天唾

昨日民主主義がどうのこうのと書きました。情報開示の制限と民主主義崩壊は繋がらない（いえ、辿り辿れば繋ぐことはできましょう、風ー桶屋のこじつけではなく）と書きました。つまり民主主義の定義の問題なのですが、昨日は議会民主主義、代議員制こそが民主主義だと言いました、民主主義の対立概念を王政、専制君主制、独裁制と措いてのことです。政府（行政）とて国民だからです、選挙で正当に選ばれた者による「人民の、人民による、人民の為の」施策ですから。他にも切り口がありますもちろん、産経新聞に丁度連載モノがありました、主権が誰にあるのかだと。つまり主権が国民にあるのが民主主義だと。主権とは？の話になります、これで一冊二冊本ができる題材でしょうが、政治する、外交する、国防する、治安する、その意思決定をするのは国民だと言うことです。天皇陛下ではない、ましてや独裁君主でもない。実質のリーダーの総理大臣を選ぶのは国民。そのために、正しい判断をするために正しい情報を担保しろ、そういう風に話は繋ぐことはできます。議会代議員制、議会民主主義制は国民主権を機能させるための便法であるわけです。が、昨今の地方議会議員のデタラメぶりを見せつけられると、民主主義なる制度の（つまり選挙で選んだ議員に政治を任せる制度）欠点短所が露わになるわけです。他に優れた制度がないから仕方なしに自由民主主義制度を採っているのだとはチャーチルの言葉でしたが、有能高潔なる国王なり君主なりが治める（専制君主制）あるいは賢明穏健なる独裁者を戴くのが最上の統治形態だとはあちらこちらの政治学者の共通認識のようです。しかしこれは偶然に支配されること、継続性に大きく欠けます。ローマ、ギリシャ、中国等々歴史に明らかです、賢帝あれば愚帝も必ず出てくるわけですから。だから民主主義。国民主権にして誰の責任でもない、みんなの責任に誤魔化そうということです。選んだあんたが悪い。責任は大きく拡散して薄まります。みんなの責任は誰の責任でもないのです。国の責任は誰の責任でもない、あれです。政治家は国民のレベルを越えない、とも言いますが、当然です。今回の西山事件のように政府の大嘘を暴く大スクープであっても、それが暴かれた所で時間は過ぎ過ぎていきます、その嘘の上に現在が組み立てられているのです。暴かれた方はああ、そうでしたね、です。情報開示請求されてもそれに応ずる要はない（ないと言うものはないのだから）、その立証責任（存在を証明する）は追及側にあるなんて判決は、常識的と思うのですがね。もっとも、法律でどう決まろうが、ないと言い張れば、出さなければ終わりです。今までと変わりません。アメリカのように５０年６０年経ったら秘密文書も開示されるシステムが適当のように思いますねぇ。ああ、そうだったの。どんな曲がり道分かれ道であったとしても、仮に他に正しい選択肢があったにしても、時間を戻せません、やり直すことはできないのです。時の為政者に任せたのは我々主権者なのです。と、こういう具合に責任は限りなく広く薄まっていきます。所詮は天唾モノ。ですか。
　知らない人は全くご存知ないでしょうが（当たり前です）、ロックンローラーのジョニーウインターの死亡記事が数日前に載ってました。新聞にはブルースギタリストと紹介してありましたが、私にとってははじけたロックンローラーでした。唄も歌います。この人のジョニーＢグッドは圧巻です。白髪のロン毛、真っ白い肌、アルビノだったんですよね。その特異な容貌と相まって、日本でも人気のプレイヤーでした、つい最近も来日してたと雑誌にありましたが。ギター弾きでも歌う人と歌わない人がいます、歌う方の有名どころはエリッククラプトン、ゲイリームーア、このジョニーウインター他昔のブルースシンガーは大概弾き語りです。歌わないギタリストはジミーペイジ、ジェフベック、リッチーブラックモア。日本では寺内たけしも歌いません、高中正義も歌いませんね。チャーは歌いまくってます。私もよくジョニーＢグッド唄いますが、ジョニーウインターのバージョンを真似してます。上手に唄うんじゃなくてグングン押す、パーっと弾ける唄い方です。若い時に聞いて、ああ、こんな唄い方ありかと感心したこと思い出します。一度聞きに来て下さい。合掌。

常識

オールスター戦、それぞれ観てはいないのですが、ダイジェストや新聞見るに、第一戦は赤ヘル大活躍、二戦目は大谷ですか。第一戦、先発に巨人の選手がいなかったそうで、監督が原でこれはわざとに違いないことですが、歴史的なことだったとのことです、そうでしょうねぇ。オールスター戦観なくなって長いのです、そのうちに地上波から中継がなくなったり、ＢＳで６試合全部観られるようになるわ、交流戦が始まってパリーグがうんと身近になるわ（と言うよりもうセリーグパリーグの差別がなくなってるんでしょう）、有難味がないです。もっともそれが観なくなった理由じゃないですけれど。第一戦の赤ヘル祭り見てると、今時のカープ女子の影響も大きいんだろうのうと思うことなのですが、昭和５０年の広島初優勝の年の山本浩二と衣笠の大爆発をやはり広島ファンならずとも思い出すことです、つまり吉兆！あの二人が何本もホームラン打ってそのままチームも勢いに乗ったという記憶です。あの外人の四番が今後どこまで打ち続けられるかにかかってますけれども、確かに夢よもう一度ですね。あれから強い広島の時代が続いたことでした、ああ、遥か昔の話になってしまいました。大谷、藤浪の甲子園対決ってのもうまく売り込むことで。大谷ってのは本当に二刀流できるタマなんですねぇ、改めて驚きます。張本は（その他大勢も）投手に専念しろと言い続けてますが、どちらももったいないです。と言うてる間に歳をとっていきますし、投手として打者として大記録残すとか、そういうことではない、その時々で輝く選手ってのも悪くないです。いずれにせよ若いうちのことでしょうし、先駆者ってのは批判非難を浴びるものですから。プロの世界で二刀流できる才能が今後どれだけ出てくるか、まさに未知数ですけれど。
　沖縄密約の開示に対する訴訟、最高裁が判決出しました、行政がないと言っているモノに対しての立証責任は追及側にあるとのことです。あの西山さん、この事件のスクープ者です、行政の関係者の女を逆ハニートラップで落して情報聞き出して、情報元もろともに大スクープしちゃったという事件ですが、これでは民主主義の崩壊だと吠えてます。政府がそんなものはないと言い続けていた（非核三原則に対するものだったと記憶しますが、沖縄返還に関わるものだったのかもしれません）約定のスクープでしたが、その採り方が業界慣例を破る（仁義に悖る）ものだったので賛否両論だったようにも記憶してます。もっともこの毎日新聞記者は正義のヒーロー然と振舞ってましたがね、傲慢な態度でした。で、裁判が繰り返されて今回の最高裁判断だったのでしたが、関口宏のＴＢＳ番組で毎日新聞社の岸井さんが憤ってました、これじゃぁ都合の悪い情報はみんな隠せてしまうと。行政がないと言ったらないのだ、それを証明するのは追及側だ、つまり行政側は開示請求に応じなくてもいいわけです、そういうことですから。なるほどねぇ。でも、至極まっとうな判断でもあります、あちこちの高裁がおかしな判決を出している昨今です（認知症の夫が引き起こした鉄道事故の賠償を老妻に管理不足と賠償を命じた判決とか）、先の嫡出の推定にかかる判決も極めて常識的な判断でしたし。何でもあけすけにガラス張りにすればいいってわけじゃないことです、交渉ってのは所詮人と人とのすり合わせですから。どちらかに都合のいいことは誰かに都合の悪いことです。正義の味方を任じた大衆（大衆を代表すると自任するマスコミ）の暴力はどちらに向くかわかりません。当たるを幸いになぎ倒す。嘘を暴く。それが正しいこととは限らぬということです。誰かの不利益や怒りを引き起こすものであるかもしれませんが、より多くの人達の利益に繋がっていることであるかもしれぬのです。知らぬでいいこと。知らしむべからずではなくて、任せておいてください、です。西山さんは民主主義の崩壊と吠えてますが（こっち勢力の人達の常套ではあります、二言目には民主主義という大きな単語につなぐ）、秘密の開示と民主主義とがどう繋がるんでしょうね。自分達の代わりに選んだ連中が政治をする、それこそが民主主義です。自分達が選んだ者達が政治をしているんですから、崩壊もクソもないし、独裁者や国王が議会や政府を無視して無茶しているんじゃないんです、民主主義そのものの運びです。叫ぶのなら司法の独立性に関してでしょうが、もちろん独立してますし、判決ってのはどちらかを選ぶことです、不満は必ず湧きます。裁きが如何に常識的か。これが保守と言うことです、文化を、規範を、毎日の生活を安んずる。私たちの多くが（この多くがというのがポイントですが）、ううむ、こんなことじゃろうのう、と思える判断、これが常識的判断です。最高裁の下すものはこうあるべきなのです。そう思いますが、いかがですか。

善悪

ウクライナでの旅客機撃墜、イスラエル軍のガザへの侵攻、同時に起こる禍々しさです。新聞は第一次大戦に擬えて歴史記事をよく載せてます。戦争始まるんですかね。ドンパチやっても得はないと思うのは得がないと考える側の理屈、そうじゃない側はそうじゃないわけです。学者や有識者はこれを欧米主導の国際秩序と称し、民主主義を至上に置く（これこそ擬制でしかないのですが）ことを疑わずに評論しているわけですから、悪いのはロシアです、パレスチナです。そういう前提の報道をいつも浴びている私たちが、プーチンや習近平の考え方をおかしく思うのは道理なのです。教育の力、報道の第四権力と言われる由縁です。宗教による争議を経験したことのない私達には分からぬことなのです。ひたすら国際秩序（欧米の決めた）です。国連決議です。中露や中東では通らぬ理屈なのです。世界は平和ではないのです。
　ベネッセ個人情報漏洩事件、オレオレ詐欺のような実害のない、問われれば憤って見せる程度のことですが、マスコミが煽ること。でも資本主義ですよこれが。金になることには群がります。競争が生じレベルが上がり市場を形成する。こういう工夫を許して経済を活性化させるのが自由資本主義、それを先鋭化させたのが新自由主義ですからね。過ぎると規制する。そういう順でいいわけです。業者を叱る以前に（というか業者が叱られる云われはないことです）、データ漏らしたことを咎めなさい、です。そんな大事なものを、という感想ですね。でも悪さする人間の手に渡った日にはどんなに規則厳しく決めてもダメですわね。所詮はヒトのすることですから。そこを悪意のある人間が云々、性善説の限界云々と解説するのですが、ここでＴＶで弁護士が使う善意悪意の意味が、私たちが普通に会話で使う善意悪意と違うことを注意せねばなりません。朝刊に悪意持つ内部者と見出しが出てましたが、この意味は悪さする者と言うことです、普通の意味です。が、弁護士の使う、法律用語としてのそれは違うのですよ。悪意とは「そうと知っててやる」と言う意味です。このデータがベネッセから出たものと知ってて買ってさらに転売した場合に「悪意の介在者」と表現するのです。どこから出てきたものか知らずに買ったらそれは善意です。小さな親切運動の善意じゃないのです。募金の善意ではないのです。全く意味が違います。が、連中はＴＶでは平気で業界用語として使いますから、また聞いてて話の筋が通らぬわけでもないので素人も無理やりに自分の理解にこじつけて聴いてます。こういう時こそ連中の使う（マスコミで繰り返される）善意悪意の意味をしっかり区分けして聞いて下さい。

恒心

ベネッセ社長、犯人の社外説を初めの会見でぶち上げて、こりゃどうなることかと思ってました。つまりまたどこかの老舗のような会社のような下手な逃げでマスコミの好餌になるんじゃないのか、この社長、なかなかの面構えです、子供相手の教育業界人には外見上遠い人ですから、あららとどこかで期待もしていたのでしたが、いや、上手です。当初からおそらく目星がついていたのでしょう、そこに向けての戦略だったのでしょうね、危機管理術です。犯人が挙げられた後に、いや責任は当方にもあると謝罪を重ね、200億円を補償に充てると言う。ああ、上手。ここまでは俺たちの責任じゃないぞと言うた日には大叩きでしょうからね、情報管理を何と考える！世間は皆、黄門様ですから。でも今回の漏出劇の詳細を見せられるに、自社のデータの管理までを下請けに出すんですね。もちろん子会社とか関連会社とか呼称は色々でしょうし、完全なアウトソーシングではないと体裁上は言い訳できることなのでしょうが、あれだけ名簿会社が介在するのが現実です。あれと同じだけのフィクサー達がいて何倍する「実行犯」達がいる。金の匂いのする所にワンサカたかる。どの業界にもある絵柄でしょうけれど。250万円で売って、それを買い受けた会社（者）が転売に次ぐ転売で大儲けする、それこそ何社にでも同じモノ売れるんですから。250万で人生を棒に振る。産経抄は恒産なくして恒心なしとの孟子の箴言でまとめてます。そうですね、これが肯綮ですか。もう一つ、ＳＥとの略語が新聞に躍ってます。この犯人の仕事です、システムエンジニア。昔から思ってましたが、一体何する仕事ですか？どんな才能が必要なんですか？コンピューターのシステムなんでしょうねぇ、それはそうなんでしょうが、何やってるんです連中？コンピューターいじれるってことですか？素人よりもちょっと詳しい。そんなことでしょう？これだけ山のようにいるってことは、つまり素人に毛が生えたくらいの連中だってことで。何でもかんでも横文字にして格好いいように見せて、実は空っぽで。のべ一億件を持ち出したんだそうですよ。ま、それこそコンピューターがやるんですから繰り返して出せば一億だろうが十億だろうが単にかかる時間の問題でしかありませんが、250万円ねぇ。買い叩かれたもんですねぇ。産経抄はうまく言いましたねぇ。

絶対

片隅の新聞記事です、67歳死刑囚が病死したそうです、2000年の事件で服役中、大腸がんが見つかって手術して、その時に肝臓への転移が見つかってそれが因で亡くなったそうです。記事は死刑囚の病死は何人目、これで未処刑（収監中）の死刑囚は120余人になったとまとめてます。記事自体は報告モノ、埋め草ってやつです。が、思いました。死刑囚をこんなに溜めてどうするんだ？というこの形式主義前例主義には改めて呆れますが、もう一つ、大腸がんの手術？です。これが犯罪人にも人権！なんでしょうけれど、死刑囚に手術？極々単純な？です。癌と分かった時点で刑の執行していればいいのに。ですよねぇ。助けて殺す。こんな無駄はないですよ。手術代高いですよ。こう考える方が正しいです、こっちが常識です。ですよねぇ。
　川内原発、合格が出て再稼働へＧＯです。よく出てくる規制委員会か何かの田中委員長、大きなガタイでぼそぼそと喋るもんだから発信力に大きく欠けるのですが、安倍さんも言ってましたが、世界で一番厳しい基準に合格したんだから、とお墨付きを得たとの判断です。が、反対勢力、朝日グループは相変わらず街の声と称してゼロ信仰を煽り煽ります。100％安全でなければ再開するべきではない。絶対に安全なのか。福島の二の舞を避けろと言い募ります。想定外の事故が起こることを嫌と言うほどにに見せつけられましたからね、確実な安全を求める気持ちは理解しますが、できぬことはできぬのです。原発が要るか要らぬかの論議になれば、代替エネルギーがない以上は、化石燃料に限りがあるとなれば、必要に決まってます。今足っているから、なんて話は原油の出ない日本が言うセリフじゃないですね。今後の日本の産業を、ひいては国威を、国の存続をどう考えるか、の話です。原油の輸送ルートの確保に話が及びます、つまり集団的自衛権の話です。そういう思考をわざと止めてるんですね連中。絶対なんてのはこの世になはいことです。
　

平和

BRICSってご存知ですか。字面だけだとなんだか新しいビスケットかスナック菓子かという感じですが、ゴールドマンサックス社かどこかの投資会社が注目すべき新興国としてその頭文字を並べたんだそうです。さてどこどこの国でしょうか。Brazil,Rossia,India,China,South Africa だそうです。ブラジルは一時調子よかったんでしょうが、今回のワールドカップで色んなところにカメラが入ってしまって、こりゃなかなかですよまだ。でも、だから開発振興の余地があるってことでもありますけど。ロシアと中国が新興国ってのもどうかなぁと思いますが、いえ、投資会社の格付けですからね、今までがどうのこうのじゃなくて今後の投資価値、リターン具合の予想です。つまり新自由主義にとっての次なる獲物ってことです。南アフリカってのもピンときませんね、遠い国です日本にとっては。マンデラさん、金の産出国、アペルトヘイト、それくらいしか知りませんから。で、その会議で、もちろん新興国として気炎を上げるわけです、ブラジルと南アフリカにとればこういう組に入っていること自体が浮揚のチャンスでしょうしね、愛想振るばかりでしょう。一方で中露にとれば対米対ＥＵの枠を組み上げる機会でしょう。今こそホットな時期です、ロシアはクリミアで、中国は東南シナ海で、ぶつかってます。ＴＶにはキャプションが出ます、欧米主導の国際秩序への反発と。私たち日本人はその秩序にどっぷりつかってますから何の痛痒も感じないわけですが、ずっと抑えられてきた中露にとってはそんなことではないわけですね。特にロシアのウクライナ問題での牙の剥き方はそれを知らせてくれます。ソ連が潰れて仕方なしに暫くは欧米の言うこと聞いてたけれど、です。そういうことなのです。世界は誰かが空想しているように平和じゃないのです。

同狢

兵庫の絶叫県議、辞職でチョンなのですが、昨昼のワイドショーでつっこんでましたよ、辞職受理が早すぎるって。つまりもっともっと議会として追求するべき、自浄機能を見せるべき（都議会で猪瀬さんがさんざやられたように）だという批判です。そしてこう続きました、他の議員達も同じようなことやってるんっだろう慣例として、だから追求できないんだと。なるほどね、これが正解のようですね。給料以外に何ちゃら活動費と名目付けて兵庫は月50万円支給されるんだそうです県議一人ひとりに。領収書の要らない金だそうです、そう言えばこういう金の存在は以前にも聞いたことはありますね、国会議員が貰ってるから県会も、市会もという慣例です。誰が役人になっても同じ、という謂いがあります、議員になると（貰う立場に回ると）黙りますわねそりゃぁ、いくらその前に有権者として納税者として糾弾していたとしてもです。具体的に金ですから。月に50万円て、十分量ですよ。でも、持ち慣れぬ奴らに持ち慣れぬ金持たせると碌なことしません、これは人類共通の性癖です。どう使ったらいいのか分からないうちに、でもやっぱり使いたい（使わねばならぬ！なんて先輩から言われるんでしょうし）、いわゆるあぶく銭化です。こいつもそうだったんでしょうけれど、自由に使える大金に迷うんですね。で、他の県議連中もやってるんだろうという推測です。なるほど。でも、もう既に週刊誌の手は入ってましょうね、そこら中の県議を調べてますよ。丁度ワイドショーのコメンテイターが元鳥取県知事、民主党政権時代の元総務相の改革派の人でしたから、こういうところ見え見えなんでしょう、断定せずに言葉濁してましたけれど。無駄遣い。役所には役人にはゴマンとあることです、でもその判断基準のどこに置くかって話です。自分の給料を自分で決めてる連中にそうでない者が文句言っても変わりはしません。ですよね。

選挙

滋賀県知事選、先の女知事の後継者が勝って、朝日のグループは大はしゃぎです。うむ、気持ちはわかりますが、原発再稼働に根強い批判、政権運営に冷水、と話がどんどん膨らんで。久しぶりの敵失、攻め（責め）どころですから、ここを先途にの態です。こういう時の解説は微に入り細を穿つ系で、大仰、多分に言いがかり的で、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いんです。安倍が憎けりゃどなたもこなたも一緒くたというわけです、落ちた犬は叩け叩け叩け！前の婆様知事さんが一時国政を掻き回したようで実は小沢さんにいいように食い散らかされてやる気なくして辞めた後ですからね、自民党が勝って当然の所の筈でしたが。反原発、脱原発、脱原発依存とかやんやと言いたい放題の空気に乗じて、卒原発なんて衒った言葉作りだして小沢さんと組んだことでしたね。大飯原発が動こうとした時に、京都の知事と二人して抗議してましたね、琵琶湖が汚染されたらどうするんだ？と。ご存知の通り、琵琶湖は滋賀一県の水源ではありません、大阪京都の大水瓶です。本気で抗議したら向こう（関電、政府）がごり押しはできぬ事の筈でしたが、橋下さんが折れたらあっさり矛収めてチョンでした。あれには呆れましたねぇ。ああポーズかい、所詮は。一応反対しときますって。婆様知事のやったことって、就任当初の新幹線の新駅潰しくらいでしょう？ま、彼女は今回は主役じゃないことです。本当に原発だったんですかね争点は。自民党の失着が響いた、つまりあの野次事件です、他にも集団的自衛件に関するゴリ押し等々挙げられてますが、元々の土地柄お国柄もありましょうね。久しぶりに細川時代のバルカン政治家と呼ばれた武村さんが映像に写り込んでましたが、この人も婆様知事さんも革新系ですよね。京都滋賀はそういう色ですから。もっともここで勝てばの思いは自民党に強かったでしょうしね。さて、朝日さん達が叫ぶほどに国政への影響ってのがどんなものか、見せていただきましょうか。

公開

ベネッセのデータ漏洩事件、一気にマスコミ何も言わなくなりましたね。あれだけのことですから面白くないのでしょう。名簿会社が多く介在して、中間マージンで生きてる零細業界そのものだと露呈されたのが結果でしたが、一人15円で売られると書きましたが、これは最終的な小売値で、もちろん買値と「卸値」はちがうわけですね。買値は種類や価値によって違うそうで、1円、10件で1円、なんて例もあるそうです。ですからここで例えば同窓会名簿を売りつけるにて一人あたり単価は15円じゃなくて1円、もっと安いわけです、1000人載ってて1000円。こんなもんかなぁ。でもそう考えると、私も沢山加入団体の名簿持ってます（送られてきます）が、それがみんな売られてるんでしょうねぇ。マンション購買勧誘とか税金対策になんとかとか、とうの昔に子は成人しているのに急に予備校や医学部進学のための何ちゃらがあちこちから送られてきたりします、どこからか新たに名簿が流れたんでしょうねぇ。こんな名簿だけじゃないですね、ネット通販のデータなんてのは連中にとれば美味しいものでしょうし。アマゾンや楽天からどんどん漏れてるでしょうし。どなたも経験のあるところでは携帯にどんどん入ってくる迷惑メールもその類ですよね。電話架けたこともない所から送られてくるのは、誰かがあなたのアドレスを売ってるんですから。ネット通販は便利でいいのですが、個人情報をあれだけ書き込むんですから、ま、そこのところは自己責任ですか。自分のこと隠したければ、そういうものに一切関わらぬことですね。人に預けた知らせた時点でもう他人のものです。便利さにはリスクが伴うわけです。平凡な戒めですが。
　通販大手ジャパネットたかたのあの名物社長が息子に禅譲するそうです、来年の1月だそうです。名物社長ってのは多くは創業者で、二代目までは何とか初代の貯金で繋ぐことができても、売り家と唐様で書く三代目ってのが常です。ユニクロの柳井さんも早々にトップを降りて見せましたが（この人は世襲しなかったですが）すぐに戻りましたね。創業者の力ってのはそれだけ大きいのです。一身専属と言い切ってもいいことと思います、成功しているほどに創業者なりゃこその部分要素が大きいのでしょう。ここの場合もそうじゃないんでしょうかねぇ、内容が簡単に見えるほどにその成功は当人に負う部分が大きいってのが常ですから。替わってみて初めて分かるんでしょうねぇ。

酷使

田中マー君、右肘靭帯部分断裂とかで、なんとまぁこの人もついてないと言うのか。いえ、高校生時分からずっと表舞台で脚光浴びてきて、ついてないもクソもないことですが。酷使。これでしょうねぇ。ここで終わったんじゃぁ本人だけでなく、外野としても残念ですね。投手としてイチロー並みの活躍が期待された人ですから、ダルビッシュが霞んでますので今。
　サッカー、3位決定戦なんて何の意味もないと、ブラジル選手や監督が言うてるそうです。というか、以前からそういう議論はあったそうです、優勝だけが意味のあることだからというのが理由です。プロばかりがやってるんですから、そういうことでしょうけれどね。確かにあんなにボロボロになって非難されてるブラジルがどうやって次の試合にモチベーション保とうってんですかね。しかも皆プロ選手です、参加することに・・なんてタコ言いませんよ。でも新聞にはありました、賞金が凄いんですよ、3位が22億円、4位が20億円！どんな金持なのFIFA?一体どこから金集めてるんですか。3位4位がこんな学なら、優勝したその倍くらいでしょうに。びっくり仰天。
　兵庫の絶叫県議、山口の覚醒剤市議、どちらも辞職でチョンです。県議の方は議会の金使ってますから刑事告発されてるそうですが、ここでもう暫く粘ってくれないとマスコミの集団暴力の格好の場がなくなるじゃないですか。辞めない！と言うてくれたら一斉射撃の的だったんですがねぇ。残念。
　今朝の福島、宮城、岩手沖の地震、3.11の大地震の余震だったんだそうでう。ううむ、余震ねぇ。そうです、定義です、地震予知会なり気象庁なりの拠って立つ「余震」の定義を知りませんから、こういう質問疑義は連中（専門家達）には一笑に付されて終わりとは知りつつ、3年前の地震の余震ってわからんですねぇ。余震の語感に囚われてるのでしょうが、地震直後に何度も揺れる、揺り戻しとか呼ばれるそうですが、それを余震、本震（と呼ぶのかどうかも知りませんが）に続いてダラダラ来るのがその余りという感覚ですから。いえ、それだけです。同じ震源を有する地震で、続いて起こるものは余震と呼ぶ、なんて定義ならそれだけの話です。3年も前なのに？という素人の単純な疑問です。でも、それならそれで、誤解を生む様な命名は正せばいいのにと思うのですが、いいえ、学会がそんな意見を聞く筈もありませんから。素人は黙っとけ。です。すみません。