栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

「家の履歴書」藤田伸二が面白い

2013-07-20 18:24:56 | その他

「騎手の一分」がえらい売れてるというので私もちょっと前に購入して読んでみましたが、感想としては競馬ブック誌「一筆啓上」で野元賢一さんが書いておられたのとだいたい同じで、思ったほどパンチきいてないな~というのが正直なところでした

しかしさっきナシゴレンを食らいながら「週刊文春」を読んでいたら(エミーズキッチンのナシゴレンはもう35回ぐらい食ってるけどまったく飽きない、また1ヶ月後ぐらいにぜったい食いたくなるのです)、「家の履歴書」に藤田伸二が登場していて、生い立ちから今日に至るまでをザッと回顧してて、こっちのほうがぜんぜんオモロイがな(・∀・)興味ある方は今週の文春読んでみてください

ユタカも完全復活を遂げた今、そのユタカに一番近いところにいると言われた男が、波瀾万丈の人生を腕一本鞭一本でのし上がってきた藤田伸二が、このままフェードアウトというのはやっぱりもったいない

フサイチコンコルドやシルクジャスティスやアサクサデンエンでうならされてきた世代としては、もう一度大きな舞台で藤田にうならされてみたいもんやと、ナシゴレンをハフハフしながらそんなことを思ってました

でもキタサンラブコールは◎ではないですけどね(^ ^;)では中京2歳Sをボチボチ煮詰めますか

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土曜のレース回顧~ディープ×スタミナの持続力

2013-07-20 15:44:53 | 血統予想

中京9R 渥美特別
◎6.カレンバッドボーイ
○17.サンライズタイセイ
▲18.ダイワユニティー
△7.ベンジャミン
△8.アドマイヤバートン
◎は前走も◎にしたが、上がりの競馬でちょっと反応が悪かった。ディープ×フレンチデピュティで母母にノーザンダンサーとオルオールとラトロワンヌが入るから、配合パターンはボレアス=マウントシャスタ=カミノタサハラ三兄弟と似ているが、バークレア≒オリオール的な持続力が強いという意味ではカミノタサハラに似たタイプで、距離延長とタフな馬場で今度は決めたい。8枠のディープ2頭も長くいい脚を使うタイプだけに今の中京は合っている。

函館10R 横津岳特別
◎9.オムニバス
○7.プロフェッサー
▲4.パッシフローラ
△3.フレージャパン
×14.カッパドキア
注8.ローリングストーン
注11.スリーヴェローチェ
◎の父オーソライズドは英ダービー馬でモンジュー×ソーマレズと凱旋門賞馬同士の配合でもあるが、日本の高速馬場では重厚すぎて苦戦するサドラー系の典型のような血統だ。一方母はゴーンウエスト×ダンジグでボールドルーラー4×4と米血スピードでまとめたマイラーで、このように「父中距離×母マイラー」の配合は小回り向きの先行捲り脚質になりやすい。前走の勝ち時計2.40.2は前週の駒ヶ岳アドマイヤバラードの2.40.1に匹敵する好時計で、過去5年の函館芝2600m戦で最速はゴールデンハインドの10年横津岳2.39.4で二番目がトウカイメロディの10年みなみ北海道2.40.1、この2頭はどちらもオープン馬。今年の函館芝は例年になく時計が出ていることを考慮しても、500万下なら即勝ち負けぐらいの裏付けはあるし、4角手前からスルスルと上がっていくときの脚はなかなか速く、「母のスピードで捲って父のスタミナで粘る」という血統どおりの長め中距離馬だということがわかった。○▲も母系のサドラーのスタミナが表現されているだけに、距離延長でプラスが見込める。

--------

明日は10時半の飛行機なので朝8時半出発かな、あんまりギリギリまで予想してる時間がないので、回顧はサラリとやって日曜の予想にさっそくとりかかります

中京5の新馬は素質馬2頭の叩き合いとなりましたが、これはやっぱり2頭の母、スキッフルとチャールストンハーバーの血統表を改めてご覧いただきたいですね~
どちらも強力な相似配合で自己主張が強く、たとえ父がディープでなくても、「スキッフルの仔だから」「チャールストンハーバーの仔だから」というだけでオープン馬を出せるだけの配合をしています

福島ではダーレーのコマンズがJRA初勝利、やっぱりデインヒル系らしい硬さのあるパワースプリンターという感じですが、コマンズは母系がPetitionにRelicにKlaironにHurry Onと異系傍系で固めているので、殿下の良血牝馬との配合に向いている種牡馬ではあります

カレンバッドボーイのユタカは直線で満を持して大外に持ちだすのかと思ったら馬群のなかに突っ込んでいって、つづく賢島でもロードガルーダが内から抜けてきて1.21.5、中京芝はそれほど荒れてないのか、内外馬場差がなくなってきたのか、そのあたり最終レースでチェックしておきたいです

オムニバスは予想コメントでも書いたように母のスピードで捲って父のスタミナで粘るという馬ですから、前半ちょっと行きすぎて控えたところを勝負どころで外から捲られて踏み遅れ、ちょっとチグハグなレースになってしまいました
終いは同じぐらいの脚で伸びているので、前走のように後方マクリでいったほうが展開はハマったんじゃないかと
パッシフローラはフサイチカツラの孫で母父ブライアンズタイムですから、ディープ産駒ながら洋芝小回り長丁場がピッタリの馬です

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土曜のボツ予想~今年の夏も、Never Bendとマイネルラヴとルリニガナで乗りきろう

2013-07-20 10:49:17 | 血統予想

家で一日仕事しているとコーヒー2~3杯は飲むかな、ふだんは大通の「早川コーヒー」(なかなかコスパ高し)で引いてもらったのを自分で入れてますが、夏場はamazonで「キーコーヒー リキッドコーヒーテトラプリズマ」の無糖を6本まとめ買いしてしまいます



6本で1,429円、そこらの喫茶店で出てくる“ふつうのレイコー”がちゃんと味わえます

--------

各場の1R2Rをみると、福島は出遅れた1人気ウインフェニックスが大外捲りでねじ伏せ、ま~これは馬の力が上だったかもですが、3着4着にも8枠の外捲りがきていました
中京は相変わらずの外伸び、函館はA→Bでやはりイン伸びかという印象

栗子は◎ジョウテンオリーヴ
父ジョウテンブレーヴはダンシングブレーヴ×ロイヤルスキーで母がNasrullah=Rivaz4・5×4・5ですから1800m型に出たのは順当、娘は母父アジュディケーティングでLyphardとDanzigを通じるNorthern DancerとFair TrialのクロスとBold Ruler5×5ですから父より小回り向きになったのも順当、新馬勝ちが中山マイルのスロー逃げ切りで、ハナ切らないとモロいのはおそらく母母父がAureole系タイテエムだからで、つまり小回り1800mの単騎逃げが最も力を出せる条件ではないかと
今回は同型不在で、陣営からは何が何でもの逃げ宣言、4角までほったらかしだとギリギリ粘り込みがあっても…ということで

いわきは▲マンボネフューはだんだんバゴの重厚さが出てきて今は2000m>1800mではないかと思えるし、マイネルディーンは母がトニービン産駒でHornbeamのクロスですから本質は東京外回り、となると○ウインクリアビューと△シベリアンスパーブの機動力や☆フィロパトールの逃げでいけそうな気もしますが、◎はアースガルド
ネオユニ×Fairy King×Top Ville、アンライバルドとツクバシンフォニーを足して割ってジリ脚にしたような馬で、1800mの持続戦向きなのはたしかですが、父譲りの曲飛でどちらかというと小回り向きじゃないかとも書いてきました
欧スタミナ基調の配合でまだ衰えはないという見方もできるし、長期休み明け①⑤①と鉄砲実績もあるだけに、この人気ならいきなり狙ってみたいです

賢島は血統的に先々オープンを張れそうな馬が2頭、ただし△ロードガルーダはまだ馬が緩いというか非力というか、坂つきのタフな馬場よりは平坦高速でガツンといきたいイメージなので、ここは◎タマモトッププレイのほうをとります
HyperionとNearcoのクロスを重ねて極限まで緊張させておいてフジキセキで一気に緩和した配合的メリハリと、Le Fabuleux≒Wordenのニアリークロス3×5、これがフジキセキ×ホットプレイがオープン級マイラーを出しつづける理由
まあ全きょうだいでも発現の仕方は微妙に異なるとはいえ、基本的にはノーザンテースト的マイラー体型とWild Risk的ナタ斬れがONになりやすいわけで、つまり1400mベストで外回りベターになりやすい配合ではあり、この馬はそういうタマモ○○プレイの典型・スタンダードといっていいでしょう
ノーザンテーストを細身で脚長にした体型と追ってストライドが伸びる走りから外1400mがベスト、今の中京ならば外目の好位から抜け出す競馬で押し切れるのではないかと
相手本線は2,3,4,5番の外差しで

函館日刊スポーツは▲ルリニガナが菱田くんなので大外でもダッシュきかせてハナに立ちそうで、とにかく逃げたときは[3.1.2.0]で多少速くなってもしぶといのでここから入ってしまう手もあるんですが、ハナには拘らないがダッシュは速いという馬はけっこう多く、それらがポジションとりにくるとやっぱりちょっとオーバーペースになるんじゃないかという読みで、前走につづいて◎ニシノビークイックのイン差し狙いで
母がRiverman≒Mill Reef3×4でもともと洋芝向きのパワー型ではあるんですが、ちょっとラトロ硬い体質なので6~9月は[3.3.1.0]と凡走なし、昨夏は函館札幌の芝1200mを連勝し、(これは10/1なので上の戦績にはカウントされてませんが)その勢いで挑んだ道頓堀ではハクサンムーンとアイラブリリの行った行ったを豪快に追い込んで2着、一昨年9月には野路菊でダローネガの2着も
夏の洋芝1200mといえばNever Bendとマイネルラヴということで、内枠を引いた○ポアゾンブラックが好位差しに回れそうでこれと▲が相手本線

今日は「No.1予想」で横津岳特別、「馬券総合倶楽部」で渥美特別と横津岳特別を提供していますので、そちらもよろしくお願いしますm(_ _)m

コメント (22)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする