memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

海で生活してきた漁師たち   ペルー

2013-01-19 00:11:21 | 水産・海洋
16世紀以来、漁民たちはペルー最大の港の近くの海で生計を立ててきた。その彼らの生活も変化を迫られている(12月28日Associated Press/ dailymail)

漁師たちの多くがカヤオ港の近代化計画に脅威を覚えている。南米太平洋側でもっとも重要なこの港は変革され、彼らは漁業を捨てざるを得ないかもしれない。オランダの巨大船社APMによる港の近代化計画は今後数年間を要する。

近代化の影響は港の漁民の脅威だけではない。数十年前、ペルーの沿岸は豊富な恵みをもたらしていた。しかし乱獲によりこの水域のカサゴ、アジ、ボラなどが減少した。ペリカンが出没するァヤオの桟橋でかつては110ポンドの魚を売っていたが、このところは15ポンド以下となった。
写真:カヤオの桟橋についた後煙草を吸う漁師のRaymundo Manso

自国の魚を好む  スペイン消費者

2013-01-19 00:10:23 | 
スペインはEU最大の魚生産国である。しかし最近国民の魚消費は減少してきている(12月27日TFSND)

科学者らのチームと9つの自治州Andalusia, Asturias, the Balearic Islands, the Canary Islands, Cantabria, Catalonia, Galicia, Madrid ,Murciaの消費者900人とが魚購入の際の嗜好調査をおこなった。その評価要因には原産国(スペイン、モロッコ、ノルウエー)、漁獲したものか養殖か、保存状態(生鮮か冷凍か)などと価格(6€/kg, 12€/kg and18€/kg)についてであった。

その結果からは魚を購入する際には原産地が最も重要であった。指標に原産地を上げたものが42.96%、次に保管状態が20.58%、価格は19.13%、天然か養殖かは18.01%であった。

今月観光された”食品の質と嗜好”によれば、この調査結果からは国内産の魚が消費者に信頼性の面で評価を得ている。スペインは漁業には長年の伝統があり、地元生産のものが他所のものに比べより新鮮と考えられている。冷凍ものよりも生鮮ものを消費するのも同じ考えによる。
「一般的にみて、地元の、天然魚で生鮮で低価格から中価格の6-12 €/kgの魚がスペイン消費者の間で好まれているとこの調査の共著者でもある食品農業調査技術研究所の。Anna Claret i Comaは説明している。
また調査者らは多くの調査対象が養殖魚ではなく天然ものを好むことをあげている。「こうした示唆が得られたことから天然魚の乱獲を回避するためには養殖魚の消費拡大の効果的な戦略としてプロモーションが必要である」と。

スペインはEUで魚の生産量で最大であるばかりでなくもっとも魚を買い付けている国でもある。しかしながら、「最近の食習慣の変化によりその消費量は将来減少する傾向にある」と調査結果は述べている。スペイン農業食料環境省のデータによれば
消費は減少価格は上昇を確認している。スペインの魚消費は2010年の1.254百万トンが2011年には1.230百万トンと71.9%減少。水産物は最大で4.3%減少、缶詰魚のみが1.8%増加した。

ともあれ2011年スペインの家計は90.014億ユーロを魚製品に消費している。前年は87.504億ユーロであった。


違法中国漁船を取り締まり   韓国

2013-01-19 00:09:30 | 海事
韓国警備艇6隻が違法操業の中国漁船11隻と乗組員を逮捕した。水曜日の午後2:50ころ韓国西岸の水域で違法操業を行なっていたもの(12月28日DongA)

韓国海上警察と海軍は南部のChungcheong州のTaean沖合いと済州島7で3日間にわたる取締りを行なっていた。この活動には海上警察、海軍艦艇と航空機、漁業指導船などが参加した。