新しい資本主義に始まって今度は異次元だそうです少子化対策。一体どうするってんだ？今までとどう違うのか、何の具体策も示さずに言葉だけが舞ってます。岸田さんてこういう人だったの？とそっちに驚くわけですが、その集会の模様が報道されてました。若い大臣が正面に座って、両サイドに並んでます爺さんばかり。だからそれじゃぁダメでしょうにっ！。有識者が集められてるというキャプションですが、確かに何人か女の人もいますがこれも婆さんばかり。先の新聞記事ではないですが50代女性内３割が子を産まない時代です、母親とそうでない人の意見を聴かねば問題が見えないでしょうに。昔を知ってる、あるいは産めよ増やせよから知ってるんじゃないかと思うような爺さんが今までのデータや経験経緯を滔々とレビューするところから始まるような会議に何を期待できましょうか。きっとそうなんでしょうねぇ。産まないのはどういう理由なんだ？個人的意向以外の環境因をできるだけ排していくことでしょう？金をどこに使うかばかりの会議、手段が目的化しているこれも典型事案です。女の人達の意見こそが大事でしょう。ジジイのあれこれ屁理屈は無用ばかりか有害です。妨害要素です。それがわからんのですねぇ政治家たちは。何故か？選挙があるからです。これも単純な理由。改善されませんわ。
東京科学大学。なんじゃ？また駅弁大学か？いやいや、さにあらず。国際基準に合わせるとやら新しい大学構想とやら冠は色々ついているのですが、東京医科歯科大学と東京工業大学とを併せてのものと聞いて、ええ？です。なんてチープで安直な命名だこと。誰が考えたんだ？両校の卒業生で偉いさんの爺さん達でしょうねぇ。卒業生なら母校の匂いを残したらどうかと思いますがねぇ。国立大学のランキングが歴としてあった時代、一期校二期校の区別のあった時代に受験した者にはこの二校は重い存在感のある学校でした。東工大は帝大相当の輝く一期校、医科歯科大は二期校の雄という感じでした。その由緒ある大学を併せて科学大学だ？ガッカリというか、私如きがこんなに思うんですから卒業生たちはさぞやと思うことです。
週刊朝日が５月で廃刊だそうです（休刊との公表ですが）。そうかぁ。これは聊かショックです。いや、アンチ朝日たち（私もそうですが）はほくそ笑んでいるのでしょうが、週刊誌業界が危ないかという思いです。昔両親が週刊朝日を定期購読してたので若い頃にはこれを読んでました。巻末の山藤章二さんの似顔絵塾はよく観てました。今は新潮と文春を読んでますが、こちらも安穏としてられぬという状況なのでしょうねぇ。言う所の活字離れ。SNSに取って代わられてる。昨夜その解説聴いてて、新聞社系のもの（朝日、毎日）と出版社系のもの（文春、新潮）があるとの分類、出版業界は危機的状況にある、それは新聞もそうなのだと悲観的でした。本好きの者には悲しい現実です。そうかぁ。
福島原発事故の当時の社長や経営陣を被告にした刑事責任裁判、一度は不起訴になったものを強制起訴されての裁判、東京高裁は無罪の判決出しました。民事裁判（損害賠償裁判）は終わっていて13兆円というとても現実的とは思えぬ額の判決が出てます。だから余計に注目も向けられたことでしたが、争点はあの大津波が予見可能だったか否かということ、で判決は予見不可能というわけです。原告側は何年も前から大地震の予報が出されていてその際には大津波が来ると公表されていたのに準備を怠ったという訴えです。現実にあれだけの大被害を出したのです、結果論としてどうして用意してなかった？電源の備えをどうしてしてなかった？となりますわね。強制立ち退きさせられて身体的精神的二次的被害も甚大だったと、これもわかります。が、ここが民事事件と刑事事件との違いだとよく解説されます。民事事件は灰色でもアウトになるけれど、刑事事件は真っ黒が証明されねば罰せられぬと。刑事事件での勘所は故意か否かと予見可能性の有無だとはよく聞きます。交通事故での危険運転の定義であれだけもめるのも刑事罰に対する慎重さの証しでしょう。一方で民事は結構甘い（比べればです）。だから13兆円なんてどんな計算でどれだけ積み上げたんだ？と呆れる額で、とても支払えないですからね。でもこれで良しとしてる。法律の世界ではありますこれが。
阪神淡路大震災から28年と教えてくれます。あの日のことはよく覚えてます。遠く離れた当地でも結構強く揺れました。何？という揺れでした。朝早かったですからね、寝ぼけまなこでいたところ女房が居間でヒヤ～と叫んでる。ＴVには映画のような火事場面です、神戸が燃えてる。ああ？大地震が起きてこうなってるとTVは繰り返し繰り返し伝えます。時間が経つにつれてカメラが現地に入るにつれて情報が伝わります。あの高速道路が長きに亘って薙ぎ倒されてる映像は衝撃でした。頑強だろうビルがあちこちで倒れてる。大災害だ。時の首相が社会党の村山さんだったのが（自社さ政権という奴です、河野太郎のオヤジが自民党総裁の時）不幸を上塗りしたとは後の評価でした。私事ですが、その前日大阪にいたのです。同門会があって中四国から参加してた者も多くいて、その多くは大阪に泊まって翌日に帰る予定でした。私だけがその夜遅くに帰って難を逃れたのでした。それを思うてぞっとしたことおぼえてます。単に巡り合わせなのですが。そういう記憶とともにあのTVの映像とあの揺れはくっきりと鮮明ですいつまでも。
れいわ新撰組の水道橋博士、たけし軍団の芸人で先の参院選で比例当選したことでしたが体調不良（うつ病とあります）で辞任、そこでかの山本太郎党首はれいわローテイションとか称して、比例候補を今後５年間順番に一人ずつ一年ごと参院議員にすると公言してます。そうか、その手があったか。比例枠はその党のものですから、誰かが死ねば（死なずともいいのです、辞めれば）その党の次点が繰り上げ当選です。それは知っているのですが、それを一年毎に計画してやるとは。法の隙間って奴でしょう、そういうことまで法は想定してないという。小党にすれば虎の子の一議席ですからうまく使いたいですわね。でも違和感。法はそうでも・・と。新聞にはあれこれ意見が載ってます、一年でどんな議員活動ができるというのだ？とかの批判も。でも６年間で何かやったの？という者の方が多いでしょうにね。連中は選挙に通ることが目的ですから。議員になってあれこれしたい、そのためには選挙に通らねばというのが順番ですが、議員になったら成就。手段が目的化している典型例です。というほとんどカビの生えたような正論が棚から降りてきて。比例とは言え個人名を書く票もあるのだから、こういうやり方はいかがなものかという説も見ました。このやり方への批判なのですが、山本太郎への嫌悪感が透けて見えるような。とまれ、かき混ぜ屋ではあります相変わらず。
ビッグネームの死亡記事が続きます。高橋幸宏、70歳だそうです。ああ、拓郎や陽水などのひと世代上ではない私らの世代です、こうなってきたなぁ。YMOで一躍有名になる前に、サディスティックミカバンドのドラマーで知る人ぞ知る人でした。サディスティック・・は亡き加藤和彦と妻のミカさんをボーカルに据えた、ジョンレノンのプラスティックオノバンドをそのままパクった命名、ギターはあの高中正義、ベースは小原礼という錚々たるメンバーで固めたバンドでした。黒船というアルバムは（これもリアルタイムでは聴いてないのですが）日本語でのロック、ビートルズのサージャントペッパーズやアビーロードを真似たトータルアルバム、世界進出という面で画期的でした。キャロルも同時期ですきっと。サイクリングブギとかダンスはスンダとか、当時らしいキャッチーな曲が好きでした。YMOはサザンオールスターズの右肩上がりの時期と重なってましたね、そういう記憶です。サザンのアルバムを追いかけてた時期があって、同時期にあの赤い人民服のジャケットアルバムも頻りに聴いてた記憶です。solid state survivor です。今聴いても古くないですよ、音自体はもうどんどん進化してますから珍しくもなんともないものになってますがやはりテクノと呼ばれた人工音音楽の嚆矢としての先行性です。ステージでの再現はさぞや大がかりだったんでしょうねぇ当時は。今は楽器が進化してますから、こういう音、これだけの音数が基準なのでしょうが。と、これだけ書けます。ジェフベックの時との違いに気付いていただけましたか。
大相撲を時刻早めに観ると、具体的には幕内力士の土俵入りの頃、解説者が入れ替わる頃です、解説者にちなんだ昔の映像が流れて面白いです、とても懐かしい。古くは大鵬柏戸とかの映像から、小錦、若貴、千代の富士等々です。ずっと見てたなぁとの感慨が湧きあがります。相撲は若い頃から好きでした、小学低学年時代はNHKだけでなく民放も一局他に放映してました。柏鵬時代です、佐田の海と栃ノ海との四横綱時代、玉ノ海、北の富士、清国、豊山、琴桜の時代です。この頃からよく観てました。その後に貴ノ花人気と輪湖時代があって、千代の富士が出てくる。あの頃の映像が何とも懐かしい、当然ですが皆若いですからね。そして気付くのは立ち合いの時誰も両手ついてないことです。仕切りの動作ではちゃんと両手をついてるでしょう。あれを何年か前から審判部がうるさく言うて、今は手をつかずに立つと仕切り直しですが、当時は誰もついてないです、申し訳程度に前かがみになるだけ。あれは隔世の感が強いです。昨日の解説は多賀竜（御存じない方の方が多いでしょう）、鏡山親方で定年になった人です。貴乃花がひと騒動起こしてその後協会を去った事件がありましたね、あの時に協会側の使者としてよく赴いているのを報道された人です。この人は平幕優勝したことがあって、その時の映像が流れてました。師匠は柏戸、先代の鏡山親方です。当時の稽古風景も流れます、柏戸が竹刀片手に睨み利かせてます。当時はこんなのが普通でしたと多賀竜が解説します、今こんな姿流された日には途端に放逐されます。小錦、琴風、若嶋津らの時代です。映像自体がアナログ感に溢れる色合いで、皆若くて思わず見入りました。若嶋津かぁ。歌手の高田みづえをおかみさんにして部屋を持ってた元大関です、怪我して手術してとか何とかありましたねぇ。もともとに懐古趣味の強いタチですのでこういう昔の映像や写真を見ると反応が過剰なのですが、それにしてもよく覚えてるなぁと我ながら感心することではあります。
昨日ジェフベックの訃報を書きました。舌足らずだとお気づきだったでしょうが、そこまでしか知らない、聴いてないということなのです。知ったかぶりをしようにもできない。ロック好きを公言する以上は60年代のあのキラ星達をそれなりに知っておかねば、なのですが、ギター弾きだった人と私のようにとにかく唄いたいでバンドやってきた者の基礎値の違いは歴然です。ビートルズ一色過ぎて、ローリングストーンズは別にして、ツェッペリンやディープパープルをわざと聴かなかった来し方です。だから舌足らず。表面なぞり。書こうにも書けない。と露呈したことでした、お恥ずかしいことでした。
１ドルが128円です。ああ？どんどん円安が進むときにはあれだけ危機を煽って大騒ぎしてたメディアですが、こうやって元に戻ってくると知らん顔です。ベタ記事扱いで、日経新聞を見直さねばなりません。平均株価は26119円だとありました。黒田さんが長期金利の上げを表明した途端に投資家（投機家）たちの円売りが止んだという時系列的な変化ですが、円安に振れた時にはこうこうこういう不都合で云々と振れ回るのに、逆に振れ戻っても何も言わない。何故？これは平均株価の場合もそう、ガソリン代高騰の際もそうですね。ガソリン代はよく覚えてますよ、ルーピーやイラ菅が元気な頃の民主党がリッター150円に近付いた途端に大騒ぎしていたことを。ガソリン税を止めろ！なんてやって、すぐに引っ込めてましたがね。今未だ160円台です、もうこっちが慣れてしまってます。こんなもんじゃと。円安が治まれば少しでもこの物価高、とくに電気代などの光熱費の高値が治まるのか？とかの解説しろよ！そう思いませんか。
ジェフベックの死亡報道です。ああ、こっちのラインも亡くなっていくなとの感慨です。60年代に興った音楽の新波を担った面々、ビートルズを先頭にしていまだに輝きを失わない面々。ボーカルグループが象徴でしたがギタリストにもライトが当たりました、どの新聞記事も世界３大ギタリストの一人という紹介です。私は中高時代はビートルズ以外は聞きませんでしたので、ジェフベックを聴いたのは大人になってからうんと後です。でも、クラプトンやジミーペイジとは毛色の違う人だとは気づいてました。この人はジミーペイジと同じで唄わない人ですので、ギターの音やフレーズだけですが、ビートルズ耳には馴染まなかったのを覚えてます。でも、CDで聴いたブローバイブローはよかったですねぇ（おっさんになってから聴いたのです）。ですから偉そうには論じられないのですが、やはり巨星堕つ感は強いことです。合掌。
阪神藤浪、やっと売れたようです。どの新聞も一年契約と強調して、いくらで売れたを書きません。吉田も千賀も値段が発表されてましたよね。つまりお試しだということでしょう。しっかりやられよ。そう言うばかりです。
中国が日本の（韓国もだそうですが）自国観光客に対する水際対策、空港での感染調査と不服として、短期滞在ビザの発給を停止したとの報道です。仕返しですね、報復。らしいといえばらしいのですが、習近平ってのはこういう小さい男なんですねぇ今更のように思います。そもそもゼロコロナ政策の行き詰まりを引っ張って引っ張って末にこっちの極端からあっちの極端への方向転換して、一気に感染が蔓延している（のでしょう、例によってこの国の発表する数字は嘘が多いですから実態は想像するしかないのですが）状況下に、中国からの訪問客に対する空港検疫を強化しているのは日韓だけじゃないです、それを逆恨みしての態。逆ギレの態です。官房長官はこっちは感染防止のために最低限の防疫しているのに、全く次元の違う対抗策とは遺憾であると。韓国も同じこと言うてます。韓国のGSOMIAでしたか、これへの因縁づけも同じようなことでしたがね。幼稚なことですわ。
貴闘力、ご存知ない方は全く知らない相撲取り、四股名の示す通り若貴と同部屋で、曙に勝ったりする幕内優勝もしたことのある強い力士でしたが、賭博で角界を追われた人です。その人が暴露本を出すと新聞宣伝見ました。うむ、いいんですが、この人の息子が今注目されてる王鵬です。裏話の暴露本は読む方は面白いのですが、業界のお偉方は顔をしかめましょう。そんな本が、そんな話題が息子の出世に障ると思わないんでしょうかね。息子は息子、俺は俺とは世間は見ませんわね、いかに今の自分は角界とは無関係とは言え。で、この人が大鵬の娘さんと結婚しているので、王鵬は貴闘力の息子ではなく、もっぱらに昭和の大横綱大鵬の孫という冠付きで呼ばれます。それもカチンと来ているのでしょうか。王鵬の顔は大鵬というよりやはり親父（貴闘力）似です、当然ながら。
