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相手の目を見て話す

昨日、ゴールデンウィークのためにつぶれていた経営学原理Ⅰの授業がひさしぶりにあった。いつものように「講義→個人分析→グループディスカッション」を3回繰り返した。問題はグループディスカッション。深く話し合いをするために、次の点に注意してもらった。

①相手の目を見て話を聞く
②確認の質問をする
③賛成の意を伝える
④賛成できないところを伝える
⑤その理由や根拠を伝える

以前はお互いの意見を出し合って終わりだったディスカッションが長く続くようになり、内容も深まったようだ。学生のコメントを見ると「相手の目を見る」ことの大切さに気づいたという意見が多かった。

「話している人がうなずいてくれたり共感してくれるのって、すごくうれしいものだと思いました」

「相手の目を見てディスカッションすることで、相手が自分の意見に納得しているかどうかがわかってとても良かった」

などなど。

僕が研究上でインタビューするときに大切だと思うことは、相手の目を見て、相手の世界に入っていくこと。そして、共感できるところは心から共感し、疑問に思うことは素直に聞く。そうすると、新しい世界がすっと開ける気がする。
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