みどりの野原

野原の便り

8月23日 犬 散歩

2009年08月23日 | Weblog
大阪の娘夫婦が旅行で、昨日から28日まで1週間犬を預かることになった。
朝番散歩に連れていかねばならない。 

どこへ行こうか? いつもよく行く散歩道・行ったことのない横道
北へ南へ東へ西へ あまり人家のないところを選んで・・

家の周りは平地なのであまり地形の変化がない。
田んぼの横の用水路・休耕田・少し離れたところにある川ぐらいのもの。

今日朝
線路を渡って東へ歩き八木駅近くの飛鳥川辺りまで行った。


田んぼの横の車道。木の繁ったところがある。

 
中を覗いてみた。社はない。クモの巣が張ってとても中には入れない。
・・が、中央にしめ縄らしいものがとぐろを巻くように置いてある。
そして、荒れてはいるが供え物。
横の板を目を凝らして見ると、人がスキを使っているような素朴な絵が
墨で書かれ「豊年万作」と書いてあった。

普段は放ってあるが、いつかお祭りの行事が行われているようだ。
杜の木にはツルウメモドキがからんで実をつけていた。
村のお祭り 見てみたい。

夕方は曽我川を渡って西へ。田んぼの間を歩く。
前にミズワラビを時々見に行っていた辺り。一面にあったミズワラビも
今は細々と、よく見れば小さいのが少し見える程度でさみしい状態。
水を引けば復活するだろうか。
 
 
その近くのたまに覘く休耕田をふと見ると・・シロバナサクラタデが満開
だった。

 
畑の隅のクワの木に実がなっていた。紫色に熟した実 口に入れてみた。
甘い。持った手が赤く染まった。

  
用水路のそばの木にノブドウがカラフルな実をつけていた。
                二上山夕暮れ。明日もお天気がいいみたい。
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8月22日 水辺の生き物観察会

2009年08月23日 | Weblog
夏休みの子供向けのイベントがあった。

参加者は小学校低学年の子供が主で、お父さんやお母さんやおじいちゃん
と参加されている。
先ず先生からは水辺の生き物やザリガニについてお話を聞く。

次はお待ちかねのザリガニ釣り
竹の枝にタコ糸でおもりの小石と高級食材スルメを結び準備完了。
場所は建物裏の浅い池

 
     釣れるかな? ギンヤンマやシオカラトンボが飛び交う

ここがいいかな? 向こうがいいかな?場所を変えたり、粘ってみたり・・

何匹も釣れた子、頑張ったけど釣れなかった子、メダカをすくってもらった
子、小さいツチガエルをたくさん捕まえた子、シジミやカワニナやサカマキ
ガイなど小さい貝ばかりすくっている子。みんな楽しそう。

安心して遊べる水辺の少ない今、水辺の生物に親しむいい機会になった
ことだろう。


アメンボのアメは雨?飴? 初めのお話で先生が子供たちに質問された。
「飴のようなにおいがする」というのは聞いたことがあったが・・
実際に捕まえたアメンボの匂いは?・・・うん。甘い匂い。実感した。

スタッフも釣れなかった子供用?に、釣り糸を垂れる。
ザリガニも賢い。
ブロックの穴にスルメを引き込む。ハサミも触覚も見えている。
なのに、そおーっと引き出そうとすると鋏を放す。
水から引き上げる時に逃げられる。結局成功したのは午前の1匹だけだった。

終わりに「今日蚊に刺された人もいるかもしれません。でも蚊の幼虫ボウ
フラもいるからアメンボなど他の生物も生きられるのです。
人間にとってイヤなものも生物には必要なんですよ」と食物連鎖のお話を
わかりやすくお話された。


「世話ができるなら持って帰ってもいいですよ。でも途中で飽きてその辺
の川や池には絶対捨てないでね」先生から注意をうけて、プラスチック容器
にザリガニを入れて持ち帰った子供たち。大事に飼ってね。
私も飼いたいところだけど・・見るだけに。

スタッフの「元少年」の話では、昔はザリガニ釣りの餌は皮をはいだカエル
の肉だったそうだ。
元少年の話、もっと聞きたいな。

戻れるものならもう一度この子たちぐらいの歳に戻りたいな。
そしたらもっと遊びまくるぞ~!
コメント (2)
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