天下

今次のセンター試験の不祥事は情けないことで、こんな単純なミスを平気でやること自体いかにも役人体質でこればかりはいくら怒鳴っても直らないことだろうな、現場に切れ者持っていかない限り解決しない事だろうと改めて感じたことでしたが、もう一つ呆れたことがありました。例によってトップ達が雁首並べてカメラの前で頭を下げているんですが、その長が吉本高志とテロップ。いえ、ご存知ない方が殆どだと思うのですがこの御仁、東北大学脳神経外科の元教授です。ええ？なんであなたがそんなところに？まぁお見事な天下り。これぞ天下り。如何に大学の先生だったからと言って、関係ないわけじゃないとはいえ、どうして入試センター長なの？こんな人事しているからこんなことに・・と刺されるに違いないのに。でも、頭（トップ）の入れ替えというのはこうやって才能ややる気や実力など全く考慮せず、暇になった、定年した、職をなくした高級（高給）公務員達の間で行なわれ宛がわれていくわけです。これじゃぁ腐るわなぁ。
　社民党の騒動も何とも悲しいやらおかしいやら。10人しか国会議員がいない弱小党、党首選に出るには4人の推薦が必要だ、小児科医（だったそうです）のおばさん議員、よくTVに出ている阿部さんが沖縄のもう滑舌がおもわしくない照屋爺さんの援護を得て反旗翻しのはいいけれど、4人を集められなかったそうです。で、うろうろしているうちに期限が切れて福島さん５選だそうです。なんじゃそら？阿部さん離党するかも、と記事にあります。どこに行くの？コップの中のなんとか。まさにその典型。挙党態勢遠のく、と新聞見出しですが、衆参合わせても１０人の小党の分際で何～にが挙党じゃ？誰～れがじゃ？どうしてじゃ？