みどりの野原

野原の便り

1月14日 くつな石へ

2010年01月14日 | Weblog
昨日昼は雪が舞った。車で来る人もいるのに、夜雪が積もりは
しないかと心配したが、朝起きて大丈夫だった。ホッ。

石舞台に集合して「くつな石」を目指す。
歩きだすと思ったほど寒くない。

 
  水溜りには氷が張っていた      都塚古墳(別名金鳥塚)

 
  冬の棚田が美しい    
   右)なんでもないところで発掘していたりするのも飛鳥の風景
ワラを干す「ススキ」(他の地域ではどう言うのかな?)も懐かしく
いい雰囲気

 大とんどの準備が出来ていた
そういえば15日は大とんどだなあ。
子供達も家々へ古いしめ縄を集めに行ったり、山でスギ葉を集め
たりして参加し、お習字の練習半紙を燃やすと字が上手になると
いって竹竿につけて燃やしたなあ。
これはどうも効き目はなかった。
とんどの残り火を貰って帰ったり・・そんな風習もまだ残って
いるんだろうか?

棚田のそばに突如現れた赤土の裸地「ここはどこ?」
山が大きく崩されている。何だ何だ?「農業用地」と書かれていた。
畑地や田んぼが足りないの? 休耕田はないの? 誰が作るの?

実は、車道からも見えていて前から気になっていたのだ。


山の中に祀られている「くつな石」
「くつな」は「くちなわ」から来た方言? 蛇のこと。
『大石を割ろうとノミをコンと当てたら石の割れ目から血が
流れ出し。傷ついた蛇が出てきた。
驚いた石屋はそのまま逃げ帰ったが、その夜からひどい熱と
激しい腹痛におそわれ、とうとうなくなってしまったそうだ。
蛇の祟りと恐れた村人が神の宿る石としてお祀りするように
なった』ということだ。説明板より
人里からは離れた山の中なのに、ちゃんと花も供えてあった。

 
足元には瑠璃色のリュウノヒゲの実 竹鉄砲の弾にしたね
   右)シナサワグルミ 花芽がしっかりできていた。
コメント
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