リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

コンビニで

2011年02月26日 13時55分17秒 | 日々のこと
コンビニに立ち寄ったときのこと。コーヒーを買ったのですが、財布に小銭が一杯だったので、少しでもおつりを減らそうと、10円玉や1円玉を探しました。でも残念ながら1円玉があと1個足りませんでした。あと1円玉が1個あれば、財布の中の1円が全てなくなり、財布が非常にスリムになったんですが・・・

仕方がないので、その分を5円玉2個だして、おつりをもらいました。ま、10円玉が少し減ったので、それでもある程度のスリム化は達成できました。

「財布が少し軽くなりましたね!」

ふと見上げると、アラフォーくらいのお姉さん。普通、コンビニのお姉さんやお兄さんって、マニュアル通りの言い方しかしないので、こちらもその機械的な言い方にすっかり慣れてしまっているんですが、その人間的な言い方に心がふと温かくなりました。って少し大げさかな。(笑)

昔はお店の人とちょっとしたことを話したもんです。例えばお金を払うときに、

「あ゛~、あと1円たらん!」
「ああ、もうよろしいわ」
「あ、ほらどうもありがとう」

とか、

「最近は桑名でもしじみがとれんようになって、こんに値段がたこなってしもてねぇ。(こんなに値段が高くなってしまって)」
「ええ、でもまぁ味がちゃうからしかたないわねぇ」
「また、たのんますわ」

とかね。

今の人はものを買うときのそんな会話をうっとーしーと思う人もいるのかもしれません。でもねぇ・・・

件のコンビニ、売り上げを伸ばしているかもね。