栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」

春天の2日前に

2018-04-27 20:15:24 | その他

スペシャルウィーク死す ダービー初V馬に武豊「一生忘れられない馬」
http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=136467

昨秋に鵡川にししゃも食いにいったついでに日高大洋まで足を伸ばし、15分ほど戯れたのが最後でした

メタボ博士が思い出をあれこれ熱弁していると、元上司がタテガミを数本、ブチッとちぎって渡してましたが、もちろんジップロックで大切に保管してるそうです



私が牧場を辞めたのと入れ替わりぐらいでキャンペンガールが繁殖として戻ってきて、スペシャルウィークがデビューしたときはもう競馬通信社にいたんですが、そのころは他社で書きはじめて半ばフリーのような立場にシフトしつつあったんですよね

それで「望田というのがクラシック候補スペシャルウィークの生産牧場にいたらしい」ということでいくつかお仕事もらったりして、そのまま今日までずっとフリーでやってますが、最初のキッカケというか後押しをしてくれたのはスペシャルウィークでした



もちろん競馬通信社のPOG本でも推奨したし、だからダービーの圧勝はほんとうに嬉しくて、だからグラスワンダーとエルコンドルパサーにねじ伏せられるのが悔しくて悔しくて(^ ^;)

Nijinskyとはなんぞや、Robertoとはなんぞや、Specialとはなんぞや、サンデーサイレンスとは、Mr.Prospectorとは、Blandfordとは、Ribotとは、Fair Trialとは…

あのハイレベルな戦いから得たものは、傷口にすり込まれた悔しい思い出は、私の血統論や競馬観の礎となりました

送る言葉は「ありがとう」しかないです

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レイクヴィラファームさんにお邪魔してきました

2016-08-04 08:40:03 | その他

火曜~水曜にかけて、洞爺のレイクヴィラファームさんに栗山さんとともにお邪魔してきました~



鹿毛がメジロドーベル



メジロ牧場時代の記念品が展示されている記念館は圧巻



天皇賞の盾って初めて見た(アサマ、ティターン、マックイーン、ブライトの4つ)



それから名馬たちが眠る墓へ



夜のバーベキューの様子については下記をご覧ください

レイクヴィラファームで「血統を語る夕べ」が開催される
http://uma-furusato.com/news/detail/_id_86034

「血統を語る夕べ」と題されてますが、飛ぶ鳥を落とす勢いのレイクヴィラと天下のノーザンのスタッフが中心で、皆さんのお話がいちいち面白くて、後半は私はすっかり聞き役に回ってました(・∀・)

翌朝はサマーセールやオータムセールに出る1歳と、あと当歳も何頭か見せていただきましたが、メジロマリアンの16はキンカメ×メジロベイリー×メジロサンドラでNureyev≒Sadler's Wells4×4、ラストタイクーン≒マルゼンスキー3×4、従業員の方も「リオンディーズのような配合です」
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006102668/

前夜の飲み会で、血統表のCaro3×3のクロスを指さしながら、「コウソクストレートはメジロアリス丸出しですね。アリスは父母相似配合で自己主張が強いので、産駒はみんな短距離のスピード優秀やと思います」という話をしていたら、ニヤリとされて「明日、1歳のハーツクライと当歳のマンハッタンカフェをお見せしますので」

当歳といっしょにアリス本馬も久しぶりに見ることができましたが、ハーツもマンカフェも一目でメジロアリスという馬でしたよ(・∀・)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2005102027/

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多忙なのに飲みすぎやん…

2016-05-24 22:31:04 | その他

オークス当日に東京入りしてから毎晩飲みが入ってて、昨日はナスキロ会で「うな鐵」でうなぎ三昧(みなさんお疲れさまでした、いつもながら楽しい酒でした)、今日は大森のオイスターバーで牡蠣三昧(燻製とオイル漬だけで果てしなく飲めます)、明日は平出さんオススメのホルモン、明後日はMahmoudさんオススメの焼肉と休肝日はどこへやらの怒涛のローテで、当然のごとくミラクルエースが毎晩大活躍しております

そんなこんなで、ただでさえお仕事が重なって多忙なのに日々飲んだくれているので(じゃあ飲むなって話なんですが、東京にいないと飲めない人たちがいっぱいいるのでね)、ダービー関連のエントリも何か立ち上げたいのですがそれもままならず、「3歳勝ち馬評価」も一週お休みで来週にまとめてやりますのでご了承ください…ということで

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これから京都入り

2015-10-22 08:31:33 | その他

これから京都入り、今のところ一ヶ月ぐらい滞在して、東スポ杯~JCぐらいまでは在京の予定です
今日は伊丹から阪急で帰るので、缶ビール+チーカマ+文春の黄金トリオの出番はないかな(・∀・)

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藤田伸二が突然の引退

2015-09-07 16:06:41 | その他

藤田伸二の騎乗というのは一言でいうときわめてオーソドックスで奇をてらってなくて、だからトランセンドもフサイチコンコルドもローレルゲレイロも、ヒルノダムールもエイジアンウインズもアサクサデンエンもダンツフレームもショウナンカンプもアドマイヤドンもシルクプリマドンナもマサラッキもシルクジャスティスもタケノベルベットも、非の打ちどころのない満点の騎乗ではあったけれど、あの日あの時の藤田でなければ勝てなかったと言い切れるほどの超絶スーパープレーというほどのイメージではないんです

しかし海外の大レースでも普段着の騎乗でちゃんと通用する技量とメンタルを持ち合わせていて、ガイジン騎手たちにも一目置かれていたし、武豊、横山典、蛯名といったトップクラスと伍して全くヒケをとらない一流ジョッキーだったことは疑いない

騎乗はオーソドックスで丁寧でフェアやのに、馬から降りると言いたい放題のヤンチャキャラで、そのギャップこそがジョッキー藤田伸二の一番の魅力でした

プロなんやから賛否両論でいいんじゃないですか、競馬を観る側は、馬券を買う側は、苦いも甘いもひっくるめて楽しめればいいんじゃないかと思いますよ

本日18時更新のNETKEIBA「重賞の見どころ」ではセントウルSと京成杯AHの上位人気馬の血統解説を書いていますので、今週もよろしくお願いします

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あれはまだ、シーザリオがブイブイいわせていた頃

2015-09-05 20:09:38 | その他

キャロットの募集馬見学ツアーに参加されたグラナダさんから、参加者の方々が「ナスキロ」や「クロペリオン」をふつうに使っていたというのを伝え聞いて、ひとまずそこが我々の努力目標というか普段めざしているところですから、いやホンマに嬉しかったですね~

競馬通信社を辞めてフリーになってから十数年経ちますが、今まで自ら営業して仕事をとったという経験がほぼ皆無で、栗山さんや平出さん経由で仕事を紹介してもらったり、「競馬通信社の本読んでました」という業界の方から声をかけてもらったり、そんなんで何とかやってこれたのは幸運としか言いようがないのですが、実は自分で営業してとった仕事が一つだけあって、それがキャロット会報「エクリプス」のコラムなのです

フリーになった当初はいただく仕事は「血統予想」の類ばかりで、いやもちろん「予想」は血統の面白さ楽しさを伝えるための最重要ツールやと今でも思っていますが、でも同じようなオーダーばかりをこなしていた当時の私としては、もうちょっと当たった外れたから離れたところで、血統や配合について腰を据えて掘り下げて書いてみたい…という思いが強くなっていきました

ちょうどその頃、新生キャロットが立ち上がり、知り合いの知り合いの方が関係者として参画されていることを聞いたので、その方に自分が書いてる記事やコラムをコピーして送り付けて「会報で書いてみたいです」と直営業したんですよね~

シーザリオが牝馬クラシックでブイブイいわせてた頃やからもう十年前のことで、それからの縁で連載をつづけさせてもらってるのはありがたい限りですが、そんなこんなで十年書いてきて、今では「ナスキロ」とか「クロペリオン」とかふつうに使ってる会員の方もいるなんて話を聞くと、やっぱりちょっと感無量なのです

ぶっちゃけた話、馬券だろうが一口馬主だろうが、みんながみんな勝者になる構造というのはありえないわけで、そういう構造の中で競馬に携わって飯を食ってる我々がやるべきことは、たとえ収支が100%に満たなくても、その100%に満たない何%かを埋めることができる何かを提供するしかない、そこしか落としどころはないだろうと

だから私としては、「配合史」的な思考や言語を用いて血統を考えることで競馬を面白がっていただいているのならば、競馬を面白がるための一助になっているのならば、それだけでホンマに満足なんですよ

というわけで、日曜の勝利の一助となるかはフタを開けてみないと全くわかりませんが(^ ^;)、「No.1予想」では小倉2歳Sを、「馬券総合倶楽部」では小倉2歳Sと新潟記念を、血統を用いて一生懸命考えて予想しておりますので、日曜もよろしくお願いします

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後藤騎手の訃報を受けて

2015-02-27 13:07:23 | その他

ローズキングダムのダービーでは「小牧さんになったつもりで乗った」、エスポワールシチーの南部杯では「哲三さんになったつもりで乗った」、乗れない人の思いまで背負って乗る熱い男で、今思えばいろいろ背負いすぎる、無理しすぎる性格やったんかもしれないですねえ…

ジョッキーとしては決して天才肌ではなく、努力と戦略と情熱で今の地位や信頼を掴んできた人やと思うし、だから競馬を語る言語が非常にわかりやすくて、私は民放の競馬番組はあんまり見ないんですが、休養中のテレビ出演は私が聞いた限りでは概ね好評でした

危ない落馬を繰り返しているのを観るにつけ、もう馬上から降りて、1500近くも勝った乗り役としての目線で、我々に競馬の面白さ奥深さを伝える立場に回ってほしいなあ~と思っていただけに、残念としか言いようがないです…お疲れさまでした

キーボードの手を止めてあれこれ考えだすとキリがないですが、私はアーリントンCと水仙賞の予想に取りかかることにします

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これから台北へ

2015-02-10 06:13:12 | その他

金曜の午後には舞い戻ってきますので、週末の予想はふつうにこなします…といってもボツ予想までやる時間はないかも

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「うますぎ」のトークイベントに参加してきました(・∀・)

2014-12-02 09:31:17 | その他

昨夜は「望田潤(血統)×Mahmoud(ラップ)×馬体のスペシャリスト 3名によるスペシャルトークイベント!(主催/競馬イベントチーム「うますぎ」・司会/日夏ユタカ)」に呼んでいただき、イベント後の飲み会も含め、実に有意義で楽しい時間を過ごすことができました(・∀・)

来場いただいた方々と、イベントチームのスタッフの方々には感謝の言葉もありませんm(_ _)m

私は第一部で「血統表を実馬のすり合わせ」をお題に、ディープインパクト代表産駒を例にとって、血統表のどの先祖のどういう資質がONになっているのか…というような話を映像を交えながら40分ほどさせてもらったんですが、いざ始まると競馬に非常に詳しい人たち50人以上の視線を一斉に浴びて、「あ、これはヘタなこと話せへんな…」と思った瞬間からガチガチに緊張してしまい、最初の15分ぐらいは我ながらしどろもどろに(^ ^;)

それに比べて他二人のスペシャリストはさすがで、たとえば私なんかはイスラボニータを「柔らかく大きく速く動ける一流馬だけれど、柔らかく大きく速く強く動けるスーパースターではない」という抽象的な表現でしか説明できないんですが、そこんとこをMahmoudさんはラップや完歩のグラフで、馬体のスペシャリスト氏(訳あって名前は出せませんが)はパドック映像でこれ以上ないぐらいに具体的に説明してくれて、「ああやっぱり“強く”が伴ってないところが、イスラがスーパースターではない理由なんやなあ…」と感心し実感しながら拝聴してました

こういう真のプロフェッショナル(Mahmoudさんは本業は会社員なので、肩書き的には最強のアマチュアというべきでしょうが)とならば何度でも絡みたいし、またこんなイベントに呼んでいただけるのならば、いつでも札幌から駆けつけたいと思った次第です

そうそう栗山さんが近くまで来てたついでに銀ダコを差し入れてくれたんですが、「喫茶室ルノアール 新宿区役所横店マイ・スペース」は飲食物の持ち込みは原則禁止なのでけっきょく食するタイミングがなく、この冷えきったタコ焼きをどうしたもんかと飲み会の解散のときに途方に暮れていたら、「それ私にください」と当ブログの常連でもあるGoldAllureさんが言うので押し付けちゃいました(^ ^;)

お手数おかけしましたが、栗山んとこに持っていったら、タコ焼き一つ一つにマヨネーズでサインしますので…

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凱旋門賞雑感

2014-10-06 09:28:38 | その他

道中スローなのはわかってたし、直線追い出されるとハープスターが1.5倍速ぐらいのピッチでゴールドシップを並ぶ間もなく抜き去ったときには、「ああやっぱり上がりの競馬や、これはハープに弾けてもらうしかない!」と一声出して応援したんですが…

凱旋門賞は多頭数のスローだとあの馬群の密集したなかで押し合いへし合いやりますから、メイショウサムソンなんかも直線いい手応えでインに突っ込んだらガンガンぶつけられてました

あのタイトなスローの肉弾戦に人馬ともに慣れてないし、これだけ毎年のように凱旋門に来てしかも時々好走すれば、日本馬に簡単にスペースなんか開けてくれるはずもないでしょう

去年もオルフェーヴルが外に出したかったときに最後に開けてくれたのは、ユタカのキズナだったのです

今年も祐一ジャスタウェイは馬群を捌いたというよりは直線まで動くに動けなかったというのが正しく、だから日本馬が好走するのはエルコンドルパサーのように先行するかオルフェーヴルのように大外一気か、このどちらかで、どんなスポーツでもアウェーは厳しい

ゴールドシップはあの狭いスペースで馬群を縫うような小脚は使えないから外に出して捲るしか手がないし、唯一Treveのように乗れる可能性がありTreveに匹敵する瞬発力もあるハープスターは、札幌記念で初めて外から捲っただけでそういう練習は一切やってこなかった

でもハープスターは「それでも大外からくるのか?」と一瞬思わせるだけの抜群の反応で、直線各馬一斉に追い出したときの反応はTreveとハープが一番良かった

さすがにオルフェーヴルほどは際立ってはいなかったけれど、日本で瞬発力ナンバーワンの馬は、凱旋門賞でも瞬発力ナンバーワンなのだ、ということは今年も証明してくれました

そしてジャスタウェイもいつもどおり、ゴール前の脚色は上位入線馬を凌ぐものがあったし、最近は持続戦ばかりだったのでその持続力が際立っていましたが、日本でもこんな上がりの競馬になったらまた2着病を再発させる可能性は大いにあるでしょう

ゴールドシップについては以前から行くならキングジョージみたいなレース、古馬の精鋭が少頭数で競うスローながらジワジワ消耗していくようなレースで競ってほしいと書いてきましたが、ハマらないレースではどこにもいないのも、高速上がりではどこにもいないのもこれまた日本で見慣れた光景(^ ^;)

もちろんもうちょっとペースが流れればとか、もうちょっと上手く運べればとか、何か策はなかったのかとか、やっぱり前哨戦を使うべきだったんじゃないかとか、そういうことはたしかに言いたくなりますが、でも私はゴールインした瞬間は妙に冷静で、あれはたぶん、「日本でよく見る日常」がそのまま凱旋門賞のゴール前にスライドされた、そんなレースやったからやと思います

ハープスターの瞬発力もジャスタウェイの持続力も、世界の最高峰の大レースを勝てるだけのレベルなのは疑いなく、しかしその一芸がいつもハマるとは限らない

ハープスターだって同い年の日本の牝馬に負けることはあるし、ジャスタウェイだって上がりの競馬に持ち込んだレッドスパーダやクラレントを差せないことはあるし、ゴールドシップだって高速上がりで掲示板にも載らないことはしょっちゅうある

何芸にも秀でたいつでもどこでもスーパースターのオルフェーヴルやディープインパクトはそこは別格で、でも一芸に秀でた「ふつうのチャンピオン」でも、その一芸がハマればナカヤマフェスタのような好走は今後も十分期待できるでしょう

今回は3頭ともハマらなかったけれど、ハマらない中でもその馬らしさは垣間見せたというところに、日本のトップクラスの競馬と世界のトッププラスの競馬が違和感なくリンクする時代になったんやなあ…というオールドファンらしい感想で

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