柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

調和

2012-02-27 08:22:22 | Weblog
東京マラソンの日本人トップ(この表記には昨日さんざ悪態付きました)の藤原某、実業団辞めて今プータローだそうです、プロランナーという言い方もできるそうですが。で、このマラソンの賞金が二位400万円と高級車、三位は200万円だそうです。へぇ~。びっくり。でも陸上競技に限らず水泳やら何やらの世界レベル、全国レベルの競技会は多額の賞金にまみれているんですよね、そうじゃないと人が集まらないというか。中国や韓国、北朝鮮がオリンピックのメダルに多額の報奨金や社会的地位を約束する、あのシステムです。カールルイスの時代からアマチュアとプロの境が甘くなったというか、トップアスリートと呼ばれる連中がプロ化したのでした。競技会に来てほしいのなら金出せ、です。日本のレースはきっといい金儲けになるんですね、だからケニアやエチオピアくんだりから大勢やって来る。だって普通に走れば勝てるんですもん。そして果たしてみんな連中にかっさらわれる。女も途中まで日本人がトップでしたが結局4位でした、上の3人は例によってアフリカ勢。4位以下に賞金があるのかどうかは記事にありませんでしたが、一位はいくらもらえるの?ですね。500万?1000万?こりゃやってきますね地球の果てから(いいえ、日本が地球の果てなのかもしれません。だって地球は丸いんだもん!)。公務員ランナーは潔く敗戦の弁でした。もう自分の代表の目はない、と。次が3月です、さすがに走れないでしょうから。新聞やTVはあれだけ煽っておきながら、そしてこういう転け方はきっとおいしい結果に違いないのですが、こういうコメントされると褒めに回ります、実業団選手に与えた影響大なり、陸上界の慣例に対して巻き起こした影響大である、と。お定まりです。予定調和です。こんなことですから、世の中は。
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