memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

イタリア海兵がケララに戻った   インド

2013-01-07 00:03:18 | 海事
インド漁民2人を殺害したことで告訴されているイタリア海兵隊員の二人がイタリアでのクリスマス休暇を家族と過ごした後、本日ケララに戻ってきた(1月4日mid-day)

「われわれは自らの発言を守りインドの司法システムに誠意を示した。このことによりケララの人々および国民は両国間の関係が良好であることの証とりかいするであろう」とイタリア総領事が、特別機で空港に到着した直後に空港で記者団に語った。Lattore Massimillano とSalvatore Gironeのふたりの海兵隊員は保釈条件を緩和され12月22日にケララを発ち家族とともにクリスマスを過ごした。けららしゅう高等裁判所は1月10日までに戻ることを求めていた。二人は到着後警察に出頭した。彼らはインド人漁師のAjesh Binki とGelastineを昨年2月15日海賊と見誤り銃撃したもの。

魚団子(フィッシュボール)の販売中止   スコットランド

2013-01-07 00:02:32 | 
Fu Zhou Chan Keeというブランドのフィッシュボールが未承認で不衛生な設備で生産されスコットランドのLothian 地区で販売されているという(12月17日FUD)

地元当局の調査にもかかわらず、その販売の詳細が把握できていない。 この種の製品を購入した場合食べてはいけない。当局は警告を発している。製品はFu Zhou Chan Kee Traditional Fresh Fish Balls, 450g,で日付と番号が入っている。

誰かが購入した場合は決して食べてはいけない。製品は生鮮魚類によるとあるが冷凍で供給されている。この製品には豚肉のミンチやアレルギー物質である卵白、大豆、ゴマが含まれている。

>>>この記事を見て、シンガポールでこの魚団子を愛好していた自分なので心配。記事はあくまでも英国のことで、食べたものはシンガポールのべつのブランド。OLD CHANG KEEの串刺しにしてから油で揚げたものだから大丈夫かと。でも麺店でも散々魚団子入り汁麺をたべたなあ。そういえばこちらのほうはやや危ない気もする。でんぷんやイモ類それに豚肉も入っていたかもしれない。

サイクロンの被害   フィージー

2013-01-07 00:01:36 | 海事
太平洋の島国フィージーがサイクロンに見舞われた。少なくとも3人が死亡8人がゆくえ不明で、数千人が家を失った(12月16日channelnewssia)

フィジー政府によれば日曜日にはVanua Levu島ではおよそ400人が緊急待避所に避難したと。サイクロンEvanは日曜日夜にもっと人口の多いストのスバに襲来すると予測されていた。 この嵐で木曜日に広範囲におよぶ破壊が発生、Samoa Observer紙は4,000人以上が家を失ったと報じている。
日曜日NZ当局は8人のゆくえ不明の漁民の捜索を航空機によりおこなった。当局によれば彼らは3隻のボートにのっていたものでボートは長さ9mで船外機がついたものという。



漁民の別の儲け口で海賊は減少か

2013-01-07 00:00:34 | 海事
Berbera発: Berberaには転覆した錆だらけの船の残骸がそこここに見られる。ここは自主宣言ノソマリランド共和国の都市である。ソマリアの海岸を離れればアデン湾では海賊が活動している。(12月14日Allafrica)

アフリカ大陸でもっとも長い3,300kmの海岸線を有効に利用し漁業を興し中東や欧州の儲かる市場に水産物輸出をするためのソマリア人支援の活動が行なわれている。2013年、EUは長期目標として毎年12万トンの水産物を得られるようソマリランドに対して6500万ドルの支援を行なう予定である。この販売により12億ドルの外貨が得られると見込んでいる。

「ソマリアでは人々はその背後の海によって長い間生活してきた」とEUのソマリア開発対策にあたるIsabel Faria de Almediaはいう。「この国は強い遊牧民の伝統を持つ農牧国であった。我われは巨大な消費と魚の輸出の可能性があると考えている」と。

20世紀の後半までソマリア人の漁業集落は魚を消費し、この部門は自然のなかで完全に小規模なものであった。変化が起きたのはソビエトの支援により冷蔵庫の配備などが1970年代に始まり、また近代漁船も導入された。しかし部品やメンテナンスの欠如によりこうした漁船はたちまち使用できなくなった。
過去10年の中盤、ソマリア漁民はソマリア水域に違法に侵入する外国漁船について苦情を申し立てていた。沿岸のソマリア人らは自前の沿岸警備隊を組織し外国漁船を拘束、選手から罰金を徴収した。彼らはたちまち、枯渇する魚類資源で競い合うより船舶を拘束したほうが金になることを理解した。

Amina Farah ArsheはBerbebaで11隻の漁船に40人の漁民を雇用しているが,漁業による収入は遠くインド洋に出て外国の貨物船を襲うことに変わる収入を得ることが出来るという。 「我われは人々に力を与えることで海賊行為をやめさせることが出来る。若者に仕事を与えることで止めさせられる。人々は金を稼ぎたい。政府は税金を徴収したい。そして海賊はなくなる」と彼女は言う。「しかしわれわれには助けが必要だ。訓練や漁船、漁具、冷蔵庫も必要だ」と。