柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

女心

2012-01-11 08:22:43 | Weblog
オーム(の話ばかりで、昨日あれだけブー垂れたのに、恐縮です)の平田某を匿った(犯人蔵匿罪)女が自首してきたという話題です。先に言いました、逃げまわった末の自首には良心の呵責とか色々理由があったのでしょうが、こそこそ人の目を避けながら生きること以上の懲罰はないだろうと。だから長きに亘れば亘るほど捕まえて牢屋に入れる以上の懲罰になってる筈で、ああいう手配書をずっと張り続けておけばよいのです。人は忘れていても、当の本人は忘れません。こんな懲罰ないでしょうに。そこから逃げるわけですね。だからもう一歩突き詰めれば、あの大晦日に「ホントに?」またまたぁ。冗談は正月明けてからね、なんてで逃がしておいた方が本人の辛さは続いたというわけです。だから本人も意地になって「捕まった」。この機を逃がしてはならじ、です。匿っていた女の言葉(弁護士が読みあげてました、中国新聞にだけ全文が載ってました)はまさにそれです。嘘をつくのを止めました。これです。ダメ男に、DV男に離れずについている心理と同じことなのでしょう、女の人のこういう心理は私にはわかりませんが、自分まで別人になって生きていくという不可解。男だけではこんなに長くは逃げられません、きっと女がいるとは誰もが思ったことでしたが果たしてしかもドラマティックに。小説のような話でしたが、ひとつ記事を読んでびっくりしたこと、この女も元信者だったそうですが、麻原教祖が人の輪廻転生を握っていると本気で信じていたんだそうです。こりゃすごいわ。ああいう所に閉じ込められて外を知らず(常識から隔離されて)毎日毎日四六時中吹き込まれていればああなるんですね。まこと怖いことと思います。人の心なんてのはちょろいことです。だから自由が大切なのです(急に話が大きくなりますが)。情報を制限されて恐怖(暴力)と密告制を敷かれると人の思考は停止してしまうという事実です。しかし人の心というのは奥深いものですねぇ。何気なく暮らしているように見えて私達の心もあっちこっちにトンガリぶつかり凹みしてるんですよねぇ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする