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『タンゴ・レッスン』(映画メモ)


『タンゴ・レッスン』(1997年、サリー・ポッター監督)

サリー・ポッター監督自らが主演し、自身の経験を映画化したもの。白黒映像、音楽、ストーリーがマッチしており、渋い映画に仕上がっている。

映画監督のサリーは、パリで出会ったダンサー・パブロのタンゴを観て、映画化を思いつく。パブロにタンゴのレッスンを受けるようになったサリーの中に恋心が芽生えるものの、そう簡単に関係が発展することはない。いろいろな葛藤を経て、次第に二人の距離が縮まっていくというストーリー。

印象に残ったのは、次のセリフ。

サリー「なぜタンゴを選んだの?」
パブロ「タンゴに選ばれたのだ

また、二人がケンカしたときのサリーの言葉も良かった。

「あなたの唯一の関心は自分が見られることよ。だから(他人が)見えないの」

さらに、タクシー運転手もいいこと言ってた。

「一生懸命生きろ。苦しめばタンゴが理解できる

と、名ゼリフもたくさんある、かっこいい映画だった。ピアソラのリベルタンゴも良かった。













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