柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

懐古

2023-01-15 10:37:59 | Weblog

大相撲を時刻早めに観ると、具体的には幕内力士の土俵入りの頃、解説者が入れ替わる頃です、解説者にちなんだ昔の映像が流れて面白いです、とても懐かしい。古くは大鵬柏戸とかの映像から、小錦、若貴、千代の富士等々です。ずっと見てたなぁとの感慨が湧きあがります。相撲は若い頃から好きでした、小学低学年時代はNHKだけでなく民放も一局他に放映してました。柏鵬時代です、佐田の海と栃ノ海との四横綱時代、玉ノ海、北の富士、清国、豊山、琴桜の時代です。この頃からよく観てました。その後に貴ノ花人気と輪湖時代があって、千代の富士が出てくる。あの頃の映像が何とも懐かしい、当然ですが皆若いですからね。そして気付くのは立ち合いの時誰も両手ついてないことです。仕切りの動作ではちゃんと両手をついてるでしょう。あれを何年か前から審判部がうるさく言うて、今は手をつかずに立つと仕切り直しですが、当時は誰もついてないです、申し訳程度に前かがみになるだけ。あれは隔世の感が強いです。昨日の解説は多賀竜(御存じない方の方が多いでしょう)、鏡山親方で定年になった人です。貴乃花がひと騒動起こしてその後協会を去った事件がありましたね、あの時に協会側の使者としてよく赴いているのを報道された人です。この人は平幕優勝したことがあって、その時の映像が流れてました。師匠は柏戸、先代の鏡山親方です。当時の稽古風景も流れます、柏戸が竹刀片手に睨み利かせてます。当時はこんなのが普通でしたと多賀竜が解説します、今こんな姿流された日には途端に放逐されます。小錦、琴風、若嶋津らの時代です。映像自体がアナログ感に溢れる色合いで、皆若くて思わず見入りました。若嶋津かぁ。歌手の高田みづえをおかみさんにして部屋を持ってた元大関です、怪我して手術してとか何とかありましたねぇ。もともとに懐古趣味の強いタチですのでこういう昔の映像や写真を見ると反応が過剰なのですが、それにしてもよく覚えてるなぁと我ながら感心することではあります。 

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