心根

暴力団か暴走族かと見紛う関西広域連合（知事の集まり）に橋下だけが特別に混じっているという特異な（つまりこいつを輪に入れない後の災禍を避ける、選挙を前にした現在の力関係に媚びる）構成にも胡乱さを感じてますが、ま、これが彼らの業界の手続きですからこれ以外を求めても詮無きことです、関連しての橋下の発言が写ります。大飯原発だけの期限付きの再開を容認するんだそうです。他の原発は動かしちゃならぬそうです。何故？関西は仕方ないけど他は危ないって？関西の節電は経済への影響が大きいけど、他は知らぬと？感情論ですか？段々に論理破綻していきます。ブレて行きます。経済同友会の幹部が会見で言ってます、政府が大丈夫って言うんだから（首長たちは早く）動かせと。橋下はここに噛みついてました、政治家が安全基準を作れるはずがないじゃないかと。つまり誰も彼も自分がどうこうしようとはしない、言わないのです、国が悪い、首長が悪いばかり。経済界は、俺達を潰す気か？この不景気にさして仕事をするな？どういう了見だ？そう叫べばいいじゃないですか。原子力専門家がいくら寄って集っても指針の一つもまとめられないからこその政治判断でしょうに、そのくらいのことをわからぬのか知事までやっておきながら橋下も。そしてこいつらの言い訳は決まってます、国が決めたら仕方がないと。京都と滋賀の知事が典型です。文句言って見せる。抗議して見せる。そして国（政府）はしおらしく聞いて見せる。御意見を頂戴して、出揃いましたら決めさせていただきます、という手続き。提灯持ちは大マスコミです。出来レースとも呼びます。みんなみんな同じ穴の大狸。トホホですか？この野郎！ですか？両方ですね。
　生活保護への関心がきっと高まってるのでしょう。漫才士には気の毒でしたが、また他に何人か芸能人が挙げられて（ＡＫＢのメンバーもだそうですね）、この業界人の宿命、マスコミを敵に回せない、ではあるのでしょうがお気の毒。片山さつき、女を上げてます。この人、前にもここで言いましたが、頭いいですね、おつむが涼しい。きっちり整理されてる、揺れない。これだけ言い放せば多くの中傷があったでしょうね、それでも負けずに言い続けるは立派。よく言うた。多くの国民が賛同してるでしょう。自民党は自助（これもおかしな言い方ですがレトリカルな対置です、自立、自分で何とかせぇ！の意）があってこその公助であり共助であるという理屈。対する民主党は最低保障をしましょうという考え方。後者を進めると、働く者がバカを見る結果になります。生活保護と住宅手当を合わせると仕事しなくても12万強受けられるんだそうです。今時12,3万の給料で働いている人は多いですよ。これは不公平。全くその通り。ここの所の気持ちを（憤りを）無視してたのでは社会は回りません。理想ばかり振り回すんじゃない。片山さんは、正直者がバカを見る、そういう事態を避けたい、それだけだと強調してました。その通りです。ここは社会運営の大原則です。働いて、税金納めて、暮らす為の町のインフラを整備して、自分の身の周りを豊かにして、伴侶を得、子を為し子の成長を糧にして、また働く。こういう約束があればこその社会です。これが果たせない輩は社会から撥かれるべきです。民主党の青二才どもの理想とやらがいかに社会を潰していくか、これほど如実なことはないですね。これは左翼思想の一般論に十分敷衍できます。左翼思想は公平平等博愛を騙りながら社会通念や文化を破壊します。革新改革という名の社会破壊です。日本人の精神の背骨を抜いていきます。人の世話になってまで生きてられない。人に金を恵んでもらってまで生きるなんてのは恥晒しだ。そう考えるのが普通ですし、だから皆毎日働くのです。年金払う、保険料払う、税金払う、そういうことをしなくてもいい、働かなくても金もらって恬として恥じぬという心根の腐った奴らを増殖してきたのは戦後の大間違いの教育です、日教組です、輿石に繋がる悪党どもです。芸能人達にはスケープゴートに仕立てられて気の毒なことでしたが、ここは片山さんに（プロジェクトチームの頭は世耕さんらしいですが、この人は出てきませんねぇ）踏ん張ってもらって、ずっと問題提起してもらいたいと思います。正直者がバカを見る、そういう社会にしてはならない、日本はそうじゃなかった。この思想こそが保守なのです。保ち守るべきは日本人の精神の芯なのです。ですよね、諸姉諸兄。