柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

溜息

2007-02-19 08:42:18 | Weblog
藤原紀香の十二単にはびっくりしますね、失笑ものというか。田村亮子の勘違いと同列同レベルです。七五三です。陣内も大丈夫かいな。余所様のこと放っておけばいいんですがね、週刊誌などで揶揄されている如く、あれでは紀香の旦那、蚤の夫婦。あのつるんとした笑顔が何だか痛々しいこと。
 東京マラソン、あれは青梅マラソンを真似たものなんですね。市民ランナー対象の。日テレにかかると、やさしさの思いやりのという色が付きます。何でもかんでも24時間TV調。これまたうんざり。沿道の観客が自腹でランナー達にチョコレートやら何やらを配る、ランナー達は平気でコンビニに立ち寄って何か食べ飲んでいる。おおそうかい、勝手にやりんさい。上手く乗ったのは石原都知事でしょう。歴史の深い青梅マラソンの日程動かしてまで強行する、スターター役を買って出る、最後は満面の笑み「有難うと言ってもらえると、主催者とすればこんなに嬉しいことはない」ですって。おいおい、選挙睨んであまりに露骨じゃありませんかい、媚びを売るなんて。
 病気腎移植問題。調査委員会の見解が毎日新聞に載っています。見れば案の定学者のやりそうなパターン化、分類区分です。提供する(ドナー)側からの見解です、癌の場合「移植しないのが常識」、ネフローゼ例は内科治療で十分、腎動脈瘤例は摘出するほどのものではない、尿管狭窄例はまず内視鏡施術せよ。その症例毎の検討が全くないわけです。移植医療を先に進めよう、何とか別の道がないかという思いが全くないわけです、掣肘糾弾目的ばかり。朝日新聞はトップ記事です、一歩進んで学会が万波方式の否定を決めたというものです。癌とネフローゼ例は絶対禁止、その他の病気腎についてはそれぞれの病気の治療指針に従えというものらしいです。移植を前提とした万波移植の否定、原則禁止の方針を打ち出すそうです。ああ、こちらも逆向きばかり。どうして学者連中というのは自分たち以外の者の業績を認めないんですかね。これは一般的な連中の性癖です。検討すらしない。手続き違反で門前払い。今回もまさにそうです。万波医師のやったことは画期的なデータの筈なんです、私もくどいですが。朝日は体制側の見解を述べています。移植患者のフォローがないことを咎めます。でも、こんな事は後からできます、今から調べたらよろしい。病気腎移植の成績が明らかにされなければならない、と括っています。じゃぁ、明らかになるまで待てないですかね。生きている人が多いんでしょう。その人を調べさせて貰えばいいのです。学会ももう少し待てばいいじゃないですか。常識外れなんて理由ではじいています。常識外れの中に新しい方法があるんじゃないんですかね。ううむ、十分に予想された結果なんですが、やはりがっかりです。これでは何時まで経っても移植治療は進歩しません。どこかで臓器を買うしかない状況は変わりません。そこは学者の考えることではないとでも連中嘯くんでしょう。出るは溜息ばかりなりです。
コメント
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