memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

台風による死者の数は1,000人以上  フィリッピン

2013-01-04 00:01:45 | 海事
最強の台風襲来により死者の数が1,000人を超えたと政府が発表した(12月16日Channelnewsasia)

台風Bopha では1020人が死亡、おもに南部のミンダナオ島が中心で、洪水や地すべりにより甚大な被害を12月4日発生したと民間防衛局長の Benito Ramosが発表。依然844人がゆくえ不明でその半数は漁民でこの台風BophaGが来る前から漁に出ていたという。多くの行方不明者は亡くなったのではないかと彼は言う。

「死者の数は増加するだろう、我われは生き埋めになったり、倒木や瓦礫の下で多数の遺体を発見した」とAFPに語った。彼は昨年12月の台風Washiによる死者数1,268人を上回るのではという。

「我われは準備をしていたが、台風に圧倒された」と。「これほど強烈とは予測していなかった。以前強烈な台風が襲来したのは1912年であった」と避難所も台風で破壊された。フィリッピンは毎年20個の台風に襲われるがおおむね雨季の6月から10月が多いという。

太平洋の違法マグロ操業取締り、100億ドルの損失をなくす  太平洋諸国

2013-01-04 00:00:43 | 水産・海洋
最近の2週間のIUU活動に関する監視活動で資源枯渇をなくすためのデータ集積がいかに重要かが確認された。(12月12日SCOOP)

先月の監視活動では207隻の漁船を視認、27件の違反が記録された。KURUKURU2012はこの地区で行なわれたこれまでで最大規模の監視活動で航空機5機、監視船12隻、フリゲート艦1隻、沿岸警備艇1隻が参加、監視海域の広さは3000万平方キロに及んだ。 

「 この地区での違法操業の取り締まりは複雑だ」とSPC太平洋共同体のIUU対応係官のBryan Scottはいう。「太平洋には非常に多数の機関や国家が漁業管理を行なっている。いつどこでなどによる」 「ある漁船に対してのクロスチェックやその船の漁獲記録を分析することはきわめて難しい、それらが書類形式であるためだ」

この地区では報告の無い漁獲や誤報告による漁獲が数百万から10億ドルに及ぶであろうと推定しているSPCと太平洋諸国漁業フォーラムFFAは包括的なデータを構築し損失額の算出を共同で行おうとしている。このKurukuru活動は当初EUが DEVFISH-2として拠出した基金1,000万ドルによるもので、太平洋、アフリカ、カリブ海、などを対象にしている。

Kurukuru 2012 監視活動はソロモン諸島のホニアラのFFAカンシセンターに本部をおきデータは航空機、船舶、電子的監視によるものを情報源としている。3,000万平方キロの監視範囲にはクック諸島、ミクロネシア連邦、キリバス、ソロモン諸島、トケラウ、トンガ,ツバル、バヌアツを包含し、豪州、NZ、米国、フランスもデータを提供している。

サハリン沖でカニを積んだ外国船を拘束  国境警備隊

2013-01-04 00:00:03 | 海事
サハリン国境警備隊は大量のカニを積んだ外国船を拘束した。シエラレオネ船籍でフリータウンを母港とし、ロシア人とウクライナ人が乗り組んだこの船はカニ160トンを搭載オホーツク海の南西部で拘束された。ボイルした後凍結したタラバガニには正規の許可証がなかった。(11月28日NOVOSTI)