柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

改元

2019-04-01 08:21:13 | Weblog
新元号のことでTVは朝から特番です、うるさいこと。平成の改元時とは確かに全く違うし、退位か譲位かなんてのももう誰も言わなくなって(産経新聞は譲位と書き続けますが)、浮かれているばかり。やれやれですが、30年前のことはくっきり覚えてます。昭和天皇のご不例報道が長く続き、TVの放送内容も段々に重苦しくなって行って、その日が来ると一気にグレーな画面に変わりアナウンサー語り口も低く抑えたものになる。歌舞音曲という言葉を知り、どの局も服喪一色になる。追悼番組ばかりが何日も続いてさすがに飽き飽きしたことでした。明治天皇大正天皇崩御の際の対応に準ずるしかなかったわけですが、しかしあの時代になかったのがTVでこれによる速やかな報道は全くの試行錯誤だったはずです。そして今は30年前が手本になる。のですが、生前譲位であれば服喪の要がない、なれば祭りじゃと。改元についてあれこれ小難しい特集を各局してますが、民草は決まったものを戴くばかりなのです。朝日勢力が言うような天皇による時の支配なんて思ってもいないし。粛々と、です。週刊誌に面白いこと書いてありました。新元号は事前に漏れないように強く緘口令が敷かれているが、各局各紙スクープを狙ってもいる。で、そこを談合して今次はNHKのベテランの岩田明子委員が11時半の公表直前に掴む段取りになってるんだと。へぇ。こっちは面白いと思いますね。
コメント
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