柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

危機

2014-07-09 08:09:57 | Weblog
安倍さん、今度はニュージーランドからオーストラリアです。外遊の合間に国会出ているんじゃないのかと思うくらい、熱心さは半端じゃないことですね。これだけ危機感が強いということです、そこを理解せねばならぬと思いますね。これはもちろん特定秘密法案や集団的自衛権に向かう意思とリンクしてます。今まで保ってきたと思いこんでいる(思い込まされている)一国平和主義ではとても自国を守れない、正式な軍隊を持たない、戦闘態勢の全く整っていない現状をリアルに考えて、悪評高い憲法の前文じゃありませんが、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意し」てもダメだと切実に危機管理の必要を態度に表していることなのです。石原慎太郎を筆頭にこの憲法前文への批判非難は多いことですが、石原さんが言う日本語として醜いという批判はさて措いても、内容がいかにも空理空論で、中学校の生徒会の今年の目標みたいです。それに差して憲法9条です。両手両足縛られて、いえ解こうと思えばほどけたものを自縄自縛のままで70年過ぎた来たのですからいかな批判も天唾モノではあります。だから今安倍さんは世界中を渡り歩いて支持を求めている。中国に呑みこまれそうなんですから。そういう危機感です。近々に米中会談が中国で行なわれます。太平洋を米中で分けようなんて大国意識です。アメリカに覇権意識が薄れてます、一方で中国はその真逆です、100年前の仕返しです、帝国主義で今度は食い散らかす側に回る。それを見てロシアも仕返しにかかっている。クリミア騒動でその牙が明らかになりました。こんな時に自衛する為の軍隊を持たぬ丸腰のままなんてどう考えてもおかしことですし、公正と信義なんてのは中韓に通用する筈もないことです。そこのところの危なさを安倍さんは肌で感じているからこういう行動です。私たちは支持こそすれ、反対する理由などどこにもない筈です。自衛せねばなりません。先の戦争もひとえに自衛自存の目的のものであったのでしたが、戦争を繰り返さないために厳とした構えが要るんでしょう。どう思われますか。
コメント
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