コロナ以外の話題にしようと思うのですが、どうしてもこっちの方が情報量が多いのです。朝刊が教えてくれてます、当県では10日間新たな感染者が出てません。累計感染者数は36人、法律で決まってます症状があろうがなかろうが全員入院隔離です、うち退院したのが32人だそうです。元々の県内の当該感染症用の病床が40でした(その後、他県を睨み右倣えの形調えで340床だかにいきなり増えてはいますが)、余裕です、幸いです。隣県広島も福岡も鎮静傾向です。有難いことです。東京大阪もやがて鎮まりましょう、外出自粛が効いたのですねぇそういう結果です。この壮大な社会実験も先が見えてきましたかね。次はどこまでV字回復が成るかです。まだ、実験は続いています、今後の人の動き、金の回り、あれこれの社会制度の変化です。今次の国の緊急支出、すべてを赤字国債の発行で賄う、その国債を日銀が全て買い付ける、アベノミクスでこれでもかの金融緩和してきた挙句です、言う所の国の借金がべらぼうな額になってます、それを危惧し危機を煽る向きは必ずいて。サプライチェーンの再構築とは簡単に言いますが、確かにマスクや防御服、消毒液(消毒液自体は日本で生産されてそうですが、容器のほとんどを中国に依存してたという事実が晒されて)等々の不足が急を要したことでしたが、メーカーこそ日本だけれど made in china の製品の多い事は周知の如く、日本で組み立ててはいても部品のほとんどは中国依存だとか、日本中が止まらざるを得なかった現実は根深かかりましょう。効率と利益を追求してのグローバリズムとの定義ですが、中国こけると皆こける実態が露わになって、さらにそれに乗じて中国は戦狼外交なるものを展開してきます、ここぞとばかりに民主主義の陥穽を突き、自国の優越を喧伝します。資本主義の宿命、マルクスが予想したものとは違うのでしょうが行きつく先が見えてきたというべきなのでしょう。市場の見えざる手よりも全体主義下の国家資本主義の方が強い。効率お化け、と誰かが呼んでましたが、効率と利潤至上で突き進む新自由主義に一番マッチする政治体系は全体主義権威主義だと証明されてます。生産ラインを日本に戻す、と言うは簡単です。一気に高騰する生産コストにどう対応するか。それこそ日本の将来を見据えての大計の問題です。こう考えるだけで心暗くなります。さて行く末は、です。
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