いパワーを誇るので一流スプリンターを出して不思議ないミスプロ系だ。オーシャンSもスムーズに捌けていれば弾けそうな手応えはあったし、G1のペースなら折り合いはつけやすいから一発大駆けに期待したくなる。

阪神11R スプリングS
◎18.サトノオー
○6.オルフェーヴル
▲11.グランプリボス
△1.ショウナンパルフェ
△17.リベルタス
×7.ベルシャザール
×13.ダブルオーセブン
注14.リフトザウイングス
注15.ステラロッサ
シンザン、きさらぎと◎を打ってきたオルフェーブルでいく予定だったが、ここもまた前が薄い組み合わせ。グランプリボスは体型やスピードの乗りからして1800mも十分守備範囲(むしろ1400mよりはベターか)と思うが、休み明けで陣営が言うようにスローで折り合えるかどうかが心配。リフトザウイングスは母系のロベルトの影響が強い走法で根は小回り内回り向きだと書いてきた。この3頭が信用しきれないのでサトノオーにひねってみたい。この馬もずっと◎を打ってきたが、共同通信はイン伸び馬場で出遅れて外を回らされたし、前々走は繰り上がり1着とはいえレッドデイヴィスにぶつけられてからまたしぶとく伸びていた。キャプテントゥーレやアルティマトゥーレの3/4弟でリファールのクロスだから、「サンデー×リファール×ハイインロー」でこの馬も前受けで渋いタイプとみている。ここは出遅れなければジワッと好位にいけそうだ。

阪神12R 毎日杯
◎14.トーセンレーヴ
○6.レッドデイヴィス
△3.コティリオン
△8.カグニザント
×1.ボレアス
×5.スマートロビン
注9.エチゴイチエ
注16.カルドブレッサ
レッドデイヴィスは怖がりで馬群を嫌うだけに、外に行きそうな馬が何頭かいるこの枠順は微妙。◎はブエナビスタ、アドマイヤオーラ、アドマイヤジャパンの3/4弟。ディープインパクト×カーリアンはダノンシャークやヴィクトリースターと同じで、この組み合わせはナスキロ的柔さが伝わりやすく、この馬も柔らかすぎるほどのストライドは東京や外回り向きで、前走の勝ちっぷりならここも有力だ。ちなみにディープインパクト×カーリアンの京都阪神の外回り成績は[5.3.1.1]、内回りは[0.3.1.4]。

阪神12R フラワーC
◎1.アフロディーテ
○11.ハブルバブル
▲18.サトノフローラ
△3.マヒナ
△8.シナル
×17.マイネイサベル
注7.サトノフォワード
◎は良血で配合も満点で、今年のPOG特集でタキオン産駒で一番に推した馬だ(二番目がレーヴディソール)。こんな馬に出たらいいな…と血統から思い描いたイメージ通りのいい馬で、センス抜群の勝ちっぷり。キャリア一戦でここも突破できる器だと信じる。相手はこの距離で折り合って先行ならハブルの潜在能力を見直したいし、母父がシアトルスルー系でリーチザクラウンのようなストライドが印象的なサトノフローラ、そしてキンカメ2頭も外回りで警戒。

--------

先週は見ての通り、◎が【0.0.1.3】で○が【3.1.0.0】という悪い流れにはまってしまいました(^ ^;)

これまでの手筋でいくならキンシャサとオルフェーヴルに◎でいいと思うんですが、そこをひねってしまったのはまあ仕方ないとしても、相変わらず出遅れこいたり相変わらず後方で折り合いに専念されたりで、スタートして数秒で「あ~これじゃ今日も厳しいかなあ…」と思わされるようなレースになってしまうとちょっとガッカリです…

キンシャサノキセキはずっと書いてきたように「サンデー×Lyphard×ハイインロー」の配合形ですから前受けしてナンボの血統で、09スワンSでスミヨンが乗って好位で折り合うようになってからは1,1,1,1,2,13,1,2,1着という抜群の安定感で、1600mのマイルCS13着を除くと、1400m以下で取りこぼしたのは10年スプリンターズSと前走オーシャンSだけで、しかもこの2レースはいずれも出遅れてますから、ようするに1400m以下で普通に出て好位差しの形だとたったの一度も負けていません

だからディープインパクトの産駒においても、ハブルバブルやサトノオーやコティリオンやスマートロビンのように「サンデー×Lyphard×ハイインロー」が配合の幹となっているような馬の場合は特に、前受けで頑張る競馬で強いところをみせるまでは心の底から信用できないというところはあります

サトノオーを◎にしたのも、レッドデイヴィスにぶつけられながらしぶとく伸び続けた繰り上がり1着の内容を評価したからです

ディープインパクト産駒は高確率で勝ち上がるわりには真の大物と呼べるような産駒がまだ出ていない現状ですが、それはけっきょくのところ、「サンデー×Lyphard×ハイインロー」なのに前受けで凄い頑張りをみせるような産駒があまり出ていない…ということに尽きるのではないかと、レッドデイヴィスに真っ向勝負を挑んで突き放されてしまったトーセンレーヴをみているとそんなふうにも思います

リスポリは「これまでの2戦と違ってかかってしまいました」とコメントしていますが、トーセンレーヴもハブルバブルもコティリオンもターゲットマシンも、人気を背負って前に行きすぎるといともアッサリと沈んでしまいました

あのちょっと余分な負荷がかかったときのいともアッサリな負け方が、「サンデー×Lyphard×ハイインロー」っぽくなくて当惑してしまいますが、そもそもディープインパクト自身が「サンデー×Lyphard×ハイインロー」ながら後方一気でG1を勝った希有な例なのです

前受けでレッドデイヴィスとビッシリ叩き合ってハナ差でも勝つような馬が出てくるかどうかが、種牡馬ディープインパクトの今後を占う上での一つの見方ではないかと

そのレッドデイヴィスは怖がりな気性で千両賞では内枠で行けず馬群を割ってこれなかっただけに、ここも乗り方が難しいのではという心配があったんですが、案の定道中はリスポリに外からフタをされて動くに動けず、しかし直線最内から叩き出して抜け出すレースができたのは大収穫で、この競馬がOKなら今後はレース運びが楽ですね~

アフロディーテは脚元が丈夫な血統ではないだけに、この大敗はちょっと心配で、なんともなければいいのですが…

サンデー×Lyphardにみる“ハイインロー”の偉大さ(13)~二芸に秀でてしまったブロードストリート
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/188e3cabddef479cd17515187611c87b

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日曜のボツ予想~待望の外回りで

2011-03-27 11:13:50 | 血統予想

阪神6Rは◎ピュアブリーゼ
母がNureyev≒Sadler's Wells2×3でそこにドイツ血脈Monsunをもってきたメリハリがいい配合で、東京での未勝利勝ちが強かったように持続力あるストライドは長い直線向き
待望の外回りでここは勝ちたい鞍でしょう

○アルマフローラも走る馬ですが、タイガーカフェやフサイチジャンクの3/4妹で父がネオユニで、手先だけで走るのでいかにも小回り向きにみえます(それだけに前走2着は高く評価できるのですが)

▲クエルクスはフジキセキ×Darshaan×Sadler's Wellsで牝系がFall Aspen
血統も走りも短距離馬ではなく、この距離延長は注目でしょう

小倉は3,4Rをみる限り、ローラー効果はなくなって外差し優勢になってますね~

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ドバイ見ながらお仕事中(3)

2011-03-27 03:05:15 | 配合論

発走直前まで寝てました(^ ^;)

メイダンのオールウェザーは芝の内側にあって、一周1750m(直線400m)
これでスローだと後ろからでは苦しいということですが、ミルコとヴィクトワールピサはいつものように、中山2000mを乗る感じで、この機動力が最大の長所ですからね~

でもこんなに強いヴィクトワールピサでも、東京ではちょっと甘くなってしまうわけで、それが競馬の面白いところでもあるのです

寝直そう…

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ドバイ見ながらお仕事中(2)

2011-03-27 00:22:48 | 配合論

Rocket Manの血統表をみると、父父Quest for Fameはトウカイテイオーの勝ったJCで11着、母父McGintyがStanerraの勝ったJCで5着ですか
http://www.pedigreequery.com/rocket+man

これは母のMacrosaがすごいというか、傍系異系の血ばかりで何にもないですね(^ ^;)

父がRed God≒Sir Ivor4×3で、母が何にもないという、この何にもないのがいいのではないかと

メイダンの芝コースは一周2400mで去年ブエナがグイグイ伸びたコースですから、大跳びのルーラーシップも伸び伸び走れるんじゃないかと思ってるんですが、さて…

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ドバイ見ながらお仕事中

2011-03-26 23:43:38 | 配合論

KhawlahはForeign Courier≒Hopespringseternal3×5(ナスキロとMenow≒AtheniaとWar AdmiralとBusinesslike≒Bimelech)
http://www.pedigreequery.com/khawlah2

Urban SeaにCape CrossはSea the Starsと同じですね~

では仕事に戻ります(・∀・)

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