柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

深謀

2019-04-23 08:25:21 | Weblog
衆院補選に二つとも負けて、7月の参院選に合わせての解散総選挙に安倍さん打って出るかという流れです。併せて萩生田さんのあのアドバルーンは消費増税の再々度の延期に向けての布石だろうとか。安倍さんの改憲への情熱が冷めてなければ、衆参のねじれはおろか衆院での圧倒差は譲れぬところでしょう。そして、今増税したらダメだろうとは国民全員の思いでしょう。増税して社会保障や公共事業に投資して景気を持ち上げるなんて理屈が大ウソだってことは今までの増税の経験で皆知ってます。5%から8%に上げる前の駆け込み需要と上がった後の強烈な買い控えは景気を一気に冷やしてそのまま上がらなかったですからね。今回もそうなるに違いない事です。それに耐えるほど今の景気が良くないし、なんちゃらポイントとか軽減税率とか影響を小さくしようとあれこれ対策見せてますが、そんなにするならそもそも上げなけりゃいいじゃないかと共産党小池さんならずとも思うことで。だから引っ張るだけ引っ張っておいて、今回も法律を破って増税しません、これでいいでしょうか?と信を問う、のシナリオ。二つの補選は日本でも他に類のない特殊な地域の選挙です、負けてもそんな痛手にならぬでしょうし。でも、負けたから危機感を募らせてというポーズは作れます、その理由にはなります。増税再々延期をかけての解散選挙。まだ安倍さんの国際的地位の高い今が機でしょう。ダブル選挙、あるんじゃないですか。あれこれ準備してその上法律違反で申し訳ないけれど、状況鑑みて増税はしません、と頭を下げればいいんです。許してもらえますか?って。野党は反対できませんからねぇ。いわば自作自演。そんなに単純じゃないんでしょうかそれとも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする