柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

不足

2012-06-09 08:16:45 | Weblog
丹羽中国大使が外相に対して謝罪したそうです。それで終わり?TVに前に引っ張り出しなさいなマスコミ達!石原都知事が吐き捨ててます、中国と利害関係のある奴だから、と。中国は商売相手ですからね。あちこちでうるさくなってる利益相反て奴です。そんなことは初めからわかってることでした。でもいわゆるチャイナスクールの手垢のついた外交官よりは民間の優れものの方が、と期待もされてましたよね。でも、もっとダメだったって話。お得意様に媚びるを優先するは商売人の常ですからね。と、こんなに皮肉られて嫌味言われて、この人も本意じゃないんでしょうけれどね。
 首相、やっと言いました。原発を止めるわけにはいかないと。私に言わせると遅い、遅すぎ。こういう結果しかなかったことですからね。でも、話した内容には不満が残ります。国民の生活を守るために。原発を止めたら日本は立ち行かない。計画停電となれば日常生活や経済活動は大きく混乱する、事態回避に最善を尽くさねばならない。夏場限定の稼働では国民の生活は守れない。だから再開を進めるという演説でした(リアルに見てません、新聞読んでの知識です)。安全対策は今考えられる限りのことはしていくとこちらは何度も強調していたようです。とにかく目の前の夏を、計画停電といった事態を避けなければならない、ばかりです。そうじゃないだろう。日本のエネルギー問題の根幹だろう?今後、石油依存からは必ず脱却していかねばならぬことなのです。石油が出ない国の大方針の筈です。日本が戦争しなければならなかったのは何故か?アメリカが戦後言いふらしたような、それに左翼勢力が乗っかって言い募ったような、他国侵略が目的であった筈がないのです。エネルギー源、ひとえに石油を求めてのことだったのです。だから同じ轍を踏まぬために、エネルギー源の確保はまさに最重要課題である筈です。原発を消してどうしますか。技術をもっともっと高めればいいことです。そして同時に代替案を開発していく。これが正しいに決まってましょうに。違いますか。首相の舌足らずには、今回だけではありませんが、がっかりです。あくまで結果オーライですが。
コメント
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