大穴

日曜日のびわ湖マラソンご覧になりましたか。オリンピックの最終選考レースという大一番。ジャイアント馬場かと思しき広い肩幅、でかい顔の旭化成の選手が期待通りに失速して、レースとしてはとても面白くなったことでした。日本人二位になった安川電機の真面目そうな走りの綺麗な選手が、トラックで後ろから来た馬のような顔したダークホース（それでいいじゃん）に見事にさされたのも面白くありました。無印の一般参加選手がかっさらっていくという痛快さでした。ということは前夜祭とかで壇上に並んでポーズ取ってる有力（有名）選手達はピエロってわけです、あんたはそのために存在するのか山の神今井。とうの昔に山の神ではなくなってるのにいつまでも冠つけて呼ばれる気分は如何ばかりか。10分台がやっとの実力で、何度も何度も客寄せパンダを続けてる。もちろん本人の望むところではないにせよ、こうやって特別扱いされているうちに結果を出してこその旬でしょうにね。他にも多くの見たことのある顔がいましたね、どこで見たかと言うと箱根です。今井だけでなく、法政の途中棄権した徳本、駒沢の田中とかMr.太腿とか、今正月早稲田のブレーキになった現役、同じ二区で区間賞さらった青学の出岐。東京マラソンで失速したの公務員も箱根出身です、決して「雑草」ではありません、本人は雑草気取りですが。ともあれ東京やびわ湖でサブテンランナーが多く出ました、公務員ランナーの代表の目はなくなりました。びわ湖も日本人トップは全体4位でした。もういい加減にそういうごまかしを止めるべきです、日本人トップとか日本人何位とか。世界は何分何百メートル何キロも前を走っているのに丸無視ですから。次は女子の最後のレースです、野口みずきとか渋井とか赤羽とかが出てきます。女子は何とか世界に伍して走れるのでしょうが、男はさっぱりワヤです。瀬古はやはりすごかったと言うべきですか、それともこの男もオリンピックや大舞台では本当に弱かったですからね、ＴＶの実況解説での大言は身に過ぎてましょうか。