柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

俗耳

2007-02-27 08:41:30 | Weblog
アカデミー賞、案の定でしたね。この手の大騒ぎにはうんざりですね。マスコミの言い放しの厚顔無恥さにもうんざりです。
 巨人戦の今季のTV中継、あの日テレがまたまた本数へらすそうです。おまけに放映時間延長はしないと。平気で一時間延長していたのにね、まぁ手のひら返すのが速いこと。昔、9時前になると「一部の地域を除いて放送時間を延長して野球中継を続けます」なんてテロップが出て、ゲームの佳境身を乗り出した途端に唐突に番組が終了して、おお一部の地域かい?!とサマーズばりのつっこみ入れてたのが当地でしたが、全国で中国放送のカープ中継並になるんですねぇ。スカパーのCSのでパリーグも巨人戦以外のセリーグカードもほぼフルに放映される時代です。競争に負けたのか、商品価値が下がったのか。いすれにせよ、傲慢読売の凋落には違いないようです。
 岩国、愛宕山宅地開発中止の決定を知事が言明しました。予定通りの行動とはいえ、露骨な兵糧攻めですが、しかしこの市長も無謀なことを企てていたんですねぇ、これは議会も同罪ですよね。市庁舎新築といい、この開発といい、人の金(補助金)を当てにしすぎです。素人目にも明らかでしょう。もっとも、国(県)はここを突いてきているわけです、全国どの自治体でもある構造的なれ合いの弱点です。言うこと聞いたら金出すよ。聞かんというなら出さないよ、です。ううむ、米軍住宅にするか、損を承知で国立岩国病院とバーターするか。問題が何個もあるように見えますがしかし、市長が米軍引き受けると言えばその全てが解決しましょう。ごそっと金が下りてきますよ。ここまで見えている茶番なんですがねぇ。
 伊吹文相の人権メタボリック発言、人権とあらば黙っていません、日経がコラムで、朝日が社説で叩いています。でも、兄弟紙の毎日は噛みついていません、読売、中国は知らん顔です、今のところ。柳澤さんの「産む機械」ほど万人受けしませんからね、理屈っぽい噛みつきになってしまいます。こっちは火がついたりはしないでしょうが、でも、この人にはこんなことで失脚してもらいたくないと思っています。筋が通っている人のように思うからです。人権を軽んじているのでは決してないのです、が、この大臣が言うように人権が肥満肥大化しすぎて、何でもかんでも個人の自由、個人の権利になってしまい、社会の秩序、社会人としての基本的義務(個人の基本的人権に対するもの、表裏一体に存在するもの)を軽んずる結果になっている、それは戦後60年に亘る壮大な実験にて明らかになったことです。左翼連中は例によって障害者の外国人の北朝鮮のと一般論ばかりをまくし立て、人権不要とでも言いたいのか?なんて論点をすり替えていますが、この大臣の言いたいのは人権を軽んずるということではなく、膨らませすぎだ、そのお陰で社会秩序が崩れているのだということです。誰が聞いてもそうです。でも、メタボリック症候群なんてまた下手な俗耳に入りやすい譬えをするから噛みつかれるんです。注意して貰いたいです。あなたと中川政調会長は必要な人材です。柳澤やら松岡とは違いますぞ。私はそう思います。
コメント
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