みどりの野原

野原の便り

1月21日 貝吹山

2010年01月21日 | Weblog
小雨の中、飛鳥駅を出発。

飛鳥と高取の間に位置する貝吹山を目指す。
行ったことがないので楽しみ。
車道をだいぶ歩き登山口の表示のある山道を入る。

 
竹や雑木の茂る登山道は狭く、途中からは結構急で、フウフウ
いいながら登った。
登山口から20分ほどで頂上に到着 

 
貝吹山頂上 標高210m 中央が盛り上がっている。
ここに越智氏の城があったらしい。今は石標の他はなにもない。

周辺は真弓・檜隈など渡来人の多い地域であった。

越智氏は十市氏・箸尾氏・筒井氏とともに勢力を持つ地侍で、
麓に本拠の城があり、貝吹城は砦のような役割をしていたらしい。
吉野への基点としては高取城を築く。

大和4家の中でも筒井氏と越智氏は2大勢力であり、何度も戦が
行われ、次第に衰退し、織田信長の頃「大和に城1つ」との政令
により廃城になった。
登山道の今は竹藪となっている平らな土地は、昔は遊郭だった
そうだ。
そんな説明を聞いた後、風雨がきつくて早々に下山した。

登山口近くにはカンジョ古墳が見えた。説明板が建っていた。
近くへ行きたいところだけど、雨風であきらめて帰路につく。
昼ごろに駅に着く。
またゆ~っくりと歩いてみたい。
コメント
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