魚類輸出が38億ドルに チリー

魚類製品および養殖物の輸出が2012年初からの10ヶ月間で38億ドルに到達、前年比で1％増加。しかし数量では11.3％の増加であったとSUBPESCAの統計が報じている（1月12日MP)

冷凍物トフィッシュミールが主体であり輸出量の中ではそれぞれ48.9％と24.1％をしめている。
Subpesca統計によればアトランテイクサーモンの輸出が12億ドルで輸出金額金額の31.6％を占めている。これについでニジマス、太平洋サケ、骨を抜いた表層魚などがある。チリーは世界107国に輸出を行なっているがそのうちの9カ国で79.4％を占めている。この中には日本、米国、ブラジル、中国、スペインなどがある。
漁業部門では51.7万トンの輸出で10.7億ドルとなった。これは前年比で6.9％の増加であった。またフィッシュミールは25.3万トンが輸出され3.453億ドルで、仕向け先は中国、日本、韓国、ドイツである。

アイスランドのサバの強欲が重くのしかかる ノルウエー漁業者

ノルウエー漁業者らはアイスランドとファロー諸島とのサバ紛争が経済的に重くわれわれにのしかかるとノルウエー漁業者らは主張している。（12月27日FUD)

アイスランドとフォークランド諸島は一方的にそれぞれ145,000トンと150,000トンの漁獲枠を設定した。このことにより過去12ヶ月間にかなりの収入の減少に繋がった。ノルウエーはEUと同盟を組みこの２．５年間にわたる紛争に対処、この結びつきは他のEU諸国よりも強い。ノルウエー漁業界の幹部、大臣らはアイスランドとファロー諸島を漁業における海賊行為と実質的に告発、この2カ国からの輸出に対し制裁を行なっている。

オスロ政府は、しかしながらより外交的な道筋をふみ、一方的な行動をとる前にブリュッセルがどう出てくるかを待っている。収益の損失については北部ノルウエー船主協会の年次総会でGeir Lundbergが開会の際に述べた。それによればアイスランドとファロー諸島からの安い大量の魚が市場に出回り明らかに影響している。これが買い付け側に不安を呼んでいる。この市場混乱要因に加え、アイスランドとファロー諸島はこの行為の結果を直ちに理解すべきであると。 （以下省略）

違法漁民を送還 タンザニア

RUKWA地区当局は28人の違法漁民を裁判にかけずにザンビアに送還することを決めた（12月27日ALLAFRICA)

Rukwa地区警察司令官（RPC) Mr Jacob Mwaruandaはタンガニーカ湖のタンザニアのKasangaL村の沖合いで28人の違法漁民を逮捕したと語った。Mr Mwaruanda は容疑者らの起訴の準備を始めていたが裁判にかけずに送還することが賢明と判断したと報道に語った。この措置のほうが隣国ザンビアとの良好な関係に資するからと。「ここに住む人々は国境の両側が調和して生きている、そのため当局は送還することが適当と判断した」と。

容疑者らは日曜日朝5時に逮捕されたもので、2隻のカヌーによりさまざまな魚種520kgをすでに漁獲していた。当局はカヌーと漁具を押収した。（以下省略）

中国のイカ釣り漁船を逮捕 アルゼンチン

アルゼンチン沿岸警備隊はクリスマスの日に、アChubut沖合いのアルゼンチン経済水域の中で違法操業していた中国イカ釣り漁船を銃撃後逮捕したと水曜日報じた（12月27日MP)

Mantilla級の沿岸警備隊艦艇CG 24 Thompsonがこの取締りを行なった。 イカ釣り漁船Lu RONG YU 6177とLu RONG YU 6178は中国の石島船籍。Puerto Madrynのおよそ400Km沖合いで現行犯でThompsonに逮捕された。逮捕以前に漁船に対し、国際条約にもとつき無線通告を何度も行なった。

しかしながら、これら漁船は通告には応えず、その後逮捕を避けるためにアルゼンチンのEEZから逃げようとした。Thompson側は追跡を開始し、警告射撃も行い、結果として逮捕に至った。
乗船検問の結果LuRongYu6178には7トンの冷凍イカが見つかった。両船はComodoro Rivadavia の港に連行され後に連邦裁判所による処罰が行なわれる。LuRongYu6177 は長さ41m、幅7.6mで 19人が乗り組み、LuRongYu6178は乗組員17人、両船は10月23日に中国を出港していた。