栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」
中京11R 豊明S
◎13.オリービン
○18.ラトルスネーク
▲14.ネオザウイナー
◎はヌレイエフやヴェイグリーノーブルなど母系にハイペリオン血脈が豊富で、そこへダイワメジャーだから、粘り強さで走るマイラーで先行してこその馬だとシンザン記念の頃から書いてきた。実際好位につけたときは[1.2.2.2]と概ね好走しているし、ベストパフォーマンスは3番手を踏ん張りとおした阪急杯3着だろう。そのときの鞍上でオリービンのしぶとさを熟知している川田に手が戻り、ここはハンデは背負うが、だからこそ堂々と前で受けてほしいし受けてくるだろう。直線長いコースで更に斬れを増す○が相手本線。
函館11R 五稜郭S
◎4.サクラボールド
○8.ラブイズブーシェ
▲6.リリエンタール
△1.マイネルグート
×10.アナバティック
×15.ツルミプラチナム
注9.ポケッタブルゲーム
注13.サフランディライト
オペラハウス産駒はスタミナとパワーは抜群だが体質が硬いのが弱点で、だから母から柔らかなナスルーラ血脈を補う配合が成功する。メイショウサムソンは母母がプリンスリーギフトとグレイソヴリンを通じるナスルーラ3×4だったが、◎の母もプリンスリーギフトとグレイソヴリンを経由するナスルーラ4・5×5で、オペラハウスの教科書的な配合と言っていい。それでも父譲りの体質の硬さはあって、11月～2月の寒い時期は[0.0.0.6]と良績がない。逆に5～9月の芝は[3.1.0.1]で着外は斬れ勝負になる新潟外回り。つまり5～9月の芝小回り内回りでは[2.1.0.0]とパーフェクトで、シーキングフェイムとサノトシュレン相手に楽勝した昨夏の八雲特別などはビックリするほど強かった。函館は金曜正午発表で芝ダとも稍重、土曜もけっこう降る予報で渋化は避けられそうもないが、血統・実績から道悪は巧者。一変の材料は揃った。
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今日の◎は①④②②②⑭③、個人的には内枠のタイヨウパフューム押さえてただけにダブルスパークが3着なら…と悶絶してましたが(^ ^;)、ま～だいたい◎が思ったようなレースをしてくれて思ったような結果になったので、ま～だいたいよかったです
私の予想を見てくれる人は、私の印や買い目よりも◎を打ったノーガキを読んで、そこから自分で考えて馬券を勝っておられると思うので、そういう意味では私が伝えられる情報は伝えられたんじゃないか…と
オメガブレインはピュアブリーゼが一杯になって下がってきたときに直後にいたので逃げ場がなくそこで終わり、まあウチパクとしては2番人気の後ろにつけたわけですから、しょうがないといえばしょうがない…
しかし結果メイショウサミットの逃げ切りとは、やっぱり開催2週目の福島芝はまだまだイン有利です
サクラボールドはけっきょく良まで乾いてしまったのが誤算でしたが、この時期はやっぱり体調も上がるんでしょう
昨夏の八雲特別がやけに強かったので、冬の中山でも重い印を打ってみたんですが全然動かずで、こりゃ暖かくなるまで寝かしとく馬やなあ…と
いっぽう中京芝は外差しがバンバン決まるので(最終のデウスウルトもあれ外に出せなかったぶん)、オリービンはちょっと差しに回りたくなったかな？その川田の気持ちはわからんでもないし、前でガッツリ受けたるで～と出していきにくい馬場バイアスではありました
日曜は両重賞を「No.1予想」と「馬券総合倶楽部」でやる予定ですが、プロキオンは「中京1400mかあ～、俺また重賞勝てるかな♪」という馬と、「中京1400mかあ～、俺もついに重賞勝てるかな♪」という馬がワンサカいて、これはなかなか面白い(・∀・)
福島1Rは「一口馬主好配合馬」ピック馬のベルプラージュが出ていたんですが、小回りも距離短縮も違うんじゃないかという気がしたので“ファルブラヴ牝馬の夏スプリンター”という体型でケツをプリプリさせて歩いていたキョウエイダルク→ベルプラージュという馬券だけ買って観ていたら、テルミドールにスイスイ逃げ切られてしまいました(^ ^;)
でも走る脚はあるということが改めてわかったし、1200mはやっぱりちょっと忙しいですが意外にマイラーっぽいというか、カネトシディオスみたいに斬れるんかな～と思って観てました
次、新潟の1400～1600mならチャンスでしょう(・∀・)
追記
先ほどピック馬のローブデソワが新馬勝ちです(・∀・)やはりというか、めざせアドマイヤサガスという馬でした(・∀・)
福島芝は1Rと2Rをみた限り、ふつうに良馬場で、ふつうにイン伸び馬場ですな
というわけで松島はラチ沿いで折り合えば◎ブリッジクライムでまあいけそうで、長いところ中心に使われてますがゼンノロブロイ×ボストンハーバーの牝馬で適距離は1800～2000mでしょう
完全に良なので△ラシーマと△リルバイリルは少し下げて、○チェリーメドゥーサの俊敏捲りが相手、あと▲トーセンマルスも母父エルコンで掻き込むピッチ走法なので小回りを捲る脚もあるし距離延長もプラスとみたいです
天の川はイン伸び優勢の1800mなので、Halo的機動力ある脚質で内枠を引いた◎オメガブレインと○コスモソーンパーク、これワイドでもなかなか美味しい(・∀・)
オメガブレインの前走はスローの逃げ切りで恵まれた部分はあったし、だから昇級で人気がないんでしょうが、その前走で◎にした根拠は「ラストタイクーン≒エリンバードのマイラーっぽさと母のHalo≒Sir Ivorの無駄のない捌きがONになっていて、ベストは小回り1800mだろうがスローなら2000mでも」というものだったので、もともとハナに拘る馬ではないし、手の内に入れているウチパクが内々で上手いこと立ち回りそう
○も「父中距離×母マイラー」の配合形でHalo4×4、小回り1700～1800mは①②ですから、大知が▲ルナを追いかけすぎなければ好走必至じゃないかと
先行馬が多いので持続ラップになれば☆ピュアブリーゼが二枚腰を使うでしょうが、まあでも小回り1800mより大回り2000mがベターな馬ではあるかと
中京最終は◎アドマイヤキンカク
ディープ×エアグルーヴ牝系らしくまだ緩さがあって未完成という馬ですが、それだけに直線長いコースはいいし、1戦ごとに良化もしてます
▲トップエトワールは母がナスキロラトロのクロスなのでダイワメジャーでも外回り向きの持続差しで、中京で上がりがかかれば2走前3走前以上に走れそうで馬券の妙味はこれ
有料提供は豊明と五稜郭、函館9R10Rはこれから考えて何か追記するかもです～
追記
中京ダ1400mはエアウルフがレコ勝ちするコースですからやっぱり東京ダ1400mとニアリーとみればいいんじゃないかということで、香嵐渓は母がフレンチデピュティ≒Storm Cat1×2、自身はOur Emblem≒マイニング4×2(ウォーエンブレムはアウトサイダーなアウトブリードなんでこれぐらいやっちゃっていいんです)の◎ナリタスーパーワンと、父系がA.P.Indyで母父がStorm CatでクロスがMr.Prospector3×4、根岸でも勝ちそうな血統の○ベストサーパス、どや！人気どおりや(・∀・)
ヒモ穴にシニスター×Miswakiの△コスタアレグレはいかがでしょう
基坂は◎ダブルスパーク
アドマイヤコジーン×Woodmanはアストンマーチャンと同じ、そして母はビリーヴの半妹という血統通りのパワースプリンターで、昨夏の下北半島では外枠から番手をとって3着に踏ん張りましたが、そのときが＋18の466キロ、前走が＋18の464キロ、△サウスビクトルも△グッドジーンもそれほど速い出足はないので、菱田くんがフワッと行かせればおそらく渋った馬場は上手ですからスイスイ行けるんじゃないかと
