柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

語るに落ちて

2007-02-07 08:39:30 | Weblog
しつこいです「芋たこなんきん」、今度は落語家の大御所役でまたまた松竹新喜劇の名脇役だった人が出ています。藤山寛美の脇を固めた人です、かもかのおっちゃんの父親役していた小島慶一郎と並ぶ大番頭です。ああ懐かしいこと。滑らかな、穏やかなつっこみが何とも懐かしいこと。今に当時の女優さん達も出てくるんでしょうか。吉本とはひと味も二味も違った芝居らしい芝居でした。というか藤山寛美の芝居だった松竹新喜劇。大阪やのぉ、と私はニヤニヤしながら見ています。弟子役の人もきっとこの筋の人です。ボケ方が染み込んでます。
 TVニュースで横恋慕なんて言葉久しぶりに見ました。なんでもアメリカの41歳の元宇宙飛行士だった既婚の女が好きになった男の彼女を傷害したという話題です。宇宙飛行士が道ならぬ恋しても一向構わないことですが、外人に横恋慕なんて漢字を被せる違和感が面白かったことです。
 さて柳澤大臣、舌禍は続きます。しばらくだまっておけばいいのにねぇ。二人以上子供が欲しいと思っている若い人たちを健全と表現したことにまたまた噛みつかれています。言いたいことはよく分かるんですが、次を待ちかまえている連中にわざわざにはいどうぞと差し出しているようなもんです。噛みつくのはまぁ簡単ですわね、ひっくり返して刺せばいいんです。じゃぁ、二人子供を持たない夫婦、そう考えない人は健全じゃないのか?!簡単ですね。そこからあれこれ言いがかりつけていくわけです、健全とは何ぞやとか、健全不健全という区分けが気にいらんとか。左系の新聞に左の人の話が沢山載っています、中国新聞、朝日新聞。産むか産まないかを自分で選べる女性たちのグループ「SOSHIREN女のからだから」なんてのがあって、そこの代表の話とか。こんな団体知らないでしょう?そういう団体のコメントをすぐに載せるところが語るに落ちるというべきか(もっとも隠してもいないのでしょうが)。女としては糾弾しなければならないのでしょう、公明党の女元党首も怒っています、一応与党ですけど。毎日新聞の愛しの元村記者もコラム「発信箱」でバッサリ斬っています「ああいう発言は、そういう人生を70年近く生きてきたから出てくるわけで、今さら修正は難しいだろう」と。その通り。ここがオチでしょうか。さすがに辞めぬわけにはいかないでしょうね。国会も審議再開されたことですし。二度はダメでしょう。そう思います。
コメント (4)
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