memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

水産物消費は肉の消費量の8%に過ぎない  チリー

2013-01-10 00:03:32 | 
漁業局の要請を受けたコンサルテイング会社SCL ECONOMETRICSの報告ではチリーの年間一人当たり魚消費量は6.9kgであると。(1月8日TFSND)
この数値はチリーの一人当たり畜肉消費 の8%に相当するという。

農業研究及び政策事務所PASOの記録によれば肉類の地区に消費は鶏肉36.7kg、豚肉25.6kg、牛肉21.7kgであるという。チリーの魚消費量が少ない理由には手に入りやすさと価格の2点があるという。最初の点については水揚げによる供給量が少ないこと。「魚はもぱあら海外市場に送られる。こうした市場と価格面でどう競争できるかにある」と報告は述べている。魚の漁獲枠も資源の減少により落ちているこれが供給の少ない理由である。

また国内の人々による消費の少ない理由は高値であることによる。この報告によればサケ、レッドリング、アサリ、ムールガイなどは近年市場で最も高値のたんぱく質となっている。 これは鶏肉の数倍に相当する。

また報告はスーパーマーケットの利益率は70%中央市場のそれは50%であるという。


南部中国では高級水産物の需要   

2013-01-10 00:02:40 | 亜細亜海道

世界規模での水産物産業の推進役として中国は内需に対応するのみではなく、加工した養殖物や水産物の主要な輸出役である。(12月19日TFSND)

成長する所得や平均的な消費者のライフスタイルの変化多岐にわたる高額な水産物の需要を支え米国の輸出者に豊富な商機を生んでいる。
2012年高額水産物の輸出は急伸した、従来の水産物は中国北部向けであり加工された後に再輸出される。しかし消費者消費の食アイテムの数は減少、多くの米国高額水産物の輸出は需要の減退のためではなく減少した。これは検査手続きの強化やあやしいチャンネルを通り流入する水産物対策のためである。

新たな水産物大国:
中国全体が水産物大国となっていて世界貿易の中で、重要な役割を演じている。最大の消費者であるばかりでない、生産者であり、水産物の輸出入者でもある。中国税関のデータによれば世界生産のおよそ4割を担っている。中国農業部MOAの最新の統計では中国は272万トンの魚や水産物を輸出、これは2012年の第3四半期までで134.5億ドルに達している。それぞれ数量では4.4%減少、金額では8%増加した。また中国は179万トンの魚と水産物を輸入、対前年同期ではその金額は39.2億ドルで数量で4%増加、数量では8%減少した。

ロシアは依然中国の魚と水産物の供給者の位置にある。これに米国にが続くものでロシアは476,224トンを輸出、金額では11.3億ドルを2011年に中国に輸出している。前年同期比で数量で33%増加s金額では56%増加している2012年年初からの9ヶ月間で米国の中国向け輸出は280,774トンで金額では7.266億ドル。数量で16%、減少、金額では8%減じた。
中国の水産物輸入の主要品目は:

1.国内消費のための高額水産物、たとえば高単価の活きたものではイセエビ、カニ、ミルガイなど。また魚卵、マダラ、などの高単価冷凍水産物など。
2.加工して再輸出されるサケ、カニ、マトウダイ、オレンジラフィー、ホキ、イカなど。
3.家畜飼料としてのフィッシュミール。家畜の初期飼料として広く用いられる。家禽家畜や養鶏などに。

加工業はスローダウンしている。
最新のMOA統計によれば中国は821,800トンの水産物を加工後に輸出、2012年第3四半期の金額は38.5億ドルで、数量では9%減少、金額は同じ数値を維持している。山東省、福建省、遼寧省、海南省、江西省、江蘇省などが中国本土全体の95%を占めている。減少の理由にはいくつかある。

1.欧州、日本米国における高付加価値製品お需要減退。
2.労働コストの高騰による地元加工業者の利益の減少
3.人民元の切り上げによる利益率の低下
4.安い工賃を求めて南部中国の加工業者の東南アジアへの移転
などである。(以下省略)

EU漁業交渉で”早期の勝利” 英国

2013-01-10 00:02:00 | 水産・海洋
EUの回復計画は批判を呼んだ。EU漁業大臣らは漁獲枠の自動削減と操業日短縮に反対票を投じた(12月18日BBC)

資源が増えているにもかかわらずマダラ回復計画を実行するという法的助言にたいし否定することで合意した。この決定はスコットランドや英国政府に歓迎された。2013年尾漁獲枠についてはこの後も討議が続けられる。
EUのマダラ回復計画は2015年までに魚資源を適正水準にすることが目標で、北海の漁獲枠の自動的削減と操業日の削減をめざしたもの。しかしながら、ブラッセルの会議でメンバー諸国は漁獲枠決定に最良の証拠を利用することに賛成し、自動的削減を排除することに合意した。

英国漁業大臣Richard Benyonは「自分は長い間漁業者のマダラ漁獲のための操業日削減に反対してきた。それは漁業者が岸辺近くで操業し、時には産卵場でもおこなわれることになり資源お持続性に悪影響を与える」からだと。「したがってこの変革はは大いなる前進のステップだ。これにより、古びた計画ではなく、科学的根拠に基づいたしっかりとした論拠に基づき漁獲枠と漁業者の操業日を決めることが出来る」

代表団を率いたスコットランド漁業大臣Richard Lochheadは「この決定はスコットランド漁業界にとって喜ばしい。非常に早い段階で重要課題について確保することが出来た」という。「われわれの漁業者らがクリスマス前の時期に枕を高くして眠ることが出来る初めてのことだ。更なる操業日の削減や漁獲枠20%削減案は消滅した」

スコットランド漁業者協会のCEのBertie Armstrongは「よいスタートだ。これで我われは来年最大持続漁獲量を獲ることができる。われわれの頭を悩ます難題が解消した」と。

水産物加工業者は中央銀行の決定を不安の中で待っている  ベトナム

2013-01-10 00:01:24 | 亜細亜海道
水産物輸出業者らは回報3号で12月末日まで外貨建てのローンの返済を遅れさせることが出来るという中央銀行の好意的配慮を受けていた。しかし彼らはそれでは十分でないと考えている(12月19日VNN)

VASEPベトナム水産物生産輸出業者協会は返済猶予を改めて中央銀行に申し入れた。しかし中央銀行からの回答はまだなく、このことはベトナムでの外貨の貸し借りの停止の強い意思を裏付けている。

VASEP会長のTran Thien Haiは水産物会社は危機的な状況にあり、困難ン名g状況から抜け出すためのいかなる対策でも求めているという。Hai氏によればベトナム企業は低利の外貨の借り入れが出来ない、ベトナムの水産物輸出業差は近隣国との競合に勝つことが出来ないという。タイヤインドネシアの場合外貨を低利の3~5%で借りることが出来る。一方ベトナムの場合ドン通貨の借り入れでも11~13%の金利である。

中央銀行からの回答がなく、銀行が沈黙を保っているため吸い案物会社はやきもきしている。VASEP事務総長のTruong Dinh Hoeは水産会社が低利で外貨を借りることが出来れば、競合力を強化し、自らの困難に打ち勝つことが出来るという。2012年11月中旬の報告によればベトナム水産物の売り上げは53億ドルに達した。2012年目標値の61.8億ドルよりも9億ドル低くなっている。ナマズの輸出は15億ドルで予測値よりも3億ドル低い。