前回のエントリーでバッハの作品のアレンジで、無伴奏チェロやヴァイオリンの作品をまず何も足さず引かずに弾いてみるということを提案しましたが、これであってもどの弦をどういう指使いで演奏するか、ということを決めることは実はなかなか大変な作業です。
これらに比べるとヴァイスなどリュートのためのオリジナル作品はタブで書かれているため、運指に関しては自分で決定しなければならないものの、弦の指定はすでにされているので随分負担は少ないと思います。
バッハに関しては、995、997と1000番が当時のタブで残っています。(997はフーガとジグのドゥブルはなしで、プレリュード、サラバンド、ジグのみです)このタブ化が最適解かどうかはさておき、編曲する必要がないという点では使い勝手はいいと思います。
これらの当時タブ化されたバッハのリュート作品は、リュートにとってある程度実用的に書かれてはいるものの、弾きにくい箇所も結構あり、また実用的処理が気になる部分もあります。どの筆写譜を底本にしたのかもとても興味深いものがあります。
ただこれらのタブはプロのリュート奏者にはあまり人気がないようで、多くのリュート奏者は自前の編曲で演奏をしていますが、中にはあえてタブで弾いてみた、という録音もあります。
これらに比べるとヴァイスなどリュートのためのオリジナル作品はタブで書かれているため、運指に関しては自分で決定しなければならないものの、弦の指定はすでにされているので随分負担は少ないと思います。
バッハに関しては、995、997と1000番が当時のタブで残っています。(997はフーガとジグのドゥブルはなしで、プレリュード、サラバンド、ジグのみです)このタブ化が最適解かどうかはさておき、編曲する必要がないという点では使い勝手はいいと思います。
これらの当時タブ化されたバッハのリュート作品は、リュートにとってある程度実用的に書かれてはいるものの、弾きにくい箇所も結構あり、また実用的処理が気になる部分もあります。どの筆写譜を底本にしたのかもとても興味深いものがあります。
ただこれらのタブはプロのリュート奏者にはあまり人気がないようで、多くのリュート奏者は自前の編曲で演奏をしていますが、中にはあえてタブで弾いてみた、という録音もあります。