柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

嚆矢

2023-01-16 08:25:31 | Weblog

ビッグネームの死亡記事が続きます。高橋幸宏、70歳だそうです。ああ、拓郎や陽水などのひと世代上ではない私らの世代です、こうなってきたなぁ。YMOで一躍有名になる前に、サディスティックミカバンドのドラマーで知る人ぞ知る人でした。サディスティック・・は亡き加藤和彦と妻のミカさんをボーカルに据えた、ジョンレノンのプラスティックオノバンドをそのままパクった命名、ギターはあの高中正義、ベースは小原礼という錚々たるメンバーで固めたバンドでした。黒船というアルバムは(これもリアルタイムでは聴いてないのですが)日本語でのロック、ビートルズのサージャントペッパーズやアビーロードを真似たトータルアルバム、世界進出という面で画期的でした。キャロルも同時期ですきっと。サイクリングブギとかダンスはスンダとか、当時らしいキャッチーな曲が好きでした。YMOはサザンオールスターズの右肩上がりの時期と重なってましたね、そういう記憶です。サザンのアルバムを追いかけてた時期があって、同時期にあの赤い人民服のジャケットアルバムも頻りに聴いてた記憶です。solid state survivor です。今聴いても古くないですよ、音自体はもうどんどん進化してますから珍しくもなんともないものになってますがやはりテクノと呼ばれた人工音音楽の嚆矢としての先行性です。ステージでの再現はさぞや大がかりだったんでしょうねぇ当時は。今は楽器が進化してますから、こういう音、これだけの音数が基準なのでしょうが。と、これだけ書けます。ジェフベックの時との違いに気付いていただけましたか。

コメント
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