箕面市の給食~おいしい給食をいっぱい食べましょう!

箕面市の給食は
①卵、牛乳、小麦等を調理に使わない「低アレルゲン献立給食」です
②市内産の野菜を優先的に使っています

料理のススメ その34(切り干しベーコン)

2020年08月12日 | おすすめレシピ

夏休みになりました。
とても暑い日が続きますが、元気に過ごしていますか?
毎日三食しっかり食べて、規則正しい生活をすることが、元気の基本です。
箕面市の食育3つのアクション」を思い出して、毎日しっかり食べてください。
家で過ごす時間に、ぜひ料理にもチャレンジしてみてくださいね。

今回は、切り干し大根を使った洋風メニューをしょうかいします。
「切り干し大根」は、千切りにした大根を屋外に干してかんそうさせた、「乾物(かんぶつ)」と呼ばれる昔ながらの日本の伝統食品です。

かんぶつは、野菜や海そう類、魚かい類などの食材をかんそうさせて、水分をカラカラになるまでぬき、常温で数カ月以上の長期保存をできるようにした食品のことで、昔から保存食として日本各地で作られていました。
生の食材を天日干ししたり、にる・ゆでるなどの加工をしてからかんそうさせたり、寒い時期に屋外に干して夜はこおらせ、昼はとけてかんそうさせることをくり返しながら作ったりと、さまざまな製法で作られています。
かんぶつの種類はとても多く、切り干し大根の他に、こんぶ、寒天、ひじき、干ししいたけ、高野どうふなどがあります。
干しがきや、干しぶどう(レーズン)などのドライフルーツも、かんぶつの仲間です。
干すことで保存がきくほか、水分が減ってうま味やあま味がぐっと増しておいしくなる上に、カルシウムなどの栄養価がぎゅっとぎょう縮されるので、少量でも栄養満点です。


  (切り干し大根)       (干しひじき)     (干ししいたけ)      (高野どうふ)

(かんぶつの写真や情報は、農林水産省ホームページより抜粋(ばっすい)しました。)

切り干し大根もかんそうさせることで、生の大根と比べてカルシウムや鉄分の量がぐんと増えます。
成長期のみなさんにはたくさん食べてほしい食品で、給食でも切り干し大根を使ったメニューがたくさんあります。
このブログでも「焼きそば風切り干し大根(4月28日)」、「切り干し大根のカレーピラフ(5月21日)」「ピビンパ(5月29日)」をしょうかいしていますので、ぜひチャレンジしてみてください。
今回しょうかいする「切り干しベーコン」は、カリカリとした食感を残すのがポイントです。


【切り干しベーコン】

〈材料〉(2人分)
切り干し大根・・・15g
ベーコン・・・・・30g
葉ねぎ・・・・・・3本
油・・・・・・・・小さじ2
酒・・・・・・・・大さじ1
塩・・・・・・・・小さじ1/2
しょうゆ・・・・・小さじ1
こしょう・・・・・少々

〈作り方〉
1 切り干し大根は、たっぷりの水に15分くらいつけておく。
  ぎゅっとしぼって水気を切り、2~3cmくらいの長さに切る。
  (カリカリに仕上げたいときは、このまま使います。
   やわらかめに仕上げたいときは、切った後でさっとゆでてザルに入れ、水をかけて
   冷ましてからぎゅっとしぼっておきます。)

2 ベーコンは、5mmはばに切る。

3 葉ねぎは、小口切りにする。

4 フライパンに油とベーコンを入れて火にかけ、こげないよう弱火~中火でカリカリに
  なるまでいためる。
 (ベーコンからあぶらが出るくらいカリカリにいためるとおいしいです!)

5 切り干し大根を入れて、ベーコンのあぶらを切り干し大根になじませるように、しっ
  かりいためる。

6 葉ねぎと、酒、塩、こしょう、しょうゆを入れてさっといためる。

7 味を調えて、水分がなくなるまでいためればできあがり!

最後に、しっかり切り干し大根の水分をとばして仕上げるのがコツです。
こしょうを多めにすると大人向きの味になります。
おべんとうのおかずにもおすすめです。
ご飯がすすむ一品ですよ!


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