柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

自主

2012-06-20 08:20:43 | Weblog
県知事選が近づいてきました。候補者が揃ってきます。連合山口が自主投票と決めたんだそうです。民主党の候補が出るというのにという話ですが「うちに何の相談もなく勝手に決めたからダメ」なんだそうです。自民党(形式的に無所属だそうですが)の候補から推薦依頼を受けたけれども、こっちは前の衆院選二回とも対立候補(民主党の現職)を推した来歴からヒヨリ(日和見)があんまりだろうと断ったそうです。独自の候補も立てられず、今回は自主投票だそうです。こういうのが多いですよね。組織としてまとめられない結果です(いや、その実はまとめるまとめない以前に、あいつは気に入らぬ、こっちは前があるから、というメンツと感情論です。これが男の組織なんですね、男のバカさが丸出しです)。すると組織の力(政治力)が落ちて行きます。ひとえに恩を着せられないからです。あん時協力したんだからこっちの言い分聞けよなというのが政治力です。それを自ら放棄する。自主投票なんてのはとっても響きが良くて、こっちの方が本来だろう?誰に投票しようが本人の自由だろうに、となっていきます。まるで「大人の」組織のような錯覚です。世俗の義理の損得のギラギラベタベタを超越した気分になって、自分だけがきっちり外されてる。それに気づいているのにわざと知らん顔してる。もうそんな時代じゃないだろう?って。残念でした、役に立ってくれぬ奴らのいうことを誰が聞いてくれましょうや。今回の連合が悪いとかどうとか言ってるのではなくて、圧力団体で居続けるには権力や決定権者に恩を着せることですよねと言いたいのです。それこそ物心両面で。政治家にはひとえに選挙で。そうやって凋落に歯止めがかからないのが我が医師会であります、トホホなことに。高尚な理想論でどいつが言うこと聞いてくれましょうや?ですよねぇ。
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