栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

ナスキロが苦戦する阪神のJCダート

2010-11-30 23:49:49 | 血統予想

実家は阪急沿線なので、札幌に帰るときはいつも伊丹ルートで帰るんですが、今回は初の関空ルートで…
「はるか」に初めて乗りましたが、京都駅から関空まで一時間ちょっと、お供はもちろん…



いつもと同じメンバーやん(^ ^;)

北24条に着くともう歩道はツルツルで、滑らないように前傾姿勢のピッチ走法でチョコチョコ歩いていると、いよいよ冬が来たな~という実感…

--------

JCダートは阪神1800mになって今年で3年目ですが、過去2年の連対馬4頭(カネヒキリ、メイショウトウコン、エスポワールシチー、シルクメビウス)の血統表をみると、Roberto、Danzig、ノーザンテースト、Deputy Minister、La Troienneなど急坂小回り向きパワー血脈が目に付くのはまあ当然として、この4頭ともナスキロのクロスを持たないという点にちょっと注目したいですね~

というのも、東京でのJCダートは(フェブラリーもそうですが)、シーキングザダイヤ(SecretariatとSeattle Slew)、アロンダイト(Seattle SlewとRiverman)、タイムパラドックス(母がSir Ivorとボールドラッド)、サンライズバッカス(Secretariat≒Sir Gaylord)などなそ、自身や父母がナスキロクロスを持つケースが目立ったからです

しかもここ2年人気を裏切り続けたサクセスブロッケンはシンボリクリスエスとPleasant Colonyを通じるナスキロ継続クロスだし、昨年3人気6着に終わったワンダーアキュートは父カリズマティックがSecretariat≒Sir Gaylord3×3で母父Pleasant TapもNasrullah5×4、Princequillo5×4とこれまたナスキロだらけの配合

というわけで、東京2100mから阪神1800mになって、やっぱり狙うべき血統は変わってきていると思いますよ~

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

血統クリニック~ジャパンC

2010-11-30 09:12:04 | 血統予想

競馬総合チャンネル「血統クリニック」ではメインレースの出走予定馬の血統解説をしています(毎週木曜更新)。JCはこんな感じでした…

--------

◆大器の評価は揺るぎない
 ペルーサは北米スピード血脈で固めたゼンノロブロイに重厚な南米血脈をもってきたアウトブリードで、血脈バランスと配合形の良さが光る配合。母系のBlushing Groomの長所が表現されていてオールラウンドな名馬に育つ可能性があると絶賛してずっと◎を打ってきた。ベストは2000mという気がするしゲート不安もつきまとうが、いずれはチャンピオンを狙える器だという評価に揺るぎはないし、それはこのレースかもしれない。

◆持続戦ならナカヤマ
 ナカヤマフェスタは母ディアウインクがデインヒルを使った強力な相似配合でパワーと底力に富むが、そこにクロスが薄くてしなやかなステイゴールドをもってきたこのメリハリがよく、「サンデー×Lyphard×ハイインロー的スタミナ」のA級配合形でもある。父のしなやかさ柔らかさと母の頑健さ硬さという真逆の資質が信じられないほど理想的な形で噛み合っていて、ダービーでも◎を打ったように世代最強の中距離馬だと評価してきた。どちらかといえば持続戦のほうが強い馬で、そういう流れになるかどうかが一つのポイントだろう。

◆東京なら世界でも指折りの馬
 ブエナビスタは単に良血というだけでなく、マルゼンスキー≒Caerleonのニアリークロス3×2など配合パターンもきょうだいの中では最も良く、父の伸びやかさ柔らかさと母の俊敏さ粘り強さを最高のバランスで受け継いでいる。直線長いコースなら世界でも指折りの馬で、直線長いコースでは(ペルーサに◎を打った秋天を除けば)全て◎を打ってきた。ここも当然◎かそれに近い印。

 エイシンフラッシュはドイツ血脈とHyperionが基調のステイヤー血統。母がRed God≒Stay at Home4×5のニアリークロスを持つので脚捌きに無駄がなく上がりの競馬にも俊敏に反応するが、スタミナを振り絞るようなレースでは更に強い可能性もあり、3歳秋~古馬になっての成長力にも期待できる血統だ。菊を回避したローテ面を除けば、この相手でも期待のほうが大きい。

 オウケンブルースリはジャンポケとDeputy MinisterとRibotだからいかつい血統だが、Gold Digger4×3が柔らかさを補っていてストライドがきれいに伸びるので、東京の長い直線も力任せに追い込んでくる。絶好調なら勝ち負けのところまでこれる馬だ。

 ローズキングダムは「サンデー×Lyphard×ハイインロー」の配合形だから前受けで頑張りがきく。これがこれまでの「バラ一族」との違いだ。ただし距離は2000m前後がベストで、2400mだとダービーや神戸新聞のようなスローの注文は付くだろう。

 ジャガーメイルは父譲りの胴長体型だが脚捌きはサンデーの影響で柔らかく無駄がない。持続力に富むストライド走法で広いコースの長丁場に向くが、2400mでここまで相手が揃うと重い印は回らない。

 ヴィクトワールピサは「POG特集」の原稿で推奨したようにきれいな相似配合は高く評価してきた。父母の重厚な欧血もクロスするのでスウィフトカレントより持続力もあるが、Haloクロスの無駄のない捌きとFair Trialクロスの加速力が武器で、東京よりは中山がベターではあるだろう。

 外国馬は高速馬場への適性に疑問符が付く馬が多いが、ヴォワライシとシリュスデゼーグルはナスキロ血脈のクロスを持ち日本向きの柔らかさがある。東京で変わり身があるとすればこの2頭ぐらいか。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちりめん山椒 千京

2010-11-29 19:01:38 | グルメ

ちりめん山椒って誰にでも喜ばれる無難な京土産の一つやと思うんですが、光明寺に紅葉見に行ったときに、「ちりめん山椒 千京(ちひろ)」さんのをたまたま試食したら美味しくて、しかも店が実家の近くだということで、今回の土産はこれにしようとチャリンコ漕いで行ってきました~

ふつーの住宅街の中にポツンとあって、中に入ってみると販売ではなく工房でした

その場で商品を一つ一つ包装してるちひろさん(美人やん…)に「光明寺で試食したら美味かったので買いに来たんですよ~」「すっごいやさしい味なのは、やっぱり無添加無着色やからですかね~」とか話しかけてたら、にっこり笑って「じゃこも宮崎の志布志湾のいいの使ってるんですよ~」と

工房の様子も撮りたかったんですが、何やら企業秘密があるようでNG出されました(^ ^;)

各百貨店にもちょくちょく出品してて、京都伊勢丹地下のあの「ちりめん山椒激戦区」でもかなり人気だとか

あと芸能人関係にもひいきが多いそうで、たとえばギバちゃんが何年もお取り寄せしているとか、「いいとも」に出たときにタモさんに差し入れした写真もありました(だんだんミーハーな自慢やん…)

85gで税込1,150円 お取り寄せもできますんで興味のある人はぐぐってください

札幌人どもよ~、土産はこれやから(・∀・)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2000m>2400m

2010-11-29 11:44:13 | 血統予想

明日帰札しますが、札幌人から「今朝起きたらこんな雪」メールが…

--------

東京10R ジャパンC
◎7.ペルーサ
○16.ブエナビスタ
▲11.ナカヤマフェスタ
△6.ローズキングダム
△10.エイシンフラッシュ
×8.ジャガーメイル
×12.ジョシュアツリー
注14.オウケンブルースリ
注18.シリュスデゼーグル
フィフティープルーフは淀みないラップで逃げるほどスピードのある馬にはみえない。スロー想定でいきたいが、土曜の東京芝はトニービンの孫が斬れまくりバゴの逃げ馬が二枚腰を使いと、JCウィークは例年そうだがちょっとヨーロピアン仕様の内外公平な馬場になっている。そこらを考慮して△以下は拾ってみたが、◎○▲はずっと馬も配合もベタボメして大レースで◎を打ってきた馬で、日本が世界に誇る名中距離馬2頭を相手に、ゲートをちゃんと出たペルーサが正攻法でどれだけやれるか、最大の焦点はそこだろう。

東京7R ベゴニア賞
◎13.オメガブレイン
○10.コスモバタフライ
▲12.ショウナンバーズ
△5.コティリオン
×6.メルトアウェイ
×9.ナカヤマナイト
注4.シルクマイベスト
注14.ゴシック
◎は母がヘイロー≒サーアイヴァー2×4で自身はニジンスキー≒ストームバードとミルリーフ≒リヴァーマンのニアリークロスだから、いかにも東京1600~1800mで斬れるキンカメ産駒だ。コティリオンはどちらかといえば内回り向きの脚質だし、ショウナンは中距離馬でもう1~2F欲しいだけに、ここも斬れ味で差せるとみた。

東京9R キャピタルS
◎6.サンディエゴシチー
○16.キングストリート
▲17.スピリタス
△9.ムラマサノヨートー
△13.レッドシューター
×7.マイネルスケルツィ
×11.ホッカイカンティ
注4.タガノエリザベート
注14.オセアニアボス
◎は1800mの東スポ杯でも少し引っかかったぶん終いが甘くなった。マンカフェ×ブラッシンググルームの黄金配合だが、体型走法は母父ラーイが強いマイラー。1600mで好位で折り合えばオープン特別だし狙いは立つ。

京都9R 白菊賞
◎10.ケイティーズジェム
○6.ドナウブルー
▲5.マリアビスティー
△1.ハピシン
×3.マイネマオ
注2.イケマドンナ
ディープ産駒の一騎打ちムード。◎は前走もしっかり伸びてはいるが、母系の影響でフェアトライアルやローマンのパワー小脚を受け継いでいて、京都なら内回りがベターなタイプだろう。デビュー戦でサダムパテックを押さえた俊敏な反応を見直したい。岩田なら捲りきるとみた。▲も札幌の捲りはなかなかのもので、内回りと距離延長で見直せる。

--------

降着云々については別エントリで…

勝ち時計2.24.9で上がりが11.2-11.3-11.9というのは06年,07年,08年と近く、こういうペースではアドマイヤムーンやディープスカイやドリームパスポートなど「2000m>2400m型」の斬れや瞬発力がモノを言い、アルカセットみたいな「2400m>2000m型」の重厚な欧州馬はますます苦戦します

ギュイヨンは「2400mは少し長い」と言っていたようですが、この流れなら本質2000m>2400mのローズやピサでも踏ん張りがききます

そういう意味では「2400m>2000m型」のジャガーやオウケンも最後よく詰めてきてるし、オウケンなんてゴール前の走りが昨年より硬くてストライドが伸びてなくて、そんな状態で差のないところにきてるんですからやっぱり強いなあ…と

ナカヤマフェスタはこういう上がりの競馬はあまり得意ではないのでしょうが、それにしても一度も反応せずに沈んでいったのは遠征帰りの疲れもあったかもですね…

ペルーサについては、もうあれこれ言うのは疲れました…(^ ^;)
アンカツさんとのコンビは老教師とヤンチャ坊主という感じで、「やればできる子なんだけどねえ…」という溜息しか聞こえてきません(^ ^;)

--------

日曜京都7Rでは私の昨年1位指名、ジャズピアノが休み明けを快勝~
同じ黄金配合のサンディエゴシチーも続いて欲しいもんやと思っていたら、マイルできっちり折り合ったのでひと伸びききましたね~(・∀・)
RahyはHalo≒Red God2×2なので遺伝力は強いです
マンカフェ×RahyというのはPOG向きの黄金配合だと思いますが、Rahyのマイラー資質がONになりやすいので、2000m以上は捨てるぐらいの覚悟は必要でしょうね(^ ^;)
ジャズピアノはちょっと前捌きが硬いのでダートもよく走るんですが、3代母GliskがBusinesslike≒Big Hurry3×4だからでしょう

白菊賞は人気通りディープのワンツーでしたが、京都内回りのスローというのは、Halo≒Sir Ivor的な俊敏加速が最も活きる舞台といえるかもです
参考までに京都芝内1600mの産駒成績は(8.5.1.9)で、1人気時は(5.1.0.0)、2人気時は(1.4.0.1)
kuwaさんと言ってたんですが、ディープの勝ち方でも最も衝撃的だったのは中山の有馬記念や皐月賞で、3角最後方→4角先頭という、内回りのコーナーを持ったままで全馬抜いてしまうというあの捲りの速さは驚異的で、白菊の叩き合いなんかみてるとそういう類の俊敏さが一番伝わっている気がします

ジャズピアノ圧勝やん♪
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/ecdd6e9501bbe78b5f9f38dea36e7d6e

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブエナ降着についてつらつらと…

2010-11-29 11:05:58 | 血統予想

降着の件については皆さんいろいろおっしゃってますが、いずれにしてもブエナが斜行しなければ何も起こらなかったのは事実ですから、処分の重い軽いは別問題として、採決自体は別に矛盾はないと私は思いますね~
ピサがローズに寄ったのはそれ単体ではギリギリセーフだと判断されたわけで、それがブエナの斜行を間接的に誘いローズの進路をいっそう狭めたとしても、たとえば玉突き事故みたいなのと同じように合わせ技でカウントするわけにはいかないでしょう
鳥やモグラや物影や物音などに驚いて馬が斜行してしまったとしても、それを御せなかったということで他馬の進路を妨害した騎手が処分を受けるのは、そういうルールに則っているのならば仕方ないことです

ユタカの騎乗については、少なくとも好位につけたことは正解だったと思うし、けっきょくブエナには並ぶ間もなく交わされましたが、他の馬たちには「サンデー×Lyphard×ハイインロー」の抜かせない強さで先着できたわけで、それが勝ちにつながったのですから評価していいと思います
しかし前にも書きましたが、馬を完全には押さえきれなくなっている今、ガッチリタメきれてないからゴーサインを出しても、以前と比べると速やかにギアチェンジして加速することができなくなっているようにも見え、だから最近のユタカはここというときに不利を受けることが多いです
今このスペースにスッと加速して入りたいというときに、ギアチェンジや加速が少し遅れているからだと思います
今日ももうワンテンポ早くトップスピードに乗せることができていたら、ピサの真横に併せて追い合っていただろうし、そしたらピサからもブエナからも寄られることはなかったかもしれません
もうそういう瞬時のギアチェンジや捌きをあまり必要としない、老獪な先行騎手をユタカはめざすべきだと、勝手な外野の考えですがそう思います

ギュイヨンは追えますなあ~
騎座がしっかりしているというか、いくら激しいアクションで追っても、膝から下が鞍にピタッと密着しているんですよね~(ムーアなんかもそうですが)
やっぱりアスリートって下半身が大事で、衰えも下半身から忍び寄ってくるのです…

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バタバタしてます…

2010-11-28 11:39:46 | 血統予想

ちょっと日曜の予想原稿の入稿などの追われてしまい、新馬戦に間に合うように家を出たいので、ボツ予想書く時間ないです…

まずはベゴニア賞で美味しい馬券ゲットといきたいもんですが…

今新馬みてましたが、ガリレオ産駒アンナドンナがガリレオバローズを差してましたね~(^ ^;)
やっぱりヨーロピアン仕様かなあと…

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トニービンが斬れまくり、バゴが二枚腰を使う馬場

2010-11-27 21:09:54 | 血統予想

京都11R 京阪杯
◎2.ティファニーケイス
○13.ダッシャーゴーゴー
▲16.シンボリグラン
△14.グランプリエンゼル
△17.エイシンタイガー
×5.スプリングソング
×7.スカイノダン
注10.モルトグランデ
注12.ジェイケイセラヴ
グリーンデザートはシンコウフォレストやメジロダーリングの父でダイワメンフィスやフサイチホクトセイの母父。ダンジグ系本流のスプリントを伝える種牡馬だが、◎は母父グリーンデザートの主要血脈を増幅した配合をしていて、洋芝向きのパワーだけでなくナスキロ柔さも兼備していてなかなか奥のあるスプリンターだ。前走の勝ちっぷりなら1分7秒台では走破できそうだし、ダックマン陣営が押さえる競馬をしたいとも言っているから、ここもハナさえ切れれば押し切ってしまって不思議ない。

京都9R 京都2歳S
◎6.ダノンバラード
○10.サンビーム
▲1.ヴィジャイ
△3.プレイ
△7.レッドセインツ
◎の前走は相手に恵まれた感はあったが、いかにもヘイローのクロス馬らしい無駄のない脚さばきで、内2000mのスロー向きのセンスや器用さがある。連勝とみた。相手も印の4頭までに絞っていいだろう。

東京11R プロミネントJT
狙1.タッチミーノット
サンデー×ミスプロ×バックパサーの黄金配合でよく狙ってきたが、洋芝での走りがイマイチだったように手先が軽い反面少し非力なところがある。前走をみると東京芝なら弾け方が違う(前々走は窮屈な競馬で脚を余した)。ここはスロー想定で、他の有力馬がジリ脚タイプばかりだけにチャンスだろう。松岡がイン好位から反応よく叩き出すとみた。

東京12R エクセレントJT
◎2.ケニアブラック
○4.ナシュワンヒーロー
△1.ガンダーラ
△8.リズミカルステップ
×9.マイネルエルフ
×13.ニーマルオトメ
注7.カシマストロング
注11.モンテフジサン
◎はヘクターの影響が強いマイラーだが、母系にナスキロ血脈が豊富で脚長で柔らかなストライドで走るから本来は中山より東京向き。○もブラッシンググルームのクロスで柔らかで持続力を感じるストライドで走るからこの東京マイルがベストだろう。バゴの仔らしく前に行けばしぶとい馬だ。ただどちらもトビが大きくて加速に時間がかかるだけにスローのヨーイドンでは反応しきれない部分がある。つまり○が平均ペースで逃げれば◎○で決まる公算が高いが、タメ逃げしてしまうとニーマル他の瞬発力にやられてしまうだろう。結論としては、平均ペースでいくだろうと決め打ってみた。

--------

ティファニーケイスは前に馬がいると追走に余裕がないというか、半分突っ張って走っているようにもみえます
でもこの馬はなかなか奥のある馬だと、今日のパドックを見てますますそう思いました
重賞ぐらいは勝てるスプリンターだと思います

ダノンバラードについてはデビュー戦をみたときから「Halo3×3らしさは確実に表現されたセンスのいい馬だが、それプラスアルファがない」と書いてきましたが、パドック見ててもそんな感じで、一言でいうと力強さに欠けるんですよね~
Halo3×3も、ディープがこれだけHalo≒Sir Ivorの軽さ柔無駄なさを伝えるとなると必要なかったかな?なんて思いながら周回を見てました…
Haloのクロスは(ニアリーも含め)、ネオユニ産駒に必要なほど、ディープ産駒には必要ではないのかも…と

タッチミーノットは前が開いていれば突き抜けたかもしれない脚色でしたが、ガイジン騎手が多いレースではああいうところはなかなか開かないです(^ ^;)

東京最終は「今の馬場ならジャンポケとバゴでいけるんじゃないか?」という思いがますます強くなってくると同時に、「この馬場ならキングヘイロープチ黄金配合(ナスキロラトロ継続)だがムラマサソノヨートーをまだ力馬っぽくした感じで、前走重馬場でしぶとく伸びたリズミカルステップも狙いが立つな」と▲に格上げして馬券を買ってたので、あのハナ差は個人的にはかなり痛恨…(この◎○▲のワイドも買ってました…)

いずれにしても東京芝は、トニービンの孫が斬れまくり、バゴの逃げ馬が二枚腰を使い、アメリカンなゼンノロブロイのマイラーが伸びあぐみで、公平馬場というかややヨーロピアン仕様というか、まあそんなイメージでいいのではないかと

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毎年のことですが…JCウィークは公平馬場

2010-11-27 11:30:32 | 血統予想

東京芝は2Rも3Rも外差しズボズボでしたね~

2Rは上がり12.0-12.5で枠連6-8、3Rが11.8-12.1で枠連7-8

ちなみに3Rは(3着入線馬は降着になりましたが)母父トニービンのワンツースリーでした

まあ2Rは未勝利戦としてはけっこうHペースだったのもありますが、毎年JCウィークの東京芝って不思議に外も伸びる公平馬場になるんですよね~

11R12Rでもうちょっと馬場を確認したいですが、思ったよりタフな馬場になっている感じもあるので、このバイアス次第ではJCの◎○▲を入れ替えたり、△を変更したりはあるかもです

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外国馬をビシバシと…

2010-11-25 11:21:43 | 血統予想

ペルーサはずっと◎だし、ブエナビスタは直線長いコースでは(ペルーサに◎を打った秋天以外は)ずっと◎だし、ナカヤマフェスタもダービーで◎にしたように世代最強だと評価してきました

今回も◎はこのどれかでしょう…とよく言われるし私も多分このどれかだと思いますが(^ ^;)、緊張と緩和、父母相似配合、ナスキロラトロ、サンデー×Lyphard×ハイインロー、サンデー×ミスプロ×War Admiral×La Troiennなど、いずれも私が頻用している各論できちんと斬れる名配合好配合で、この3頭の血統表をジックリみていただければ、笠的血統論の総論みたいなもんもある程度理解してもらるんじゃないかと思います

思えばゼンノロブロイもスペシャルウィークもステイゴールドも完全無欠の真のチャンピオンというわけじゃなくて、競走馬としても配合的にも長所と短所がハッキリしていて、だからこそ配合次第で自身を超える産駒を出せる余地があったんじゃないかと思うんですよね~

配合の原点って、そういうことじゃないかと

--------

ヴォワライシVoila Iciは父がMill ReefにMiswakiで母がSir Gaylord4×5だから動きはナスキロ柔いです
東京2400mの適性で変わり身があるとすればこれかなあ…という気もしますが、Daylamiの持込産駒は日本では7頭が出走して全て未勝利と散々ですなあ…

ジョシュアツリーJoshua Treeは母がSecretariat≒Sir GaylordにMill ReefとSeattle Slewだからナスキロ血脈豊富で、これを父の母母のグレビオに合わせて斬れを出していますが、馬をみるとリリエンタールなんかと比較しても特に高速馬場向きという感じはしないし、それで父(4着)以上の着順を狙えるほどの実力でもないだろう…と

シリュスデゼーグルCirrus Des AiglesはRound Table5・5×7のフランス馬で、日本向きの斬れはソコソコあるとみていいでしょう
でもこれが京都2400mならオースミロッチ的流れ込みも一考したいのですが、東京2400mのG1をRound Tableだけで押し切れるイメージが湧いてこないんですよね~

ダンディーノDandinoはガッツリ掻き込む走りがデインヒル丸出しで、そういうデインヒルのパワーや粘りが表出しそうな配合でもあります

ティモスTimosはナカヤマフェスタと並んで追い合っているのをみると、俊敏さでも斬れ味でもハッキリ落ちるから東京で逆転できるファクターが見当たりません

フィフティープルーフFifty Proofの父はWild AgainにRibotにHerbagerと傍系のスタミナで固めていて、そこにNasrullah血脈の強い母をもってきた配合は、たとえばアイネスフウジンなんかを思わせるものがあります
しかしアイネスフウジンと配合形や脚質は似ていても、Nasrullahクロスを経由してくる血脈が違いすぎるというか、この母のNasrullah≒Royal Charger4×4・4には、テスコボーイ×モンタヴァルの気品も狂気も感じられません

マリヌスMarinousは父がジェイドロバリーの全弟というのがまず嫌だし、体型的にはBlushing Groomがけっこう出ているのに走りに硬さが感じられるのもあまり感心しないし、長いところで頭角を現してきたのもジリだがバテない脚質だからだろう…というような解釈しかできないです

モアズウェルズMores Wellsはサドラー×ウォーニングだからステイヤーズSに出したいような血統ですね~

各馬の血統表はこちらで
http://race.netkeiba.com/?pid=race&id=c201005050810

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の京都っぽい写メでも…

2010-11-24 19:55:11 | グルメ

かれこれ一ヶ月以上の京都滞在でしたが、来週には札幌へ戻ります

秋の京都らしい写メでも…ということで、まずは光明寺の「もみじ参道」を…



やっと紅葉も色づいてきたという感じです



続いては差し入れにいただいた和久傳の「鯛ちらし」



鯛の昆布ジメも酢飯も、あっさりしたやさしい味付けで、たしかに美味いです

お献立がついてました

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする