適材

貴乃花が理事選落ちて後に週刊誌でＴＶであれこれ喋ってますが、ううむ、どうかなぁ。ＴＶに流れる街の声も賛否両論です、きっと非難の声の方が多いんじゃないですかね。旧態依然の組織をひっくり返すにはあの手この手ではありましょうが、横綱一人の首をとっただけで終わりそうですか、それでも十分な成果ではありますが。
　トランプさんの核戦略変更方針を受けて河野外相が高く評価すると公言しました。この人ははっきり言うからいいですね、岸田さんとは対照的。同じ原稿読むにしてもこれだけ違いますよ印象が。岸田さんはふにゃふにゃ何言うてるか分からぬ風でしたからね。当たり障りのないことばかり言う。一方で河野外相は言語も内容も明瞭。中国の強面外相にも堂々と対してましたし、韓国の女外相にも。で、この発言です。いいですねぇ。この人は適材でしたね、珍しく安倍さんの人事がヒットしてます。で、それを何日か前に報道ステーションが採り上げていてキャスターがあの真顔で（古館譲りの嘆息混じり風に）違和感と言うてました。そうかい、そうかい。
　名護市長選挙でオール沖縄負けました。知事もどなたも争点外しに負けたと言い訳してました。自民党は基地や米軍の話をするなという戦略だったのでした。選挙なんては所詮ドロドロなんです、勝てば官軍そのものです。特に沖縄の選挙はそうなんでしょう。基地関係の仕事で禄を食んでいる人が大勢いる、基地に反対するのは島外から集まってる連中、そういう図式でしょう。それは当地上関の原発建設反対運動でも同じ図です。半々。民意ってのはそもそもそんなもので、それをどちらかに決める者を選ぶわけです。だからドロドロになるんですけれども。