リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

寺コン

2011年02月06日 23時04分31秒 | 音楽系
今日は桑名市内のお寺で「寺コン」でした。正式には寺の伝統行事である和讃講です。住職の話では、かつてずっと続いていたものが途絶えてしまっているので、昨年から少し趣向を変えて復活させた、とのことです。

この「寺コン」は昨年もさせていただきましたが、朝の10時半から開始なので昨夜はちょっと早めに就寝、今朝は7時前に起きました。ま、一般社会ではそれはごく普通のことではありますが。(笑)

今回のプログラムは、スコットランドの曲を並べてみました。お寺に来て頂くのは、檀家の老若男女(小さい子供さんもいました)ですが、全体的には年配の方が多いので、日本の演歌なんかと相通じる響きがあるスコットランドの曲がストレートに響くのではないかと思いました。

実際スコットランドのリュート曲は予想通りすごく手応えを感じました。いわゆる「洋モノ」じゃない感じの反応です。はやりペンタトニックは強い!

今年は昨年と異なり、あまり寒くなく助かりました。住職の話ではまた来年も、という感じでした。来年は一転して、ただ黙ってバッハの組曲を全曲聞いて頂くというのもいいかも知れません。耐えるのも修行のうち、なんちゃって。