栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」

土曜のボツ予想~中山を捲るヌレサド&Roberto

2017-09-30 10:00:22 | 血統予想

秋風はVマイル3着○ジュールポレールが格でアッサリかもですが、サダムパテックの3/4妹で大箱向きのマイラーだと書いてきた私としては、中山ならば母父Loup Solitaireで飛節がRobertoで、機動力抜群のマイラーの◎ヴェネトで一泡吹かせられないか…という馬券を



Loup Solitaireは仏グランクリテリウム(G1・芝1600m)勝ち馬で、父系がRobertoでクロスがLt.Stevens=Thong3×4とNashua≒Nantallah4・4×5、ザ・機動力という血統です
他ではこんなに人気がないなら☆デアレガーロと△マリオーロは絡めておきたい

習志野は4走連続◎のレッドローゼス、母がSadler's Wells≒Nureyev2×4とMr.Prospector4×4、前走は急成長トリコロールブルーとの3歳ステゴ対決に惜敗しましたがこの馬も着実に成長中
○ユニゾンデライトもドリームジャーニー×Robertoという機動力配合で、中山芝は[1-2-0-0]でミライヘノツバサの2着もある
前走は向いているとは思えない新潟外2000mを正攻法で押し切ったのはさすがで、ここは更にパフォーマンス上がるとみてこの◎○で





中山6はえらい話題を集めて人気になってるので馬券的には食指は動かないですが、47キロ菜七子が乗る白毛カスタディーヴァはSadler's Wells≒Nureyev2×4でSpecial的機動力を感じる脚捌き
南半球産の9月生まれでまだまだよくなってきそうな馬でもあり、1人気コルコバードがステイゴールド×フォーティナイナーというストレッチランナーが出やすい配合だけにチャンスありそうですね(・∀・)





母がIsolt≒アーテイアス3×4を持っていて配合も面白いのですが、この牝系はMight and Power(メルボルンCやコーフィールドCなどに勝った豪年度代表馬)、Lucky Owners(香港マイル)、あと豪G1を4勝したモシーン(Sir Tristram5×4)なんかもそうですが、このIsolt≒アーテイアスの7/8同血ぐらいクロスを重ねて大成功しています







他のレースはこれから考えますが、「No.1予想」ではヤマボウシ賞を、「厳選予想 ウマい馬券」では凱旋門賞とカンナSとヤマボウシ賞を予想していますので、今週もよろしくお願いします

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『馬券に活かすサラブレッド父系入門 』本日発売

2017-09-29 16:22:27 | お知らせ

本日9/29『馬券に活かすサラブレッド父系入門 』(サラブレ編集部 エンターブレインムック)が発売になりました


http://www.kadokawa.co.jp/product/321708000045/

<馬券に直結するサラブレッドの父系・血統に関する基礎知識を、新たに学びたい・学び直したい人に向けた一冊。とにもかくにも馬券に活かすことを第一の目的とした、父系の基礎情報と最新データを一挙収録。父系の衰勢分析、最新ニックス(相性の良い父と母の父の組み合わせ)などで「今使える血統」がわかります!>

内容は「馬券になる父系基礎講座(サラブレ編集部)」「父系&種牡馬別馬券ガイド(生駒永観)」「主要種牡馬 産駒が持っていて“走る血”と“走らない血”(平出貴昭)」「主要血脈効用事典(望田潤)」「世界の種牡馬父系図」の5部構成

私は「主要血脈効用事典」を担当しておりますが、2013年に『サラblood!』でやった「主要血脈22選」の拡大&更新版です




こんな感じですが、詳しくはリンク先を参照してください。よろしくお願いします

先ほど「ウマい馬券」に凱旋門賞の予想を入稿しました
土曜はあと2歳の特別二つを予想するつもりで、出馬表と血統表とレース映像とにらめっこ中

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Robertoパワーでねじ伏せるエネイブル、Mill Reef斬れで差すユリシーズ

2017-09-28 11:18:43 | 配合論

凱旋門賞に出てくるユリシーズUlysses(今季はG1エクリプスSとG1英インタナショナルSに勝ちキングジョージ2着)とクロスオブスターズCloth of Stars(G1ガネー賞勝ち、前哨戦のG2フォア賞は2着)は、以下のように父が3/4同血の兄弟で母が全姉妹、つまり7/8同血ぐらいの関係になります



この配合のポイントの一つは(Urban Seaとランジェリーを通じる)Hopespringseternal≒Mill Reefのニアリークロスで、以下のようにPrincequillo、Nasrullah、Businesslike≒Be Faithful(Blue LarkspurとLa Troienne)が共通します

シャドーロールを付けたUlyssesが重厚なストライドで斬れる様は非常にMill Reef的で、Cloth of Starsも後方から斬れ味で差すレースぶりはよく似ていて、ただこちらはNever Bendのクロス6×5も持つせいかラトロ肩でちょっと重心が高い





そしてMr.Prospectorの母Gold DiggerはMill Reef同様ナスフリート(しなやかなNasrullahとCount Fleetの組み合わせ)ですから、この2頭はなかなかMill Reef的な斬れを増幅した配合になっていることがわかります

一方、大本命に推されている女傑エネイブルEnableも、父系がGalileoで母母父Shirley HeightsというのはUlyssesと同じで、Hopespringseternal≒Mill Reef5×4を持ちますが、こちらは何といってもSadler's Wells3×2のクロスが目を引く



この配合のポイントは、Sadler's WellsのクロスにRobertoとNijinskyが絡んでいる点で、RobertoとSadler's Wellsが出会うと、以下のようにHail to ReasonとNashua≒Nantallahのクロスになり、つまりRobertoの父と母父をクロスすることになる

しかもRobertoの母母RareleaとNijinskyの母父Bull Pageは7/8同血ぐらいの関係なので、EnableはRobertoの父と母父と母母をクロスしている、Robertoの血脈構成を全て増幅した配合をしていることがわかります







実際掻き込みの強い走法はSadler's WellsというよりもRoberto的で、斬れで差すUlyssesとCloth of Starsよりも、早め先頭からパワーでねじ伏せるEnableのほうが男性的な勝ち方をしますよね

そんなパワー自慢の女傑ですから道悪も実績十分、人気がかぶるのもわかりますが、前走ヨークシャーオークスは逃げ切り、キングジョージも英愛オークスも少頭数を2~3番手からの抜け出し

これまで馬群を割って勝つような競馬をしたことはないはずで、5代母Fleet Nobleの父がVaguely Nobleだけにそこが唯一の不安点ではないかと

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「2歳勝ち馬評価」9/16~9/24ぶんを更新&雑感

2017-09-27 16:33:53 | POG

先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」9/16~9/24ぶんを更新しました(やっと追いついた…)

◆ロードカナロア

ロードカナロア産駒はここまでJRAに42頭が出走し12頭が勝ち上がっていますが、うち牡は14頭出走で3頭勝ち上がり、牝は28頭出走で9頭が勝ち上がり
キングカメハメハもルーラーシップもどちらかといえば牡が走る男くさい種牡馬ですが、カナロアのこのフィリーサイアーくささは、Secretariat=Syrian Sea3×4のレディブラッサムくささ、とも言えるのではないかと



◆ノヴェリスト

ノヴェリストはNight Shift譲りの短足体型とパワー体質をよく伝えるので、思った以上に2歳早期から短距離で動ける産駒が多い、ということは何度か書いてきました
ただし先週までのデータでいうと、1200m[0-2-0-2]、1400m[2-1-1-2]、1600m[0-3-0-7]、勝っているのは1400mだけなんですね
短距離に対応できる体型体質を受け継いではいるけれど、1200mを突進するスプリンターも1600mで弾けるマイラーも出ていない
つまり短距離に対応はしているけれど、やっぱり種牡馬ノヴェリストの本領は、キングジョージを圧勝した中距離のパワーと持続力にあるのだろうと
ああこれは見た目にノヴェリストとダイワスカーレットの仔や、という走りで中山芝2000mを力強く抜け出したダイワメモリーを見ると、そんなことを思います

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9/23,24の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2017-09-25 10:10:21 | POG

■土曜阪神12R500万下 エアウィンザー(POG・望田)
■日曜阪神11R神戸新聞杯3着 サトノアーサー(ディープ・栗山)

昨日は一口オヤジ4人と一日道中、途中でクレバーさん率いるNZブラッドストックチームとも合流し、社台ノーザンの1歳馬・2歳馬・現役馬・種牡馬をあれこれ見学させてもらいました

1歳ではロードカナロア×サンデースマイル、これいろんな人にススメた馬でけっこう知り合いが持ってるんですが、ツアーで見たときより更に良い馬になってましたよ(・∀・)





これはタイガージェットシン…ではなくオルフェーヴルの入場シーン

そんなわけでメインレースはスタリオンの事務所で見せていただいたんですが、日曜のレースはまだ芙蓉と新馬しか観てません

芙蓉は「トゥザフロンティアは将来性は認めるがデビュー戦の勝ち方が粗削りだったし、脚長でストライドで走るタイプで、距離延長よりもコーナー4つの内回りが課題」として、札幌2歳につづいてファストアプローチが◎(予想は単勝と○ノーブルバルカンとの1点で外れました)

3~4角でペースが上がりはじめてファストが勝ち馬に持ったままで並びかけていき、そこで戸崎の手が動いて置かれ気味になるのはあまりにも予想どおりでしたが、スローで2000mのスタミナが問われるレースでもなかったし、トゥザの敗因はやはり内回りのコーナリングでしょう

キングカメハメハ×トゥザヴィクトリーの兄姉たちは弥生賞や中山牝馬Sを勝っているように概ね中山内回りのコーナリングが巧いのですが、父がロードカナロアに替わるとこんな柔らかストライドに出てしまうわけで、種牡馬ロードカナロアはレディブラッサム(Secretariat=Syrian Sea3×4)のナスキロ柔さを高確率で伝えている、ということは毎週のように書いてる気がします


土曜の中山でも5R新馬(芝1600m)はカナロア×ザレマのグランドピルエット、6R3歳未勝利(ダ1800m)はキンカメ×ザレマのバレッティ、3/4同血の兄妹が田辺の手綱で連勝しましたが、牡牝の違いもあるとはいえやっぱり体質はかなり違う

ロードカナロアもNorthern Dancerクロスが強い(5・5・7×4)ので、キングカメハメハと同じく非Northern Dancerクロス牝馬との配合が王道で成功しやすいでしょうが、でもキンカメとカナロアとルーラーでは伝えるものがそれぞれかなり異なる

この多様性こそがKingmambo系キングカメハメハ系の最大の長所であり、今日本でNorthern Dancerらしい頑強さと多様性を最も伝えている種牡馬はキングカメハメハだと思っています

最後に昨日の三輪語録「ディープはイチロー、ドゥラメンテは大谷」「キンカメ系は“腰”で走る」

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日曜のボツ予想…はオールカマーのみ

2017-09-24 07:08:33 | 血統予想

今日はこれから一口オヤジたちと馬見にいくので、ボツ予想はオールカマーのみということでm(_ _)m
この距離コースでこの人気なら◎デニムアンドルビーから買ってみたいレースで、内からアルバート、ブラックバゴ、ステファノス、ツクバアズマオーへ…ルージュバックは追い切りはよく見えましたが果たして一番外に持ち出せるかどうか

あとはパドックも見ずに、阪神5Rアルムフォルツァ→トーセンブレイヴ(ともにPOG推奨)の馬単と阪神7Rカウントオンイットの単を購入しておきます…トーセンブレイヴの追い切りが思ったほどピンとこなかったのでね





「No.1予想」では神戸新聞杯を、「厳選予想 ウマい馬券」では神戸新聞杯と芙蓉Sを予想していますので、日曜もよろしくお願いします

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土曜のボツ予想~まずは2歳未勝利から

2017-09-23 09:48:27 | 血統予想

阪神2は○シグナライズも▲オルニスも有力でしょうが、◎ホウオウサンドラは内1400mの前走で直線ストライドで詰めてきて惜しい3着、ヘニーヒューズ×エアジハード×トニービン×Rivermanで牝系がアンティックヴァリュー、オーロスターキスやレピアーウィットやシゲルホウレンソウなんかを見てのとおり、ヘニーヒューズで芝を狙うならStorm Catのナスキロいじりが手っ取り早い(まあレピアーやホウレンソウはダートベターという気もしますが)



中山3は◎アメリカンツイスト
ストロングリターン×エアウイングスの父母相似配合ですが、走らせてみると母のNothirdchance≒Revoked4×5のパワーが強く、外回りでエオリアンハープのように斬れるかと思ったらキングストーンのようなパワー先行で追ってからも沈まず、これは田辺も次は中山使いましょうと進言したらしい(Renegedの父がRevoked)





夕月は延長で折り合いに心配はあるものの、本来はこれぐらいの距離のほうが合っていそうな◎チトニアで
名繁殖クロウキャニオン(カミノタサハラやマウントシャスタやベルキャニオンなどの母)の全妹にあたり、好配合のフレンチデピュティ産駒でまだまだ上を狙える馬



他の予想はこれから追記しますが、「No.1予想」ではききょうSを、「厳選予想 ウマい馬券」ではききょうSと中山12Rを予想していますので、今週もよろしくお願いします

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「2歳勝ち馬評価」更新&雑感

2017-09-21 14:28:08 | POG

先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」9/2~9/10までを更新しました(来週には追いつきます)

あと「パカラPacalla」さんの特集で、来月のオータムセールの上場馬の中から面白そうな配合馬を5頭ほど取り上げています
https://pacalla.com/




スプリンターズSと高松宮記念に勝ったビリーヴは、その母グレートクリスティーヌが
Northern Dancer≒Icecapade2×2
Petition4×5
Olympia5×4
Fighting Fox5×5
と、Danzigの血脈構成を強力に増幅した父母相似配合



ここがスプリントの源といえ、そこにサンデーサイレンスをアウトブリードし、緊張→緩和のリズムで短距離女王は生み出されました

そしてグレートクリスティーヌの母Great Lady M.はNureyevやSadler's Wellsとニアリーなので(Northern Dancer≒IcecapadeとNasrullahとHyperionとFair TrialとGallant Fox=Fighting Foxが共通)、だからビリーヴの産駒のなかで父系にNureyev≒Sadler's Wellsを持つファリダット(父Kingmambo)とフィドゥーシア(父Medaglia d'Oro)が最も走っているのも納得



フィドゥーシアとジャンダルムは父がともにEl Prado産駒なので3/4同血の間柄でもありますが、5代アウトのMedaglia d'Oroよりも、Northern Dancer3×5、Tom Fool≒Attica4・5×5、Thong=Lt.Stevens5×4、Hail to Reason5×4と強力な相似配合のKitten's Joyのほうが、ビリーヴの相手にはベターと考えられました(緊張→緩和→緊張という順当なリズムになる)

だから「これまでのビリーヴの産駒では最も配合が良い」と書いたのですが、これがKitten's Joy×グレートクリスティーヌだとあまりほめられる配合とはいえず(この場合はMedaglia d'Oro×グレートクリスティーヌのほうがベター)、グレートクリスティーヌ(緊張)→サンデーサイレンス(緩和)→Kitten's Joy(緊張)というリズムを踏襲しているからこそほめたい、というのが私の考え

しかし馬体や走りをみると、思った以上にビリーヴではなくEl Pradoですねこの馬



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「一口好配合ピック」ワラウカドから2頭ピック

2017-09-21 09:00:54 | 共有クラブ

おかげさまで今年も好評をいただいている「一口馬主好配合馬ピックアップ(2017~18)」ですが、昨日ワラウカドから栗山と望田が1頭ずつピックしました
http://miesque.com/c0044.html

現在キャロット(16)、シルク(11)、ジーワン(8)、東サラ(7)、ユニオン(3)、ウイン(2)、ラフィアン(2)、ワラウカド(2)からピックしています

これからはラフィアンとウインの二次、そしてノルマンディーが控えてます

あと「パカラPacalla」でオータムセールについての記事も書きましたので、たぶん本日公開ですがそちらもよろしくお願いします

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9/16,17,18の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2017-09-19 09:56:55 | 共有クラブ

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2016)』で栗山求が推奨したアンフィトリテ(牝2歳)が月曜中山5Rの新馬戦(芝1200m)を勝ち上がりました。

★キャロットクラブ
父ロードカナロア
母アドマイヤフッキー(フジキセキ)
牝 募集価格:2400万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015104662/
母アドマイヤフッキーはリアルインパクト、ネオリアリズム、アイルラヴァゲインのきょうだいで、繁殖牝馬として産んだ3頭の子はいずれも1勝馬。しかし、もっと高いポテンシャルを秘めていると思われます。父がロードカナロアに替わった本馬は、配合的に見どころがあるので、これまでの3頭よりも優れた成績を収めるのではないでしょうか。母の父フジキセキの2代母Marston's Millは、本馬の2代母トキオリアリティーと配合の骨格が似ています。いずれもIn Reality(War Relic3×3)とEight Thirtyを併せ持ち、Eight ThirtyとWar Relicの相似な血のクロスから成っています。本馬はSuper Luna≒Marston's Mill4×4なので、それらを活かした配合構成となっており、スピード能力はかなりのものでしょう。スプリント戦線で大成できるはずです。(栗山)

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2016)』で栗山求が推奨したラソワドール(牝2歳)が月曜中山2Rの未勝利戦(芝1600m)を勝ち上がりました。

★シルクホースクラブ
父ゴールドアリュール
母ルシルク(Dynaformer)
牝 募集価格:2500万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015105081/
3年前に推奨したグランシルク(ニュージーランドT-2着)の3/4妹です。父はステイゴールドからゴールドアリュールに替わりました。母ルシルクはブレイクランアウト(共同通信杯)やエネアド(東京スポーツ杯2歳S-5着)の半姉ながら、パワー豊富なDynaformerを父に持つため、ダート向きの種牡馬を付けると容易にダート向きに変質する可能性を秘めています。Dynaformerはブライアンズタイムと約7/8同血。つまり、「ゴールドアリュール×Dynaformer」という本馬は、砂の名馬エスポワールシチー(ゴールドアリュール×ブライアンズタイム)と配合構成が似ています。グランシルクの他にもクードラパン、クロムレック、ヴァンクールシルクと良駒を出している母は繁殖牝馬として高い能力の持ち主です。ゴールドアリュール産駒は牝馬よりも牡馬が走る傾向が見られますが、現時点で465kgと大柄な本馬は、牝馬であっても問題なく活躍できるでしょう。(栗山)

■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2016)ダイワメジャー編』で望田潤が推奨したダノンイーグル(牡3歳)が土曜中山4Rの未勝利戦(ダ1200m)を勝ち上がりました。

○ダノンイーグル(牡・母ココナッツパルム)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2014105483/
ココナッツパンチの甥でザラストロのイトコ。母母ココパシオンはシェーヌ賞(仏G3・芝1600m)勝ち馬でRed God≒Up Spiritsの3/4同血クロス3×3。ココパシオンの全妹リトルオードリーは現フィリーズレビューに勝った。仕上がり早いマイルのスピードが持ち味の牝系で、ダイワメジャーとは合いそうだ。グルームダンサーの母系にPretty Polly牝系のViolon d'Ingresが入る。(望田)

■土曜阪神7R500万下 セネッティ(一口・栗山)
■日曜阪神10R能勢特別 ロードアルバータ(一口・栗山、ディープ・望田&栗山)
■月曜中山12R500万下 ハナレイムーン(ディープ・望田&栗山)

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一口ピックあるある=キャロットやシルクのような大型クラブにおいて、ピックしようかしまいか、ひとまず様子見できるものなら様子見したい、そんなボーダー上にいる馬を、栗山さんがピックしてたら任しちゃおう…というパターン

これはお互いにあるあるなんですが、ダブルピックとなるとほんとにイチオシみたいに思われちゃうんで、配合的には見どころあるんですがそこまでイチオシじゃないんですよ…というようなニュアンスを込めて引いちゃうというね

アンフィトリテもそんな一頭で、アドマイヤフッキーは繁殖として期待大だと書いてきたので最初はピックする気満々やったんですが、今年の募集ならこれぐらいIn Realityで(War Relic≒Eight Thirtyで)締めても大丈夫やという手応えがあるのでピックしたと思います

しかしこれだけIn Reality的な血を重ねても、コチコチのパワースプリンターにはならずしなやか1400型(に私には見える)に出るというのは、それはそれで種牡馬ロードカナロア恐るべし、レディブラッサムのSecretariat=Syrian Sea3×4恐るべしです



ちなみに私がデビュー戦のパドックを見た限りでいうと、緩くてマイル以上に寄りがちなカナロア産駒において、これは1200でもダッシュがつきそうだとかピリッとした脚を使えそうだとコメントしたのはアンフィトリテとスズカマンサクとメジャールスーぐらいかな

フジキセキ肌が2頭いますが、Specialで締めるよりIn Realityで締めるほうが(体型的にも詰まるので)短距離に寄せやすいだろうとは思いますね



『POG好配合馬リスト(2016)ダイワメジャー編』ではダノンイーグル(母ココナッツパルム)とボンセルヴィーソ(母バイモユリ)というよく似た配合のアウトラインの2頭を推奨したんですが、この2頭が共通するのはダイワメジャー、Blushing Groom、ゲートドクール、そしてViolon d'Ingres≒Luthier(Tourbillon×Flute Enchantee)

このViolon d'Ingres≒Luthierの牝祖がLady Angelaと同じMolly Desmond(Pretty Pollyの娘)なので、「Halo≒Red God≒Up SpiritsのニアリークロスとPretty Pollyいじり」というダイワメジャー黄金配合の方程式が、血統表の共通する部分で成立しているわけです





ダノンイーグルがダートに寄ったのはノーザンテースト≒Vice Regentのニアリークロスによるところが大で、ダイワメジャー×フレンチデピュティはポメグラネイト、マレーナ、スターカットダイヤとダ短距離に寄りやすいですね

あとダイワメジャー産駒は母父が中距離本格派のほうが大物に出やすいので、母父サクラローレルのボンセルを◎とし、母父フレンチデピュティのダノンは○にとどめました

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