みどりの野原

野原の便り

9月26日 大峰奥駆~九十丁茶屋~4寸岩

2009年09月26日 | Weblog
大峰奥駆道の一部を歩く。

登山口までマイクロバスで送ってくださるので助かる。


黒滝村の登山口から、今日の案内人の山伏姿のたっちゃんの法螺貝の合図
で登り始める。ゆるやかな登り。スタッフも5.6人付いてくださる。


モミジやシデ・ブナの山 ヒノキや杉の植林地の間をゆっくりと登る。

歩いている尾根道の左は黒滝村・右は川上村だそうだ。
私たちは吉野の方角に歩いているが、逆コース(吉野から)が本当らしい。


キハダ  胃腸薬 陀羅尼助の原料。
「キハダにアオキの葉を入れて1日半炊いたものを(何の?)葉に塗り
つけて持ち歩き、おなかの調子がおかしい時はそれを削り取って舐める」
といわれた。民間療法ということか。

 
     ミカエリソウ      マムシグサの仲間の実

  
お昼前、急に岩がごろごろ出てきたと思ったら・・・

「足摺の宿跡」に到着 
山小屋が建ち、その中には役の行者が祀られていた。

 
小屋の外にも役の行者像         山並み

ここで弁当。風は涼しいというより冷たい。
歩いている時には心地よかったが、ゆっくり休憩したら冷えてきた。

ゆっくり過ぎる休憩の後、しばらく行くと4寸岩山の頂上(1236m)
マイクロバスでかなり登ってきたのだ。

下りは急坂。 

「石車に気を気をつけて」「石車?何それ」「知らんの?」みんな「知らん」
「浮き石に乗ると危ないよ」という意味だった。


きつい下りの場所はロープを張ってくださり、至れり尽くせり。

急だったが短時間で林道に降りた。

奥駆道と聞いてもっときついものかと思っていたが、楽々登山だった。


途中にレールが見えたが、作業員が山仕事の現場まで行く時に利用する
モノレールだそうだ。ここはモノレールの出発点。

マイクロバスが迎えに来てくれていてそれに乗ってもくもく館まで、休憩
の後上市駅まで送ってくださった。
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